笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭 作:いつか帰るところ
笑ってはいけない有馬記念後夜祭9
オグリキャップのナレーション地獄からのしばしの休息を取るスペシャルウィーク達、そして迎えるグランドフィナーレ
タマ「おーい、起きろーっ!終わりぃー終わりやぁ!休憩終わりーっ!」 パンパンパンパンパン(手を打つ)
スペ「んんん?」
スズカ「・・・はあぁ」
エル「んがっ!?」
タマ「お前ら起きろや、はい、起きて起きてー!」
グラス「ふあぁ・・・」
キング「んん・・・むぅ・・・」
タマ「起きたか?」
スペ「はいぃ、んんーっ」 背伸び
タマ「よっしゃあ、ほならお前ら伝説の蹄鉄取りに行ってきてくれや」
グラス「はぁ?」
スズカ「突然何を・・・」
タマ「あんな、トレセン学園には伝説の蹄鉄ちゅうもんがあるあるって言われとったんやけど、やっとそれが見つかったらしいねん」
エル「・・・それは良かったデス」
タマ「おう、ほんで悪いけどお前ら取りに行ってきてくれや」
スペ「次はそういう設定ですかぁ・・・」
タマ「スペ、設定言うなや、伝説の蹄鉄っちゅうのはクラブハウス横の倉庫らしいで、頼むわ」
キング「はぁ・・・行くしかないのよね?さっさと済ませましょう」
エル「はぁい」
タマ「あ、今からは笑うても罰ゲーム無しやからな、頑張っといで」
タマモクロスに命じられ、トレセン学園にあると言われている伝説の蹄鉄を取りに行くスペシャルウィーク一行、外は未だ日の出前の暗闇を進む!
キング「うぅ・・・真っ暗よぉ」
グラス「エル、くっつき過ぎですよ」
エル「怖いデェス・・・きっと何かやってくるのデス」
恐る恐る進む一行、仮眠室を出てから倉庫へと向かうがその足取りは遅々として進まない
スペ「あ、あそこ・・・誰かいますよスズカさぁん・・・」
スズカ「あれは・・・」
ジャン!
マンハッタンカフェ 1人俯き佇む
キング「マンハッタン、カフェさん?」
グラス「俯いてますね・・・」
スペ「普通に通り過ぎていいのでしょうか?」
スズカ「行くしかないわ」
カフェ「・・・・・・」
ゆっくりと佇むマンハッタンカフェの横を通り過ぎようとするスペシャルウィーク達
グラスワンダー・・・通過
エルコンドルパサー・・・通過
キングヘイロー・・・
カフェ「・・・・・・ピクッ」
キング「ひっ!・・・・え、え?いいの?」 通過
マンハッタンカフェが少しビクッと震えただけでビビるキングヘイロー
しかしそれ以上は何も起こらなかった為、通過
続くスペシャルウィーク・・・
カフェ?「がはははっ!おめぇは駄目だぁっ!!」 クワッ!!
スペ「うひゃあっ!?」
スズカ「スペちゃん!」
カフェ?「お前ぇも駄目だぁっ!!」 クワワァッ!!
スズカ「ひぃっ!?」
スペシャルウィークとサイレンススズカの目にはマンハッタンカフェの背後から吹き上がる青鹿毛色の何かがハッキリと見え、手を伸ばす様に向かってくる青鹿毛色の何かに驚愕し全速力で離脱する
スペ&スズカ「「いやぁああーっ!!」」 ダダダダ!
キング「え?なになに?!」 ダダダダ
グラス「待って!」 ダダダダ
エル「置いてかないでぇーっ」 ダダダダ
カフェ?「んだよ・・・ちぇ」
もしかすると青鹿毛色の何かはスペシャルウィークとサイレンススズカの頭をなでなでしたかったのかも知れないがそれは不明
スペ「はぁ、はぁー、怖かったぁ・・・」
スズカ「なんだっのかしら、あれ・・・」
グラス「2人共どうしたのですか?」
エル「急に走り出さないで下サァイッ!」
スペ「だってぇ・・・」
キング「・・・あれ、倉庫じゃない?」
スペシャルウィーク達の前には倉庫、しかしそれは通常の倉庫と言うには大きく、不気味にそびえ立つ
スペ「ここに、その・・・伝説の蹄鉄?があるのですよね」
グラス「入ってみましょう」
ギィイイイーッ
軋む音を響かせながらスペシャルウィーク達は扉を開いて中を覗きこむ
ジャン!
