笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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何にも当たらない、馬券が何にも当たらねぇ・・・

おいらの明日はどっちだ。
と言うわけで連投です。


笑ってはいけない 高松宮記念Ⅱその14

笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその14

 

 

 突如現れたウマ娘シーザリオ、事件が起きたと名探偵キングヘイローに助けを請う、戸惑う名探偵キングヘイロー、そわそわし始めるスペシャルウィーク、一行はシーザリオ案内で事件現場へと向かう。

 

 

スペ「シーザリオちゃん、大丈夫だからね、わたし逹が解決してあげるから、安心してね、心配しなくていいからね」

 

リオ「え、はい、ありがとうございます・・・」

 

 

エル「なーんか、スペが先輩ぶってマース」

 

キング「何か思うところでもあるんじゃない?」

 

グラス「・・・・・・こちらの方向は・・・待機宿舎、ですね」

 

スズカ「えっと、シーザリオさん、もしかして待機宿舎が事件現場なの?」

 

シーザリオ「はい!こちらです」

 

 サイレンススズカ逹の予想通り普段生活している待機宿舎に到着する一行、そして待機宿舎内に入ってズンズンと進んでいくシーザリオ、後をついていくスペシャルウィーク一逹

 

スペ「えっとお、この方向って・・・スズカさぁん」

 

スズカ「ええそうねスペちゃん、間違いないと思うわ」

 

ザリオ「ここです!この部屋が事件現場です!」

 

 

ジャン!

 事件現場 スペシャルウィークとサイレンススズカの合部屋

 

スペ&スズカ「「ですよねー」」

 

 

リオ「それでは、現場を見て、あれ?ん?え、あれ?」

 

 ガチャと扉を開こうとするシーザリオ、しかし扉には鍵が掛けられているようで開かず、ガチャガチャという音だけが響き渡る。

 

リオ「あれ?なんで鍵掛けてるの?え?入れない?」

 

キング「凄い焦ってるわね、トラブルかしら」

 

エル「開かないなら、開かないでスルーしまセン?」

 

グラス「平和なトレセン学園が戻りましたねぇ・・・」

 

キング「事件なんてなかったのね・・・」

 

ザリオ「え?ちょっと、待って下さい!あれぇっ?!」 ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

 

スペ「ちょ、ちょっと落ち着いて、シーザリオちゃん、そんなに慌てなくても」

 

スズカ「待って、部屋の鍵って持ってたかしら、えっと」

 

シーザリオ「・・・えい」 ベキバキン!

 

 何か金属的な物が破壊される音が響き、扉に大きな亀裂が入り、ドアノブだった残骸を片手にシーザリオが振り返る。

 

シーザリオ「開きました!」

 

スペ「・・・うん、そうだね!ちゃんと開けれたねシーザリオちゃん!」

 

スズカ「それは開いたと言わないの」

 

エル、グラス、キング「「ぶはははっ!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

エル、グラス、キング、アウトー

 

 

エル「ぶふふ、おもいっきりドア、壊れてマース、ぶふふふ、ぎぅっ!」スパーン!

 

グラス「スペちゃんが、甘い、くくく、どうして?くく、んんっ!」スパーン!

 

キング「はひいぃ、はひっ、お、お腹が、痛い・・・んぐぅ!」スパーン!

 

 

スズカ「えぇ・・・嘘でしょ・・・扉壊さないで・・・それで部屋はどうなってるの?荒らされてない?」

 

スペ「・・・・・・」

 

グラス「誰か倒れてますね」

 

 

ジャン!

 スペ&スズカの自室

 左右にベットがあり、その中央にうつ伏せに倒れているウマ娘が一人、その名はアグネスデジタル!

 

 

スズカ「変なのが倒れてるわ」

 

グラス「スズカさん、言い方」

 

エル「名探偵の出番デース」

 

キング「え?キングがやるの?」

 

スズカ「名探偵セット着けてますから・・・」

 

キング「ええー・・・じゃあ、見てみるけど・・・急に起き上がったり、ビックリさせるのは無しよ?」

 

 倒れるアグネスデジタルをおそるおそる覗き込む名探偵キングヘイロー、特に外傷等変わった箇所は無さそうだった。

 

キング「んんー?別に倒れてるだけよね?変なものも無いし・・・ん?この指は・・・?」

 

エル「デジタルが床になにか書いてマス」

 

グラス「血文字?ダイイングメッセージってやつかしら?」

 

スペ「・・・・・・」

 

 

ジャン!

