笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭 作:いつか帰るところ
これは悩ましい・・・
笑ってはいけない有馬記念前夜祭2
笑いの罠に加えて謂われのない暴力までもがウマ娘達を襲う!果たしてスペシャルウィーク達の運命や如何に!
スペ「これって全然気が抜けないよね、うぅ朝まで長いよ・・・」
今更ながら笑ってはいけないシリーズの過酷さを認識し青ざめるスペシャルウィーク達だが新たな試練が迫る!
扉 ガラララー
タマ「ボインわぁ~お父ちゃんの為にあるんやないんやでぇ~」
キング「?」
スペ「だから、その歌何なんですか?」
スズカ「・・・(だからタマモクロスさんにはありませんよね?)」
タマ「おい、お前らみたいな末端ウマ娘でもウマ娘研究室の見学させて貰えるそうやで、感謝しとき」
スペ「研究室ですか?」
タマ「そやで、ほなついといでぇ」
グラス「ついて行けばいいのですか?」
エル「ちょっと面白そうデス!」
こうしてウマ娘達はタマモクロスに連れられてウマ娘研究室へと向かう。
その研究室で待っていたのは!
アグネスタキオン「やあやあ、ウマ娘の諸君待ちかねていたよ」
タマ「博士、よろしゅう頼んます」
タキオン「うむ、さてさて、今私は催眠を使用したウマ娘の深層意識調査を行いウマ娘ソウルのより効率的な引き出し方、特異点の特定、回避を実現しようとしているのさ!」
スペ「催眠って・・・眠くなーるとかですか?」
タキオン「はっ、そんな子供騙しじゃあないよ、私が使う催眠はウマ娘の意識を深層意識に潜らせる程のレベルさ、何があっても目覚めることのない高度な催眠さ!」
グラス「そんな催眠があるのですか?」
タキオン「ふむ、どうやら実際に見ないと理解できないかな・・・?ではお見せしよう、タキオン流超高度催眠の被験者の姿を」
タキオンが歩む先には医療用ベットがありベットの上には白いシーツが被されている。
そのシーツの膨らみ具合から誰かがベットで横たわっているようではあるが・・・?
タキオン「これが被験者だよ!」バサッ
バーン!
被験者1 トリックスター、セイウンスカイ
ウンス「ZZZ・・・ZZZ・・・」
スペ「スカイちゃん?!」
エル「何でこんな所に・・・」
キング「あ、駄目・・・知り合いが寝てるだけで面白く感じてしまう・・・」
スズカ「これって単に寝てるだけでは?」
タキオン「はぁ・・・やれやれスズカ君は疑り深いねぇ、よろしいではこれで・・・」ハリセン スチャ
ハリセンを手にしたアグネスタキオンは寝ているセイウンスカイの頭にバンバンとハリセンを強度にしばき続ける!
タキオン「どうだい?全く目覚める気配が無いだろう?」バンバンバンバン!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!
ウンス「ぴぎゃっ、っ!ZZZ・・・ふぐぅ、うっ・・ZZZ・・・うひっ!ZZZ・・・」
スペ「セっ、セイちゃん起きてるよねっ!ぷははははっ!」
キング「あはは、も、もがいてるから!あはははっ!スカイさんもがいてるからぁっ!」
グラス「くくくくっ!はははっ!」
エル「ぴぎゃって叫んでマァス!あははは!起きてマァス!ぶははははははーっ!!」
セイウンスカイ「はぁ、はぁ、・・・っ、ZZZ・・・」
デデーン!
スペ、キング、グラス、エル、アウトー
スペ「な、何でセイちゃんが・・・んっ!」スパーン!
キング「こんな所で体張らないでよっ!」スパーン!
グラス「こんなくだらないことでぇ・・・っ!」スパーン
エル「駄目です・・・面白すぎる・・・んあっ」スパーン!
スズカ「・・・ねぇ、ちょっといいかしら?」
グラス「?」
スズカ「どうして、セイウンスカイさん、叩かれてるのに嬉しそうな顔してるの?」
グラス「・・・っんぐっ!・・・ス、スズカっ、さんっ・・・んっ!ぷぼっ!ぶはははははーっ!」
スズカ「・・・・・・」
デデーン!
グラス、アウトー
グラス「スズカさんっ!追い打ちはやめて下さいっ!・・・いたぁっ!」スパーン!
