突如、背後から飛来してアーガマに迫った自分の部隊のハイザック三機を瞬く間に撃破した敵機を確認したヤザン、不意を突いたカミーユは今回初めて使うロング・ビームサーベルを起点にフェイントを混ぜた連続攻撃を仕掛けたが、ヤザンは歴戦の勘で何とか体勢を立て直した。
「やらせるかっ!」
「ゼータガンダム?さっきまでは何故か逃げ腰だったにしても動きが違う・・・・」
体勢を整えたヤザンではあるが、ギャプランは単純にパワー比べならゼータガンダムには勝るが、スラスターとシールドとメインウェポンを兼ねたユニットを両腕に装備した構造上で小回りには劣る。先手を取られた上にロングビームサーベルとして使えるライフルを起点にフェイントを織り交ぜた小回りの効いた攻撃を仕掛けられた以上は思い切り距離を置くのが一番だが、そこを狙われる危険もあるのが厄介だ。
「さて、どうしてくれるか・・・・っ」
さあ、今回も始めるぞ?
いや、待て!冒頭のは何だよ?
即席なものだ。原作を此方なりに改良したから意見を述べてみ?
え~と、前言ったように抱き着きや、精々何故か体当たり?が無いな、原作じゃロングビームサーベル持ってわざわざ体当たりの方をして密着してあ~だこうだと言い合って、口より機体の手を動かせって言いたいのが無くなってるよな。
うむ、無駄な抱き付きと口喧嘩を無くした。殺陣に関してはヤザンが述べたようにギャプランの構造上で小回りに欠けるという点を強調したぞ?斬り合ったりしながらは制作側の負担が多いからかな?
あ、そうか!時代もそうだけど、極端に言えばOOの変態呼ばわりが褒め言葉なスタッフとは違うしな。
もう一つ、ムックには最初にサーベルとしても使えるライフル使ったのはゼータみたいに書かれたのがあったが、先にガブスレイが百式とやり合ってる辺りで使っているハズだぞ。
おっ、そう言えば。
それから、抱き着くに関してはミノフスキー粒子下では接触回線でもなければ口喧嘩を出来ない故だろ、加えて迫力ある格闘戦とかが求められたとした場合の一挙両得策のつもりが裏目に出たのやもしれん。つまり、作中の戦闘で口論しない場の抱き着きの半分くらいはサーベルとかで鍔迫り合いでもしてるつもりで見てやれ。
半分くらいはって・・・・もう半分は擁護しようがねえって事かよ。
そうだ。
即答が気持ち良いハズなんだが、やるせねえよな。
ま、次に行ってみよう・・・・作戦始まったら位置を知らせてカミーユにゼータを届け、乗せて合流させるつもりだったようだな。
・・・・意味あんのかそれ。
だから、生身で鉢合わせする為だろ?作中のリアリティ等は度外視するレベルでそういうのをやりたいのだとすべきだな、では先程のやつの最後の場面だ。
「少しは骨がありそうだ・・・・」
「貴様、遊びをやっているつもりか!?」
「子供の声?そうか、噂のNTってのはこいつかっ!」
「子供なものかっ!それに俺はNTなんかじゃないっ!」
「何だこいつ!あれだけやっといて!」
どう思う?
子供呼ばわりとNT呼ばわりされるのを嫌がるのも敵からしたら、確かに何だこいつだな、NTじゃねえならなんだ?って気分だわ、ジェリドからしたら、そればっかりと言われはしても仲間とか殺されちまってるから尚更だわ。
作中じゃ、スパロボでネタにされたようにアムロさんの性格は『冒険王版ガンダム』みたいにイメージされてたのかもしれぬな。
それならNTってのは如何にも熱血漢とかに思われてるとかにはなるけどよ、現実とは違いすぎるよなあ。シャアみたいにアングラの出版物と一緒にしないでくれとかアムロさんは思ってそうだよ。
ほう・・・・面白い視点に気付いたな?では、其方はさておき?カツがアムロさんと再開した時に何と言ってたか覚えてるか?
そりゃ・・・・地下にMSが隠してあるとか言って下さいとか、僕達にとって・・・・母さんにとってアムロさんはヒーローだったんだとか。
うむ、では初代ガンダムの初期アムロさんがどういった感じだった?とか考えてみ?
え?そりゃ機械弄りばかりして、たまたま拾ったガンダムのマニュアルをあんな状況で読み始めて夢中になって・・・・おい!何か可笑しいぞ!カツは何でアムロさんを台詞から想像するに冒険王ガンダム程じゃないにせよヒーロー視してる!?そりゃ、実際にガンダム乗りゃせりゃ天下一~♪♪なんて強さな・・・・何だ?身近だからこそだからって言えばそれまでだけど?完璧にアムロさんの実像見誤ってるじゃねえか。
うむ、小説版ゼータで?簡単に言うとアムロさんはララァと出会った時に自分がいなければジオンに身を投じていたかもしれないとシャアが思ってた場面があるが、何となく一理あるとは考えてしまうのではないかね?
つか、本来の構想はもっと凄惨だったんだろ?
うむ、そこを含めても考えねばならん展開に触れた辺りで次回に続くぞ。
少しずつ本命?には迫ってます。