笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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ええ、皆様が望んでいたヤツっす。
はい、これっす。


笑ってはいけない 高松宮記念Ⅱその15

笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその15

 

 

 

 

 

スズカ「どうしてスペちゃんはあのDVDダウンロードとかじゃなくて、現物そのものを買っていたの?」

 

スペ「だって、この前ダウンロードしていたやつ、バレてネタにされましたから」

 

キング「前回の、暴露大会のネタであったわね」

 

スペ「はい、なので実際に買えばアシはつかないかと・・・」

 

グラス「二人で相談しまして・・・」

 

エル「お店で買う方が大変デハ?」

 

スペ「・・・・・・・・・」

 

グラス「・・・・・・・・・」

 

スズカ「スペちゃん?」

 

エル「ぜーんぶ話した方がいいデスヨ?」

 

スペ&グラス「「シーキングザパールさんに頼んで買ってきて貰ってましたぁ!」」

 

スズカ「あの人何やってるの!?」

 

 

デデーン! 

シーキングザパール アウトー

 

 

 何処か遠くで聞こえるアウトコールの声を聞きながらスペシャルウィーク達のまったりとした待機部屋での時間は過ぎていく・・・

 

 

 

スペ「そう言えば、後はこの・・・DVDと封筒と・・・ボタンでしたっけ」

 

スズカ「後、コインもね」

 

エル「デスね」

 

キング「どうする?何か片付けちゃう?」

 

グラス「うーん・・・しばらく時間が欲しいです・・・」

 

キング「グラスさん、散々だったものね」

 

グラス「はい・・・」

 

スペ「けど、まったりし過ぎると・・・」

 

 待機部屋の扉が開いてタマモクロス登場!

 

タマ「ボインはぁ~お父ちゃんの為にあるんやないんやでぇ~」

 

スペ「出た」

 

スズカ「そんな歌、歌ってたわね」

 

エル「懐かしい」

 

タマ「おうおう、エロスペにエログラ、お前ら評判底値記録しとんちゃうか!えらいこっちゃ!ほな、お前らみたいなクソウマ娘には勿体ないけど、トレセン学園が誇る科学者、アグネスタキオンの研究ラボに見学に行くで!」

 

スペ「あー・・・タキオンさんかぁ・・・」

 

スズカ「あれ、ハマると地獄なのよ」

 

キング「行きたくないー・・・」

 

タマ「ウダウダ言っとらんと行くで!」

 

スペ「はーい」

 

 

 タマモクロスに連れられてスペシャルウィーク逹は待機部屋からアグネスタキオンの研究ラボへと向かう、しかしここは笑ってはいけないトレセン学園、何事もなく研究ラボにたどり着けるはずは無かった!

 

 

 廊下で何やら揉めているウマ娘が二人。

 

 

ジャン!

 トレセン学園制服 ダイワスカーレット

 トレセン学園制服 ウオッカ

 脇に置かれているダンボール 

 

 

スペ「ん?ダスカさんとウオッカさん?」

 

スズカ「何か揉めてるわね」

 

グラス「みたいですね」

 

 

 

ダスカ「だからぁ!あたしが飼うんだってば、バカじゃないのウオッカ!」

 

ウオッカ「だーかーらぁっ!無理だって言ってんだろ、話を聞けスカーレット!」

 

 

キング「飼う?」

 

エル「ペット?んん?」

 

スペ「あ、ねぇ、ダスカちゃん、ウオッカちゃん、何を揉めてるの?」

 

 

ダスカ「スペさん!あたしが折角見つけたペットをバカウオッカが飼っちゃ駄目って言ってるんですよ!」

 

ウオッカ「駄目に決まってるだろ?!トレセンだぞ!」

 

スズカ「・・・確かに学園じゃ飼えないわよね」

 

グラス「ところでペットって?猫ちゃん?」

 

ダスカ&ウオッカ「「え?これだけど」」

 

 

ジャン!

 ダンボールの中

 赤ちゃん姿のメジロラモーヌ

 おしゃぶり付き

 

ラモーヌ「ばぶーっ!」(元気一杯)

 

 

全員「「ぶふっ!?ぶはははははーっ!」」

 

デデーン!

全員、アウトー

 

 

スペ「違う違うっ!ラモーヌさんはこれやっていい人じゃないからっ!うわぁ、んぐっ!」スパーン!

 

スズカ「ええ・・・嘘でしょ・・・んくぅ!」スパーン!

 

エル「これは、笑って、いいのデスカ?あうっ!」スパーン!

 

グラス「勘弁してください・・・んんっ!」スパーン!

 

キング「こんなの笑うしかないじゃないっ!んたぁっ!」スパーン!

 

 

 

ダスカ「ほらぁ!こんなに可愛いんだからぁっ!みんな見てよっ!」

 

 ダイワスカーレット、メジロラモーヌの髪の毛をガッシリと掴んでメジロラモーヌをグイッと引き起こす。

 

 髪の毛グイーーーッ!

 

ラモーヌ「ば、ば、ばぶうぅ・・・」

 

スペ、エル、グラス「「あはははははーっ!!あははっ!」」

 

スズカ「ええー・・・」

 

キング「やめてよぉ・・・この場に居たくないぃ・・・」

 

デデーン!

