笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭 作:いつか帰るところ
だから待っていて欲しい
キリッ
はい、ということで投稿っス
少しだけ長めっス
笑ってはいけない 高松宮記念前夜祭10
伝説のウマ娘によるライブ会場を後にしたスペシャルウィーク一行は待機部屋へと戻ってきた。
スペ「あー・・・お尻が痛い」
スズカ「ちょっと叩かれ過ぎたわ」
エル「アレは笑うしかありまセェン」
グラス「キングヘイローさんの件は余分でしたね・・・」
キング「悪かったわよ、でもあの状況は警戒しても仕方無いわ」
スペ「でもキングちゃん、わたし考えたんだけど、カレンチャンのビンタは両方にダメージが大きすぎるよね、イメージ的に」
キング「無くなったってこと?」
スペ「う~ん、結構批判もあったんじゃないかな?そこまでして続けるかなぁ」
キング「・・・・・・」
スズカ「・・・・・・(それはフラグよ、スペちゃん)」
グラス「・・・・・・(どうしてキングさんがビンタされることが前提になっているのでしょうか)」
エル「・・・・・・(特に何も考えていない)」
鼻歌混じりでエルコンドルパサーが茶菓子をパリパリと口にしながらコポコポとお茶を入れ始めている
そしてエルコンドルパサー、容器内の茶菓子に混じりDVDがあるのを発見してしまう
エル「shit」
グラス「エル?」
エル「見付けてしまいまシター」
グラス「shi、んん、はぁ・・・」
キング「出た」
スズカ「どうする、見る?」
スペ「あえてスルーはどうですか?わざわざ自分から痛い目に遭いにいく必要はないじゃないですか」
キング「うんうん」
スペ「こんなの勝手に置いて、見る見ないは私たちの勝手ですよ、私たちがなんだかんだ言いながら見ると思われちゃいい迷惑ですよ、わたしだって馬鹿じゃないんですから」
スズカ「スペちゃん、馬鹿じゃなかったのね?」
スペ「んあ?・・・ええ、実はあたし馬鹿じゃなかったんですよ」
グラス「・・・うっ、ふ、ふふふふっ!」
エル「くふっ!くくく、あははははは」
キング「ふ、ふ、ぶぶっ!はははっ!」
デデーン!
グラス、エル、キング、アウトー
グラス「スズカさん?、っくぅ!」スパーン!
エル「やられたぁ、くそっ!いたっ!」スパーン!
キング「そこの同室っ!んぎっ!」スパーン!
サイレンススズカとスペシャルウィークは固い握手を交わす
キング「はぁ、じゃあDVDは一旦保留で後から考えるってことで良いわよね?」
グラス「そうしましょう」
エル「この際、机の引き出しも見ておきませんか?あるもの全てやっつけておけば後が楽デス」
スズカ「そうねぇ」
グラス「気にはなりますもんねぇ・・・じゃあ見ますか、あたしの引き出しは・・・何も入ってませんね」
キング「私のは・・・ナニコレ」
スペ「何が入ってたの?」
ジャン!
キングヘイローの机の引き出し内にビッチリと詰め込まれたカラフルな小物衣類、綺麗に丸め畳まれているもの
キング「何かしら?」
不審に思ったキングヘイロー、小物衣類を取り出して広げてみる
ジャン!
女性用下着
紫色シースルーの紐パンティ どスケベ
キング「えぇ・・・」
グラス「なんでこんな物が大量に?」
スズカ「?、その下着、ネームみたいなのが刺繍されてませんか?」
スペ「本当ですね、細かいなぁ、ん?!」
ジャン!
どスケベ紫色シースルーパンティ
~ピコーペガサス
エル「ぶわっ!はははっ!」
スペ「あはははっ!あの子凄いの持ってるあははは!」
キング「・・・っ!・・・ふっ!」
スズカ「これは捜査の必要があるわね」
キング「・・・ぶっ、ス、スズカっ、さんっ!?」
スズカ「『合体技の練習だぁ~(声マネ)』こうなると意味深よねぇ・・・」
キング「ぶぶっ!ぶはっあはははっ!な、なんのっ?!あはははっ!」
グラス「ほっといてあげて下さい、というか流石に本人の物ではないでしょう?」
デデーン!
エル、スペ、キング、アウトー
エル「あー、これは笑いマス、ぐ!」スパーン!
