ダーダネルスに向かうミネルバには一機のMSが近付いてきた。そのMSはオーブ軍の主力機ムラサメだが?
「何ですって、白旗?」
「はい、オーブ艦隊から発進したMSが白旗を持って着艦許可を求めています」
「何のつもり?」
「艦長、どうします?」
タリアは決断を迫られていた。その前に今回の件は元々おかしい・・・・オーブ沖での戦い以来、圧倒的な物量差を覆して来たからにしてもミネルバ一隻で防衛に出向けは安易にすぎはしないのか?と・・・・仮に、インド洋の時のように敵にアビスや海中戦用MSの部隊が交じっていたら録な対処が出来ないではないかと・・・・空戦用MSばかりの構成だとしても頼みのシンとアスランは相手がオーブでは不安要素が多いとも。
だが、タリアはどんなに不満を露にしても言う資格は無いのだと気付いて無かった。元々自分達を良いように使うデュランダル・・・・『過去の男』に対しての不満を優先させる思考になり、事前に何か根回しする程度の事すらしないでいた・・・・タリアだけでなくアスランにしても自分が何のためにFAITHに任じられてるのかと、フランクな振る舞いで艦内の人間関係を円滑にしようとしているハイネはまだマシだが?まだ足りない・・・・。
そして、タリアの決断は?
「受け入れましょう」
「か、艦長?せめて、指令部の指示を伺ってからにしては如何です?」
「FAITHの権限を使うわ、と言うか三人もいるんだからその程度は使うわ」
それは遅すぎた思考であった。権限というものを良い意味で使う以前の問題である。
「あっ、艦長?アスランをどうします?ついこの間までオーブに居たけど、もしも知り合いが来たなんて事があったら・・・・」
アーサーは何気に鋭い事を言ったが、それも吉か凶かと分かれる事になる。
「そうね・・・・居合わせて貰うわ・・・・」
・・・・・・・・。
「オーブ軍、馬場1尉であります!この度は『今の我が国の指導者』からの親書をお持ちしました」
「遠回しね・・・・」
『今の我が国の指導者』
そういう事なのだろう、アスハを主とするオーブが何より優先する。それがオーブ軍人なのだろうと、内心で皮肉るタリア・・・・アスランの方を見ると、それにあながち否定は出来ないとする表情だ。とにかく親書を読んだ。タリアは内容に怒り、身体を震わせた。
「・・・・何て、破廉恥なっ!!」
「か、艦長?」
「1尉はこの親書の内容を知っておられるのですか!?」
「い、いえ・・・・」
「だから、そんなすずしい顔をしていられるのですね!」
タリアは心底後悔していた。
受け入れるべきではなかった!
今更ながら、今回の派兵に異をを唱えるべきだったと・・・・だが、遅い!最早、隠しようがないとしてアーサー達にも親書を見せた。
「えっ?えぇ・・・・っ!?」
「・・・・何だこりゃ!」
「な、何のつもりで・・・・っ」
怒りに震えるミネルバクルーに戸惑うが、タリアは目配りして馬場にもその親書を見せたが、内容に唖然とした。親書の内容は?
「ミ、ミネルバの・・・・エース、シン・アスカが二年前・・・・連合からの侵攻で、国が焼かれた際・・・・?避難して来たところを保護して、プラント行きを薦めた『トダカ一佐』を介した話し合いを要求したい・・・・?」
途切れ途切れに要約した内容を漏らす馬場にタリアは言うべき事を述べた。
「遠回しだけど、進攻して来てこれでは実質人質を取っているようなものですね?」
「大したもんだぜ、シンがオーブを嫌っていたのは丸分かりだけど?流石にこれ程の事をやるとは思ってなかったんじゃねえか?」
「あ、あ・・・・あっ」
馬場にも現実が受け入れられなかった。
トダカがシン・アスカ=現ザフトのエースと旧知だったのも驚かされたが、まさかこのような事に・・・・しかし、時間は無い。ただ自分にこの書を渡しに行かさせたのか否かすら判断が出来なかった。
その時・・・・馬場は?
・・・・・・・・。
どう思う?
判断問う系にしても重すぎやろがっ!?つか、いきなり何やねん!
どうもZガンダムのオマージュにしては避けたような部分あるからやってみたんや。
だから、唐突過ぎるわ!改編二次な連載ものでやる内容やろが!
いやな、人質作戦やれる系な組み合わせで有り得そうなのにそんな事無かったから、一応。
規制とかあるんじゃねえの?前言ったようにカミーユの母親だってテレビ版では生々しさはマシな方だったろ。
うむ、やったらやったで大変だったろうな。
そりゃ、シンだけじゃなくて・・・・な、何だよ?その浅はかなのを見る目は?
ふふふ、それは後の楽しみにしてみ?Zガンダムの作品に対する皮肉も込めたんやし。
お前の暗部を見透かすような目は俺に対して以外は嫌な予感どこじゃねえよ・・・・って誉められて嬉しいような顔はやめえやっ!?
はいよ~、では楔代わりを打ち込んだとこで次回に続くでムッシュ♪♪
陽気に意味深もやめい!
元ネタ二つに私的な皮肉の一部ぶちこんだ回。