 アグネスデジタルの残したダイイングメッセージ

 【スペ、レース、資料D】

 

 と、突如スペシャルウィークがアグネスデジタルの血文字を踏んでズリズリと足を動かして血文字を消し去る暴挙に出る!

 

エル「ケェ?!」

 

スズカ「スペちゃん?!」

 

キング「何してるのっ?!」

 

スペ「すみません、足が滑りました」

 

グラス「・・・・・・」

 

エル「スペ!どうして消しちゃうんデスカ?!」

 

スペ「すみません、足が滑りました」

 

キング「いやいや、スペシャルウィークさん、普通に立ってたわよね?」

 

スペ「すみません、足が滑りました」

 

スズカ「スペちゃん、あのね」

 

スペ「すみません、足が滑りました」

 

グラス「・・・・・・」

 

キング「えー・・・どうしたのよぉ?」

 

スペ「だからっ!足がっ!滑ったってっ!言ってるじゃないですかっ!しつこいですよっ!へっぽこ探偵っ!」

 

キング「えぇ・・・どうして逆ギレ・・・」

 

スズカ「ふぐぅっ、な、なんで、そんなに」

 

エル「ス、スペが、キレて・・・っ」

 

スペ「なんなんですかっ!あなた逹はっ!探偵だからって偉いんですかっ!謝ればいいんですかっ!謝ればいいんですねっ!はいっ、すみませんでしたぁーっ!」

 

 スペシャルウィーク、渾身の逆ギレ土下座敢行!

 

スペ「勘弁してくださいっ!!」

 

スズカ、エル、キング「「あはははははっ!!あははははは!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー 

 

 

スズカ「あは、ど、どうしてスペちゃんがそんなに謝るの・・・?んんっ!」スパーン!

 

エル「土下座デース、んぎ!」スパーン!

 

キング「やめてよー、土下座なんてやめて!いだっ!」スパーン!

 

スペ「・・・・・・」

 

グラス「・・・・・・」

 

 

キング「もう、いいわよ・・・足が滑ったってことで」

 

スペ「・・・・・・・・・」

 

エル「なんて書いてマシタ?エルはよく見えませんデシタ」

 

スズカ「うーん、スペ、レース、とかじゃ無かったかしら?」

 

スペ「・・・・・・」

 

グラス「・・・・・・レース場に、何かヒントがあるとか・・・でしょうか?」

 

スズカ「わざわざ、私とスペちゃんの部屋で起こった事件なので、この部屋に何かヒントがあるんじゃないかしら」

 

キング「そうねぇ・・・でも、このアグネスデジタルさんと血文字以外に何も無さそうだけど・・・」

 

エル「何か入ってませんか?ケッ?!」

 

 スペシャルウィークのベットの下引き出しを触ろうとするエルコンドルパサー、スペシャルウィークがガッチリとエルコンドルパサーの手首を掴む。

 

スペ「エルちゃん?何しようとしてるの?」

 

エル「へ?スペの引き出しの中に何かあるノデハ?」

 

スペ「はぁ?!・・・エルちゃん、ここは待機部屋じゃ無いんだからね?わたしのプライベートの部屋なの!勝手に引き出し開けないで!」

 

グラス「そうですよエル、失礼ですよ?」

 

エル「えー・・・」

 

スズカ「でも、それじゃあ話が進まないわ、スペちゃん、パッと何か入ってないか見るだけだから、ね」

 

キング「触ったりしないわ!」

 

スペ「・・・はぁ、・・・じゃあ見るだけですからね?触ったら怒りますからね?」

 

キング「分かったわ」

 

 スペシャルウィークは渋々ベット下の引き出しを開ける、綺麗に整理されたスペシャルウィークの衣類が並んで入っていた。クローゼットも同様。

 

スペ「本当に何も無いですよ?」

 

スズカ「うんうん、そうね」

 

グラス「・・・・・・」

 

