ラブライブ!STAR PEACE   作:la55

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函館編 第5話 その9

 ついにラブライブ!北海道最終予選の乃亜たちの舞台が始まった。場所は基坂の頂上。そこにはきらびやかなステージがあった。乃亜はそのステージの上でマイクを握り始めこう言った。

「私たちはこのステージに全力をぶつけるつもりです。私たちの名は・・・」

そのとき、乃亜の目の前に雪が落ちてきた。これを見て、乃亜、こう思う。

(雪だ。聖女のグループ名はいつも雪の名前をつけてきた。理亜先生のときはSaintSnow、花樹先生のときはSnowCrystal。なら、私たちは・・・)

その乃亜は上を見上げる。するとそこには白い星が1つ光っていた。それを見て乃亜はこうつぶやいた。

「SnowStar・・・」

その声とともに乃亜は自分たちのグループ名を口にした。

「私たちの名はSnowStar!!雪の星です!!」

これをきいた瞬間、観客たちはどよめいた。まさかここで乃亜たちのグループ名が言われるとは思ってもいなかったのである。そのためか、乃亜、智と紅奈の方を見る。すると、

「とてもいいグループ名だな」(智)

「私はとても気に入ったよ」(紅奈)

と2人ともまんざらでもない表情をする。どうやら2人とも乃亜のつけた自分たちのグループ名に納得しているようだ。

 そんな3人はステージの前に出てこう言った。

「私たちの名はSnowStar。この瞬間を星のように輝いてみせる!!」(乃亜)

「僕たちはこの瞬間を大切にしたい、愛する人の前で!!」(智)

「どんなことがあってもこの瞬間を乗り越えてみせる、愛する人の前で!!」(紅奈)

智と紅奈はまるでなにかを誓いあっている感じをしていた。それくらい2人の愛の絆はとてもつながっているようである。

 そんな2人をみてか、乃亜はみんなの前でこう言ったのである。

「今宵、私たちは強い絆で結ばれたのです。そんな私たちだからこそ歌えるのです。聞いてください。「Snow Wedding Bell」!!」

 こうして乃亜たちSnowStarのステージの幕が上がったのである。

 

SnowStar 挿入歌 Snow Wedding Bell

 

 

雪降る日に鳴らそうWedding Bell

 

白き日に鳴るのは  2人の奇跡

これまで長くて   障害のある

大変な道のり    だからこそ

2人の道のりは   奇跡の道

 

 

 乃亜は、このとき、こう思っていた。

(2人は結ばれた。そんな喜ばしいことはないよ!!だから、この瞬間、心と心で結ばれたい!!)

その瞬間、2人の声が聞こえてきた。どうやら3人の心がつながったようである。

(乃亜、ありがとう。僕たちが結ばれたのは乃亜のおかげだよ)(智)

(乃亜、本当にありがとう。乃亜がいなかったら私たちは結ばれなかった。だからこそ、ありがとう)(紅奈)

その声は乃亜にとってうれしいものとなっていた。

(私だってとてもうれしいんだもん!!私のおかげで2人は結ばれたもん!!それは海よりも山よりも大きいものだよ!!2人ともおめでとう!!)

この乃亜の言葉により、智、紅奈、ともにこんな思いになっていた。

(私たちは愛し合う2人!!だからこそ、強い思いで歌うことができる!!)(智)

(愛し合っているからこそ強い思いでやることができる!!無敵なんだ!!)(紅奈)

その思いに比例してパフォーマンスがさらに向上した、2人が・・・。それを受けてか乃亜も、

(そうだ、私たちは無敵なんだ!!今こそ私たちの進化のときなんだ!!)

と思ってか一生懸命車椅子を使ってパフォーマンスをしていた。

 これにより、3人のパフォーマンスはさらに飛躍していったのである。

 

 

幾度の困難を    乗り越えて

白く鮮やかな    この日を祝う

雪みたいに白く   輝いている

あなたのために   この鐘を送るよ

 

 

 そして、ついにあのシーンへと向かっていった。

(やっぱりやるの?)(紅奈)

(僕は少しね・・・)(智)

あまり気が引ける2人。それに対し乃亜は、

「だからこそいいんだよ!!やってみせて!!)

と2人を強く進める。これには2人とも、

(わかったよ!!やってやりますよ!!)(智)

(仕方がないですね・・・)(紅奈)

と一応やることにした。

 その思いのままに2人は・・・、

(抱きしますよ、いいですか)(智)

(わかりました!!)(紅奈)

と2人は抱きしめ、

(やりますよ!!)(智)

(やってやります!!)(紅奈)

という思いとともに・・・、

チュー

2人は初めてキスをした。先ほどの練習ではフリをしていたが本番ということもあり2人は熱いキスを交わしたのである。これには、まわりから、

うわ~

という黄色い歓声が聞こえてきた。まわりのみんなからはただのパフォーマンスだと思われていたのだが、それでも衝撃的なことだったため、まわりからは驚きに満ちた声が聞こえてきたのである。ただ、智と紅奈としては、

(う~、まさかここでファーストキスをするなんて恥ずかしよ・・・)(智)

(それに、まわりの人たちに見られたからこっちも恥ずかしいよ・・・)(紅奈)

と恥ずかしそうになっていた。

 ただ、乃亜からすれば違っていた。乃亜自身、こう考えていたのだから・・・。

(2人ともおめでとう!!これで2人は完全に結ばれたんだね!!)

