笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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やっと1週間が終わり、お待ちかねの週末です。
どこかに出掛けたいような、家でまったりしたいような、気持ちです。

そう言えば来週の飲み会、会費12000円だそうです。
ちょっと稼ぐか・・・


笑ってはいけない 高松宮記念Ⅱその9

笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその9

 

 

 

 トレセン学園に突如として現れる三女神像に代わる樫本理事長代理の像(本人)!

 水の流れ落ちる壺を両手で抱え上げた姿は儚げで脆く今にも崩れ落ちそうでスペシャルウィーク達をガクガクしながら待ち構えていた。

 

 

スペ「もういいです!樫本代理!もういいですから!」

 

スズカ「すごいプルプルしてるわよ?」

 

エル「グラグラしてマース、デンジャー」

 

グラス「絶対これって人選ミスです!」

 

キング「代理!もう大丈夫だと思うわ!」

 

樫本「ふひいぃっ!ふひっ、ふひっ、ふぬぬぬぬっ!」

 

 鬼気迫る表情の樫本理事長代理はスペシャルウィーク達の言葉には答えず、必死に壺を抱え上げ続けるがとっくに限界を越えていた。

 

キング「もういいってば!もう充分ですって!」

 

スズカ「そうよ!代理は出オチネタなので、もう面白くもなんともありません!大丈夫です!」

 

エル「スズカ?!」

 

スペ「やめたげてよぉ」

 

グラス「スズカさん・・・」

 

樫本「で、出オチ・・・面白く・・・ない、の・・・ですか」

 

 サイレンススズカの言葉に愕然とする樫本理事長代理、気力で抱え上げていた壺もその言葉にグラグラと揺れて傾き始め、遂には自ら壺から流れる水を頭からかぶってしまう。

 

樫本「あばばばばばばばばばばばば」

 

スペ、グラス、キング「ぶはははっ!ぶふふふふふふっ!!」

 

デデーン!

スペ、グラス、キング、アウトー

 

 

スペ「な、何をやって・・・んだぁっ!」スパーン!

 

グラス「ひどい有り様・・・んんっ!」スパーン!

 

キング「そんなことより、助けてあげてよーっ!んくぅっ!」スパーン!

 

 

 

樫本「あばばばばっ、ぶはぁっ!」

 

 自ら抱える壺の水から何とか顔を出して呼吸が出きるようになる樫本理事長代理、ガクガクと震える体ではあったが、キリッと顔だけは精悍な表情となりスペシャルウィーク達に向く。

 

樫本「皆さん、笑ってはいけないトレセン学園にようこあばばばばばばばばばばばばばばばばば」

 

スペ、グラス、エル「「ぶっあはははははっ!!」」

 

デデーン!

スペ、グラス、エル、アウトー

 

 

スペ「また水かぶってますから!溺れてますから!あははっ、んたぁっ!」スパーン!

 

グラス「樫本理事長代理って、こんなことする方でした?!全然違うキャラになってますよね?!んんっ!」スパーン!

 

エル「あれ、壺下ろさなきゃダメです、んぎっ!」スパーン!

 

 

 

樫本「ぶぁっはっ!げほっ!げほっ!んん、心配無用です、私はあなた方を理事長室にお連れすあばばばばばばばぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく」

 

スペ「あはははっ!あははっ!そ、それ1回下ろしましょうよ!あははは!」

 

グラス「くくくくっ、くふふふふっ!な、なぜ壺を離さないのですか?!くふふふふっ!」

 

エル「あはははっ!あはははあははっ!」

 

スズカ「何が彼女をあそこまで頑張らせるの・・・?」

 

キング「代理っ!壺を下ろすのっ!壺から手を離して!」

 

デデーン!

スペ、グラス、エル、アウトー

 

 

スペ「あー・・・この代理、駄目だぁー、んんっ!」スパーン!

 

グラス「こんなので笑うなんて、酷いウマ娘って思われてしまいます!んぐっ!」スパーン!

 

エル「あぁ・・・こんなの笑うチョイスしかないデース・・・っぎぃ!」スパーン!

