笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

31 / 72
ダイタクヘリオスがガチャで引けたので、予定外の投稿です


高松宮記念前夜祭15

笑ってはいけない 高松宮記念前夜祭15

 

 

 

ウマ娘達を地獄へ叩き落とす【ウマだっち君】もメジロパーマーの犠牲により無事破壊された、我々は果敢に立ち向かったナイスネイチャとセイウンスカイの犠牲も忘れてはならない

 

 

スペ「惨劇でしたね」

 

スズカ「あれは喜劇よスペちゃん」

 

グラス「それにしても悪ノリが過ぎませんか?」

 

エル「ネタなのでダイジョーブでぇす、チョーット横になれば治りマァス」

 

キング「立ち直ってくれるといいのだけど」

 

 

 

タマ「おう、お前ら終わったか?ほな部屋に戻んで、博士おおきにぃ」 ペコリ

 

タキオン「うむ、お安いご用さ」

 

ダスカ「感謝しなさいよ!」

 

スペ「ありがとーございましたぁ」

 

 

スペシャルウィーク一行はタマモクロスに出迎えられアグネスタキオン博士に別れを告げる

そして待機部屋に戻るべくトレセン学園待機宿舎別館の廊下を歩いていく、そして当然のごとく待ち構える笑いの刺客!

 

 

 

 

 

車の排気音

ブロロロー!ボボボ!

ブロロロン!

 

 

グラス「何の音ですか?」

 

エル「車デェス」

 

スペ「あれ?マルゼンスキーさんのスポーツカーじゃないですか?」

 

キング「みたいね・・・」

 

 

スペシャルウィーク達が注目する中、外の駐車場に真っ赤な車高の低いスポーツカーが停まる

そして停車したスポーツカーのガルウィングドアが跳ね上がり降りてきたのは勿論マルゼンスキー!

 

 

スズカ「マルゼンスキーさん じゅうはちさいね」

 

キング「っ、スズカさん?」

 

グラス「同じトレセン学園生なのが不思議な方ですよね」

 

スペ「格好いいからいいじゃないですか!」

 

マルゼンスキーはスポーツカーから降りると髪の毛をファッサーとかき上げ、カッカッカッとヒールを鳴らしながら颯爽と歩き出し始める、全てが様になるウマ娘マルゼンスキー!

 

 

ジャン!

  落とし穴

  ズボーン

 

 

マルオネ「わっぶっ!?」

 

全員「「「「「ぶっ!あははははっ!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「あははは!っ!」スパーン!

 

スズカ「くふふ!お、落とし穴、っくぅ!」スパーン!

 

グラス「あー・・・ビックリした、っぐ!」スパーン!

 

エル「なんでもするんですネェ、つぅ!」スパーン!

 

キング「不意を突かれたわ、んく!」スパーン!

 

 

と、マルゼンスキーの落ちた落とし穴付近に走り近づいてくる謎の二人組が登場

 

 

ジャン!

  謎のウマ娘1

   キタサンブラック スカジャン姿

  謎のウマ娘2

   サトノダイヤモンド ワンピ姿

 

 

スペ「え、キタサン達が来ましたよ?」

 

スズカ「何をする気なの」

 

 

 

キタサン「いくよダイヤちゃん!」

 

サトノ「まかせてキタちゃん!」

 

キタサトコンビはマルゼンスキーのスポーツカーに駆け寄ると、サトノダイヤモンドが拳を運転席の窓に叩き込む

 

 

サトノ「セガパーーンチ!」 ガッシャン!

 

キタサン「やったねダイヤちゃん!」

 

 

スペ「ぶっ!」

 

エル「ケ!?」

 

キング「ええ!」

 

 

サトノダイヤモンドが運転席に、キタサンブラックが助手席に乗り込む

 

 

サトノ「セガ【ピーーー】!」

 

キュルルルッ!ブォン!ブォン!

 

キタサン「すごい!ダイヤちゃん!キーが無くてもエンジンが掛かったよ!」

 

サトノ「これがセガの力だよキタちゃん!」

 

ブォン!キュキュキュッ!ブロロロロー・・・

 

走り去るマルゼンスキーのスポーツカー、そして駐車場には落とし穴だけが残った

 

 

 

スズカ「・・・盗まれたわねぇ」

 

スペ「ぶっふふぅ!」

 

エル「あははは!」

 

キング「ぐっ!くく、な、なんでぇ、あははは!」

 

デデーン!

スペ、エル、キング、アウトー

 

 

スペ「なんで車盗むの!いたぁ!」スパーン!

