こうして、メアリー、ソフィア、双葉(、そして九)の3人はそれぞれの地にてそれぞれの課題にむけた練習を行うこととなった。
まずはメアリー。メアリーは福岡市内にあるとある芸能事務所のスタジオである練習をしていた。それは・・・、
「あああああ~」(メアリー)
「メアリーさん、その調子です。忘れないうちにもう1回やってみましょう」(先生)
「はい、わかったで~す!!」(メアリー)
そう、発声の練習であった。メアリーの苦手とする歌唱において一番大事となる発声、その練習をメアリーは行っていたのである。
とはいえ、メアリーにとって苦手である歌唱・・・であるがメアリーの発声をみてメアリーと一緒に発声の練習をしていた少女たちは次々にこんなことをメアリーにしてきた。
「でも、メアリー、歌唱が苦手といっても私たちからみたらそう思えないのだけど・・・」
「そうそう」
ただ、これについてメアリーはその少女たちに対してこう言ってしまう。
「帆の津に、私はとても、SING、No good at(苦手)で~す!!それよりも、みなさんの方がとてもvery good、凄いと思いま~す!!だって、みんさん、全国で活躍しているLocal Idll、なんですもの!!あの有名なYokai(妖怪)アニメのEDをSINGしていたのですから~」
そう、メアリーと一緒に発声練習をしている少女たちは全国でも有名はローカルアイドルであった。むろん、その有名さは折り紙付き。だって、このローカルアイドルたちは夕方のあの有名な某妖怪アニメのEDを歌っていたこともあったのだから。
しかし、そのローカルアイドルもメアリーの発声には興味があったらしく、メアリーに対してこんなことを言ってきたのである。
「dめお、メアリー苦手苦手といっても普通のアイドルたち以上にうまいと思うよ」
それには、メアリー、
「そう言われるととてもHappyなので~す」
と言ってはそのローカルアイドルたちに自分のSINGに対する思いを打ち明けた。
「私、メアリー、目指しているアイドル、いるので~す。その名もナンシーで~す!!私、ナンシー目指して、No good at(苦手)なSING、頑張っているので~す!!」
そのナンシーというアイドルの名を聞いてそのローカルアイドルたちは次々にこう言った。
「あのナンシーですか~。世界をまたにかけるアイドルじゃないの。たしかにメアリーがあのナンシーを目指しているとしたら苦手な歌唱を頑張っているのも無理じゃないね~」
ナンシー、この物語群を呼んでいる方ならもうご存じだろう、ナンシーとはこの物語群の初期にΩ(オメガ)やUCのときに出ていた登場人物である。Ω(オメガ)のときは雪穂たちオメガマックスのライバル、iDとして競い合っていただけでなく、大学編、UCのときも雪穂の大親友であの絢瀬絵里の妹である亜里沙とともにユニドルとしてもう一人のロシア人学生とともにiD+として活躍していたのである。その後、その相棒というべきロシア人学生とともに世界的アイドルとして世界中をまたにかけるような活躍をみせていたのである。なので、メアリーがナンシーに対してあこがれを持つのも無理ではなかったのである。
そんなメアリーとローカルアイドルたちの談笑を微笑みしく見ていた先生はメアリーとローカルアイドルたちに対してこうおしゃった。
「メアリーさん、そして、みんな、楽しい話はあとにして発声練習の続きを行いますよ。じゃないと、みなさん、ここ福岡にはいろんなローカルアイドルたちにいるのですよ。もしかするとそのローカルアイドルたちにぬかされるかもしれませんよ」
そう、ここは福岡、アイドル激戦区である。大多数のローカルアイドルたちがここ福岡で競いあっているのである。そのなかには今や某ギャグマンガの実写映画で不動の地位を獲た者もいたりする。それくらいここ福岡ではいろんなアイドルたちが大活躍しているのである。なのd、え場合によっては全国レベルとなった(メアリーと一緒に練習を行っている)ローカルアイドルたちですら下剋上が起こってもおかしくなかったのである。それくらいここ福岡はアイドル激戦区であった。そんなこともあり、メアリーを含めたここにいる全員とも、
「はい、わかりました(で~す)!!」
と声をあげては発声練習を行っていた。
そんなメアリーであったが、内心、こう思っていた。
(この発声連取が終わればDanceの練習で~す!!頑張るので~す!!)
そう、この発声練習のあとはメアリーの好きなダンスの練習が待っていたのである。メアリーといったらDance、ということもあり、メアリーはそのことでうきうきとなっていた。
そして、メアリーは心の中でこう誓っていた。
(私、メアリーは成り行きでスクールアイドルになったので~す!!でも、これは私にとってもデスティニー(運命)だったので~す。だって、私、あこがれのmy sweet Idoll、ナンシーみたいになれるので~す!!だからこそ、very頑張るので~す、ナンシーみたいなIdollになるために!!)
