笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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これを京都金杯の願掛けとして投稿する
明日の中京競馬場は楽しい1日となりますように!


高松宮記念前夜祭7

笑ってはいけない 高松宮記念前夜祭7

 

 

シリウスシンボリとスーパークリークの猛攻を凌いだ(?)スペシャルウィーク一行、キングヘイローの顔がヨダレまみれになるちょっとしたハプニングはあったものの、無事調理室へとたどり着く

 

タマ「ほなら、お前らが作る料理はキャロットピザな、材料はそこに仰山あるし、レシピもあるから頑張り」

 

エル「デスソースは有りますか?」

 

タマ「そんなモンあらんから我慢しとき、キングちょっと業務連絡や、ついて来てくれや」

 

キング「わたくし?」

 

タマ「そうや、・・・後の奴らは勝手にキャロットピザ作っといてくれな、いくでキング」

 

キング「あ、はい」

 

タマモクロスに連れられてキングヘイローは教室から出ていき、残るスペシャルウィーク達はワイワイとキャロットピザを作り始める

 

しばらくは特に何が起きるでもなく、スペシャルウィーク達は協力して大きなキャロットピザを作り上げていく

 

 

スペ「キングちゃん、なんなんでしょうね」

 

スズカ「何かありそうね」

 

エル「衣装チェンジでは?」

 

グラス「ありそうな話ですね」

 

 

デデーン! キングアウトー

 

 

スペ「!」

 

グラス「今、聞こえました?」

 

エル「キングがアウトになってました」

 

 

デデーン! キンク アウトー

 

 

スズカ「また?」

 

グラス「何をやらされてるのでしょうか」

 

 

デデーン!キングアウトー

 

 

スペ「また?!」

 

エル「チョッと早過ぎます」

 

 

デデーン!キングアウトー

 

 

グラス「・・・っ、こ、これ、仕掛けでは?」

 

スズカ「早すぎるもの、おかしいわ、仕掛けみたいね・・・」  

 

スペ「くっ!っ!」

 

エル「ダメですっ!キ、キングが、お尻を叩かれまくっている、ビジョンがっ!」

 

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

 

スペ「ふぐっ!ふぐっ!」

 

グラス「キ、キングがぁっ!くっ!」

 

スズカ「ふぅぅー、ふうぅー」

 

エル「れ、連続っ、っ!」

 

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトー

デデーン!キングアウトーアウトーアウトーアウトーアウアウアウッアウアウ

デデーン!キングキングキングキングキキキッキッキッキッキーングキーングキーングアウッ!

 

スペ「ぶっ!あははははっ!」

 

スズカ「くっふふ!くふふふふふ!」

 

エル「あっ!あはははっ!」

 

グラス「あははははははは」

 

デデーン!

スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー

 

 

スペ「あーっ!くだらないっ!っぐ!」スパーン!

 

スズカ「っくぅ!」スパーン!

 

エル「油断してたァ、っぎ!」スパーン!

 

グラス「こ、これ、耐えれます?っく!」スパーン!

 

 

デデーン! キング

デデーン! キング

デデーン! キング

キーングキーングキーングキーングキキッキッキッキキ、キングゥ?

 

 

スペ&グラス「「あははははっ!」」

 

スズカ「・・・っ」

 

エル「ふぅっ!、ん」

 

デデーン!

スペ、グラス、アウトー

 

 

スペ「疑問系にしてきたぁ、あー、いだっ!」スパーン!

 

グラス「これ、耐えれませんよねっ!、ぐっ!」スパーン!

 

 

 

グラス「ちょっとこれ、卑怯ですよ!」

 

スペ「しつこいですっ!」

 

スズカ「料理が作れないわ」

 

 

・・・キッ

・・・キッ

・・・キッ

・・・キッ

ウララサン?

ウララサン?

ウララサン?

ウラウラウラウラウラウララララ、キング?

