笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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こんなクソみたいな投稿でもそれなりにアクセスされてんだよね。ウマ娘ってスゲーな。

そして下がり続ける評価。
そりゃそうだよね。
嫌な思いをした人ごめんね

僕もオニャンポコンに十万円持っていかれたから許してちょんまげ





高松宮記念前夜祭9

笑ってはいけない 高松宮記念前夜祭9

 

 

 

タマモクロスに呼ばれ、スペシャルウィーク一行はトレセン学園待機宿舎別館の召集に参加することとなる

スペシャルウィーク達が召集場所である体育館に到着したところ既に大勢のウマ娘達が集まっていた

 

タマ「ほんならお前ら1番前の列に並んで座っとき、もう始まるみたいやで」

 

スペ「はぁい」

 

スズカ「何があるのかしら」

 

グラス「嫌な予感しかしません」

 

大人しく順に横に座っていくスペシャルウィーク一行、スペシャルウィーク、サイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサー、・・・キングヘイローは?キング?

 

キングヘイローは集まった大勢のウマ娘達の中に入り込んで俯いていた

 

タマ「おいキング、こっちや、お前の席はここやで!」

 

キング「お構い無く」

 

タマ「はぁ?」

 

キング「お構い無く」

 

タマ「・・・」

 

スペ「キングちゃん、めちゃくちゃ警戒していますねぇ」

 

スズカ「前回のトラウマよ」

 

グラス「キ、キングがこっちを見ようともしてませんっ」

 

エル「頑なデス」

 

タマ「お前何ワケわからんことやっとんねん、こっちこい、キング「イヤです」

 

 

タマ「・・・」

 

スペ「そ、即答・・・」

 

グラス「・・・っ、キングさん・・・っ」

 

キング「そっちにいくとカレンチャンさんがまた出てくるよのっ!もう分かってるのっ!だから行かないのっ!ここでいいんです、あっ!お腹痛いっ!お腹痛いっ!」

 

グラス「ぶふぅっ!ふふふっ!」

 

エル「くははははっ!」

 

デデーン!

グラス、エル、アウトー

 

 

グラス「キングっ!警戒しすぎですっ!違うかも知れないでしょ、っく!」スパーン!

 

エル「くくくっ、っぎ!」スパーン!

 

 

タマ「取り敢えず座れや、まだなんか分からへんやないか」 グイグイ

 

キング「じゃあ責任取って貰えるのっ?!カレンチャンさんが出てきたら責任取ってくれるんですねっ!タマモクロスさんがビンタされるってことでいいんですねっ!責任取って貰えるんですねっ?!カレンチャンさんが出てきたらどうするつもりなんですかぁっ!!」

 

タマ「お前何言うとん?」

 

スペ「・・・ふ、ふふ、ぶはははは!」

 

グラス「あははっ!キングさんっ!こっちに来て下さいっ!」

 

デデーン!

スペ、グラス、アウトー

 

 

スペ「キングちゃん駄目だぁ、っいたっ!」スパーン!

 

グラス「あれは動きませんよ、っ!」スパーン!

 

 

 

エル「キングー、大丈夫だからこっち来てクダサーイ!」

 

キング「いい加減なこと言わないでっ!じゃあエルさんが倒してくれるのっ?!カレンチャンさんが出てきたら倒してくれるのねっ!?そういう約束ね!?約束したからねっ!!」

 

エル「ぶっ、なっ、なにを、いっひひひひひ」

 

スペ「あはははははっ!」

 

デデーン!

エル、スペ、アウトー

 

 

エル「キングゥ・・・っぐ」スパーン!

 

スペ「ったぁっ!」スパーン!

 

 

 

タマ「もうええから来いって!話が進まんやんけっ!みんな待っとんねん!」 グイグイ

 

キング「お腹痛いっ!お腹痛いっ!ちよっ、ちょっと!お腹痛いって言ってるでしょっ!ひとがお腹が痛いって言ってるのになんで引っ張るんですかっ?!」

 

グラス「あははっ!あははははは!」

 

スペ「あははっキングちゃん!あはははははっ!」

 

エル「くふふ!キング早く来てくだっ、ふふふふっ!」

 

デデーン!

