雪穂と九が去ったあと、メアリーとソフィアは悔しがっていた。
「あいつらにあんなことを言われたらい嫌なので~す!!」(メアリー)
「私も、そう思う。あいつらに、言われたこと、嫌だ!!」(ソフィア)
どうやら鶴見たちPWに言われたことがとても悔しかったのだろう。
そんな2人に対し、双葉、こう言ってしまう。
「そうだったら私たちの手で私たちの曲を変えてしまったらどうかな?」
これには、メアリー、
「えっ、チェンジするのですか?」
と双葉に聞き返すと、双葉、
「その通り!!」
と元気よく答えた。その双葉の言葉に、ソフィア、
「それ、できる、わけ?」
と言うと双葉はこんなことを話してくれた。
「実はね、私、メアリーとソフィアのパフォーマンスをちょくちょくと見ていたの。それを見て、私、こうしたらどうかな想像したの。だから、変えるところは変えてしまおう!!」
そう、(前にも書いたが)双葉は2人が個別で練習しているところをちょくちょくと見ていたのである。そのため、2人のある程度の動きは事前に知っていたのである。そして、それをもとに双葉なりにそのパフォーマンスを今変えようとしていたのである。
そんな双葉の提案であるがメアリーとソフィアは、
「どんどん部ルドしていくのですね~。とても楽しみで~す!!」(メアリー)
「作り、直す。とても、面白そう」(ソフィア)
とやる気に満ち溢れていた。
そして、3人で自分たちの曲のパフォーマンスを作り直すことに。そこで発揮されたのが、
「メアリー、そこはこうした方が・・・」(双葉)
「わかったで~す!!」(メアリー)
双葉のプロヂュース能力であった。双葉が考えた改善案をもとにメアリーとソフィアがそれを修正する、その繰り返しであった。
そして、一度通してみることに。すると、
「少し動きがぎこちないので~す!!」(メアリー)
「うん、わかった!!」(双葉)
と通しではないとわからないところが出てくる、それに対しても、双葉、
「なら、こうして、ああして・・・」
と細かく修正をしていた。
そんなときだった。突然、
「双葉、頑張っているね」
ととある3人組が現れた。これには、双葉、
「あっ、美沙に須恵に千代まで!!」
そう、そこに現れたのは双葉が修行中に通っていた福博女子付属のアクロバッツの3人であった。いや、それどころか、
「頑張っていますね」(愛)
「私たちも混ぜてもらいたいものですね」(天)
と福博女子付属の校長兼理事長の天と総合プロデューサーの愛も現れたのである。この2人の登場に、メアリーとソフィア、ともに、
「凄いオーラが見えま~す!!」(メアリー)
「圧が、強い!!凄い!!」(ソフィア)
と2人の出すオーラにタジタジとなっていた。
ただ、そのことすら気にせず双葉は美沙たち3人と愛、天に向かってこう言った。
「今、(雪穂)先生から教わったパフォーマンスを修正しているんだ。なにかわかったら教えてください」
この双葉の言葉に、
「それだったらわかった!!」
と美沙が答えると修正したパフォーマンスを一通り美沙たちに見せた。
すると、
「あっ、ここはこうした方が大きくみえるよ!!」(須恵)
「そこは素早くこうしたほうが・・・」(千代)
と次々と意見が出てくる。それをもとに双葉は、
「あぁ、なるほどね」
と一つずつメモをとりどんどん修正していった。
と、ここで愛、こんなことを言い出してきた。
「ところで、この曲のデータってある?」
これには、双葉、
「はい、ありますけど:
と曲の元データを愛に渡すと自分のタブレットを取り出しては、
「ちょっと編曲するから待っててね」
と素早くもとの曲のデータを編曲していく。すると、双葉、
「あっ、これって今のパフォーマンスに合っている!!」
と喜びの声を出す。そう、愛は双葉たちが踊りやすいように曲を編曲していったのである。いや、それどころか、
「これって私たちが競い合っているようにみえるので~す!!」(メアリー)
「今の、私たち、ぴったり!!」(ソフィア)
とメアリーとソフィアが喜んでいた。2人は競い合っている仲である。そのことを踏まえると今までの決まったパフォーマンスをするのには・・・、
(今までのダンスじゃ競えないので~す!!これならソフィアと競い合えるので~す!!)(メアリー)
(競争、競争、競争!!)(ソフィア)
ちょっと不満があったようだ。なので、双葉が中心となって変更したパフォーマンスと愛の編曲がかなりしっくりきたようである。
ところが、ここで天がこんなことを言ってきたのである。
「なら、いっそう、歌詞すらも変えてみますか!!」
これには、愛、
「でも、それってこれまで歌詞を覚えてきた双葉さんたちにとって困るのでは・・・」
と心配そうになるも、双葉、
「それだったらお願いします!!」
と逆に天にお願いしてしまった。
こうして天によって歌詞すら変更してしまい、もとの曲の歌詞とはかけ離れたものになってしまった・・・。でも、双葉からしたら、
(これだったら、ソフィアとメアリー、私が納得いくものができる!!)
と逆に自信満々になってしまったのである。
だが、ここにさらなる来客が・・・。
「あっ、私が通っていた芸能事務所のアイドルたちで~す!!」(メアリー)
「あっ、専門学校の、みんな・・・」(ソフィア)
そう、そこには2人が就業しているときに一緒に学んでいたアイドルと学生たちが現れたのである。この人たちにも、双葉、こうお願いする。
「ごめんだけど、私たちのパフォーマンスでおかしなところがあったら教えてください」
すると、次々と意見が出てくる。それを双葉は聞き取ってパフォーマンスを少しずつ直していった。
こうして、双葉たちはみんなの意見を参考に自分たちのなりのオリジナリティある曲に仕上げていったのである。そのなかで双葉はある思いに達していた。
(なんかみんなとやっているのって楽しい!!これがスクールアイドルの醍醐味、なのかなぁ?)