その後、閉校式が行われ合宿のすべてが終わった。それぞれのグループはそれぞれの帰路につくこととなった。
乃亜たちはこんなことを言いながら函館へと帰っていった。
「最後の方はとてもひやひやしたけど結局はよかったよ」(紅奈)
「たしかにその通りだな。とてもよかったと思うよ。もう1回こんなことをやってみたいな」(智)
この2人の言葉を受けてか乃亜はこんなことを言った。
「さぁ、これからもスクールアイドル活動は続くんだ!!もっと楽しまないと!!」
その言葉の裏には乃亜のこんな思いがあった。
(今回初めてだったけど、双葉たち、鶴見たちと一緒にやった。とてもうれしかった。だだけど、考え方がバラバラだった。それによってどう変わるかわからない。分かり合える日はあるのかな)
乃亜は、今回、初めてほかのグループと一緒にやることになった。そこでいろんなことを学ぶことができた。グループによって考え方が違うことがわかった。そのグループが分かり合える日が来てくれたら来てほしい、そんな乃亜の思いがあった。果たしてそんな日が来るのだろうか・・・。
一方、双葉たちはこんなことを言いながら福岡へと帰っていった。
「やっぱりラストはすごいものでした~。本当にエンジョイしたので~す!!」(メアリー)
「九先生、喜んでいた。とても、うれしい」(ソフィア)
この2人の言葉を受けてか、双葉、こんなことを言った、笑いながら・・・。
「九先生が喜んでいたからうれしい限りだよ。これからも楽しんで頑張っていこう!!」
その言葉の裏では双葉のこんな思いがあった。
(私たちはスクールアイドルを楽しんで頑張っていく。だって、スクールアイドルは楽しむことがすべてなのだから・・・)
双葉は雪穂や九の思いを受けてスクールアイドルは楽しむことがすべてであると思っていたのである。その思いとともにこれからを頑張ろうとしていたのである。
そんな双葉たちをみてか、九と雪穂はこんなことを言っていた。
「これからラブライブ!予選が始まります。となるとあそこが出てくるでしょう」(雪穂)
「これまで仲間だと思っていた人たちがライバルになることもあるかもしれないですね」(九)
そう、もうすぐラブライブ!予選が始まるのである。そのなかで雪穂と九は考えていた、これまで仲間だと思っていた人たちがライバルとして現れることを。それを雪穂と九は危惧していた。果たしてラブライブ!予選はどんなことが起きるのだろうか・・・。
そして、最後に鶴見たちはこんなことを言いながら東京へと帰っていた。
「今回は私たちの力が強かったからな。だからこそ喜ばれたんだ」(かほ)
「私たちは勝つことができた。私、うれしい」(美月)
ラストの頑張りによりよりよいものが作れられたのである。
そんな2人の思いを受けてか、それとも、双葉や乃亜たちの思いを受けてか、鶴見はこんな思いをしていた。
(ラストのことはとてもよかった。とても楽しんだ。でも、それでいいのだろうか・・・)
鶴見はあのときの双葉たちの声に対して自分の考えを貫こうとしていた。だが、ラストのことによりその考えは揺らぐものとなってしまった。尊敬する悪鬼の言う通り、「勝利こそすべて」なのか、それとも双葉たちをはじめとする「楽しむことがすべて」なおか、揺らぐものとなってしまった。果たして、これから先、鶴見たちはどうなってしまうのだろうか。
とはいえ、3組とももとの場所へと帰っていった。果たしてこのあとはどうなってしまうのだろうか。それは第2部によるものになるだろう。それまで待っていてほしい。