 

 

 

樫本「ごほっ!ごほ、ごほ・・・んん、失礼しました・・・ふぬぬぬ、皆さん、笑っては、い、いけないトレセン学園に、くっ、よ、ようこそ・・・」 

 

キング「代理!だから、その壺を下ろして!プルプルしてるじゃない!」

 

スズカ「生まれたての小動物ってあんな感じよね」

 

スペ「ス、ズカ、さん、っ、つ!余分なこと、言わない、で、っふ」

 

グラス「樫本さん、とりあえず壺を下ろしましょう、見てるこちらがハラハラします」

 

樫本「・・・ぐぐ、ぐ、そ、それは、出来ません・・・ふぬぅ・・・」 

 

スズカ「壺を下に下ろさないと話が進みませんよね?とりあえずその壺を置いてください」

 

樫本「・・・置けませんっ!ぐっ、くぅ」

 

スズカ「え?・・・別に問題無いですよね?その壺を置くとどうにかなるのですか?」

 

樫本「・・・・・・爆発します」

 

スズカ「?」

 

樫本「壺を下ろすと私が爆発しますっ!」

 

スズカ「え?!見たい見たい、置いて置いて」

 

スペ、グラス、エル、キング「「ぶはははははははーっ!!!」」

 

デデーン!

スペ、グラス、エル、キング、アウトー

 

 

スペ「あはは、あは、スズカさんひどい、んんくっ!」スパーン!

 

グラス「スズカさん!ば、爆発って、くくく、んんっ!」スパーン!

 

エル「くくく、爆発、くくくくっ、んんぐ!」スパーン!

 

キング「スズカさん!余計なことおっしゃらないでっ!いだぁっ!」スパーン!

 

 

 

 樫本理事長代理は頑張った、ブルブル震える細腕で水が溢れ流れる壺を抱え上げ続けていた、しかし遂に限界の時は訪れ樫本理事長代理の手から壺が滑り落ちてしまう・・・

 その瞬間、ボムッ!と爆発音を響かせ樫本理事長代理のダークスーツが弾け飛ぶ!

 

 

ジャン!

 紺色スクール水着姿の樫本理事長代理(真顔)

 

スズカ「うわー、キッツイですねー」

 

 

スペ、グラス、エル、キング「「あはははっ!あはははははっ!!」」

 

デデーン!

スペ、グラス、エル、キング、アウトー

 

 

スペ「あはははっ!アホでした!この代理アホでした!んだぁっ!」スパーン!

 

グラス「どうして爆発してスクール水着になるのですか!もう!んんっ!」スパーン!

 

エル「スズカ、キツいって言った、キツいって言ってマシタ!んんぐ!」スパーン!

 

キング「この学園って頭おかしい人しかいないのっ?!ねぇ?!いたぁっ!」スパーン!

 

 

 

 

樫本「・・・皆さん、ここを見ていただけますか?」

 

 樫本理事長代理は紺色スクール水着の胸部付近を指差す、スペシャルウィーク達は怪訝そうな表情で顔を近付けて見てみる

 

 

ジャン!

 ネーム【リトルココン】

 

 

スペ「ふひっ?!ひっ、ひっ、ひ」

 

スズカ「っくぅ・・・っ、っ」

 

キング「あ、あなたっ、んんっ、た、担当の・・・っ」

 

樫本「キツキツですね・・・」

 

全員「「あはははははっ!あはははははっ!!」」

 

デデーン!

全員、アウトー

 

 

スペ「あはははっ!リトルココンのだ!リトルココンのだった!いだっ!」スパーン!

 

スズカ「なんで担当のスク水を・・・んんっ!」スパーン!

 

グラス「そりゃあ小さいでしょう、んんっ!」スパーン!

 

エル「なんか、ピチピチだなぁって思ってマシタ、んんぐ!」スパーン!

 

キング「もういやぁ・・・んだぁっ!」スパーン!

 

 

 

樫本(スク水)「・・・・・・」

 

スペ「・・・・・・」

 

樫本(スク水)「・・・・・・」

 

スペ「・・・あの・・・あの、何か、言ってください」

 

樫本(スク水)「・・・・・・どどどどどどーすんの、どーーすんの??」 

 

スペ「こっちの台詞ですっ!」

 

スズカ、エル、グラス、キング「「あはははははっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、グラス、キング、アウトー

 

 

スズカ「確かにこっちの台詞よね・・・んんっ!」スパーン!

 

エル「あー・・・この人、バカデース、んぎぃっ!」スパーン!

 

グラス「リトルココンが泣いてますよ?んくぅっ!」スパーン!

 

キング「もういやぁ、おうちに帰るぅ、いたぁっ!」スパーン!

 

 

 トレセン学園に到着した途端、始まる樫本理事長代理の猛攻!未だ校舎にも入れないスペシャルウィーク達の運命はいかに?!

 次回、緑の笑いの刺客がスペシャルウィーク達に襲いかかる!

 

 

 

 

 




皆様、良い週末を!
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