スペ「っくぅ!」スパーン!
キング「ちょっと悪意がない?んんっ!」スパーン!
キング「いくつ入っているのよ・・・」
スペ「なーんかイッパイですねぇ、ん、これは?」
ジャン!
パピヨン柄(ピンク蝶々)ハイレグ
~サトノダイヤモンド
スペ「あぁなんか納得ですね」
スズカ「違和感が無いわ」
エル「なるほどね、って感じデス」
キング「サトノダイヤモンドさんに対するみんなのイメージってどうなってるの?」
グラス「?!、これってホログラフ柄になってません?」
エル「本当ダ、文字が浮かび上がって、ん?」
SEGA
スズカ「・・・セーガー」
スペ「っ!」
キング「ふぐっ!」
エル「う!、ふぅっ!」
スズカ「相変わらず迷走してるわね」
スペ&キング&エル「「「「「あはははははっ!」」」」」
デデーン!
スペ、キング、エル、アウトー
スペ「何を作ってんですか・・・った!」スパーン!
キング「悪ノリが過ぎるわよっ!っぐ」スパーン!
エル「スタッフ怒られろっ!ぎっ!」スパーン!
グラス「本当になりふり構わず笑わせに来てますね・・・」
エル「ハアァ、いくつ作っているのデスカ」
スペ「う~ん、こっちはブラかな?」
キング「まだ見るの?」
ジャン!
バスト110CM Eカップブラジャー
~サイレンススズカ
キング「・・・っ(これは)」
スペ「ふぅー・・・(笑えない)」
グラス「・・・(平常心、平常心)」
スズカ「・・・・・・えへへ」
エル「!?」
デデーン!
スズカ、アウトー
グラス「スズカさん?」
スズカ「悪意が過ぎて笑ってしまうわ、こんなのっ、んくっ!」スパーン!
キング「この下着、悪意しか無いのよぉ」
スペ「もうキリが無いので次で最後にしますね、んーと」 ガサゴソ
キング「・・・(どうして見るの?)」
エル「コレだけ地味な色デス?」
スペ「本当だ・・・ん?」
ジャン!
おばちゃんパンツ ベージュ色 表面積がデカイ
~マルゼンスキー
キング「ぶっ、ふはぁっ!あはははっ!」
スズカ「くふ!ふふっ、あはははっ!」
グラス「ふふふふっ、ふふふ!」
スペ「・・・」
デデーン!
キング、スズカ、グラス、アウトー
キング「もうやめましょっ!んたっ!」スパーン!
スズカ「これ、おばちゃんが穿くやつよ?っんん!」スパーン!
グラス「くぅ!」スパーン!
エル「やはり年を取るとお腹が冷えるのデショウカ?」
グラス「エ、エル、っ」
キング「余分なこと言わないでっ」
スズカ「もう無いの?」 ガサゴソ
スペ「スズカさん?」
キング「止めましょうよぉ」
エル「スズカ・・・」
グラス「・・・(自分のネタだけ引いたから私たちのも探したいのね)」
ジャン!
バスト200CM 特注品ブラジャー
~サイレンススズカ
スズカ「・・・・・・」 ハイライトオフ
スペ&グラス&エル&キング「「「「ぶっははははっ!!」」」」
デデーン!
スペ、グラス、エル、キング、アウトー
スペ「くく、スズカさん、っだ!」スパーン!
グラス「引きましたねぇ、っく」スパーン!
エル「っぎ!」スパーン!
キング「だからやめようって言ったのに!いたぁ!」スパーン!
スズカ「そい、そい、そい、そい、次は誰のかなぁー」 ガサゴソ
スズカ「あスズカさん壊れた」
エル「珍しいですネ」
スズカ「これは、ヒモ?」
ジャン!
紐 赤色
~エルコンドルパサー
スペ「エルちゃん?!あはあはっ!な、なに着けてんの?あはあは!」
スズカ「ふふ、ふふっ!ただの紐よ?これ、ふふふふ」
グラス「あっはははっ!し、下着の形にすらなってないわよ、あはは」
エル「えぇ・・・こんなのつけれまセェン」
デデーン!
スペ、スズカ、グラス、アウトー
スペ「マイクロビキニサンタだよっ、あれからのイメージだよ、いたぁ!」スパーン!
