笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭 作:いつか帰るところ
急がんと有馬記念に間に合わない。
笑ってはいけない有馬記念前夜祭5
遂にはサイレンススズカにまでタイキックが襲いかかる。笑いに翻弄されるウマ娘達のトレセン待機宿舎別館での生活は終わらない・・・
扉 ガラガラ
タマ「ボインわぁ~お父ちゃんの為にあるんやないんやでぇ~」
グラス「・・・・・・はは」
スペ「え」
スズカ「え」
グラス「あ」
デデーン!
グラス、アウトー
グラス「・・・しまった、・・・っくぅ!」スパーン
スペ「グラスちゃん・・・」
エル「みんなおかしくなってマース・・・」
タマ「おう、お前ら大変やトレセン待機宿舎を裏で取り仕切る裏番が集合せぇ言うでとるでぇ」
スペ「メジロブライトさんですか?」
タマ「ちゃうちゃう、あれは表のトップや今呼んどるんは裏番の連中や」
キング「そんなのがいるの?」
タマ「待たせたら怒られるで、ほな行くで」
スズカ「行くしかないのね?」
スペ「行きましょうスズカさん」
裏番からの集合要請があるとタマモクロスに連れ出されたスペシャルウィーク一行は体育館へと案内される。
そこには多数のエキストラウマ娘達がズラリと並んで座っており、スペシャルウィーク達はその集団の先頭に座らされた。
エル「すごいウマ娘が集まってマース」
グラス「一番前に座らされたけど・・・」
キング「前の舞台に誰か来るのかしら?」
並んで待つスペシャルウィーク達の前には一段高い舞台があり、皆が見ていると舞台袖からウマ娘達が登場する!
バン!
ダイワスカーレット
ロングスカート制服 マスク 竹刀 濃い化粧
バン!
ウオッカ
ロングスカート制服 マスク チェーン
ダスカ「アンタら、おせーんだよ!」 竹刀で床を打つ
ウオッカ「チンタラやってんじゃねーぞ!」
ダスカ「アタシ達が呼んだら秒で来なさい」
ウオッカ「秒だ、秒」
スペ「あの2人が裏番なんでしょうか?」ヒソヒソ
スズカ「みたいね」ヒソヒソ
ダスカ「最近どうもアタシ達の事を舐めてる馬鹿がいるらしいわ」
ウオッカ「裏番舐めてるとぶっ飛ばされっぞ?」
ダスカ「そこのアンタ」 竹刀で指し
エル「ケ?」
ダスカ「アンタ、アタシ達の事舐めてんでしょ!」
エル「エルは舐めてまセェン」
ウオッカ「本当か?」
エル「はい舐めてないデス」
ダスカ「ふん、まぁいいわ、裏番の前じゃそんな余裕ぶれないんだから」
ウオッカ「裏番、お願いします!」
裏番「・・・おう」
太く低い声と共に舞台袖から裏番ウマ娘が登場する!
バーン!
裏番 カレンチャン
ロングスカート制服 鬼剃りリーゼント どでかいグラサン くわえタバコ
※タバコは法に触れることのない合法的な爽やかな香りのハーブを使用しています
眉を寄せて凄い剣幕でウマ娘達を見渡し睨み付けるカレンチャン
エル「どえらいのが出て来ましたヨ」
グラス「・・・エルっ!・・・っ」
スペ「た、タバコすって、まっ、すっ」
キング「・・・っ!」
スズカ「あそこまでするの?」
カレン「・・・・・ぽわ」 タバコの煙でわっかを吐く
キング「・・・っ!なっ、・・・っ!」
スペ「・・・っく・・・ふっ」
カレン「ガッデーム!!!!」
全員「「「「「!!!!!」」」」」
突如カレンチャンの口から発せられる野太い声のガッデムにスペシャルウィーク達は驚き、体育館に集められたウマ娘達に緊張が走る!
