ヤンデレな女の子に愛されるだけの話   作:ストレア=リネレイト

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どうも久しぶりです。サボってた訳じゃナイヨ?

2/12 少し編集しました




貴方を助けてくれるヤンデレお嬢様1

 俺の名は秋風 柊(あきかぜ しゅう)

 今は暇なので教室の隅にある自分の席で空気になろう!ゲームをしている。

 ルールは簡単、ホームル-ムが始まるまでに誰にも話しかけられなかったら勝ち

 話しかけられたら負け。

 ちなみに俺は今までこのゲームで負けたことがない(今日初めてやるのであたりまえ)

 だがそもそも俺に話しかける人なんて

 

「あら、ご機嫌よう。秋風さん」

 

 

 

 まぁ、気を取り直して。説明しよう!

 今話しかけてきた何時代の人ですか?と聞きたくなるしゃべり方をする

 この人は如月 玲奈(きさらぎ れいな)さんだ!

 日本で一番儲けてるという如月財閥のご令嬢様だゾ!

 もし、本当に「ご機嫌ようとか何時代の人ですか?w」とかいってしまったら

 直ぐに黒服のお兄さんがきて次の瞬間にはもうこの世にはいないかもしれないな!

 (この間0.1秒)

 ということでそんな人に話しかけられた俺ができる反応といえば

 

「ア、ハイ。こ、こんにちは」

 

 圧倒的童貞クソ陰キャである。と言いたいとこだが

 彼女の容姿はシミ一つない脚に人形のように綺麗な顔、真っ白な肌に艶やかで綺麗な黒髪。

 どこの液晶画面から出てきたの?と言いたくなるくらいに完成されている。

 おまけに親衛隊なる物がいたり、週2であたって砕ける犠牲者がいるくらいこの人

 を好きな人は多いので関わるだけで後が怖い。

 そんな人に話しかけられたら誰でも絶対こうなるだろう。

 

「ふふっ、そんなに堅くならなくてもいいですよ。同じ学び舎で共に過ごす仲間なのですから」

 

 そう言い微笑む彼女はとても美しかった。

 思わず見とれてしまうほどに

 

「どうかされました?」

 

「い、いえ!なんでもナイデス

 

 あぶねぇ、めっちゃ怪しい奴だったよな今。

 

「ホームルーム始めますよ~」

 

 おっと担任の佐藤先生が来た。先生はふるふわ巨乳で可愛くて学校のアイドルである。

 生徒にめちゃくちゃ優しくて密かに教師と生徒の禁断の恋を狙っている奴が後を絶たないらしい

 俺みたいなやつにも明るく接してくれるので相手が教師でもなければ好きになっていたところだ

 優しいといえばなのだが如月さんもとても優しいのである

 例えば俺が教頭先生に荷物運びをお願いされた時の事……

 


 

「秋風君この教材を資料室まで運んでくれるかね?」

 

「ア、はい……ってこれですか!?」

 

 教頭先生に頼まれたのは教材という名の段ボール✕2だった

 

「さすがに一人じゃきついですよ」

 

「そうだなぁ、では誰か呼んでく「その必要はございません」

 

 救世主のように現れたのは如月さんだった

 

「如月さんなんでここにいるの?」

 

「偶々通りかかったらお困りのようでしたので、お手伝いさせて頂こうかと」     

 

 これには教頭先生も感嘆の声が隠せない

 

「おぉ、それでは二人とも頼んだよ」

 

「「はい」」

 

 教頭先生はそのままどこかへ行ってしまった。

 

「それでは行きましょうか」

 

「ア、今行きます」

 

 慌てて如月さんについて行く。よくよく考えたら今って如月さんと二人きりではないか?

 俺は如月さんの横を歩いているのだがそこまで近くないのになんというか女子の匂いがする。

 ヤバイすごいドキドキしてきた。

 

「あの…」「ひゃい!…あ、その、」

 

 緊張していたとこにに急に話しかけられたから驚いてしまった。

 冷静に、冷静に……

 

「ふふっ大丈夫ですか?」

 

「は、はい。えと、それで何か?」

 

「その箱を持つのは大変ではありませんか?」

 

「いや、全然大丈夫ですよ」

 

 澄まし顔でそう言ったが全くの嘘である。

 実はめちゃくちゃ大変で腕が少しプルプル震えてきている。

 日頃から家にいて一切動いていないので俺に筋力なんてないのだ。

 それとは対象的に如月さんは顔色一つ変えずにいる。

 