2人のことを祝うことにしていたのである。これには、智、紅奈、ともに、

(もうしたとはいえ、少しうれしいものかな)(智)

(本当にやったこととはいえ、乃亜に祝ってもらえること自体うれしいものですね)(紅奈)

と乃亜に祝ったことにうれしさを感じていた。

 その直後、ついにサビへと突入する。このとき、3人はこう思っていた。

(この2人を見て私は確信した、私たち、SnowStar、絆は1番最強のグループだ!!)(乃亜)

(僕、この2人でよかったと思う。最高のお嫁さんと最高のパートナー。やっぱり2人がいてくれてよかった!!)(智)

(もうすぐこの曲は終わる。だけど、これは始まりなんだ。私は最強のチームメイトとともにやっていくんだ!!)(紅奈)

三者三葉、違う思いはあるものも、3人ともサビに向けて駆け上がっていくのであった。

 

 

Snow Wedding Bell

白くきらめく    雪の星たち

Snow Wedding Bell

2人のために    鐘が鳴る

新たなる門出    白くきらめく

Snow Wedding Bell

 

Snow Wedding Bell

Snow Wedding Bell

Snow Wedding Bell…

 

 

 そして、曲が終わった。その瞬間、

うわ~ ヒューヒュー

という歓声とともにお客さんがすべてスタンディングオベーションするくらいのものがあった。これには、3人とも、

「凄い、凄い!!これが私たちの努力の結晶なんだね!!」(乃亜)

「そうだよ!!これこそが僕たちの力なんだ!!」(智)

「それでも凄い盛り上がりだよ!!これならいけるはずだよ!!」(紅奈)

とこのお客さんの盛り上がりに自分たちも盛り上がっていた。

 ただ、そのお客さんのなかには乃亜たちSnowStarのパフォーマンスに納得がいかない者たちがいた。

「なんで女の子同士のキスを見せつけれないといけないんだ!!」

そう言うのは紅奈の父親だった。紅奈の父親は紅奈を奪還されたあと、紅奈を追ってこの会場までやってきたのである。その紅奈のパフォーマンスのときに智とキスをしたことにより怒りに満ちた状態になってしまったのである。

 だが、そんな紅奈の父親に対し、

「馬鹿もん!!少しは新しい時代を認めるべきなので~す!!」

と紅奈の父親を一喝する女性がいた。これには、紅奈の父親、

「でも、でも、そんなことなんて普通ならけしからんことでしょうが!!」

と反論するもその女性は紅奈の父親に対しこんなことを言った。

「今の時代は女が女のことを好きになる、もとい、女のようでも中身は男の人が女の人と結ばれることだってあるので~す!!これを認めるので~す!!」

これには、紅奈の父親、

「・・・」

としゅんとなるしかなかった。

 その女性は観客たちから素晴らしい拍手を送られてている乃亜たちを見てこう言ったのである。

「これからは彼女たちの時代なので~す。これから頑張るので~す」

 そして、その女性は紅奈の父親を掴んではこう言ったのである。

「今回の騒ぎの原因は紅奈の父親の暴走が原因なので~す。私の息子を使うなんて片腹痛いので~す。少しはお仕置きが必要で~す」

これには、紅奈の父親、

「許してください、小原財閥の総帥!!」

と許しを請うもその女性はこう言っては紅奈の父親を一喝する。

「許さないので~す。少しは黙るので~す」

そう言っては紅奈の父親を連れてどこかに行こうとしていた。こう言いながら・・・、

「新しいスクールアイドルの誕生なので~す。私、小原鞠莉がそれを見届けましたので~す」

こうして、その女性こと小原鞠莉はこの会場をあとにしたのであ~る!!

 

 その後、すべてのステージを終えついに結果発表のときを迎えた。

「今回の予選突破は・・・、聖女スクールアイドル部、SnowStarだ!!」

これを聞いた瞬間、

「やったね、智、紅奈!!」(乃亜)

「やっぱり僕たちなんだな!!」(智)

「とてもうれしい限りです!!」(紅奈)

と喜びの声を出していた。いや、それ以上に、

(これこそ私たちの力なのです!!)(乃亜)

(愛している人と迎えるこの結果!!とてもうれしい限りだよ!!)(智)

(愛を誓いあうところまでできてうれしいよ!!これこそ私が追い求めていた結果なんだね!!)(紅奈)

とうれしそうにしていた。

 そして、大会終了後、乃亜は智とt紅奈に対してこう言ったのである。

「あとはお熱い2人で頑張ってね」

この言葉のあと、乃亜は車椅子を動かしながらこんなことを言った。

「紅奈、愛しているよ!!」(智)

「私もよ、智」(紅奈)

その言葉のあと、2人は抱きしめあうのであった。それは甘い蜜のようなものだった・・・。

 

 これにより乃亜たちSnowStarは最終予選を突破して決勝へと進むことができた。このあと、果たして乃亜たちSnowStarはどんなふうになっていくのであろうか。それは今は誰も知らなかった。でも1つは言えること、それは決勝がとてつもないものになること。それを乃亜たちSnowStarは知る由もなかった。果たしてどんあ決勝になるのか、これからのお楽しみである・・・。

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