グラス、スペ、エル、アウトー 

スパーン!スパーン!スパーン!

 

スペ「いったぁ~」

 

グラス「キングさんっ、とにかくこちらに来て下さいっ」

 

エル「まだカレンって決まったわけではありまセェン」

 

 

 

タマ「ちょお、もおぉぅ!はよ来いって!ホンマに待たせんなって!!」 ズルズル

 

キング「お腹痛いってった言ってるでしょっ!あっ、ちょっと、この子が行きますっ!この方がキングの代わりに行きますっ!ねっ、あなたキングの代わりに出たいでしょ?!チャンスよ!チャンスなのよ!ね、ね、ちょっとパチン★てされるだけだから!お願い、お願いしますっ!お腹痛いの、お腹痛いのぉ・・・」

 

タマ「お前、なに隣の子掴んどんねん!離したれや、関係ない子やろ?!」

 

モブウマ娘「えぇー・・・・・・ふっ!」 グボン! 

モブウマ娘の膝蹴りがキングヘイローの無防備な鳩尾にクリティカルヒット!

 

スペ「あははっ!あははははは!」

 

スズカ「ぐ、ぐぼんって、ふふふふっ!」

 

グラス「うふふふ、ふふ、そりぁ蹴られますよぉ、うふふふ」

 

エル「あははっ!ナイス!あははははは!」

 

キング「ぐっほぉ・・・」

 

タマ「ナイスニーやっ!」 ズルズル

 

 

 

不意に鳩尾に膝を食らった涙目のキングヘイローはタマモクロスに引きずられて自分の席へと座らされる

 

スペ「まだカレンチャンって決まってませんよ」

 

グラス「心配しすぎです、キング」

 

キング「・・・・・・(絶対に逃げ切る、みんなまとめて撫で斬る)」 とても悪い顔

 

 

スズカ「・・・・・・(どうやってもキングさんがカレンチャンにビンタされる未来しか見えないわ)」

 

 

各々の思惑が渦巻く中、ステージに登場したのは、

 

 

ジャン!

  真っ白なつば広帽子に水色花柄ワンピース

 

  54戦54勝ウマ娘 キンチェム

 

 

全員「「「「「ぶぶっ!ぶぶぶーっ!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「え?!え?!え?!っだっ!」スパーン!

 

スズカ「ハンガリーの英雄・・・っぐ!」スパーン!

 

キング「・・・(わたくし、キンチェムさんを待たせちゃったの?!)」スパーン!

※青ざめたキングには五感が無くなっています

 

グラス「あの、本当に、出演交渉は考えて下さい、っくぅ!」スパーン!

 

エル「ふわぁ・・・教科書で見ました、っぐ!」スパーン!

 

 

 

キンチェム「本日はお招きありがとうございます、キンチェムです」 ペコリ

 

キンチェムのお辞儀に深々と頭を下げるスペシャルウィーク達、ヨーロッパを駆け巡り全てのレースに勝利し、自分の脚のみで全ての栄光を己が物としたハンガリー帝国の英雄に対しては憧憬の念しか浮かばない

 

キンチェム「いろんな関係からこの様なクソ番組に参加することとなったキンチェムです」

 

スペ「ふぐっ!っ!」

 

スズカ「キンチェムさんがクソっておっしゃったわ」 ヒソヒソ

 

グラス「くっ!、ふっ、、黙っててっ!」 ヒソヒソ

 

 

 

キンチェム「それでは、集まって頂いた皆様には絵本を読んで差し上げましょう、この【キンチェム物語】を」

 

用意された豪華な椅子に深く腰掛けるキンチェム、手にしたカラフルな絵本をペラリと開く

 

 

 

キンチェム「キンチェム物語・・・キンチェムはハンガリーの牧場で産まれました、キンチェムは産まれて間もなく誘拐されそうになりましたが無事でした、犯人は『この娘は絶対に強い』とか言っていたそうです

・・・ベルリンでのデビュー戦は勝ちました」

 