スズカ「ごめんなさい、そんなつもりは無いのよ・・・」
スペ「あー・・・これはセイちゃんは起きてますよね?!」
タキオン「ほう、なかなか信じない娘達だねぇ・・・ならば、タイキシャトル君っ!
!」
タイキ「ハウディ!!」拳銃 スチャ
スペ「・・・っ?!・・・んんっ!」
キング「・・・ひくっ!はぁはぁ!・・・っ!」
スズカ「見て、タイキが拳銃を構えているわ、2丁よ・・・」
グラス「・・・っ、スズカっさんっ、説明・・いりませんっ!・・・っっ!!」
タイキ「パーティーターイムッ!」バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!
ウンス「うびぃっ!いだっ!んきゅっ、ぎゆうぅっ!うぴゅっ!・・・ZZZ、びきぃっ、いだいだっ!っ、ふぐうぅっZZZ・・・」
スペ「あはははははーっ!!痛いって言ってるっ!あははは!」
エル「ぶはははあっ!や、やめたげてぇぶぶぶぶっ!」
グラス「・・・っ!・・・ふくぅっ・・・っ!っ!」
スズカ「ほら!見て!やっぱり嬉しそうよ!」スズカがグラスの袖を引きウンスを指差す
グラス「・・・っ?!ぶっ!くっはははははははっ!!こっ、このぉっ!あはははははーっ!!」
デデーン!
スペ、エル?キング、グラス、アウトー
スペ「あー・・・っく!」スパーン!
エル「クネクネしてたでぇす・・・あうっ!」スパーン!
キング「はぁー・・・きつい、っんく」スパーン!
グラス「スズカさんっ!追い打ちやめてって言いましたよねっ!・・・いたあっ!」スパーン!
スズカ「?」
グラス「・・・(こいつ、先輩じゃなかったら絶対殴ってる!)」
キング「もうぅっ!全然催眠じゃないじゃない!ただセイウンスカイさんが我慢してるだけよっ!」
タキオン「ふん・・・まだ超高度催眠を信じられないと?それでは次の被験者を見ても同じ事が言えるかな?」バサッ
ババーン
被験者2 皇帝シンボリルドルフ
タキオン「トレセン学園会長、シンボリルドルフだ」
全員「「「「「ぶぁっはははははーっ!!」」」」」
デデーン!
全員、アウトー
スズカ「ルドルフ会長、何してるの?・・・んっ!」スパーン!
スペ「こんなの笑うしかないじゃないですかっ!いだっ!」スパーン!
エル「あはは、ばっ、馬鹿がいる、馬鹿がいマース・・・んんっ!」スパーン!
キング「これは卑怯よぉ!・・・いたぁ!」スパーン!
グラス「はぁはぁ・・・断らなかったんですね・・・んぐっ!」スパーン!
スズカ「・・・え?待って、タキオン、ルドルフ会長に何するの?!」
タキオン「ふ、こうするのさ!」
アグネスタキオンはベットに横たわるシンボリルドルフに近付くとそっと手を伸ばしルドルフの体に添える。
そしてアグネスタキオンは優しく微笑みながらゆっくりとルドルフの体に添って手を動かし始める。
その時、突如研究室内に重低音男性のナレーションが響き渡り始めた!!
【僕がウマ娘の足に触れるとき・・・僕が彼女らを直接感じるのは、内股と膝、ふくらはぎ、くるぶしなどの・・・内側だ。トレセンジャージのズボンの比較的厚目の生地を通して37度の体温も伝わってくる。】
スペ「っ!」
スズカ「・・・これって?!」
グラス「・・・っ、何も・・・言わないで」
キング「・・・っ!辛いっ!辛いぃっっ!!」
エル「・・・ふひ・・・ふひ」
【ルドルフの場合でも、そこらあたりは毎年入ってくる新人ウマ娘と同じだった。・・・だけれど何かが違う。神威、雰囲気と言ったら一番正確に違いない。この雰囲気というやつが、例年の他のウマ娘に比べて半年分は成熟、そう・・・熟しているなと感じた。】
全員「「「「「ぶわはははははーっっ!!」」」」」
キング「せ、成熟って!あはは!」
スズカ「ルドルフ会長に、この怪文書合わせるのは卑怯よっ!あはっ!あはは!」
デデーン!
