笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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笑ってはいけない・・・
あんなことになって、もう興醒めですわ。

はぁ・・・
正直、もう書いていて楽しくないしね。
なので違う路線での投稿にします。

ほんと、まったくだよ・・・




週末のウマ娘

週末のウマ娘

 

 

 あるウマ娘を取り扱う人気番組があった、その名も「週末のウマ娘」、番組の内容はウマ娘が色々な説を番組に持ち込み、その説を面白おかしく検証していくというものであった。

 まぁ金曜日のアレ

 

 メイン司会はタマモクロス、コメンテーターにはキングヘイロー、イナリワン、メジロライアンなどそうそうたる面子が揃った人気番組だ。

 

 そして今回、満を持して我らが日本総大将スペシャルウィークが企画を番組に持ち込み、その説が検証されようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

スペ「はい、スペシャルウィークです!」

 

 カメラの前でニッコリ笑顔のスペシャルウィーク、テレビ出演にも慣れたものだ。

 

スペ「今回は私、スペシャルウィークの提唱する説を検証していきたいと思います!その説とは・・・」

 

 

デデン!

 

【グラスワンダー、日本武士を気取っているがビックリすると英語が出ちゃう説】

 

 

スペ「・・・です!」

 

スペ「グラスちゃんと言えば、【エル、腹を切りなさい】の台詞が有名な日本武士女子ですが、やはり根はヤンキーなアメリカン娘で、ビックリすると母国語の英語が出てしまう、という説を検証してみたいと思います!」

 

スペ「えー、その方法なんですが、本日グラスちゃんはこちらのラジオ局で生放送番組を行う予定です。」

 

 カメラの前のスペシャルウィークが後方にある地方のラジオ局がある建物をカメラに紹介しながら説明を続ける。

 

スペ「そこを私、スペシャルウィークが強襲すれば、ビックリしたグラスちゃんが英語の汚ない乱暴なスラングを言うのでは?という検証を行いたいと思います」

 

スペ「それでは、けっぱるべーっ!」

 

 カメラの前で元気に拳を上げてポーズを取るスペシャルウィーク・・・

 

 

 

 

 

~ハイ、オッケーです

(画面の外から聞こえるスタッフの声)

 

スペ「・・・えっと、この後は、」

 

~スペシャルウィークさんに衣装に着替えてもらって、グラスワンダーさんの入り待ちになります

 

スペ「はーい、了解でーす・・・本番は何人かで突入するんですよね?」

 

~そうです、着替えが終わったら、リハお願いします。

 

スペ「分かりました、・・・グラスちゃん、絶体ビックリしますよ」

 

~そりゃあ、ラジオの生放送中に乱入ですから慌てますよー

 

スペ「ですよねー、くくく」

 

~それではスペシャルウィークさん、着替えお願いしまーす、

 

~スペシャルウィークさん、衣装合わせ入りまーす

 

~グラスワンダーさんの入り確認しといてよー、スペシャルウィークさんと会わないようにねー

 

~突入エキストラ準備始めといてー

 

~衣装は・・・

 

~・・・

 

 

 

 

 

 

 

デデン!

 

 カメラは切り替わり、ジャパンカップ特殊衣装、日本総大将衣装のスペシャルウィークを写し出す

 

スペ「この衣装着ると気合い入りますね!」

 

~おおー、やっぱり凄いですね!めちゃくちゃ格好いいです!

 

スペ「てへへへ」

 

カメラに向かってブイサインをするスペシャルウィーク

 

スペ「えー・・・こほん、・・・ものどもっ!仇敵グラスワンダーはあそこだっ!引っ捕らえろっ!かかれーっ!」

 

 威勢よく片手を上げて台詞を言うスペシャルウィーク

 

~おー、台詞もバッチリじゃないですか!流石です!

 

スペ「てへへへ」

 

・・・

 

・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペ「それでは皆さん、よろしくお願いします!」

 

モブウマ娘達「「「よろしくお願いしまーす」」」

 

 カメラは総勢10名の甲冑姿のエキストラウマ娘達を前に挨拶をするスペシャルウィークを写す。

 

スペ「それでは皆さんは、わたしが決め台詞を言ったらグラスちゃんを取り囲んで捕まえて下さい、きっと英語がでるはずです!」

 

モブウマ娘達「「「はーい」」」

 

スペ「・・・ちょっと練習しておきましょうか?」

 

~そうですね、お願いします、怪我とか無いように力加減気を付けてください

 