スペ「・・・・・・」

 

グラス「・・・・・・」

 

キング「・・・・・・」

 

 

 

キンチェム「産まれ故郷から離れたドイツでレースをするキンチェム、だけどキンチェムは平気です、だって仲の良いフランキートレーナーと大好きな子猫のナイチンゲールがいつも一緒にいるもの、とても仲良し、キンチェム達の楽しい毎日、笑いの絶えないキンチェム、フランキー、ナイチンゲール

・・・フェアグレイヒス賞とかドイツでのレースは全部勝ちました」

 

スズカ「・・・っ!くっ、くく」

 

グラス「さ、サラッと恐ろしい戦績を言わないで、下さい・・・っ」

 

エル「ふっ、ふうぅ、っふ」

 

 

 

キンチェム「キンチェム達は故郷のハンガリーに戻ることにします、移動中の汽車の中で子猫のナイチンゲールとヒナギククッキーを頬張るキンチェム、とってもおいしいね、フランキーはヒナギククッキーを作るのがとっても上手、シェフみたいね!よかったねキンチェム、キンチェム達の楽しいハンガリーへの汽車の旅、流れていく景色をキンチェムは楽しそうにいつまでも眺めています、フランキーが優しい目でキンチェムを眺めナイチンゲールがニャンニャンと甘えた声で鳴いています

・・・クラッドルーバー賞とか全部勝ちました」

 

スズカ「くふ!くふふ、ふふふっ!」

 

グラス「あははは、勝ちましたってだけ、結構なレースですよっ!あははは!」

 

エル「くっ!くははははっ、そ、その、全部って何戦してるのデス?、ははっ!」

 

デデーン!

スズカ、グラス、エル、アウトー

 

 

スズカ「ったいっ!」スパーン!

 

グラス「くふふ、ふふ、んっ!」スパーン!

 

エル「っいたっ?!」スパーーン!!

 

スペ「ちょっとバット強くないです?」 ヒソヒソ

 

キング「キンチェムさんの前よ?力も入るわよ」 ヒソヒソ

 

 

 

キンチェム「キンチェム達は少しお休み、だってレースばかりで大変だったもの!子猫のナイチンゲールもすっかり大きくなってきてお姉さん気取り、まぁキンチェムの毛繕いをしてあげてるの?微笑ましそうにキンチェムとナイチンゲールを眺めるフランキー、キンチェム達はとっても仲良しね

・・・ハンガリーのクラッシックは全勝しました」

 

スペ「ぐっ、ぐ、ふふふふふっ」

 

スズカ「くははははっ!ははははっ!」

 

グラス「あははっ!だ、だから、サラッと言わないで下さいっあははーっ」

 

エル「何この怪物」

 

デデーン!

スペ、スズカ、グラス、アウトー

スパーン!スパーン!スパーン!

 

スズカ「だめ、このサラッと恐ろしい戦績言われるの、耐えられないわ」

 

スペ「しかもご本人が、ですよ!」

 

グラス「これキツいです」

 

 

 

キンチェム「大変!猫のナイチンゲールが迷子になっちゃった!とても不安で心配になるキンチェム、キンチェムが少し泣きそうになってるわ!慌てて辺りを探すフランキー、ナイチンゲールったらキンチェムをほったらかしにしてどこにいっちゃったの?あらそんなとこにいたのね?あぁ見つかってよかった、もう迷子になったらダメよナイチンゲール、キンチェムはとても心配してたんだから

・・・ジョッケクルブ賞は圧勝でした、カイザー賞も勝ちました」

 

スペ「ぶっ!ぶぶふふふっ!」

 

スズカ「あははははは!」

 

グラス「あははっ!圧勝!あははっ、はははっ!」

 

キング「くくくっ、ははははっ!」

 

デデーン!

スペ、スズカ、グラス、キング、アウトー

スパーン!スパーン!スパーン!スパーン!

