自分に自信がない最強パーティーメンバーが辞めたがる件   作:白石基山

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登場人物紹介&小話(11月20日追加)

《登場人物》

《白獅子メンバー》

レオ

 よくある系転生者。

 戦士系スキルを底辺しか覚えれなかった、スキルの才能《は》無い冒険者。色々あって『五龍』という国が与える最強の称号である一角、『白獅子』を与えられてしまっている。仲間が凄過ぎるだけで俺は大した事ないと否定してはいるが、軽く覚悟が決め命を張る事に躊躇が無いイカれた精神性があったり、謎に《眼》だけ良かったりするよく分からない主人公。

 その眼を見たマジクの母は、即座に気に入り有無を言わさず左眼を強奪し、代わりに自身の左眼を埋め込むという狂気の行動を取った。代わりに埋め込まれた左眼は、魔力を観る事が出来る特殊な魔眼であるがマジクの母的に等価交換がまだ出来ていないらしく、まだ何かしてあげようとは思っているがその行動のせいと、元々マジクによく思われていなかった事もあり近づくとマジクが殺しに掛かる為近寄れなくなった。

 

 

シル

 最強付与魔導師。

 白魔導師だが回復魔導は使えない事がコンプレックス。付与魔導が強過ぎてダメージなんて受けないから回復なんかいらないのだが、本人は気にしまくっており、更に奇跡の聖女さんとかいうネトゲでいう置きザオリク(死んだ瞬間復活)させるチートを目の当たりにしているので自己評価がめちゃくちゃ低い。

 なので迷惑掛けたくないからとすぐパーティーを辞めようと迷惑を掛けている娘。

 師匠兼育ての親は、かつて魔王を討伐した勇者パーティーの一人で黒魔導と白魔導を両方極めた唯一の魔族『伝説の魔導師』リィナ。その師匠も付与魔導に関してはシルの方が上と認めているし伝えてもいるが、自己評価が低過ぎて伝わらない。

 

 

マジク

 元当代の魔王になるかも知れなかったロリメガネっ娘。

 人と魔族のハーフ。どちらからも嫌われて捨てられたが、この世界の頂点と言える存在、龍神王に気まぐれで拾われ育てられた。黒魔導師は複数属性使えて当たり前だが、単一属性かつ不人気の土属性しか使えない。しかし超高火力かつ器用である為、本当なら気にしなくていい筈なのにレオの前だとつい張り切ってポンコツになる。高火力過ぎて上級魔導は普段使用禁止とレオに言われている為使わないが、普段器用なのにレオの前だと低火力魔導が苦手となり周りの人間からはほとんどポンコツに見える。そしてポンコツを晒すのを恥ずかしがってパーティーを辞めようとしちゃう可愛い。

 育ての親の龍神王は親バカになってしまった為、娘の為なら人間を滅ぼす事に躊躇は無いので、扱いを間違えれば人類ゲームオーバーだし、なんならマジク本人も本気出せば一撃で国を更地に出来る級の魔導を扱える。実はレオと出会わなかったら龍神王もマジクも人類を滅ぼす方向に舵を切っていた可能性は極めて高い。レオと出会ったおかげでギリギリ人類は踏みとどまっている事に誰も気付いていない。

 

 

スズ

 人類最高レベルのシーフスキルを持ち、悪徳貴族の資産を奪い国民にばら撒く『怪盗ルミナーレ』として国民人気の非常に高い義賊としての顔も持つ。戦闘スキルは皆無よりマイナス方向だがあまりに高いシーフスキルでお釣りが来る。

 孤児院育ちで面倒見の良い優しいお姉さんなのだが、胸が直滑降かつ顔もイケメン寄りなので『怪盗ルミナーレ』が男と思われている事が、正体バレの心配は防げるが複雑な心境の模様。

 悪党相手のみとはいえ、自身の行いが犯罪である事は自覚しており、『白獅子』の名声が上がる度に自身がパーティーの爆弾となっている事を問題視しており、その事で何度もレオにパーティーを辞めると伝えているが名声なんてどうでも良いレオが必死に止めている。

 

 

《教団》

クルス

 五龍の一角、『朱天狐』を国から授かった奇跡の聖女。チートでしかないレベルの白魔導の使い手。

 幼い頃聖女として認定され教団に囲われ、その才能から幹部候補として育てられた。エッッな改造修道服を着ている。その服や自身を見る眼から、相手の人となりを判断する程度の強かな面も持つ。

 神殿騎士団に所属となっているが本人は自分の立場をあんまり認識していない、いやするつもりがない。彼女自身の信者は多く、その気になれば教団を乗っ取れるくらいの人望はあるがそんな気もない。実はその事で教団の一部から睨まれている事に気付いている為、あまり本部に滞在せず全国行脚という名の放浪の旅をしていた所、レオに出会った。