カレン「ガッデム・・・どうも最近、カレンの事を裏で馬鹿にしている子がいるらしいのよ・・・」
ダスカ「はい、カレンチャンさん、噂になってます」
ウオッカ「許せねぇッス」
カレン「ふーん・・・カレンの事どんな風に馬鹿にしてるのかな」
ウオッカ「はい、オレの調査によるとカレンチャンさんのタスポカードを見て爆笑してるらしいッス」
キング「!」
スズカ「!」
カレン「へぇ・・・その子何て名前?」
ダスカ「はい・・・完全な名前までは分からないんですけど・・・」
全員「「「「「・・・・・」」」」」
ダスカ「確か・・・ナントカ、ヘイローって奴らしいです」
キング「!?」
スペ&スズカ&エル&グラス「(セーフ!)」
カレン「ふーん、なんとかヘイローねぇ・・・ちょっと探してみようかな」
ここでカレンチャン、舞台を降りるとスペシャルウィーク達の前へとゆっくりと近付いてくる、スペシャルウィーク達に緊張が走る
カレン「・・・あなた、名前は?」
スペ「はい、スペ、スペシャルウィークです」
カレン「違う、隣のあなたは?」
スズカ「サイレンススズカよ」
カレン「違う・・・あなたは?」
エル「エルコンドルパサーです」
カレン「あぁっんっ!エルコンドルヘイローっだあっ?てめぇかっ!ごらぁ!!」 眼が血走る
エル「違いマス!違いマス!エルはエルコンドルパサーですっ!エルコンドルパサー!!エルコンドルパサーです!ヘイローなんかついてまセェン!!」
カレン「ふーん、違う・・・じゃあ次のあなたは?」
グラス「グラスワンダーよ」
カレン「違う・・・あなたは?あなたの名前教えて」
キング「・・・キング、キング・・・ロです・・・」
カレン「え?聞こえない」
キング「キング・・・ゴニョゴニョ、です」
カレン「ねぇ?カレン、聞こえないって言ったよね?ねぇ?」 キングの胸ぐらを掴む
スペ「凄い迫力です・・・」ヒソヒソ
スズカ「ええ・・・」ヒソヒソ
キング「ひぃ・・・キング・・・」
カレン「うん」
キング「キング・・・・・・ヘイポーです」
スペ「ぶははははははっ!」
スズカ「あははははは!」
エル「ぎゃははははっ!だ、ダレですかっ!へ、ヘイポーって」
グラス「くふふふふっ」
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
スペ「んったいっ」スパーン!
スズカ「っ!」スパーン
エル「いたっ!」スパーン
グラス「ったぁっ!」スパーン
カレン「おい、聞こえねぇーんだよ、カレンにちゃんとあなたの名前、教えて?」
キング「は、はひ・・・あたくし・・・」
カレン「おう」
キング「キ、・・・エルコンドルパサーです!」
カレン「はぁ?」
エル「ケ?!」
スペ「あぶはっ!ぶははは!」
スズカ「ふふふっ!ぶっふふふふ!」
グラス「あはは!エルになっちゃった、あはははは!」
デデーン!
スペ、スズカ、グラス、アウトー
スペ「いだっ!」スパーン!
スズカ「っ!つぅ・・・」スパーン!
グラス「ぐっ!」スパーン!
エル「え?、ちがっ!ったぁっ!」スパーン
カレン「・・・あなた、キングなんとかじゃないの?そう言ってたよね?」
キング「あたしくしはっ!エルコンドルパサーですっ!キングはあの子よぉ」 キング、エルコンドルを指差す
エル「はあぁあ?」
スペ「どぁはははは!」
スズカ「はははは、あははははは!」
グラス「や、やめてっ、あははははは!お、お腹痛い、あははははー!」
デデーン!
スペ、スズカ、グラス、アウトー
スペ「はぁはぁはぁ、っ!」スパーン!
スズカ「あー・・・っんん!」スパーン!
グラス「キング・・・もう諦めて、んっ!」スパーン!
スペ「キングちゃぁん、もう無理だよ・・・」
エル「人を売らないで下サイ・・・」
グラス「キング、諦めて」
キング「何でよぉ!あなた達も笑ってたじゃない!」
カレン「おいっ!名前っ!」
キング「は、はひぃ・・・キング・・・キング・・・・・・ヘポです」
カレン「キングヘポォ?」
スペ「ヘポぉ!あはっ!あはは!」
スズカ「あはは!いい加減にっ、あははははは!」
エル「いひひひひっいひ!」
グラス「くふっ!くふっ!くふふふ!」
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
スペ「もういやぁ・・・っんん!」スパーン!
スズカ「はぁはぁ・・・苦しい、っ」スパーン!
エル「んうっ!」スパーン!
グラス「つうっ!」スパーン!
カレン「ねぇ、あなたキングって言ったりエルコンドルって言ったり、怪しい、あなたねカレンの事を馬鹿にしてたのは」
キング「違うの!馬鹿になんかしてないわ!確かにあたくしはキングヘイローだけど、カレンチャンさんのタスポで笑ったのは・・・」
カレン「やっぱり貴様かぁっっ!ガッデム!おらぁ!こっち来いっ!」
キング「いやあぁあーなんで舞台に引っ張ってくのぉ?いやよ、いやあぁー!」 ズルズルー
スペ「あははははは!」
スズカ「っはあ!あはっ!」
エル「・・・っ!ぶははははははっ!」
グラス「ぶっ!ふふっ!ふふふふ」
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
スペ「あぁ・・・んく!」スパーン!
