とはいえ、今までの課題をやめて新しいことを始めることになったためか、
「どうしてあともう少しでできるものをやめて新しいことをするわけ?」(紅奈)
とちょっと反対の意見が出たものの、その理由を言うわけにはいかないと思ったのか、双葉、
(方向性の不一致といったらさらに混乱させてしまう。ならば・・・)
という思いとともにこんなことを言い出したのである。
「実はある先生に向けたプレゼントとして新しいことをやろうと思うんだ」
これには、鶴見、
(誰かわからないが今はその通りにしよう)
ということで、
「まぁ、そういうことだな」
と双葉に合わせることにした。
この2人の言葉が決め手となったのか、
「それなら仕方がないので~す。やってやるのです!!」(メアリー)
「たしかにその通りですね。新しいことをやることはいいかもしれないです」(かほ)
と納得をみせていた。
そして、新しくやることを発表する。それは・・・。
「この曲をやってみたいのだけど・・・」(乃亜)
すると、9人は一つのビデオを見る。それを見てはっとする。
「これをやるなんてちょっとハードルが高すぎるよな」(智)
「でも、それ、やる、価値、ある」(ソフィア)
「完璧にやる、やるったらやる」(美月)
とかなりやる気に満ち溢れていた。
こうして新しいことをやることになった乃亜たち9人はそれに合わせて車椅子の乃亜のダンスの調整をしながらやることに。
「乃亜、こう動くことができるかな?」(双葉)
「うん、そこはこうしたほうがいいよね」(乃亜)
「でも、これだと私がぶつかってしまうじゃない」(鶴見)
「なら、こうした方がいいね」(乃亜)
と乃亜などの意見を参考にするとともに、
「こっちの方がかっこよく見える」(智)
「いや、こっちの方がいいで~す」(メアリー)
「それならそれを組み合わせよう」(かほ)
と新しいことにもチャレンジしていくことに。さらに、さらに、
「ここはこう歌うほうがいい!!」(紅奈)
「そこ、たしかに、その通り!!」(ソフィア)
「あぁ、とてもいい。完璧!!」(美月)
と歌い方なども工夫することも。
こうして、新しいことをやりながらもこれから歌う曲を作り直そうとしていた。
これには、鶴見、こう考えてしまう。
(なんかとても楽しい気持ちになる。これてて私にとって少し違った感じになっている。これって一体どうなのかしら・・・)
これまでとは違って楽しい気分になってしまう、それくらい鶴見にとって困惑したものになっていた・・・。