禁断のネタから来るもの   作:くまたいよう

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細かい疑念


内ゲバの裏?

ガルマ・ザビの国葬が行われて間も無くの事であった。慌ただしい足音を響かせてドズル・ザビは姉の元を訪れた。

 

「姉貴!シャアを引き抜いたと言うのは本当か?」

 

「本当です」

 

「何故だっ!奴はガルマを守りきれんかったのだぞ!?そんな奴を何故使う気になった!?」

 

「シャアはガルマの友でした。それ無しにしても実力はある男です」

 

「そ、それは・・・・」

 

「そして、ガルマは最後にこう思っていたでしょう」

 

 

 

『木馬めっ!私とてザビ家の男!無駄死にはせんっ!だが、貴様等はつかの間生き延びたに過ぎん!私の家族達が・・・・それにシャアが私の敵を討ってくれる!シャア!頼んだぞシャア!ジオン公国に栄光あれええっ!!』

 

 

 

「そういう男です!今のジオンにはシャアの実力が必要ではあるでしょう、そして・・・・私心であろうと言われても私はシャアにガルマの敵を討って欲しいのです!それがあの子への最大の手向けになります!」

 

「あ、姉貴・・・・姉貴ぃぃっ!悪かった。俺が悪かった姉貴ぃぃっ!!そうだ!左遷させたのは示しの為に必要だという以上に俺の私心だったが、確かにガルマは今もあの世でシャアが自分の敵を討ってくれると信じてるだろう!俺もガルマと姉貴同様に信じるぞっ!シャアが必ずガルマの敵を討ってくれる!!最初からそう信じてやるべきだったんだ!・・・・ガルマ!・・・・許してくれ、このバカな兄貴を許してくれよ、ガルマよおぉぉっ!・・・・」

 

その時、泣き崩れ、ひたすらガルマに謝罪しながら号泣するドズルを見たキシリアの目には?

 

『やはり、ドズルは甘いようで』

 

そう思っている事が見て取れる光が一瞬浮かんだ事を知る者はいなかった。

 

 

 

「私が聞いたのはそれだけですが、その後に、ア・バオア・クーで初乗りのジオングでガンダムと相討ちに持ち込み、木馬が撃沈する一因とし、ミネバ様とゼナ様を逃がす為に奮戦した大佐に亡きドズル閣下は感謝したでしょう!このゼロ・ジ・アールは間に合いませんでしたが、ドズル閣下が大佐の為に開発を推奨した機体です!」

 

「う、うむ・・・・(ガルマ・・・・許しは乞わん、そう思っていたが、やはり・・・・君は私には過ぎた友人だったよ・・・・ガルマ)」

 

シャアは、わかってしまっていた。キシリアの言い分は偽りだが、仮に自分がガルマの特攻する際に何も言わなければ、聞いたようにシャアが自分の敵を討ってくれると信じながら散っていったであろう事は偽りではなく真実である事を。

 

 

・・・・・・・・。

 

 

もしもな展開からだ。

 

いや、ドズルとキシリアはらしいかもしれないけど?何の真似やねん?

 

いや、後付けがキリ無いのに更に新型出しまくるからゼロ・ジ・アールは途中凍結じゃなくてこんなやり取り合った後にしたのと、シャアがアクシズで人望あったりハマーンがミネバをあんなにしてシャアが何とも思わないと思ってた一因はこんなだったんじゃね?っていうのを兼ねたんや。

 

あ~、そういやドズルはシャアをガルマ守れなかった奴として見限ってたのに、そのドズルの忘れ形見を担ぐアクシズ内で各媒体の大半で信用されてた理由ってとこか?確かにミネバ守る為に奮戦して脱出は成功させたからなあ。あの時のシャアならアムロさんにだって引けは取らねえかもな。

 

うむ、それに大事な事だが?ギレンを暗殺したと看破されているキシリア配下だったのもシャアだからな。

 

それも後付けだろうけど、場合によってはな?アクシズ内ではシャアくらいのカリスマ必要だったにしてもこういうのは必要かもな。

 

そんなワケでか、私的なあるべきシャアVSドズルや。

 

 

無印スパロボαのダカール後のソロモン。

 

 

 

「シャアか!私は貴様に聞かねばならん事がある!ガルマは・・・・ガルマは、ただ木馬にやられたのではないなっ!?」

 

「ご察しの、通りです・・・・っ!」

 

「私からの言葉を甘んじて受ける程度な覚悟はあるかっ!だが、一度貴様を信頼してしてやられた私の目は誤魔化せんっ!貴様、ダカールで大口叩いておいて未だに決意が固まっておらんな!」

 

「っ!」

 

「そのような、軟弱にジオンの栄光はやらせはせんっ!この私がいる限りやらせはせん!やらせはせんぞおぉぉっ!!」

 

「こ、これが・・・・ガルマが敬愛した兄・・・・か」

 

 

どうや?

 

確かに、あの場で聞かれてもおかしくねえな。開始後にガルマとララァに今更許しは乞わんとか敢えて思ってたけど、改めて突き付けるのはこの辺りが最適か。

 

では、もう一つ。これは原作基準や。

 

 

「戦いは数だよ、兄貴!ビグザムの1機送るなら、ドムの10機も送れんのかっ!?」

 

ギレン、何かしらの人払いをさせる。

 

「な、何だ兄貴?」

 

『ドズル・・・・先程の発言だが?サイド6で貴様の私的な派兵でドム12機と艦が3隻に貴重な実戦経験のある将兵達を失い、それが連邦のプロパガンダに使われたせいでどれだけの損失を招いたか自覚はしてないのか?』

 

「あ、あれは・・・・」

 

「ガルマの敵討ちをしたかったではすまんぞ、そもそも木馬は・・・・貴様が目を掛けたシャアですらガルマを守り切れなかった。再起してからも倒せない相手とは考えないのか?図らずとも戦艦1隻で木馬を苦しめたシャアの有能さを示したのは本末転倒よな・・・・ビグザム1機だけな理由くらい考えて欲しいものだ」

 

「・・・・っ」

 

 

ドズル兄さんからシャアを始めとして、致命的な失敗に関してどうなったか不明なネタや。

 

内ゲバやりたがる割には確かにだな。けどイチイチ失敗について回収してたら物語が進まないんじゃ・・・・いや、だからこそ外伝とかがやりたい放題なんかもしれんな。

 

ほう、少しは大人になったな?不用意な事を言うより、自分なりに上手く他と結びつけるのを選ぶとは。

 

お陰さんでなっ!で?今回のは小技を使いつつシャアが何故ジオン軍内で人望失わないかの考案だったってとこかい?

 

ついでにアクシズ内から逃げ出したの理由にもなると思わんか?

 

確かに・・・・自分の機体よか真っ赤な嘘まみれだしな。ドズルも肝心な点を突けたやもしれんしな、後のシャア関連も?そんな空気を利用したマッドサイエンティストが準備してましたにしたら簡単や。

 

では、次を用意する意味で続くで。




そもそも、原作は外伝作り考案がやりたい放題な余地あるんだよな。
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