 自身に下心も野心も無く、それでいて無垢な信頼を寄せてくれたレオを自分の物にしたいと思ったが、暴走しがちな為に距離を取られている。

 王族のロサリアやレイラとは幼馴染。ロサリアとは兄妹感覚の為、親愛の感覚はあるが恋愛とはなんか違うと思っている。

 

 

《王家》

ロサリア

 五龍の一角、『黄龍』を国から授かった王国騎士団団長。王家八男だが忖度無く、実力でその地位を勝ち取った王国最強騎士。

 幼馴染のクルスが教団から聖女と認定された為、彼女と並び立つ為に努力を続けた男。その生まれからのコネではなく、真の実力のみで騎士団団長に登り詰めた。騎士団員は彼の命令であれば命を懸けるのも迷わないくらいの人望もある。

 容姿、性格、カリスマもある上、庶民であるレオの事を友人と認めるくらい砕けた人物でもある。

 権力闘争を嫌い、本人は王位継承権を放棄しているつもり(宣言もしている)が、彼を次期王にとの声は少なくない。もっと言うなら現王国最高戦力を有している為、彼が実力行使すればそれは叶うだろうがそんな気は無い。無いのだが、その事で派閥争いを繰り広げる王宮内の一部から睨まれてもいる点はクルスに似ているかも知れない。

 

 

レイラ

 五龍の一角、『蒼麒麟』を賭けた王国主催の格闘トーナメントで優勝して勝ち取った、一応ちゃんと実力はあるはずのカマセ枠。

 基本的にはカラッとした性格の馬鹿娘と見られている。が、ふとした所作から高等教育を受けた跡が滲み出てしまう。

 実は素で行動すると貴族のお嬢様となんら代わりないというか、誰がどう見ても百点満点の本物のお姫様として振舞ってしまう(?)らしく、普段の粗暴な振る舞いのほうが作り物である。

 全力の一撃の威力は、威力のみであればロサリアをも上回る。タイマンで負けた事でレオの事を旦那と呼んでいる。割と大問題。

 実はレオを王国側、貴族側に取り込む為に縁談を画策されていた事もあるが本人も知らない。

 

 

セルキス

 五龍の一角、『翠玄武』を国から授かった。五龍唯一の学者としての称号であるが、王家お抱えの隠密集団『ガーデンナイト』を一人で全滅させれるくらいに強いが故に王家長兄レミアハートのお抱えとなっている。

 最近は、水をかぶると女になって、お湯をかぶると男に戻る体質になる『娘溺泉』とかいう温泉を作る研究をしているとかなんとか。

 

 


 

 

 速報。ロサリア氏、王国騎士団と神殿騎士団との合同訓練を開催し、ロサリアさん対神殿騎士団全員というなんで了承されたか分からん戦いを無理矢理行い、勝利するとかいう快挙(暴挙?)を成し遂げ、歴代最強の『黄龍』とか言われ賞賛されている模様。そして貴族側と教団側とに若干の亀裂が生じた模様。

 

 何してんのロサリアさん。ついでに御前試合でロサリアさんと引き分け扱いだった俺氏の株が勝手に上がる始末。迷惑。

 

 

「はぁー。俺もやりたかったぜ」

 

 

 勝手にうちに棲み付いて寛ぎながら、クルスさんの話を聞いて残念そうにしているバトルマニアお姫様。というかクルスさんなんでおるん?

 

 

「あの……レイラさんの客として来られたので……」

 

 

 あ、そうなん? いやシルは一ミリも悪くないから気にしなくていいよ。

 

 

「でもさ、それ大丈夫なのか? 王国騎士団と神殿騎士団の関係、政治的に」

「表向きは、両騎士団のパワーバランスを保つ為にあえてロサリアが力を見せ神殿騎士団に奮起を促した。しかし神殿騎士団側も『朱天狐』を出さず『黄龍』の力を見定める余裕を見せた、みたいな筋書きにするらしいわ。実際はロサリアの安い挑発に乗った神殿騎士団がボッコボコにされて、教団側は騎士団にもロサリアにも怒り心頭らしいけど」

「やだやだ、面倒。王宮にいなくて良かったわ……ぜ」

「私も外に出てて良かったわ」

 

 

「あのお二人……もしかしてとんでもない話してません?」

「聞いちゃ駄目だシル。絶対関わっちゃいけない案件だから」




軽くまとめてたら思いの外、キャラや世界観出来てきてたのが勿体無いなと思い続き書く事にしました。

でもシル……お前もしかしてキャラ付け薄い……?

あなたの推しは?

  • レオ
  • シル
  • スズ
  • マジク
  • クルス
  • ロサリア
  • レイラ
  • ルーラン
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