 

スペ「比重がおかしいですっ!」

 

スズカ「レース結果を簡単に流さないでぇ」

 

キング「ナイチンゲールが見つかって安心したから圧勝したのよ、はあぁ」

 

グラス「はぁ、はぁっ!」

 

 

 

キンチェム「またまたドイツに向けて出発するキンチェム、フランキー、ナイチンゲール、でも今回はなんと豪華客船での船の旅!水平線の夕日にキラキラ目を輝かせるキンチェム、ちょっと船酔いしそうなフランキー、ナイチンゲールは落ちちゃダメよ?夕食は楽団の素敵な音楽を聴きながら豪華なディナー!シェフがキンチェムの為にヒナギクケーキを用意してくれました、だってみんなキンチェムが大好き!キンチェムもニコニコしてるわ、夕食の後はデッキで星空を眺めるキンチェム、早く寝ないとお寝坊さんになっちゃうわよ

・・・バーデン大賞とか全部勝ちました」

 

全員「「「「「あはははははーっ!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「はぁっ!はぁっ!っだ!」スパーン!

 

スズカ「いたいっ!!」スパーーン!!

 

グラス「やめて、もう充分ですっ、っぐ!」スパーン!

 

エル「ほのぼのからの蹂躙・・・ぐぎっ!」スパーン!

 

キング「キンチェムさんが強いの分かりましたからっ!もういいです!っぐぅっ!?」スパーーン!!

 

 

 

キンチェム「まぁキンチェム?!どうしてお水を飲まないの?ちょっと拗ねたキンチェムはお水を飲もうとしません、フランキーは困ってしまい、ナイチンゲールは心配そうにキンチェムの手をペロペロ舐めています、どうしたら良いのでしょう?イヤイヤし続けるキンチェム、でもフランキーが冷たくて美味しい井戸の水を汲んでくると嬉しそうに飲み始めるキンチェム、もうみんなを困らせては駄目よキンチェム

・・・ハンガリーに帰ってから全部勝ちました」

 

スペ「っぐ!くっ!くはぁ、あははは」

 

スズカ「ふっ!ふっ!ふふふふ!」

 

キング「ぶぶっ!ぶーっ!長いぃっ、ふふふっ!」

 

グラス&エル「「あははっ!あはははははっ!!」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

スパーン!スパーン!スパーン!スパーン!スパーン!

 

 

キング「はぁ、はぁっ、勘弁して下さい」

 

スズカ「もう勘弁して下さいっ!」

 

キンチェム「・・・・・・ニコリ」 ペラリ

 

スペ「?!」

 

 

 

キンチェム「ええっ、キンチェム!?1ヶ月で連続9レース出場ですって!?突然キンチェムが宣言しました、ニコニコしながらヒナギククッキーを頬張るキンチェム、フランキーはとっても困ってしまいました、ナイチンゲールも心配そうにキンチェムにスリスリと体を擦り寄せています、ねぇキンチェム、みんなあなたのことが大好きで心配してるのよ、無理はしちゃ駄目よキンチェム、フランキーが優しくキンチェムをなだめます、可愛いキンチェムが強いのはみんなが知っているから、ね、ゆっくりやりましょうキンチェム

・・・1ヶ月で9戦9勝しました」 

 

全員「「「「「あはははははーっ!!!」」」」」

デデーン!

ゼンイン、アウトー

スパーン!スパーン!スパーン!スパーン!スパーン!

 

 

スペ「そのローテーションはおかしいです!」

 

スズカ「もういや・・・」

 

 

 

キンチェム「キンチェム、フランキー、ナイチンゲールは西ヨーロッパへお出掛けすることにします」

 

スズカ「蹂躙レースの範囲を広げたわ」

 

エル「西ヨーロッパのウマ娘達はザワついたでしょうネ」

 

 

 

キンチェム「くすん、イギリスのお友達はみんな忙しくてレースに出れないんだって、キンチェムは寂しそう、フランキーが優しくキンチェムの頭を撫でて慰めてくれます、ナイチンゲールはヒナギクを摘んでくわえて持ってきてくれます、ニッコリキンチェム」

 

グラス「完全に回避されてます」

 

スペ「そりゃあ大イギリス様がハンガリーの英雄に討たれる訳にはいきませんもんねぇ」

 