 

スペ&スズカ&エル&グラス「「「あははははっ!」」」

 

スペ「あははは、レパートリー増やさないでくださいっ!!」

 

デデーン!

スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー

 

 

アウッアウッアウッアウッ

キッキッキッキッキッキキ、ウララ?

ウラッウラッウラッウラッ、キング?

キングウララキングウララキングウララキングウララ・・・ヘイローッ!

 

 

スペ&スズカ&グラス&エル「「「ぶふふふふふ!!」」」

 

デデーン!

スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー

 

 

遠方より漏れ聞こえてくる混沌のアウトーコールミュージックは止まることを知らず、スペシャルウィーク達へのケツバットはストップ高を更新していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方キングヘイロー、タマモクロスに連れられて来たのは視聴覚室

 

タマ「ここやで入り」

 

キング「ここですか?」

 

キングヘイロー、視聴覚室へと入っていく、そこに待ち構えるは、

 

 

ジャン!

 伝説のよさこいDJ ハルウララ

 トムキャットサングラス、エアシャカール私服着用

 

 

ウララ「よーよー、キングちゃん、うらーうらーうららだよー!」

 

キング「ウララさん?」

 

ウララ「よーよー」 ちぇけら びし

 

キング「ごめんなさいウララさん、YOがよーにしか聞こえないわ 」

 

ウララ「あれぇ?」

 

キング「え、何、業務連絡ってこれのことなのかしら?」

 

タマ「そうやで、キングはここでハルウララと・・・こほん、さぁ始まりましたっ!笑ってはいけない高松宮記念前夜祭!ウララとよさこいDJ対決ぅーーっ!」 ワーワードンドンパフパフ

 

ウララ「ひゅーひゅー」

 

キング「ん?」

 

タマ「はい!これから行うのはキングヘイローとハルウララのDJ対決!使うのはトレセン学園ミキシングマシーン、特別に対決の間は笑っても、アウトコールされてもなんにも無しっ!」

 

キング「え?え?」

 

ウララ「この機械だよ!キングちゃん!」

 

ハルウララは目の前にあるトレセン学園ミキシングマシーンのボタンを押していく、流れるサンプルサウンド&ボイスが空気をヴァイブさせて構築する音は、

 

「デデーン!」「キング」「アウトー」

 

キング「何やってるのっ!ウララさんっ!、あれ?罰ゲームは?」

 

タマ「ほやから、なんも無しやって、今は罰ゲームとか、なーんも気にしーなや!」

 

キング「・・・ふーん、これがトレセン学園ミキシングマシーン?」

 

 

キングの目の前にはハルウララと同型のミキシングマシーン

マシーンには【キング1】【キング2】【ウララ1】【ウララ2】【デデーン】等とラベリングされた無数のボタンが並ぶ

 

ズムッズムッズムッ!

「デデーン!」「キング」「アウトー」

「デデーン!」「キング」「アウトー」

「デデーン!」「キング」「アウトー」

 

 

キングヘイローがミキシングマシーンを確認している間にもハルウララは煽りサウンドを繰り返し、軽く首を振ってキングヘイローを挑発的な笑顔で眺めてくる

いつしか視聴覚室には身体を震わせるほどのズムッ!ズムッ!ズムッ!と重低音が響き渡り始めていた

 

片頬を緩ませ、眉を寄せCHI、CHI、と舌打ちして首を振るハルウララ

 

ウララ「Hey king ・・・get back your start ?」

 

キング「ふん、安い挑発だわウララさん」

 

ハルウララの高知弁煽りを受けてキングヘイローの綺麗な指先がミキシングマシーンのボタンをグランドピアノの鍵盤を奏でるかの如くダッシングし、

 

ズムッズムッズムッ!

