これまでの話の基準+漫画やゲーム基準。
カツ・コバヤシは焦っていた。
月で訓練を受けられてはいるが、地球で目にしたカミーユの力とアムロから託された拳銃。
その二つがカツの中で捻り曲がった使命感を駆り立てていたのだ。
自分は何者なのか?
ホワイトベースに乗り込んだ民間人であり、間近でアムロやブライトを見続けた男。カラバのトップであるハヤトの養子でもある・・・・自分は次世代を担う者としては血統書付な存在だ。
聞くところによるとブライトにサインを貰って喜ぶカミーユや自分達が住んでいたコロニーを襲ったシャア等ではなく、アムロや自分こそが第二のザビ家になろうとしているティターンズと戦う勢力の象徴であるべきだ!
アムロから貰った銃をシャアを監視しておけと言う意味に捕らえた事で益々捻り曲がっていたのだ。
そんな折に聞いた。カミーユが敵の強化人間を救い出した美談、アムロとシャアに後押しされてサイコガンダムのシステムを破壊した上で救い出したフォウ・ムラサメと言う女性は連邦が一年戦争後に戦災孤児を実験体にして行った非道の証拠としてエゥーゴの正当性をアピールするプロパガンダの一角とされていた。
アムロは自分の二の舞を防げた事を喜び、嘗ての輝きを取り戻しつつある・・・・それも自分の功績であるハズだと・・・・自分達のヒーローだったと発破を掛けたのは自分だと・・・・。
嫉妬に加えて、ホワイトベース時代に見た事がアムロの実像すら誤って認識していたのが益々自分の真の力を曇らせていた。
・・・・・・・・。
どうだ?
どうだ?って・・・・此処と各媒体合わせた場合なカツの心中ってやつか?
フォウを助け出した場合はこうなるかも?って事でエゥーゴに受け入れられるパターン入れとるぞ?
でも、香港をああした・・・・嗚呼、以前の死亡パターンの戦場やらか?
うむ、無理に香港で暴れさせる理由があるか否かやしのう。それはともかく?カツの心情はどうだった。
嗚呼、何か勘違いしてたのは間違い無いな。自分がエリートと言うか次世代ヒーローと言うかだ。
しかも、単に活躍したいとかやしな。
そう言えば、キッカなんかも逆シャア後のヒーロー視をされるアムロな風潮に憤ってるらしいが?
正に、大人になってから重い意味で言わせるキャラには最適ってとこだな。キッカのアムロ評ってカツに近いだろうしな。
ついでにブライトさんもアムロでの経験をカミーユやジュドーに活かしきれてないのを悔やんでのがあるがな。
あ~、でもよ?ブライトさんは解決策を見出だせてたんじゃね?要するにカミーユはミライさんみたいな人が必要でしたっての?昔のムックに書かれたりするまでなく。
うむ、エマさんはカミーユのマザー・コンプレックスが怖いからとかで役目を断ったにしては劇場版とかのフランク?さで前向きにしちまったのう?
ミライさんね・・・・待て?カミーユって、香港でミライさんに会ってるぞ!
だが、それっぽい話はしていない。間が悪いと取るか、解決させては駄目だからと取るかだ。
後者かもな・・・・カミーユを崩壊させなきゃならねえし。
じゃあこんなのどうよ?スーファミやゲームや小説みたいにバスクやロザミアいますや最終決戦。
宇宙を駆ける?
昔、何処かで見たのを参考にしてます。
「カミーユ・・・・貴様は、俺の・・・・っ!」
「・・・・っ」
ジェリド・メサの断末魔に対して冷徹に対処するカミーユの顔には生気が無かった。彼はただひたすら修羅となっていた。
ハマーン・カーンと交戦した後のカミーユは何かを悟ったようで、開いてはいけない扉を開いてしまったようでもあったとエマ・シーンは感じていた。
「皆・・・・死んじゃえよっ!!」
壊れ行くカミーユの声が何故か聞こえてしまうエマ・シーンは後悔していた。
・・・・敵、味方・・・・死に行く者全ての断末魔の思念を取り込み続けて尚も戦う彼にとって戦場と言う巨大な悪意を絶え間無く人が死に続けながら生み出す場は彼にとって両刃の剣となる力を無限に増大させる場と化していたのだ。
パプティマス・シロッコを事もなげに葬り、激しさと機械的な精密さを兼ね備えた俊敏さでただ敵を討ち続けるカミーユのゼータは傍目には自軍にとっての守護神の類いに映るだろう。
だが、彼の動きは激しさの中に全てを凍り付かせるような冷たさがあった・・・・出撃前から以前にまして空気を張り詰めさせたカミーユに感じた不吉さを実現させているようだった。
「吸って・・・・いると言うの?」
エマには何故か理解出来た。今、カミーユを突き動かすものを・・・・死んだ人々の魂を吸い込み原動力と化す力をゼータガンダムを使って表現しているそれは自分が知るものを更に誇張させたNTの概念を・・・・人と言うものが持つべき力を明らかに逸脱していた。
それは危険とカミーユに呼び掛けたくても自分にその資格があるのか?と頭に過る。
そう、出会った時から感じていた。
カミーユ・ビダンの持っている力の異常性。
・・・・クワトロ・バジーナが明かしてもいない時期から自分がシャアと会っていると言い当て、アムロ・レイと言う前例とそれすらを最初から越えたものを感じる期待を周りが求める空気があると言う事で、いつの頃からか誰もが見落としていたのだ。
そして何より、自分こそがカミーユに対して何かをしてやれていた機会をことごとく無にして来たのだ。
後悔の念を遮るようにアラームが鳴る。次の敵部隊が接近して来たのだ・・・・そう、シロッコを葬ってもバスク・オムが残っているティターンズは継戦能力を失ってはいない、ネオ・ジオンがグラナダに向けたアクシズを奪取したグリプス2で撃って進路を変えるくらいはしなければならないのだ。エマはマークⅡのライフルのエネルギーパックを交換して、新手の迎撃に向かった。
これから起きる事態で宇宙を駆ける自分が事前にカミーユの異変に気付きつつあったのが幸運か否かであった。
どや?
何かエラい殺伐としとんのう?流れからして、カミーユのケアの仕方を後悔したエマさんか?スーファミのゲームではアクシズはZの時点でネオ・ジオン呼びだったっての入れたのは細かくなあ。
うむ、此処の小技みたいに最初のノリで戦うカミーユが最後崩壊するならエマさんの心境は?っての兼ねたで?
つか、シロッコあっさり消してどうするんだ?
じゃ、シロッコがラスボスの必要あるんか?
え?
おう、言い淀んだとこで考案すべきなタイミングよのう?カミーユとはマザコン仲間らしく考えとき。
誰がマザコンじゃ!俺等はスパロボとかには縁はねえよ!つか、俺等の元ネタを匂わすのはやめえや!?
多分バレてるか否かな二名の元ネタ。