 

 

キンチェム「イギリスで勝利したキンチェムは続くフランスでも勝利しました、そしてドイツへ向かうキンチェム達」

 

スズカ「なんでしょう、凄いことなのにもう勝つのが当たり前みたいな・・・」

 

スペ「ですよね」

 

キング「こうサラッと流せる話では無いハズなんですけど」

 

グラス「ご本人がサラッと流してますからねぇ」

 

エル「聴いているエル達は、はぁそうですか凄いですねぇとしか言いようがありまセン」

 

 

 

キンチェム「大変!!突然野良犬がレース中に乱入してきたわ!見て、野良犬はキンチェムにばかり絡んでまとわりついてきてるわ、ビックリして怯え戸惑うキンチェム、助けてフランキー、ナイチンゲール!大きな声でレースを止めてくれ、キンチェムを助けろと叫び自分も駆け出そうとするフランキー、野良犬をフーッと威嚇するナイチンゲール、キンチェムが野良犬に噛みつかれたら大怪我よ!レースどころでは無いわ!

・・・6バ身差で勝ちました」

 

全員「「「「「あはははははっ!!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「トラブルでもなんでもありませんよねっ!ったぁ!」スパーン!

 

スズカ「どうして勝てるのよ、んんっ!」スパーン!

 

グラス「あぁっ!もう!んくっ!」スパーン!

 

エル「んぎっ!」スパーン!

 

キング「ひはっ、ひはっ、っんんっ!」スパーン!

 

 

 

キンチェム「レースに勝つとフランキーがいつもキンチェムにヒナギクの花冠を作って頭に被せてくれます、花冠を被ってキンチェムはとても嬉しそう、お姫様みたいでしょ?ナイチンゲールかじっちゃ駄目よ?でもある時フランキーが花冠を作るのを忘れてしまったから大変、あらあらキンチェムは凄く拗ねてしまったわ、レースが終わってもコースで石っころを蹴って寂しそうにしてるわ、慌ててヒナギクの花冠を作りキンチェムの頭に被せてあげるフランキー、もう忘れちゃ駄目よフランキー、キンチェムはやっと機嫌を直します

・・・遠征後も無事全部、蹂躙・・・勝ちました」

 

スペ「ふぐぅっ!ぐぅ!」

 

スズカ「っん、んっ、・・・んんーっ!」

 

グラス「じ、蹂躙ってっ」

 

エル「ふひ、ふひっ!・・・ふひ」

 

キング「すぅー・・・、はぁー・・・」

 

 

 

キンチェム「夜汽車に乗ってお出掛けするキンチェム、フランキー、ナイチンゲール、あらあら寝ているフランキーは少し寒そうよ、優しいキンチェムは自分の毛布をフランキーに掛けてあげました、ナイチンゲールはキンチェムの膝の上で丸くなってあくびをしています、寂しがり屋のキンチェムはフランキーやナイチンゲールがいないと落ち着いて寝れません、いつも仲良しのキンチェム、フランキー、ナイチンゲール達、でも夜汽車の窓から外を眺めるキンチェムは少し悲しそうな顔をしています、実は頑張りやさんのキンチェムは他のみんなよりとっても重い斤量を背負わされて走ることにされてしまっていたからです、こんな重いもの持って走れるわけないわ、キンチェムは困ってしまいました

・・・12連勝しました」

 

全員「「「「「ぶあっははぁはははっ!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「もう嫌ですっ!っつ!」スパーン!

 

スズカ「もう、終わりですよねっ!もう終わってぇ!っくぅ!」スパーン!

 

グラス「なんで勝てるんですか、っぎ!」スパーン!

 

エル「っだぁっ!」スパーン!

 

キング「ひぃ、ひぃ、っんくぅ!」スパーン!