 

エル「っぎぃ!」スパーン!

 

キング「何をさせてるのよぉ、ぎっ!」スパーン!

 

 

 

タマ「なんや物騒やなぁ、いくで」

 

スペ「え、マルゼンスキーさんがまだ落とし穴に・・・」

 

タマ「大丈夫やろ?ついといでや」

 

スペ「えぇー・・・」

 

グラス「まぁ行きましょうスペちゃん」

 

 

落とし穴にはまったままのマルゼンスキーを残しスペシャルウィーク達はその場を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エル「やっと部屋に戻れマシタ」

 

グラス「あのウマだっち君が長すぎでした」

 

キング「あれ怪しかったわね」

 

スペ「私達に使われなくて良かったですよね」

 

スズカ「・・・もし使われたとしたらスペちゃんは何に反応させられていたのかしら?」

 

グラス「やっぱり食べ物関係では無いですか」

 

スペ「なのかなぁ」

 

スズカ「でもそれじゃあネタにならないわよ?」

 

エル「では・・・スペちゃんは汚ないオッサンに反応します」

 

スペ「はぁ?!」

 

スズカ「っ!」

 

グラス「くふぅ」

 

キング「ふぅー・・・」

 

エル「スペちゃんは汚ない太ったオッサンがビキニパンツ一丁でハァハァ言いながらターフを全力疾走する姿にキュンキュンきちゃうのデス」

 

スペ「やめてよ!」

 

スズカ「ふーっ・・・」

 

グラス「エ、エル、やめなさい、っ」

 

キング「すぅー・・・」

 

エル「そして限界を迎えた汚ないオッサンが泣きながらエロロロロローとリバースする姿で最高値をマークするのデス」

 

スペ「わたし最悪じゃないですか!?」

 

スズカ&グラス&キング「「「あはははは!!」」」

 

デデーン!

スズカ、グラス、キング、アウトー

 

 

スズカ「ふふ、オッサン属性、んくぅ!」スパーン!

 

グラス「エールゥー、くぅっ!」スパーン!

 

キング「んたぁいっ!」スパーン!

 

 

スペ「変な属性付けないでよっ!」

 

グラス「そういうエルはどうなのですか?」

 

エル「エルですか?そうですねぇエルはルチャドールとかプロレスとかじゃないですか」

 

キング「マスクも付けてますしね」

 

スズカ「エルコンドルパサーさんは・・・首輪ね」

 

エル「くびわ?」

 

スズカ「ええ首輪よ、ファッション首輪とかじゃなくってガチ首輪よ」

 

スペ「ファ、ファッション・・・く」

 

グラス「そ、それは、」

 

スズカ「目隠し、猿轡、手錠と提示されてエルコンドルパサーさんの興奮数値はどんどん高まっていくわ」

 

エル「・・・」

 

スズカ「そして犬っころの散歩写真を見せられたエルコンドルパサーさんは、自分が目隠し猿轡で首輪をつけて四つん這いで散歩させられる姿を連想してしまい限界値を越えてしまうわ」

 

スペ「ふひっ!ふひっ!」

 

グラス「スズカ、さんっ、」

 

キング「ふぅ、ふぅ、ふぅー」

 

スズカ「ドMとかそんなんじゃないわ、ガチ勢よ、ほんまもん・・・ってやつね」

 

エル「エル、ガチMだったんですかぁ?!」

 

スペ「ぶふふふぅっ!」

 

グラス「ぷうっ!あははは!」

 

キング「あははは!ほ、ほんまもん、あははは!ほんまもんってぇ・・・」

 

デデーン!

スペ、グラス、キング、アウトー

 

 

スペ「んんんんーっ!」スパーン!

 

グラス「はぁ、んくっ!」スパーン!

 

キング「ねぇもうやめましょう!やめましょうよ!っつぅ!」スパーン!

 

 

 

 

スペ「あぁー・・・お尻がいたい・・・」

 

スズカ「後はねぇ・・・」

 

キング「まだやるの?!」

 

グラス「スズカさんはどうでしょうか?」

 

スズカ「わたし?」

 

エル「スズカは先頭の景色とか、スピードに関係するのデハ?」

 

グラス「そうねぇ・・・」

 

スペ「・・・スズカさんは無です」

 

スズカ「無?む?ないってこと?」

 

スペ「はい、ウマだっち君はスズカさんには全く無反応なのです」

 

スズカ「・・・・・・」

 

グラス「・・・・・・」

 

スペ「レースに関する物も、楽しそうな物も、苦手そうな物にもスズカさんの数値はピクリともしないのです」

 

エル「・・・・・・」

 

キング「・・・・・・」

 

スペ「タキオン博士はこう言うのです、きみ本当に心があるのかい?って」

 

スズカ「サイコパスじゃない!!」

 

グラス、エル、キング「「「あはははっ!!」」」

 

デデーン!