 このあと如月さんに「私が持ちましょうか?」と言われたがさすがに自分で持った。

 資料室に着いた時、へとへとだったのだが如月さんに

「先生のお手伝いをしている秋風君かっこよかったですよ」

 と言われてこいつ俺に気があるのでは?と一瞬思ってしまったのはいい思い出だ


 

 このように女神のような如月さんだが他にもまだまだある

 俺がシャーペンの芯を買い忘れてしまった時には

「はい、これをつかってください」と俺が何かを言う前に多機能シャーペンを貸してくれた。

 高級品だからか、()()()()()()()()()()()()()て改めて彼女がお嬢様だと再確認させられるのだった

 余談だが、返そうとすると「いえ、それは貴方に差し上げます」と言われてしまい

 見た目が高級品過ぎて使うのは躊躇ったが一度使うと使い心地が良すぎてどこでもあの

 シャーペンは使わせてもらっている 

 

 他にも他校の有名な不良に絡まれた時の事である

 

「おい、お前ちょっと金貸せや」

 

 学校帰りにテンプレ台詞を喋る不良に絡まれてしまった

 ホントはちゃんと持っているのだが俺の持っている所持金自体が少ないので

 ここは嘘をつこう

 

「も、持ってないです」

 

「嘘をつくなぁ!」

 

「お前この方が誰だか分かってんのかぁ?あぁ!?」

 

「そうだそうだ!」

 

 嘘はばれるし「このお方」とか言われても誰だか知らないし

 今からどうしよう。

 

「ビビって声も出ねぇか。一発くらい殴ったら素直に金出してくれるかなぁ??」

 

 そう言いボスっぽい不良が拳を振り上げる。

 ヤバイこのままじゃ殴ら

 

「ちょっといいかしら」

 

 女神が降臨した

 

「あぁ?誰だてめぇ」

 

「その方に関わるのはやめていただけますか?」

 

 如月さんを見ていたモブAとBがボスっぽいのに

 ひそひそ話しかける

 

「ちょっと兄貴、こいつかなり上玉じゃねぇですか」

 

「金もかなり持っていそうですぜ」

 

ふ~ん、なるほどなぁ。おい女ちょっと俺らと一緒に遊ばねぇか?」

 

 まずい!このままでは如月さんがあの不良達に酷い目に遭わされてしまう

 

「嫌です。なぜ貴方がたの言うことを聞かねばならないのかしら」

 

「あぁ!?ちょっと見た目が良いからって調子乗りやがって

 痛い目見たくなかったらさっさと言うこと聞けや!!」

 

 キッパリと断る如月さんにキレる寸前の不良

 こうなったら最悪俺が身代わりになって……

 覚悟を決める俺だったがその覚悟はすぐに不要となってしまう

 

「はぁ、付き合っていられませんね。おい、おまえたちこの下賎な輩を処分しなさい」

 

「「「「かしこまりました、お嬢様」」」」

 

 うわ!!いきなり黒いスーツにサングラスをかけたTHE SPみたいな人たちが現れた

 そしてものの数十秒で不良達はどこかに連れ去られるのだった

 

「秋風さん、お怪我はありませんか?」

 

「は、はい。えっとありがとうございました」

 

「はい。それではご機嫌よう」

 

 そして如月さんは去って行くのだった

 

 というふうにまるで後を付けていたようなレベルで俺のピンチを救ってくれるのだ

 本当に後をつけている訳ではないだろうが

 とにかく如月さんは俺が困っていると絶対に助けてくれるホントに女神様である

 

◆◆◆

 

 そんなこんなでもう放課後である

 今日はゲームのイベント初日なのでウキウキ気分で下駄箱へ行く

 

「ランキング上位いけるかなぁ」

 

 そんなことを考えて下駄箱を開けると

 

「………………??」

 

 なんか手紙が入っていた

 白い便せんがハートのシールで封をされているとても可愛らしいやつだ

 ふむ、これってラブレターというやつではないか?

 ほげぇえええっっぇぇぇぇぇえぇぇっぇぇぇっぇぇぇぇ!!!!!!!!マジかぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁああぁあぁぁぁぁ!!!!!

 あ、いや待て。まだ俺に宛てた物だと決まったわけではない。もしかしたら

 間違えて俺のところに入れてしまったのかも知れない

 

 右下の方をよく見ると何か書いてある

 

『秋風柊さんへ』

 

 俺宛だあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

 やっべどうしようやっっべ

 中身を見ると、どうやら校舎裏で待っているらしい

 ラブレターを片手に俺は校舎裏へ行くのだった

 

 

 

 

 

 

 この後どうなるかも知らずに

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら?あちらは校舎裏のはずですが何をされるのでしょうか」

 

 私の監視の目は欺けないというのに




お嬢様って難しいですね

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