 スペシャルウィークは机の引き出しも順に開けていく、整然と並べられた教科書や資料、筆記用具などが入っているだけだった。

 

スペ「ね、変なものは入って無いですよね?もう良いですか?次はスズカさんのを見て・・・」

 

スズカ「・・・スペ・・・レース・・・資料・・・D?・・・んー・・・D?」

 

グラス「・・・スズカさん?あの、次はスズカの持ち物を・・・」

 

スズカ「ねぇスペちゃん、さっきの机の引き出しに並んでいたケースに入ったDVDなのだけど」

 

スペ「はい、参考レースのDVDです」

 

スズカ「どんなレースだったか見せてもらえる?」

 

スペ「・・・まぁ、いいですけど・・・えっと、G1レースがほとんどで・・・」

 

 スペシャルウィークが机の二段目の引き出しを引いて開け、ズラリと並ぶDVDのケースの背表紙に書かれたタイトルを読み上げていく。

 

スペ「うーんと、有馬記念に宝塚記念、皐月、ダービー、菊花賞・・・」

 

スズカ「ちょっとそのケース見せてくれる?」

 

スペ「・・・・・・ぺ?」

 

スズカ「ちょっとそのケース付きのDVD見せてくれる?」

 

スペ「・・・・・・ぺ?」

 

スズカ「・・・・・・どうしてスペちゃんは聞こえない振りするの?」

 

スペ「・・・・・・ぺ?」

 

エル「ふくうぅっ、っ、スペっ、っ」

 

キング「な、なんで、とぼけてるのっ、んっ」

 

グラス「・・・・・・」

 

スズカ「スペちゃん、そのケースに入ったDVD貸して」

 

 スペシャルウィークは机の引き出しからケースに入ったDVDをゴッソリと引き出して両手に抱えてそのまま床に膝をつく。

 

スペ「本当にっ!勘弁してくださいっ!」

 

 スペシャルウィーク、土下座!

 

スズカ、エル、キング「「あははははは!!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スズカ「ス、スペちゃん、土下座はやめて、あははは、んんっ!」スパーン!

 

エル「あはは!あはは、スペ!観念してくだサーイ」

 

キング「あぁ・・・もう、先が見えてきたわ・・・んだぁっ!」スパーン!

 

 

 

スペ「うぅ・・・これは、これだけは・・・堪忍して下さいぃ・・・」

 

スズカ「いや、もう無理だから、スペちゃん諦めて」

 

エル「ちょっと貸して下サーイ」

 

スペ「あ!」

 

 エルコンドルパサーがスペシャルウィークが抱き抱えるケース付きDVDを1枚奪い取る。

 

エル「では、開けてみマース」

 

スペ「待って!エルちゃん!それ極秘資料だからっ!公開できないヤツだからっ!」

 

 

ジャン!

 有馬記念のケースに入っていたDVD

 タイトル ウマ娘が搾り取っちゃうぞ!ド~キドキドキドキ六時間絞り汁耐久レース(副題:僕のハロン棒がとろけてなくなりゅうぅ~)

 

スズカ、エル、キング「「どわあっははっ!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スズカ「あはは!スペちゃんが、凄いの隠してた、あはは!んんっ!」スパーン!

 

エル「な、なんなのデスカ?この狂ったタイトルは!あうっ!」スパーン!

 

キング「こんなの買わないでよぉ・・・あいたぁ!」スパーン!

 

スペ「うぅ・・・もう、表を歩けないぃ・・」

 

グラス「・・・・・・」

 

リオ「・・・・・・」

 

 

 

エル「ちょっと、他のも見せて下サーイ」

 

スペ「あ!」

 

 崩れ落ちるスペシャルウィークの抱えるケース付きDVDを奪うエルコンドルパサー、次々開かれていくDVDケース。

 

 

ジャン!

 宝塚記念のケースに入っていたDVD

 タイトル わっほい!ウマ娘が搾り取っちゃうぞ!ワクワク六時間搾り取り耐久レース(副題:僕のお宝ハロン棒がユニバースウゥ~)

 

スズカ、エル、キング「「あははははっ!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

 

ジャン!

 菊花賞のケースに入っていたDVD

 タイトル おほぉ!ウマ娘が搾り取っちゃうぞ!アハンウフン六時間搾り取り耐久レース(副題:んはぁあん、そこは僕の菊花賞うぅ~?!)