グラス、エル、キング、アウトー

 

 

グラス「ありそうな話ねぇ、んく!」スパーン!

 

エル「心が無かったのデスネ、ぎっ!」スパーン!

 

キング「怖い怖い怖い、いだっ!」スパーン!

 

スズカ「・・・・・・」

 

 

 

 

キング「ねぇ、本当にもうやめましょうよ!キツいのよ!」

 

グラス「自分達でダメージを増やしてますねぇ」

 

スペ「はい、やめましょう」

 

スズカ「そうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉 ガラガラ

タマ「ボインわぁ~お父ちゃんの為にあるんやないんやでぇ~」

 

グラス「今度は何ですか?」

 

タマ「おう、お前らみたいなひっくい知能指数の奴は色んな悪徳商法に引っ掛かって金騙し盗られるらしいな?」

 

キング「そんなのに騙されないわ」

 

タマ「キング、そんなこと言っとるお前みたいなんがいっちゃん騙されんねんで?そんな訳で間抜けなお前らにトレセン学園作成の詐欺撲滅ビデオ見せたるわ!」

 

 

こうしてタマモクロスの合図で待機部屋のモニターにトレセン学園制作の詐欺撲滅ビデオが始まる

 

 

 

 

 

 

ナレーション

~ここトレセン学園では数多くのウマ娘達が生活する、日夜レースの為に全てを費やすウマ娘達、そんなレース以外には視野が狭くなりがちなウマ娘は世間に横行する詐欺被害に遭い易いのかもしれない

 

~本ビデオはウマ娘が詐欺被害に遭わないよう制作された啓発ビデオである

 

 

【ストップ!詐欺被害】

  ウマ娘の笑顔を守るために

 

 

エル「けっこー本格的デス」

 

グラス「そうね」

 

 

 

~このビデオの主人公を紹介しておこう

 

 

ジャン!

テロップ 「主人公 ダイタクヘリオス」

 

 

~ダイタクヘリオス、テンションアゲアゲのウマ娘である、アホの子である

 

 

テロップ 「アホの子 ダイタクヘリオス」

 

 

スペ「ぐっ!」

 

スズカ「・・・っ!」

 

グラス「悪意のあるテロップねぇ」

 

 

ヘリオス「・・・・・・」 気を抜いたボケーとした顔

 

 

キング「・・・んん」

 

エル「こ、これ、まずいかも」

 

 

ジャン!

 悪徳業者 ライスシャワー グラサン着用

 

 

ライス「ヘリオスさん、絶対に儲かる馬券情報があるの・・・」

 

ヘリオス「マ?」 嬉しそうな顔

 

ライス「うん、先ずはこのサイトに登録して入会金と情報料を入金するだけなの」

 

ヘリオス「オケ丸水産~、トレピッピのクレカあっからよゆーじゃん!」 ピッピッピッ

 

~こうしてダイタクヘリオスのトレピッピは350万円を失った・・・

膝から崩れ落ちるダイタクヘリオストレの姿

 

スペ「あははははっ!!は、早すぎますっ、あははははっ!!」

 

スズカ「あははっ!あははははーっ」

 

エル「ぶっふふぅ!あははっ!!」

 

キング「うふふっ!トレのクレカって、ふふふふっ!」

 

デデーン!

スペ、スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スペ「アホの子でしたねぇ、いたっ!」スパーン!

 

スズカ「んううっ!」スパーン!

 

エル「これはヤバイでぇす、ぐっ!」スパーン!

 

キング「騙されるのが最速よぉ、いた!」スパーン!