スズカ「ふふふ、紐って、ふふふ、んん!」スパーン!
グラス「嬉しそうですねぇ、くっ!」スパーン!
エル「エル紐はセットでは無いのですか?」 ガサゴソ
スズカ「エ、エル、紐ぉ?!・・・っ」
キング「なんで自分で探してるの?!エルさん!」
エル「これデスカ?」
ジャン!
紐 白色 ブラトップ部分に小さな花(ピンク)
~エルコンドルパサー
~~~ー花ーー花ー~~~ ←エル紐
スペ「い、ひ、ひゃあひゃあひゃあ!」
スズカ「あはっ、あはははははっ」
グラス「くっ、くうぅっ!」
キング「っひ、っひぃ!」
エル紐を自分の胸に宛がうエルコンドルパサー
エル「・・・なるほど」
グラス&キング「「あはははははっ!!」」
デデーン!
スペ、スズカ、グラス、キング、アウトー
スペ「紐はひどいよぉ、いたっ!」スパーン!
スズカ「ふふ、エル紐、っつ!」スパーン!
グラス「エ~ル~?んたぁいっ!」スパーン!
キング「いだっ!」スパーン!
エル「ちょっとグラスのも探しマス」 ガサゴソ
グラス「なんで?!」
スズカ「スペちゃんのも探すわよ」 ガサゴソ
スペ「なして?!」
キング「ねぇもう自分で苦しむだけよ?もうやめましょうよ」
エル「これはどーですかぁっ?」
ジャン!
すっごいボロボロパンツ
~キングヘイロー
キング「はぁ~っ?!」
スペ「ふぁっ?!、っ!」
スズカ「キングさん、物を大切にされているのねぇ、一流だわ」 満足そう
エル「もう捨てて良いのでは?」 満足そう
キング「こんなのキングのじゃないわ!」
グラス「ええ、分かってますキングさん、キングさん、分かってますとも、もう何も言わないで、ええ、ええ、誰も馬鹿にしません」
キング「ちょっと!言い方!本当にこれがわたくしの下着みたいに言わないでよ!」
スズカ「でもキングヘイローと刺繍されていますよ?」
エル「そうデス」
キング「じゃあっ!さっきのおっきなブラも紐セットも、スズカさんとエルさんのだって言うんですねっ!!ふたりの名前が刺繍されていたんだから!」
エル「はい、エルは基本紐デス」
スズカ「ええ、普段着けてるものだったわ」
キング「ふひっ!?、ふ、ふ、そんな、わへぇ、あひゃ、あはははははっ!」
デデーン!
キング、アウトー
キング「おかしいっ!こんなのおかしいわ、っいだ!」スパーン!
スペ「スズカさん、エルちゃん、自分が傷付くことも汚れることも厭わない姿勢ですねぇ」
グラス「こんな状況でなければ立派な勝負魂なんですけど」
キング「・・・じゃあ見せて下さい」
スズカ「?」
キング「じゃあスズカさんがデカブラジャー着けてるの見せて下さいよ!エルさんの紐セットも見せて下さい!」
スズカ「あなた正気?」 心配そうな顔
キング「おま、おっ、な、スズカっ、さわんっ、ふ、ふ」
スズカ「信じられないかも知れないけど、あたしものすごく着痩せする体型なのよ」
キング「ふひっ!」
エル「ハイ、スズカはバスト200オーバーです、エルは見ましたから間違いありまセン」
キング「おまっ!ひぶっ!ぶふぅっ!ふはあははははっ!」
デデーン!
キング、アウトー
キング「もう嫌だぁ・・・んぐっ!」スパーン!
グラス「キングさん、スズカさんに関わってはいけません」
スペ「相変わらず強いですね」
キング「もういいわ!スペシャルウィークさんとグラスワンダーさんのを探すわ!」
エル「お、キング乗ってきましたね?」
スペ「あー、キングちゃんもそっちに行っちゃいましたかぁ」
グラス「キングさん?」
スズカ「これはどうかしら?」
ジャン!