全員、アウトー
全員 スパパパパパーン!!!!!
エル「・・・もうっ、ひっ・・・やめて」
グラス「・・・ふぅっ!・・・ふぅっ!」
スペ「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」
ルドルフ「・・・・・・」
タキオン「・・・・・・」撫で撫で
【スキンシップは手のひらでする。右手で、時には左手で、ルドルフの首すじ、腰から尻にかけたあたりを優しくさする】
スペ「・・・っっ!・・・ぶっ・・・ん」
グラス「・・・っ!(我慢よっこれ以上笑うともう止まらなくなるっ!)」
キング「・・・ぐっんんっ!(誰かが笑うと笑っちゃう!)」
【このタッチングのねらいは、ウマ娘の気を落ちつけること、その一点にしかない。必要とあらばボクはそれを何度もくり返す。ルドルフの心に大きな落ち着きがあらわれるまで、やめない。
ルドルフ「・・・・・・ふあぁ」
全員「「「「「どぁっはははははははーっっ!!!!!」」」」」
デデーン!
全員、アウトー
エル「ふああって言った!あははっ!・・・いたあっ!」スパーン!
スズカ「くふっ!・・・と、吐息漏らしたわ・・・っ!」スパーン!
スペ「もう無理ですっ!やめてっ!ぃたっ!!」スパーン!
グラス「はひっ!はひっ!・・・んくっ!」スパーン!
キング「これ辛い!辛いわっ!・・・ひっ」スパーン!
【「ルドルフ・・・」僕は彼女の背から声をかける。】
スペ「っ!?(まだ続くのっ?!)」
【「レースだけど、気楽に行こうぜ。テイク・イット・イージーだ。おりこう君のルドルフなら、この程度の英語はわかるだろう、そうだ、気楽にだ。そうだ、そうだ、その調子だ」ボクはルドルフの体をなでた。最高級のベルベットに触れたように、その表面はやさしかった。】
スペ「・・・ふくぅっ!・・・ふくぅっ」
スズカ「・・・んっ!・・・んんっ」
エル「・・・・・ひぐっ!」
グラス「・・・っ、・・・っ(普通に聞けばいい、普通に聞けばいい)」
キング「ふぅふぅ・・・っ!(耐えきったわ!)」
タキオン「Take it?」 ルドルフ指差し
ルドルフ「Easy」 タキオン指差し返し
全員「「「「「ぶぁっあはははははははははぁっっ!!!!!」」」」」
デデーン!
全員、アウトー
スズカ「馬鹿よっ!馬鹿会長がいるわっ!・・・いたいっ!」スパーン!
スペ「笑っちゃいますよこんなのぉ、んんっ」スパーン!
エル「完璧な発音でしたよっ!・・・ひぎ」スパーン!
キング「本当に辛いのぉっ!・・・っき!」スパーン!
グラス「もう催眠とか関係ないですよね?・・・こんなの耐えられません・・・いたいっ!」スパーン!
ここでシンボリルドルフ、ベットから身を起こして立ち上がるとスペシャルウィーク達の方に向いて直立不動の姿勢となる。
そしてアグネスタキオンが差し出したマイクをシンボリルドルフが受け取る。
全員「!?」
ルドルフ「このたび最優秀ウマ娘を受章することとなり、大変光栄に感じております。連絡をいただいた当初は、正直、受賞の栄に浴することに戸惑いもありましたが、ウマ娘とトレーナーは一心同体であり、さらにウマ娘に関わる多くの人々の支えがあって成し得ることが出来たことだと考えると、これは私個人に与えられた栄誉であるとは到底考えられず、無敗の三冠ウマ娘である私シンボリルドルフを育てたトレーナーを始めとした多くの関係者にこそ与えられたものであると考え、お受けすることといたしました。これからも、このたびの受賞を励みに、ウマ娘レース発展のために少しでもお役に立てるよう、微力ながら尽くしてまいる所存です。」ペコリ
スペ「あはははははーっ!!流暢にしゃべってますよーっ!あははは!」
スズカ「あはは、あはははは!」
キング「あはは!あはっ!さ、最後に真面目にならないでっ!」
グラス「くはははっ!何でそんな真面目な顔ができるのですかぁ?!ははははーっ!」
エル「どあははっ!!か、会長っ!ははははーっ!」
デデーン!
全員、アウトー
スパパパパパーン!!!!!