パクパクですわさん 倉庫中央に横たわる
スペ「だ、誰か寝てますよぉ」
スズカ「パクパクですわがいるわ・・・」
グラス「・・・パクパクの前に在るのが伝説の蹄鉄じゃない?」
エル「きっとそうデェス」
キング「え?あれを取るの?」
スズカ「スペちゃん、GO!」
スペ「へあ?」
グラス「スペちゃん、GOです」
スペ「はぁ?!」
エル「頑張って!」
キング「スペシャルウィークさんしかいないわ!」
スペ「ええー・・・なしてぇ・・・」
スズカ「仕方ないわ、スペちゃんだもの」
スペ「訳分からないですよ?!えー・・・本当にぃ・・・もぉ、嫌だなぁ」 トボトボ
スペシャルウィーク、皆の期待を一身に背負いパクパクですわに近付いていく・・・
残り3メートル・・・
残り2メートル・・・
残り1メートル・・・
パクパク「パクパクですわぁーっっ!!!」 ガバァッ!!
突如横たわっていたパクパクですわが、瞳を見開き飛び上がってスペシャルウィークに向かってくる
スペ「うぎゃああっ!?」
スズカ「スペちゃん!蹄鉄!蹄鉄!」
スペ「取りましたぁっ!」
キング「逃げるわよ!早く!」
グラス&エル「「うわあぁあ!!」」
突如、倉庫の物陰からパクパクですわと同じ顔(マスク着用)のウマ娘達の大群がスペシャルウィーク達に向かってヨタヨタと溢れ出てくる!
「パクパクですわぁ」「パクパクですわぁー」「パクパクですわぁ」「パクパクですわぁ」「パクパクですわ」「パックパクですわー」「パクパクですわぁ」 ワラワラ ワラワラ
スペ「ひゃあ!ひゃああーっ!」
エル「早く!早く!」
スズカ「走って!」
「パクパク」「パクパクですわぁ」「パクパクですわ」「パクパクですわ」「パクパクですわーっ」「パクパクー」「パクパクですわ」「パクパクですわ」
スペシャルウィーク達は一塊となって倉庫から飛び出る
スペシャルウィーク達の進む方向に併せて吹き上がる爆炎!
背後から迫るパクパクですわの大群、スペシャルウィーク達は駆ける!駆ける!
ダン!
デーデッデデ、デーデッデデ、デーデッデデ、デーデッデデ!
♪走るよ駆ける、地球はまわる
メジロラモーヌが金箔でお出迎え
♪いつもいつでもタマモクロスが来る
メジロブライトはスペを舐め、エルを腹パン
スペ「やめてぇー、まだ追いかけてきてますぅ!」
スペシャルウィーク叩かれた回数 112回
♪泣きたくなるウンスカ、タキオンにハリセン、タイキに蜂の巣
♪ルドルフが(ルドルフが)吐息を吐いて全員アウト、しばかれまくるぅー
スズカ「スペちゃん、頑張って!」
サイレンススズカ 叩かれた回数 58回
♪魔改造マックイーン、涙のスペ母、やりきれないゴルシとジョーダン、調子に乗ってくるスズカ
♪ボス馬のカレンチャン、キングにビンタビンタ、タスポと住基カードにノックアウト、キングにトラウマ、生きていきたいんだ
グラス「エル!急いでぇ!」
グラスワンダー叩かれた回数 91回
♪一人きりではスズカに逆襲、タフな笑顔のグルーヴとハルウララ
♪フラッシュキックでキングのケツ破壊、
ダスカとウオッカを決めてる暇も今はない
エル「グラァス!待ってぇー」
エルコンドルパサー 叩かれた回数120回
♪キングが駄々をこねても、フラッシュが蹴ったら反省
♪サンタのエル(サンタのエル)、丸出しのケツが腫れるんだ
キング「もう、嫌なのよぉーっ!」
キングヘイロー 叩かれた回数 209回
♪世界中をウマ娘達の涙で埋め尽くして、調子こくエルコンドルパサー、一刀両断のグラスワンダー
♪アルダン先生がパーマーにビンタ、ドーベルトとブライアンは知らんぷり
♪そんな風にそんな風に有馬予想したいんだ、有馬予想したいんだ
♪世界中をウマ娘の涙で埋め尽くして
どスプリンターとの鬼ごっこ、バクシン、カナロア、ニシノ、ピロ、デュラたち
♪新しいチョビ髭キング、いつものスズカ、スペ
マルおねとアサマが記者会見、バブみシャカール、でちゅねクリーク
♪世界中をウマ娘の涙で埋め尽くして、アヤベの布団乾燥機、パクパクに追いかけられても
♪オグリのタマコール、エンディングが歌い出す
♪そんな風にそんな風に
ウマ娘は走りたいんだ、駆けていきたいんだ
デーデッデデ、デーデッデデ、デーン!
駆けるスペシャルウィーク、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダー、キングヘイロー達の向かう方向にうっすらと日が登り始める
お・し・ま・い
デデーン!
お前ら、アウトー?
疲れて寒かったー
笠松は余分でした
ということで笑ってはいけない有馬記念前夜祭、後夜祭はここまでです
お付き合いありがとうございました