「デデーン!」「キング」「アウトー」

「デデーン!」「キング」「アウトー」

 

 

奏でるはウララの煽りをそのままトレースバック、泥を被り続け後塵を拝し続けてもなおレースを駆け続けたキングヘイロー、ハルウララの煽り文句などケロッグのフェイスにピスピース、だ

 

「アウッアウッアウッアウッ!」ハルウララのターンテーブルが小刻みにシェイクする

「キッキッキッキッキッキッ!」キングヘイローのミクスチャンネルがノックノック

 

ハルウララ「・・・fuck 」

 

キング「Oh... KOUCHI head」

 

ハルウララ「Ah hum...shot out this Tako」

 

キング「sorry you TOSAPPO?」

 

エッジの効いたリズムの合間にはキングヘイローとハルウララの高知弁スラング対決!

 

「キングキングキング、キング?」キングヘイローの皿が唸る

「ウララさん?ウララさん?ウララさん?」ハルウララのミキシングマシーンが負荷に火を吹き始める

 

「キキキキキキキキ!」ハルウララの眉がグッと寄せられその柔らかな指先はコンマ1秒の狂いもない連打、それでいて最後の2音だけ0・05秒のみズラして外すテクを披露

「ウラララララララ!」キングヘイローの唇が歪みハルウララと同じく正確無比な連打からの0・025秒のラス2外しテクに思わずウララの片頬が上がる

「キーングキーング!」「ウララ、ウララ、ウララ、ウララ!」汗を飛び散らせながら激しく腕を交差し仰け反るハルウララ

「ウララ、ウララ」「ウララ、ウララサン?」グッと腰を落として身体全体でミキシングマシーンボタンを押すキングヘイロー

 

いつしかハルウララとキングヘイローのミキシングミュージックはバチバチのせめぎ合いから、せめぎ愛へと変わっていく、愛が形成されていた

 

ハルウララの伸ばすサウンドをキングヘイローのサウンドが絡んで包み込み、キングヘイローの突き抜けるヴァイブスをハルウララのウォームヴァイブが受け止める

 

互いにニヤリと交わす視線は高め合う者同士に産まれるシンパシー

離れていても直ぐそばに感じるウォームヴァイブレーション

ここに歓喜と祝福があるキングヘイローは確信した、このまま終らなければいいのにハルウララは願った

 

その直線で

過去も未来も消え去った

ただ今と今がぶつかり合う

伝説のデットヒート

戯れにも見えた

死闘にも見えた

その勝者の名は、テンポイント

 

キング&ウララ「「あたし達と違うんかーい!」」 あはははっ!

 

タマ「なはははは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルウララとのイカしたセッションを終えたキングヘイローは、笑ってはいけないを始めて以来満たされた気持ちになってスペシャルウィーク達がいる調理室へと戻った

 

キング「ただいまー・・・っん?」

 

キングヘイローは見る、スペシャルウィーク、サイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサーが尻を押さえてピクピクと床に倒れ伏す姿を

調理室は死屍累々

 

キングヘイロー「え?何があったの・・・」

 

 

スペ「キングちゃん、お帰りぃ」

 

グラス「ちょっとした地獄が開幕していただけです」

 

キング「地獄?!」

 

スズカ「キツかったわ、キングとかウララとか、訳の分からないコール音が馬鹿みたいに流れ続けたのよ・・・」

 

スペ「スズカさん、やめて下さい、話すとあの音が頭の中に再現されます」

 

スズカ「そうね、ごめんなさい」

 

エル「キングの方はどうでシタか?」

 

キング「・・・・・・そうね、タマモクロスさんに色々仕掛けられたわ!お尻が痛いわ!」

 

スペ「お互いたいへんでしたねぇ」

 

グラス「さて、キャロットピザを焼きましょう、後は焼くだけです」

 

その後、スペシャルウィーク達は調理室のオーブンにキャロットピザ生地を入れて焼き始めたがしばらくするとボンとオーブンが爆発して、結局は待機室でコンビニおにぎりをモソモソと食べることとなりましたとさ

 

 




それじゃあ、行ってくるわ
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