むろん、メアリーがこうだったらソフィアだって負けてない。ソフィアは雪穂が指定した芸能コースがある専門学校で練習漬けの毎日を送っていた。
「1,2,3,4、2,2,3,4。そこ、大きくターン!!」
こう先生が言うと生徒たちも
キューン
と大きくターンをする。むろん、ソフィアも負けじとまわりの生徒たちと一緒に、
(ここ、大きく、ターン!!)
と思っては大きなターンを決めていた。ソフィアにとって苦手としているダンス、それを克服するためにまわりの生徒たちと一緒にダンスの練習をしていたのである。
そのソフィアであるが、ダンス練習中、こんなことを考えていた。
(ここにいる、みんな、一流のアイドル、なるため、一生懸命、頑張っている。それに、みんな、私と同じ高校生。つまり、一緒の年齢。だからこそ、頑張らないと・・・)
そう、ソフィアと一緒にダンス練習をしている生徒はみなソフィアと同じ高校生であった。というか、その生徒たち、みな、この専門学校に通っている高校生なのである。というのも、この専門学校、卒業時に高校資格がもらえる高校コースを持つ専門学校だったのである。なので、ここに通う生徒たちは、みな、普通の高校と同じカリキュラムで勉強をしつつ一流のアイドルになるための練習をしている、というわけである。なので、ソフィアのまわりにいる生徒たちはこの専門学校というくくりを外せばソフィアと同じ高校生、というわけである。いや、生徒たちは、彼女たちはみな1つの夢を目指して頑張っている、一流のアイドルを目指している、そんな意味でも彼女たちはみな、アイドル女子高生なのである。
そんなわけでソフィアとまわりにいる彼女たちはいつも敵対している・・・わけでもなくダンス練習が終われば、
「ソフィアちゃん、どう、学校生活に慣れた?」(生徒1)
「まだ、慣れて、いない。こんな、学校生活、体験、ない・・・。だから、少し、疲れる」(ソフィア)
「ということは、やっぱり、不安?」」(生徒2)
「いや、楽しい、すごく、楽しい。私、こんな経験、したこと、ない。だから、楽しい」(ソフィア)
「そういってもらえるととても嬉しいよ!!」(生徒3)
普通の高校生らしくソフィアとともに談笑にふけっていた。まわりはみなライバルでもあり戦友でもある。だからこそ、ここにいる生徒は(一時的に通っている)ソフィアを含めた上で一高校生としてみんなと一緒にこの高校生活を楽しんでいるのである。
そんな談笑のなか、ある生徒がソフィアに対してこんなことを尋ねてきた。
「ところで、ソフィア、今目指しているアイドルっているの?学校は違うけどソフィアもスクールアイドルとして頑張ろうとしているじゃない。なら、目指しているアイドルだっているでしょ!!」
そんな生徒の質問にソフィアはこう言ってはとある写真を出した。
「私、このアイドル、目指している」
そのソフィアが出した写真を見て生徒たちはこう言ってきた。
「これってあのロシア人国際アイドルのナターシャさんだよね!!うわ~、ソフィア、凄い人、目指しているんだね!!」
ナターシャ、これも(メアリーが目指している)ナンシーと同じく懐かしいキャラである。なにを隠そう、(この物語群の初期の物語である)Ω(オメガ)やUCにおいてナンシーと一緒に同じグループ、iD、iD+として活躍していたロシア人こそのナターシャであった。ナターシャはアメリカ人であるナンシーと一緒に高校編にあたるΩ(オメガ)ではUTX学院ではiDとして、大学編にあたるUCではナンシー、亜里沙とともにiD+として活躍していたキャラである。そのナターシャであるが、大学卒業後、ナンシーと一緒に国際派アイドルユニットとして世界中で大活躍をしている。まぁ、ナターシャの場合、もとからSNSを通じて多くのファンを持っていたこともあり、SNS全盛のこの世界においてはSNSを使った活動を得意としているのですがね・・・。
そんな生徒たちのことは、ソフィア、珍しく、多く、語る。
「私、スクールアイドル、始めるとき、ナターシャのこと、知った。昔、スクールアイドル、やっていた。そこから、世界が誇る、アイドル、なった。だからこそ、今の私、ナターシャ様、目指して、世界中、大活躍、できるように頑張る、ナターシャ様、ような、一流の、スクールアイドル、に・・・」
これには生徒たちからも、
「ソフィア、その気持ち、大事にしなさいね!!その気持ちこそ一流のアイドルになるのに必要だから!!」
「そうそう。ソフィアだったら絶対になれるから!!)
この生徒たちの声を受けてソフィアはこう思ってしまった。
(私、頑張る。ナターシャ様、みたいな、スクールアイドル、慣れるように・・・)
そのソフィアの思いははるか彼方へと通じるかのようだった・・・。