 

 

 

キンチェム「こうしてキンチェム、フランキー、ナイチンゲールはいつまでも楽しく仲良く愉快に暮らしました、おしまい」 ペコリ

 

キンチェムがお辞儀をすると集まったウマ娘達からの万雷の拍手が鳴り響く!嬉しそうに手を振るキンチェム、ゆっくりと舞台から退場していく

 

スペ「あぁ、終わったぁ・・・」 パチパチ

 

スズカ「凄い戦績よね」 パチパチ

 

グラス「はい、ハンガリーの英雄です」 パチパチ

 

エル「こんな所に出演するウマ娘では無いデス」 パチパチ

 

キング「本当に」 パチパチ

 

 

キンチェムの姿が見えなくなってからもウマ娘達の拍手はハンガリーの英雄の戦績を讃え、そのヨーロッパを駆け巡った生きざまを輝かせるべく鳴り響いていた

 

 

 

 

 

 

 

そして万雷の拍手はいつしかパン、パン、パンという手拍子へと変わっていき、集まっていた大勢のウマ娘達の足踏みも加わって1つのうねりへと昇華していく!

 

 

スペ「!?」

 

スズカ「なんなの?!」

 

 

ウマ娘達「we want show!!」 ダン!ダン! ※訳 もっとやれよ!

 

ウマ娘達「we want show!!」 ダン!ダン!

 

ウマ娘達「we want show!!」 ダン!ダン!

 

グラス「え?え!」

 

 

オーディエンス達の熱狂の渦は治まるどころか高まっていく、激しく振動する熱狂と凶器をも含んだ渇望、純粋な強いウマ娘に対する憧憬、そして恋い焦がれる少女達の想い、それが最高潮へと達する!そしてウマ娘達の思いが継承されていく

 

 

 

 

 パーン、パパラパッパパラパ-

 ターンタッタタ ターンタッタタ タラター...

 

 イチニツイテ~ ヨーイ...

 

どこからか流れてくるミュージックとアナウンスにウマ娘達の興奮は更に高まり、歓声は泣き叫ぶ悲鳴へと変わっていく

 

そしてステージ中央の跳ね上がり床から飛び上がり出現する3つの影!

 

ドン!

 

 キンチェム(54戦54勝) マルゼン水着勝負服着用

 駿川たずな いつものトレセンの緑服

 樫本理事長代理 ビターグラッセ勝負服着用

 

キンチェム、たずなと樫本をサイドに従えてセンターに登っ!場っ!

 

 テテーテ,テテ,テテッテ-!

ウー

キンチェム「ウマだっち!」

 

楽しげにポーズを決めて叫ぶハンガリーの英雄キンチェム、併せて片足を後方に跳ね上げるたずな、最初の階段でつまずいて転がる樫本理事長代理

 

 テテ-,テテッテ,テテテー!

 

ウー

たずな「ウマピョイ!ウマピョイ!」

 

ピョンピョンと満面の笑みで跳ねるキンチェム、キレッキレの足さばきを披露するたずな、マイクまでなんとかたどり着いたが足首をグネらせてうずくまる樫本理事長代理

 

伝説ウマ娘キンチェムがウマピョイ伝説を歌うステージが始まるとウマ娘達の興奮はもう治まらない!弾け飛ぶキンチェムの汗と歌声、小気味良いたずなのハイヒールが打ち鳴らす快音、吐血する樫本理事長代理、舞台に上がろうとして取り押さえられるビターグラッセ、カメラのシャッター音を鳴らし続けるリトルココン、キンチェムのウィンクにウマ娘達の黄色い悲鳴、帽子を押さえてターンするたずな、担架に乗せられて運ばれようとし抵抗する樫本理事長代理

 

 

キンチェム「俺のっっ!」

 

ウマ娘達「「「「「「愛バがっっ!!!」」」」」」

 

 

今、トレセン学園待機宿舎別館の体育館は奇跡のステージに揺れているっ!ハンガリーの英雄ここに見参!降臨っ!

君はトレセンの宙に愛を見たか!?

 

 

 

 

全員「「「「「あはははははっ!」」」」」

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

 

 




これをシンザン記念の願掛けとする!
これをシンザン記念の願掛けとする!

大事な事なので2回言いました。
しかし7頭かぁ・・・
三連単いくか・・・
クファシル頭固定、枝は今から考える
今から始まるシンザン記念~

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