エル「いたいっ!いたいっ!苦しいっ!」
スズカ「もう勘弁して!」
キング「苦しいのっ、本当に苦しいのよっ!」
ルドルフ「・・・」スタスタスタ
タキオン「・・・」スタスタスタ
シンボリルドルフとアグネスタキオンは並んでウマ娘研究室の出入口扉に向かう、が、シンボリルドルフだけが扉の前でクルリと回わるとスペシャルウィーク達の方を向きジッと皆を見つめる。
全員「?」
ルドルフ「・・・・・・・ルナ?」首コテン
全員「「「「「あははははははーっ!!!!!」」」」」
デデーン!
全員、アウトー
スパパパパパーン!!!!!
シンボリルドルフ、アグネスタキオン退出
スペ「はぁ、はぁ、はぁ・・・苦しいですぅ・・・」
スズカ「あそこまでやられたら我慢出来ないわ・・・」
キング「うぅ・・・もう帰りたい・・・」
タマ「おう!お前ら勉強させてもらえて良かったな!ほな部屋に戻るで、ついといで」
エル「はぁー・・・少し休みたいでぇす」
グラス「行きましょう、エル」
スペシャルウィーク達は迎えに来たタマクロスに連れられて待機部屋へと戻っていく。
タマクロスに少し休むように言われたスペシャルウィーク達は思い思いに休憩を取る、会長達にやられてグッタリとするスペシャルウィーク達だったが容赦ない次なる笑いの罠が待ち受けていた!
キング「お尻がヒリヒリするわ・・・」
グラス「会長は反則でしょう?」
エル「疲れましたぁ・・・」
スペ「あれ?」
皆がグッタリと机に突っ伏す中、スペシャルウィークは机の上に大きな茶封筒が置かれているのに気が付いた。
スペ「こんなのありましたっけ?」
スズカ「・・・ううん、無かったわ」
スペ「ですよね」ガサガサ
キング「ちょっ、待って!スペシャルウィークさん!開けるの?」
スペ「え?あ、うん」
グラス「絶対、祿でもない物よ」
エル「・・・でも、ちょっぴり気になりまぁす」
スペ「だよね、どれどれ・・・」
スズカ「スペちゃん・・・」
スペ「んん?何かパネル?みたいなのが入ってますね、2枚」
グラス「見てみますか?」
スペ「見ましょう、それ!」バン
ジャン!
カレンチャンのタスポカードの拡大写真
ヨレヨレスエット上着に半目、口が少し開いたカレンチャンの写真付
キング「ぶあっはははっ!」
スズカ「うわぁ・・・」
スペ「え?これって煙草買うやつですよね?」
エル「これはマズいでーす」
グラス「流石にこれはコラですよね?」
スズカ「悪意しかないわ・・・」
デデーン!
キング、アウトー
キング「くくくっ、いたぁいっ!」スパーン!
エル「凄い写真をチョイスしてますね」
グラス「写真もコラですかね・・・?」
スズカ「・・・カレンチャン可愛い」
グラス「ふぐっ!・・・スズカ、さん、やめて・・・っ」
スペ「次いきますよ?それ!」バン
ジャン!
駿川たずなの住基カードの拡大写真
ほぼスッピンに銀縁眼鏡着用の駿川たずなの写真付
エル「あひゃっ?!・・・っ!あひゃひゃひゃひやーっ!!」
グラス「ぶっ・・・くくくっくくくっ!」
キング「あはは!スッピンよ!あはは!何でスッピンなのよぉ!あははははは!」
スズカ「・・・っ!・・・んんっ!」
スペ「こうして見ると年相応ですね」
スズカ「あははははは!!スペちゃん!あはははははーっ!!」
デデーン!
エル、グラス、キング、スズカ、アウトー
エル「こんなの・・・笑う」スパーン!
グラス「くっ・・・」スパーン!
スズカ「悪意しかないのよ・・・んっ」スパーン
キング「はぁ・・・はぁ、お腹痛い・・・んくっ!」スパーン
スペ「どうしてマイナカードじゃなくて住基カード何ですかね?古くないですか?」
スズカ「・・・スペちゃん!・・・っ、もうやめて・・・っ」
小ネタにも翻弄されるウマ娘達、しかし彼女達はこの小ネタが後の厄災を巻き起こすトリガーになっていることに気が付けない!!