これで双葉率いる福外のスクールアイドルグループは3人になった。これで雪穂と九の指導を受けることができる、そう思っていた双葉であったが・・・、
「メアリー、どっか、行け!!双葉、私と、練習、する!!」(ソフィア)
「双葉、この私と、prctice 、練習するので~す!!このロシア人ののことなんてほっとくので~す!!」(メアリー)
メアリーとソフィア、2人とも険悪なムードに。これにはさすがの双葉も、
「2人とも仲良くして!!これじゃ一緒に練習できないじゃない!!」
と叫んでしまう始末・・・。これではたとえ3人になったとしても一緒にスクールアイドル活動なんてできない、それが今の福外スクールアイドルグループの実情だった・・・。
第4話 パズル・・・
結局その日は個別に練習しておしまいとなってしまった・・・。その翌日・・・、
「やっぱり一緒にするのはイヤで~す!!ソフィアはどっかにいくので~す!!」(メアリー)
「私も、メアリーと、一緒に、するの、いや・・・。あっち、行って、しっしっ」(ソフィア)
とこれまた2人とも一緒に練習するのを嫌がっていた。これには、双葉、
「メアリーにソフィア、一緒に練習しないとうまくならないよ~。だから一緒に練習しよう」
とメアリーとソフィアに言うも2人とも、
「「ツーン!!」」(メアリー・ソフィア)
と目を合わせずにいた。
そんんあわけで、双葉、雪穂に対してこうお願いする。
「雪穂先生、2人にはやく一緒に練習するように言ってください!!」
だが、雪穂からは意外な言葉が飛び出してしまった。
「いや、今は一緒に練習しないほうがいいです」
これには、双葉、
「えっ、なんで!!今のうちに一緒にしないとラブライブ!に間に合わないよ!!」
と雪穂に言うも、雪穂、もっともらしい意見を述べてしまう。
「たしかに双葉の言うことも一理あるけど、3人ともレベル差がありすぎるのです。メアリーはダンス、ソフィアは歌、2人にはそれぞれ得意分野があります。ですが、それ以外についてはまだそれほどではありません。なので、今は2人それぞれの得意分野を育てつつそれ以外の分野を延ばしていく必要があります」
たしかに雪穂の言うとおりであった。2日間ではあるが雪穂はあることを見抜いていた。たしかにメアリーはダンス、ソフィアは歌が得意であった。だが、2人ともそれ以外の分野はそれほどではなかった。なので、たとえ、今、2人が一緒にステージでパフォーマンスをしてもそれぞれの不得意分野が目立ってしまいとてもいいパフォーマンスをすることができなかったのである。そのため、メアリーとソフィアにはそれぞれの得意分野を伸ばしつつもそれ以外の分野の部分も伸ばしていく必要があったのである。
と、ここで、双葉、あることを言い出す。
「それじゃ、私はどうなるのですか?」
そう、双葉のことについては、雪穂、なにも言っていなかったのである。福外のスクールアイドルグループはメアリーとソフィアだけじゃない、双葉もいるのである。それを忘れていたのかもしれないのである。
だが、ここで、九、双葉人あることを言う。
「双葉さん、双葉さんはね~、九と一緒に基礎訓練をするの!!」
これには、双葉、
「えっ、私が基礎訓練!?なんで?それってスクールアイドルには必要なの?」
と疑問に思ってしまう。スクールアイドルに基礎訓練が必要なのか、そう双葉は疑問に思ってしまったのである。
そんな双葉に対して、九、ある大事なことを言い出す。
「双葉さん、スクールアイドルだって基礎は大事だよ!!基礎がなければスクールアイドルのとてもきつい、あのステージをこなすことなんてできないんだよ!!」
たしかにその通りである。スクールアイドルを含めてすべてにおいて基礎は大事である、特に体力や体の柔らかさなどにおては。常に笑顔でパフォーマンスをしている、スクールアイドル、それをこなすだけの体力がいる。また、パフォーマンスをする上で重要なダンスや歌に対しても体の柔軟などといった基礎は重要である。もし、その基礎がなければそれはただの素人のカラオケになってしまうのである。そんな指摘を九から受けた双葉はというと・・・、
「う~、たしかにそうかも・・・」
とただただ九の言うことに納得するしかなかった・・・。
そんなわけで、雪穂、双葉、メアリー、ソフィアに対してこう命令した。まずはメアリー。
「メアリー、あなたは歌を練習のメインにしつつダンスを腕を磨きなさい。そのために、今から1か月間、あるスタジオに行ってきなさい」
どうやら、雪穂、メアリーが不得意としている歌の能力を伸ばすためにとあるスタジオで歌の特訓をさせるつもりである。ただ、これには、メアリー、
「ま、まさか、SINGを鍛えるなんて、astonish、驚きで~す!!でも、SINGを鍛えるにはいい機会かもで~す!!」
とわりと納得の表情をしていた。
次にソフィア。