 

 

 

 

 

~ダイタクヘリオスはアホの子ではあるが馬鹿ではない、必ず当たる馬券情報などないと身を持って学んだのだった

 

ヘリオス「いや~ありえんし、トレピッピまじピエンしてたし」 ブツブツ

 

ライス「あ、ヘリオスさん」

 

ヘリオス「あっ!コメっち!リアルありえんし、トレピッピにめっちゃ激オコ丸プン助されたんだけど!」

 

ライス「あわわわわ、ごめんなさい!でもライスも騙されたんだよ?お金を返したいけどライスそんなに持ってないし、絶対に儲かる株取引グループへの参加情報しか教えれないや」

 

ヘリオス「マ?」 嬉しそうな顔

 

 

スペ「ふぐぅぅ」

 

キング「だ、だめぇぇ」

 

 

ライス「ここに入金すれば株取引グループに加入できて後は札束タワー?あ、でも未成年は駄目なんだ」

 

ヘリオス「トレピッピのクレカならノプロやん、うちのトレピッピのヴァイブスアゲアゲじゃね?コメっちラビュ~」 ピッピッピッ

 

~こうしてヘリオストレは600万円を失った・・・

豪雨の中、傘も差さずに号泣するヘリオストレ

 

全員「「「「「あはははーっ!!」」」」」

 

デデーン!

ゼンイン、アウトー

 

 

スペ「アホ過ぎます!っん!」スパーン!

 

スズカ「トレーナーなんでクレジットカード渡してるの?んんっ!」スパーン!

 

グラス「一番クレジットカード預けちゃいけない子よ、っく!」スパーン!

 

エル「くふふ、ぐぅっ!」スパーン!

 

キング「早くクレカ取り上げてよ!んんっ!」スパーン!

 

 

 

 

 

~ダイタクヘリオスは2度に渡る詐欺被害にあったが彼女とてアホの子ではあるが馬鹿ではない、絶対に儲かるという話はあり得ないと学んだ

 

ヘリオス「マジありえんし、マジトレピッピのクレカ取り上げられたし」 ブツブツ

 

 

 

スズカ「流石に取り上げたのね」

 

エル「当然デス」

 

グラス「今更という感じですけど」

 

 

 

ライス「ヘリオスさん!大変だよ!ヘリオスさんのトレーナーさんが痴漢冤罪で逮捕されちゃったって警察から電話があったよ!」

 

ヘリオス「マ!!」

 

ライス「この弁護士事務所の口座に直ぐに入金しないと刑務所に行っちゃうよ!トレーナー資格も剥奪だよ!」

 

ヘリオス「マジか!トレピッピの小切手でもオケ丸なパターン?」

 

ライス「金額はライスが書いておくから任せて!」

 

ヘリオス「うち、コメっちのこと誤解しとったかもコメっちマジでラビュラビュ助の殿様やん!」

 

~こうしてダイタクヘリオスのトレピッピは五千万の負債を負う身となった

マグロ漁船で働くトレピッピの姿

 

スペ「ぶぶーっ!ぶはははっ!」

 

キング「な、なんで、小切手、あははははっ!!」

 

エル「あははははっ!!」

 

デデーン!

スペ、キング、エル、アウトー

 

 

スペ「このビデオ、わたし駄目です、いたっ!」スパーン!

 

キング「っんくぅ!」スパーン!

 

エル「アホでぇす、アホがいまぁす、くっ!」スパーン!

 

 

スズカ「逮捕されたら無料の当番弁護士制度があるし、そもそも国選弁護士なら無料よね、それにいきなり刑務所なんかに行くわけないわ」

 

グラス「スズカさん経験者でしたっけ?」

 

 

 

 

~この様に世間にはお金を騙し取ろうとする悪徳業者、詐欺師達がたくさんいます

どうか本ビデオを参考に被害に遭わないウマ娘ライフを過ごしていただきたい

 

おわり

 

 

 

スペ「このビデオから何を学べと?」

 

スズカ「ダイタクヘリオスさんのアホさが際立った作品だったわ」

 

グラス「実際は違うのでしょう?」

 

キング「そう信じましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

疲労感と虚無感の漂い出す待機部屋の空気にキングヘイローが思わず窓を開けて空気を入れ換えようとしたところグラウンド方面にいるウマ娘を発見してしまう

 

 

キング「あ!」

 

スペ「キングちゃん?」

 

グラス「何かありましたか」

 

キング「・・・あれって」 グラウンド方向を指差す

 

 

ジャン!

 ママチャリを力無くこぐマルゼンスキー

 キィコ・・・キィコ・・・

 

 

スペ「・・・・・・」

 

スズカ「あぁ、車盗まれちゃったから」

 

グラス「悲しい姿ですねぇ」

 

 

 

 

数々のウマ娘の涙を生み出しながら笑ってはいけない高松宮記念前夜祭は続いていく!

 

 

 

 




ダイタクヘリオス、マジ可愛い

ジュエル無くなったけど後悔はしていない
今日名古屋競馬場で儲けた分、全額吸い取られたけど後悔はしていない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。