スズカ「んんっ!」スパーン!
エル「もうイヤでぇす」スパーン!
グラス「はぁ・・・んん!」スパーン!
舞台上に上がるキングヘイローとカレンチャン、カレンチャンはキングヘイローの胸ぐらを片手で掴んで腰砕けのキングヘイローを立ち上がらせている、その圧倒的なパワーは一目瞭然である
カレン「さ、お話(ビンタ)しよっか?」
キング「ひいぃ、なんで構えてるのぉ?!」
カレン「お話(ビンタ 物理)するからだよ」
キング「なんで!?なんで!?なんでえぇえーっ」 キング、カレンにしがみつく
カレン「・・・何してるのかな?」
スペ「ぶははははははっ!」
スズカ「ふふふふふっ!」
エル「あはは!往生際が悪いデースあははははっ」
グラス「キ、キングっぶっ!ぶぶぶっ!」
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
スペ「っぐ!」スパーン!
スズカ「んんっ!」スパーン!
エル「ぐっ!」スパーン!
グラス「くぅうっ!」スパーン!
カレン「ほら、はーなーれーる」グイッ
キング「痛いっ!痛い痛い!」
カレンチャンの空いている手がキングヘイローの顔面をアイアンクローで掴みミシミシと音を立ててキングヘイローのこめかみを締め付ける、これにはキングヘイロー堪らずカレンチャンから引き離される!
スペ&スズカ&エル&グラス「「「「あははははは!」」」」
※笑ってしまいましたがこのまま続けます
カレン「じゃあ、ビンタ1発で許してあげるね」
キング「嫌よ!いやぁ!いや!」
キングヘイロー、再びカレンチャンにしがみつく
カレン「さっきから何してるのかな?」
スペ「あはは!キングちゃん!も、もう諦めよう、あははははー!」
グラス「くふふふ!キ、キング・・・お願い、覚悟を決めてっ、ぶぶぶっ」
キング「あ、あなた達っ!他人事だから簡単にそんなこと痛い!痛い痛い!」
カレンチャンのアイアンクローが再びキングヘイローの顔面に決まり、今度はキングヘイローの顔そのものを締め付ける、ヒョットコ顔にされるキングヘイロー、再びカレンチャンから引き離される。
スズカ「ねぇ、あはっ、ミシミシいってる、あはは!」
エル「くふふふ!キング!大人しくっ、くふふふ大人しくしてたら終わりマァスッ!くふふふ!」
カレン「おいっ!いい加減に覚悟を決めろぉっ!!」
キング「んー!んー!んー!!・・・・・・嫌ぁ・・・」バタッ
ビンタを振りかぶるカレンチャン!
しかしここでもキングヘイローは床に倒れこんで逃げる!
スズカ「ぶふぅ!」
エル「あははははは!」
カレン「はい、はーやーくー起ーきーるー」 グリリリリ
キング「ひ?!痛い!足が!痛い!痛い!」
倒れるキングヘイローの足の甲にカレンチャンの爪先が突き刺さり容赦ない力加減でキングヘイローの足の甲を貫く、これにはキングヘイロー堪らず立ち上がるしかなく再びカレンチャンに胸ぐらを掴まれる状態になる!
カレン「いくぞ!!おらぁ!!!!」
キング「んーっ!!!!」 ドバチーン!!!
カレンチャン渾身のビンタ!キングヘイローは頬へのビンタの衝撃に顔を歪まされ、そのままの勢いで床をゴロゴロと転がっていく!
カレン「ガッデムッ!!」 カレンチャン等退場
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
スペ「はぁ、はぁ・・・辛かったぁ、んく!」スパーン!
スズカ「痛そうねぇ・・・っ!」スパーン!
エル「あー・・・ぐっ!」スパーン!
グラス「キング、往生際が悪過ぎますっ、っっ!」スパーン!
キング「・・・・・・」
グラス「キング、大丈夫?」
キング「・・・・・・」
スペ「キングちゃん?」
キング「・・・・・・終わりまじだぁ」 顔歪ませ
スペ&スズカ&エル&グラス「「「「ぶふぅ!」」」」
デデーン!
スペ、スズカ、エル、グラス、アウトー
カレンチャンは去っていったがウマ娘笑ってはいけない有馬記念前夜祭は終らない!そして次なる笑いの刺客がスペシャルウィーク達を待ち受ける!