スペ「じゃあ、まずわたしが・・・」

 

 エキストラウマ娘達と本番に向けて練習を始めるスペシャルウィーク

 

~ザワ、ザワ、ザワ、ザワ

 

~ザワ、ザワザワ

 

~ザワザワ

 

~ザワ・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・ザワ

 

・・・ザワ、ザワ

 

・・・ザワ、ザワザワ

 

・・・ザワザワ、ザワザワ

 

ザワザワザワ、ザワザワザワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして始まるタマモクロスのナレーション・・・

 

 

タマ「某日某所、馬鹿が騙されて嬉しそうにしてますが全部嘘です、スペは全然疑ってないよぉーですが」

 

タマ「あー・・・大層なもん着てもーて」

 

タマ「スペはグラスのラジオ生放送中に乱入して、グラスにドッキリを仕掛けると信じきってます」

 

タマ「あぁ、張り切ってんなぁ・・・それでは顛末をご覧ください、どうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 ラジオ局の中、甲冑姿のエキストラウマ娘達を引き連れてズンズンと進んでいく日本総大将スペシャルウィーク!

 

 そしてスペシャルウィークはグラスワンダーが生放送を行っている一室の前にたどり着く、エキストラウマ娘達の方を見て目で合図をするスペシャルウィーク、頷くエキストラウマ娘達!

 

 スペシャルウィーク、エキストラウマ娘達と共にグラスワンダーのラジオ生放送中の部屋へと突入!!

 

 

グラス「・・・っ!!」

 

スペ「・・・やぁやぁ!遠からん者はぁ音にも聞けぇいっ!我はスペシャルウィーク!我、仇敵グラスワンダーはあそこぞぉっ!者共ぉっ!かかれぇいっ!!」

 

 颯爽と手を振り上げてエキストラウマ娘達に命令するスペシャルウィーク!そしてスペシャルウィークを取り囲み抱え上げるエキストラウマ娘達!

 

スペ「ぺ?」

 

 エキストラウマ娘達に抱え上げられて部屋から連れ出されていく日本総大将姿のスペシャルウィーク

 

スペ「え?えっ!?え!違うっ!違う違う!わたしじゃなくてグラスちゃん!グラスちゃんを捕まえるのっ!間違ってるっ!」

 

 抱え上げられた日本総大将スペシャルウィークは必死にもがいてエキストラウマ娘達に違う、間違ってる、と叫ぶがエキストラウマ娘達は無言でスペシャルウィークを抱え上げたまま部屋を出てエレベーターに乗り込み階下へと向かう。

 

スペ「みんな落ち着いて!これ、グラスちゃんを捕まえるドッキリだから、ね、落ち着いて、ちょっと一旦下ろして!」

 

エキストラウマ娘「・・・」

 

 10名の甲冑姿のエキストラウマ娘達はスペシャルウィークを御輿のように高く抱え上げたまま終始無言

 

スペ「テレビだから緊張するよね、一旦落ち着こう、ちょっと間違ってるから下ろして、ね」

 

エキストラウマ娘「・・・間違ってないッス」 ボソボソ

 

スペ「・・・ん?」

 

エキストラウマ娘「間違ってないから、スペシャルウィークさんを下ろないッス」 ボソボソ

 

スペ「んんっ?!・・・間違ってない?・・・んー・・・?ん?・・・あぁ、あー・・・はいはい、そういう事ですかぁ・・・あぁはいはい・・・・・・下ろせぇっ!!今すぐ離せぇっ!!離してくださーいっ!!!うわああぁっ!騙したなあーっっ!!下ろせーっ!!」 ジタバタ

 

 騙されていたことを察したスペシャルウィーク、必死にもがくが10人のウマ娘に抱え上げられ逃れることもできずラジオ局のある建物から出て駐車場へと連行されていく。

 

 そしてスペシャルウィークの向かう先には1台のバンが駐車しており、バンの後部スライドドアが開かれ、車内に投げ込まれるスペシャルウィーク

 

スペ「うわわぁ!」

 

 車内に投げ込まれ、ひっくり返りながら転がり込むスペシャルウィーク、そんなスペシャルウィークを助手席から身を乗り出したタマモクロスが出迎える。

 

タマ「おうスペ、笑ってはいけないやろーや」

 

 

 

デデーン!

 

笑ってはいけない高松宮記念Ⅱ、開!催!

 

 

 

 

 

 

 




ほな、やろか。
笑ってはいけない高松宮記念Ⅱその1でした。
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