 

スズカ、エル、キング「「ぶぶふふっ!!ぶはははははーっ!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

 

ジャン!

 凱旋門賞のケースに入っていたDVD

 タイトル ええ?!まさかのパツキンチャンネーウマ娘が搾り取っちゃうぞ!?搾り取り六時間耐久レース(副題:僕のハロン棒がパツキンに食べられてりゅうぅ~)

 

スズカ、エル、キング「「あはははははーっ!!あははっ!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スズカ「あははっ!スペちゃん!あははっ!何枚あるのよっ!んんくぅっ!」スパーン!スパーン!スパーン!

 

エル「バカスペっ!ビミョーにタイトルに合わしてマースっ!あははははっ!んぎ!」スパーン!スパーン!スパーン!

 

キング「お、お腹いたいっ!お腹いたい!んんっ!」スパーン!スパーン!スパーン!

 

スペ「もう堪忍してぇ・・・勘弁して下さいぃ・・・」

 

グラス「・・・・・・」

 

リオ「・・・・・・」

 

 

 スペシャルウィーク、床に突っ伏してシクシクと泣き崩れる、無言のグラスワンダー、汚物をみる目のシーザリオ。

 

スペ「・・・うぅ、シーザリオちゃん、違うの、これは違うの・・・そんな目で見ないで・・・」

 

リオ「・・・・・・・・・最悪」 ボソ

 

スペ「ひぐうぅ!」

 

スズカ「あー・・・心底嫌われたわね」

 

キング「仕方ないわよ」

 

 

スペ「・・・うぅ・・・うー・・・、グラス・・・ちゃん・・・」

 

グラス「!!」

 

エル「ケ?」

 

キング「?」

 

スペ「わたし・・・友達を売りたくない・・・わたし逹・・・ズッ友、だよね?」

 

グラス「・・・・・・・・・」

 

スズカ「?」

 

スペ「グラスちゃーん・・・グラス、ちゃん・・・」

 

グラス「・・・・・・・・・」

 

 ただ唇を噛み締めてスペシャルウィークを眺めていたグラスワンダー、グッと瞳に炎を宿すとシズシズとスペシャルウィークの横に並び膝をつく!

 

グラス「スペちゃんとお金半分こ出し合って買っていましたぁっ!」

 

 グラスワンダー、土下座!

 

スズカ、エル、キング「「どぉあははははっ!あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スズカ「カミングアウトしたわっ!んんっ!」スパーン!

 

エル「あははは、エログラスデース!んんっ!」スパーン!

 

キング「はひっ!はひいぃっ!お腹、お腹っ!いたいっ!」スパーン!

 

 

スペ&グラス「「一緒に隠れて見てましたっ!!」」

 

スズカ、エル、キング「「あはははははーっ!!」」

 

デデーン!

スズカ、エル、キング、アウトー

 

 

スズカ「あはは、わ、分かったから、もう分かったからぁ、んたぁっ!」スパーン!

 

エル「あはははははーっ!!あうっ!」スパーン!

 

キング「も、もう、やめて、あはははは、あっ、んぎ!」スパーン!

 

 

スペ「うぅ・・・」

 

グラス「うー・・・」

 

 

 

スズカ「あー・・・面白すぎる」

 

エル「これはダメージデス」

 

キング「お腹痛い・・・はぁ、えっと、あー・・・今回の事件は、その、スペシャルウィークさんが隠していたDVDを発見したアグネスデジタルさんが、えっと、昇天したってことでいいのかしら?」

 

リオ「え?まあ、はい、そんな感じでいいんじゃないっスカ」

 

スズカ「すごい投げやりになってるわ」

 

エル「まぁ、あんなもの見せられたら不機嫌になりマス」

 

リオ「あ、もう部屋に戻っていいみたいですよ?お疲れっした」

 

スペ「うう・・・シーザリオちゃん、ごめんね・・・」

 

リオ「・・・・・・・・・」 ガン無視

 

スペ「・・・・・・ぐふぅ」

 

スズカ「嫌われたわねぇ」

 

キング「無理もないわよ」

 

 

 

 




ウマ娘DVDがある世界線・・・
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