女児用パンツ ネコちゃんイラスト
~カレンチャン
キング「・・・スウゥ、・・・ハアァ」
スペ「ふー・・・ふー」
グラス「・・・」
エル「ふうぅー、ふうぅー・・・」
スズカ「誰も反応しないわ」
キング「・・・わたくし、なぁんにも反応してませんから、ちゃんと記録しておいて下さい」
スペ「後が怖いですもんねぇ・・・」
スズカ「・・・そう」
サイレンススズカ、動く、カレンチャンとのネーム刺繍入り女児用パンツを手にするとキングヘイローの鼻先に押し当てる
キング「?!」
スズカ「・・・」
キング「な、何っ・・・?」
スズカ「キングさん、カレンチャンに負けてちゃ駄目、さぁクンクンして!」
キング「んんっ、ふっ、・・・あ、あなたっ、ス、ズカっさんっ!ふっ・・・っ!」
スズカ「ちゃんとクンカクンカして!キングさん!クンカクンカするのよ!」
キング「ふへぇっ、へっ!へぇ、っぶ!あはははははっ!」
スペ&エル「「あはははははっ!」」
デデーン!
キング、スペ、エル、アウトー
キング「もうっ!なんなんですかぁっ!我慢してるのにぃ!っぐ!」スパーン!
スペ「はぁ、はぁっ、スズカさん、いた!」スパーン!
エル「容赦ないデス、っぐ!」スパーン!
キング「我慢したのに!ここは笑っちゃいけないところだから我慢したのにぃ!」
グラス「笑ってしまいましたね」
スズカ「ごめんなさい、キングさんにカレンチャンを乗り越えて欲しくて、つい」
キング「乗り越え方が違いますよねぇ?」
スペ「キングちゃん、落ち着いてカレンチャンのおパンツクンクンしただけだから、そんなに怒られないって」
グラス「スペちゃん・・・それ凄く怒られるやつ」
キング「スズカさんですからね、カレンチャンさんのパンツで遊んでいたのスズカさんですからね!」
スズカ「そうよ、あたしが悪いの、キングさんはカレンチャンのおパンツをクンクンしただけだもの」
キング「言い方ぁ!」
スペ「それでどうします?まだ下着ネタ続けます?」
キング「ヤ!もうキングやめる!パンツ見るのヤ!」
エル「ちょっと退行してマス」
グラス「このまま引き出しネタを続けるのも怖いですし、・・・こうなると先程のDVDが気になってきません?」
スペ「さっさと済ました方がいいですよ」
スズカ「そうね」
キング「もう見ちゃいましょう」
エル「では再生してみまショウ!」
エルコンドルパサー、DVDをケースから取り出すと待機部屋に設置されているプレイヤーに挿入、モニターに映像が映し出し始める
ナレーション
ナレ「笑ってはいけない高松宮記念前夜祭に参加されている皆さん、お疲れさまです」
ナレ「ただいまから泣いてはいけない高松宮記念前夜祭が始まります」
スペ「泣いてはいけない?」
グラス「泣く?」
ナレ「泣いてはいけない期間はこのDVDが放映されている間、このDVDを見て泣いてはいけないということになります」
キング「ちょっと感じが変わったわね」
エル「何が流されるのでショウカ?」
そしてDVD再生が始まる
映像は、小さなウマ娘の少女が何やら机に向かって手紙を書いているシーンから始まった、光溢れる場所、少女の部屋だろうか女の子の好きそうなカラフルなカーテンや小物、ぬいぐるみなどが見られる
そして壁に掛けられた小さな深紅のコートはエルコンドルパサーコート
エルコンドルパサーの瞳が驚きで大きく見開く
そして映像に少女の声が重なっていく
『大好きなエルコンドルパサーさんへ』
『こんにちわ、ヴァーミリアンです』
エル「!!」
『エルコンドルパサーさん、元気ですか?あたしはすこしびょうきが落ちついたのでお家に帰ることができています。』
『大好きなパパとママといつもいっしょにいることができてとてもうれしいです。
またけんさがある時には病院にもどらないといけないのが少しいやだなぁと思います。』
エル「チビエル・・・」
スペ「ヴァーミリアンちゃん?」
グラス「エルが会いに行っている子?」
エル「ハイ・・・」
スズカ「あぁ、あの・・・」
スペシャルウィーク達はエルコンドルパサーから聞いて知っていた
エルコンドルパサーがレース場で小さなウマ娘のファンの子と知り合ったこと、その子は体が少し弱くて入退院を繰り返していること、エルコンドルパサーがお見舞いに行っていること、その子が頑張って走っていることを
なので流れているヴァーミリアンと名乗るウマ娘の映像とエルコンドルパサーの態度から直ぐにピンときていた
皆、画面の中のヴァーミリアンに注目する
『この前のエルコンドルパサーさんのレースはレース場には行けなかったのでテレビで見ました。
わたしはテレビの前でパパやママといっしょにおうえんしました、エルコンドルパサーコートを着てマスクもつけていました。
エルコンドルパサーさんはとても強くて、1番でわたしはやっぱりエルコンドルパサーがさいこうだと思いました』