「ソフィア、あなたはダンスを練習のメインにしつつ歌を磨きなさい。そのために、ソフィア、あなたは近くにあるアイドル科のある専門学校に行ってまわりのみんなと一緒に鍛錬してきなさい」
ちなみに、福岡はアイドル科を有する専門学校があったりする。そこにソフィアを通わすことでソフィアの得意としている歌の能力を伸ばしつつダンスの能力も伸ばそうとしていたわけである。これには、ソフィア、
「雪穂、うん、わかった・・・」
とこれまた納得していた。
そして、最後に双葉・・・、
「最後に双葉。あなたは私の大親友のいるとある高校に行って基礎をみっちり学んできなさい!!そこならった1か月のあいだにスクールアイドルの基礎どころかメアリーとソフィアと肩を並べることすらできるでしょう」
これには、双葉、
「でもでも、雪穂先生、私は福外の生徒会長なんだよ!!私がいなくなれば福外はどうなるわけ?」
と雪穂に食い下がる。たしかに、双葉、福外の生徒会長である。そのため、福外の生徒会長業務に穴をあけることになってしまうのである。
ただ、これについて、雪穂驚くべきことを双葉に対して言った。
「双葉、それをこなすために、この1か月間、その高校の寮に泊まり込みなさい。そこから福外に通っては学業や生徒会長業務をこなしつつ朝と夜でその高校でスクールアイドルの基礎をみっちりと叩き込みなさい!!」
これには、双葉、
「ひぇ~、雪穂先生、鬼!!」
と言おうとする。まぁ、双葉だけでなくても普通の人からみればあまりにも過酷といえた。昼は福外で学業と生徒会長業務をしつつ、それ以外の時間、朝と夜はその高校でスクールアイドルの基礎を叩き込まれるのである。これにはさすがにやりすぎである。
だが、そんな弱音を吐く双葉に対して、雪穂、こう言ってしまう。
「双葉、あなたは今度のラブライブ!で優勝したいんでしょ!!ならばこんなにきつくなることなんて気にすることできないでしょ!!」
これではさすがの双葉ですら、
「はいそうです・・・。わかりました・・・」
としぶしぶ納得せざるをえなかった。確かに双葉の最終目標は今度のラブライブ!優勝である。ラブライブ!で優勝することで閉校する福外の名をラブライブ!の歴史に刻み込むことである。そう考えると雪穂の指摘も的を得ていることになる。そのためにしぶしぶながらも雪穂の言うことを双葉はきくことにしたのである。
だが、そこにきて雪穂に意を申しつける者がいた。
「雪穂さん、いつもの雪穂さんじゃない!!双葉は、この九と一緒に基礎訓練をすればいいのに!!」
九であった。九はいつも優しい雪穂じゃない、という指摘をするとともに九と一緒に双葉が基礎訓練をすればいい、と言ってきたのである。
だが、それにも、雪穂、九にこう反論する、困惑したような表情をしながら・・・。
「九、たしかにいつもの私じゃないかもしれない。だけど、九、これだけはわかって、今の双葉じゃ、これから先、スクールアイドルとして、いや、そのグループのリーダーとしてやっていけなくなるかもしれない。そうならないためにも、この過酷な特訓をこなしていかないといけないのです」
これには、九、
「雪穂さん・・・」
と言葉を失ってしまう。雪穂、どうやらこの双葉の特訓になにか裏を隠しているようである。だが、それはなにかはわからない。だが、その裏をしないと双葉のスクールアイドルとしての、いや、そのリーダーをやっていけなくなってしまうようである。そんな雪穂の苦しみを顔の表情と言葉から九は知ったようである。
そんな九に対し、雪穂、
「なので、九・・・」
と言うと、九、
「はい、何でしょうか、雪穂さん?」
と言うと、雪穂、九に対して大変なことを言ってしまった。
「九、すまないけど、双葉と一緒にその高校に行って双葉にスクールアイドルの基礎を叩き込んできてちょうだい」
むろん、これには、九、
「えっ、なんで、九まで双葉さんと一緒にその高校に行かないといけないわけ?」
と反論する。
すると、雪穂、その意図を九に話した。
「九、あなたは私と一緒にスクールアイドルになりたい高校生たちを鍛えてきました。ですが、ただそれだけです、いつも。なので、九、ほかのところに行っていろんな人たちにあっていろんな考えに触れてきなさい。そうすれば九の世界は広がるから」
たしかに雪穂の言う通りであった。九はいつも雪穂についていっては雪穂とともにスクールアイドルの育成をしてきたのである。いや、ただそれだけであった。なので、九からしたら雪穂の世界でしか生きてこなかったのである。それは、つまり、九はほかの人たちの考えなどに触れてこなかったといえた。そのため、雪穂、このままではいけない、そう思って九を双葉が派遣される高校に一緒についていくことで九にいろんな世界を、ほかの方々の考えや育成方法などに触れさせようとしていたのである。これには、九、
「ゆ、雪穂さん、わかりました。この九、双葉さんをされに育成するとともにいろんな世界に触れてきます」
と雪穂の言葉を受け取ったのか、雪穂の命令を承諾した。