エル「うん・・・」
スペ「可愛いですね」
グラス「ええ」
『あたしも早く元気になってエルコンドルパサーさんのレースを見に行きたいなぁと思っています。』
『10月のじゅうしょうレースは緑色のウマ娘がすごく早くにげていたのでイヤだなぁと思いました。
エルコンドルパサーさんが最後のさか道をがんばって走っているのにかってに緑色のウマ娘がゴールするのはおかしいと思いました。とてもくやしかったです。
アナウンサーの人もどこまで行ってもにげてやるとかおこったみたいな大きなこえでいっていました。』
『だからわたしが元気になってエルコンドルパサーさんのレースを見にいくのはあの緑色のイヤなウマ娘のいない時がいいなと思いました。』
エル「ふふふ」
スズカ「えー、嫌われちゃったわ、ふふ」
グラス「エルが本当に好きなんですね」
『この前、病院でエルコンドルパサーさんが出ていたわらってはいけないというテレビを見ました。
本当はねていなければいけない時だったのでベットの中でこっそり見ていました。
わたしはおもしろくてずっとわらってしまいました。大好きなエルコンドルパサーさんがいっぱい見れてとてもうれしかったです。
イヤな緑色のウマ娘もいっしょに出ていました、サイレンススズカという名前でした、わたしはイヤだなぁと思っていましたがサイレンススズカがたいキックされた時はやったーと思いました。
エルコンドルパサーさんがサイレンススズカとたのしそうにしていたのでわたしはすこしだけゆるしてあげてもいいかなと思いました。
キングヘイローとグラスワンダーはもっとエルコンドルパサーさんをたすけてあげた方がいいのに、チャンとしてほしいなぁと思いました。スペちゃんはまあいいいです。』
エル「くく、ふふふ」
スズカ「まあ、喜んで貰えたなら・・・」
キング「本当にエルさん贔屓ね」
グラス「ちっちゃなエルのファンですから」
スペ「わたしは、まあいいんだ」
『あの日、レースを終わったあとのエルコンドルパサーさんがわたしのところに来てくれて本当にうれしかったです。
それはわたしのまわりのみんながエルコンドルパサーさんをよんでくれてエルコンドルパサーさんが気がついたからです。
わたしはこころの中でうわーうわーとびっくりしていました。
わたしのきていたエルコンドルパサーのコートにサインをしてくれてうれしかったです。
エルコンドルパサーさんがわたしのことをチビエルとよんでくれてすごくうれしかったです。
わたしにがんばりましょうと言ってくれて本当にうれしかったです。』
エル「・・・うん、うん」
スペ「・・・・・・」
グラス「・・・・・・」
『わたしのびょうきががわるくなってびょういんにいる時はいつもエルコンドルパサーさんがサインを書いてくれたコートをもっていってます。コートと見るとがんばれるからです。
もう走ったりすることができないのかなぁとか思うときもあるけどコートを見るとがんばろうと思います。
この前の学校のレースでもがんばりました、コートを見てがんばれたからです。
だからこのコートはわたしのだいじなたからものです。』
ヴァーミリアンの声にエルコンドルパサーは最早涙を止める事が出来なくなっていた
嗚咽を漏らしながら体を震わせるエルコンドルパサー
いつも病院のベットでニコニコと笑うヴァーミリアンの顔や小さな手の温もり、柔らかくフカフカな髪の毛、それがエルコンドルパサーの頭にフラッシュバックの様に次々と浮かんでは消えてエルコンドルパサーはボロボロと涙を流し続ける
流石に笑ってはいけないスタッフも気を利かせたのかヴァーミリアンの映像は止めたりしなかった
スペシャルウィークもサイレンススズカも涙を流し、グラスワンダーはハンカチで目頭を押さえ続け、キングヘイローは唇を噛み締めて涙を頬に伝わせている
誰もがヴァーミリアンからエルコンドルパサーに語られる想いに聞き入っている
この小さなウマ娘が大好きなエルコンドルパサーに拙い文字と声で思いを伝えているのだ、邪魔など出来る訳がない
『エルコンドルパサーさん、あたしのコートにサインしてくれてがんばれって言ってくれてありがとうございました。
何回もおみまいに来てくれてくれてありがとうございました。あたしはいつもエルコンドルパサーさんを見ると元気になれます。だからびょうきもなおると思います。』
エル「うっ・・・うんっ」
グラス「・・・ぐす、うん、そうね」
『わたしはいっぱいエルコンドルパサーさんにありがとうを言いたいです。
わたしはこれからもエルコンドルパサーさんに元気ぱわーをもらってがんばります、エルコンドルパサーさんもがんばってください。これからもレースにいっぱい勝ってください。
大好きなエルコンドルパサーさんへ
チビ・エルコンドル・タイキック・ヴァーミリアンより』
デデーン!
エル、タイキックー
エル「・・・・・・ふへぇ」
グラス「え?」
スペ「へ?」
スズカ「ん?」
キング「・・・なんで?」
エル「ふへぇ、ふへぇ、えぇん、ひっぐ!ひっぐぐうぅぅーっ、ひっく、ひっく」
グラス「ちょ、ちょっと、これは、エル?気を確かに、エル!」
エル「うわあぁーん、ひっく、うわぁん、なんでぇ?なんでぇヴァーミリアンちゃんがぁタイキックっ名前ぇ!?なんでいうのぉ、ひぐぅっ!」
スペ「これはひどい」
スズカ「手の込んだことを・・・」
キング「ええ?!これでタイキックなの?!」
そして待機部屋に流れ始める有馬記念レースのミュージック
テーテーテレテレ テーテーテレテレ テーテーテレテレ テーテーテレテレ
テーテテ- テテテッテ テーテテ-!!
ジャン!
エイシンフラッシュ
ドイツチームユニフォーム着用
スペ「本当に出たぁ」
エル「タイキックがぁー、ひっく、うわぁん、ひっく、なんでえぇー」
フラ「とても心苦しいですが、これも務めですので、はい、立って下さい、はい、動かないで下さいね」
エル「ひぐぅ、ひっく、ひい」
混乱状態のエルコンドルパサーを立たせて尻を出させるエイシンフラッシ、そして構えた彼女の右足がグッと強張りエルコンドルパサーの混乱し弛緩しきった尻へと閃光の早さでめり込む!
フラ「シュッ!」 ズバアァァンッッ!!
エル「いひぎやゃあぁっ!!」
フラ「ありがとうございました」 片膝つきお辞儀 退室
床に崩れ落ちるエルコンドルパサー
エル「いっだあぁいっ!うわぁーん、うわぁあいだいぃー、うわぁん、いだいぃヴァーミリアンちゃあぁん」 ビクビク
スペ「うわぁ」
スズカ「エルさん、感動と嬉しさと悲哀、驚愕と激痛で訳が分からなくなってるわ」
グラス「エル・・・」
デデーン!
ゼンイン、アウトー
スペ「なんで?!」
キング「笑ってないわよ!」
スズカ「・・・あ」
グラス「さっきの泣いてはいけないの分ですか」
スペ「容赦なさ過ぎませんか?!」
そして、泣いてしまったスペシャルウィーク達に罰ゲームのケツバットが行われ、床でビクンビクンしながら感情をグチャグチャにして泣き崩れるエルコンドルパサーの尻にもケツバットが振り落とされる
スズカ「エルさん、散々よ」
スペ「これはキツ過ぎます」
エル「うう、もう、がえるぅ!エルおうぢにがえるうっ!」
グラス「退行してしまいました」
エルコンドルパサーの、ウマ娘達の精神を崩壊させる笑ってはいけない高松宮記念前夜祭、スペシャルウィーク達はどこに向かおうと言うのか
そして満身創痍のスペシャルウィーク達に次なる笑いの刺客が容赦なく迫ってくる
スペシャルウィーク達の運命や如何に!
少しだけ下ネタっぽいのもあるので、お嫌いな方は飛ばして下さいね