スペ、エル、グラス、アウトー

 

 

スペ「ラ、ラモーヌさんの髪の毛、グイッてした!グイッて!いたぁっ!」スパーン!

 

エル「後で怒られろっ!いだっ!」スパーン!

 

グラス「あはは、ちょ、ちょっとマズいですよ・・・くうっ!」スパーン!

 

 

 

ウオッカ「な?!何やってんだよスカーレット!可哀想だろ!髪の毛掴むんじゃねーよっ!」

 

 ウオッカ、ダイワスカーレットが髪の毛を掴むメジロラモーヌの頭を思いっきり平手で叩く

 

 頭バチーーーン!

 

ラモーヌ「・・・ばぶぅ・・・んん」

 

キング「ひいぃーっ!」

 

スペ、エル、グラス「「あはははははっ!あははははーっ!」」

 

デデーン!

スペ、エル、グラス、アウトー

 

 

スペ「マズいって!あはは、マズいですって!んたぁっ!」スパーン!

 

エル「怖いデース・・・怖いもの知らずが怖いデース・・・んんっ!」スパーン!

 

グラス「もうやめましょう、もう充分ですからっ!んんっ!」スパーン!

 

スズカ「ラモーヌさんの目が笑ってないのよ・・・」

 

 

 

ダスカ「ちょっと!何やってるのよウオッカ!あたしのペット叩かないでよっ!」

 

 ダイワスカーレット、メジロラモーヌの頬を摘まむと引っ張り始める!ミョーンと伸びるメジロラモーヌの片頬。

 

ウオッカ「あ!何引っ張ってんだよ!止めてやれよっ!」

 

 ウオッカ、メジロラモーヌのもう片方の頬を摘まむと引っ張り始める!左右から頬を摘ままれ引っ張られるメジロラモーヌ。

 

ジャン!

 細目で唇が伸びきりメチャクチャブサイクになるメジロラモーヌ

 

ラモーヌ「・・・おぎゃあ・・・」

 

スペ、エル、グラス「「ぶはははははーっ!あははははーっ!」」

 

デデーン!

スペ、エル、グラス、アウトー

 

 

スペ「あはははっ、メチャクチャブサイクになってますよぉ?!あはははっんんっ!」スパーン!

 

エル「ふひっ!ふひひ、ラモーヌ、ラモーヌがぁ、ひひひ、んぎぃっ!」スパーン!

 

グラス「くふふ、ど、どうして我慢してるのぉ、ふふふ、んくっ!」スパーン!

 

 

 ダイワスカーレットとウオッカが頬から手を離すと真っ赤になっているメジロラモーヌの両頬。

 

ラモーヌ「・・・・・・・・・ばぶ」

 

 

スペ「くっ、ラモーヌさんのっ、頬がっ、くうっ!」

 

エル「ふひ、ふひっ、ま、真っ赤、デース」

 

 

 

ダスカ「もう!いい加減にしてウオッカ!」

 

 ダイワスカーレット、指1本をメジロラモーヌの鼻穴に突き刺す!

 

ラモーヌ「ふが!」

 

ウオッカ「いい加減にすんのはそっちだろっ!」

 

 ウオッカ、指1本をメジロラモーヌの残る鼻穴に突き刺す!

 

ラモーヌ「・・・・・・ほがぁ、ほがぁ」(口呼吸中)

 

スペ、エル、グラス「「あぶっ!はぁっ!あはははははっ!」」

 

デデーン!

スペ、エル、グラス、アウトー

 

 

スペ「いい加減にして下さいぃ・・・んぐっ!」スパーン!

 

エル「これは・・・ムリィ・・・ぎっ!」スパーン!

 

グラス「うわー・・・んんくっ!」スパーン!

 

スズカ&キング「「・・・・・・」」

 

 

 

ダスカ「ん・・・あれ?」

 

ウオッカ「どうした、スカーレット?」

 

ダスカ「この子・・・」

 

ウオッカ「うん?」

 

ダスカ「よく見たら、この子、すっごいブサイクだわっ!」

 

ウオッカ「だろーっ!俺もそう思ってたんだって!」

 

ダスカ「あなた、ブサイクねっ!」

 

ウオッカ「うわー、お前スゲーブサイクだなぁっ!」

 

ダスカ&ウオッカ「「メジロラモーヌってブサイクだなーっ!」」

 

ラモーヌ「・・・・・・ばふうぅ」

 

 

スペ「あはははははっ!ひ、ひどいっ!あははっ!」

 

エル「くふっ!くふふふふっ!ふふっ!」

 

グラス「あはははっ、あははっ、や、やめてあげてぇ・・・あはははははっ!」

 

デデーン!

スペ、エル、グラス、アウトー

 

 

ダスカ「もう行きましょうウオッカ」

 

ウオッカ「おう、行こうぜスカーレット」

 

 ダイワスカーレットとウオッカは連れ立ってダンボールに入ったメジロラモーヌを置き去りにして立ち去っていく。

 

 

スペ「あー・・・やっと終わったぁ、んたぁっ!」スパーン!

 

エル「ブサイクって・・・メジロラモーヌデスヨ?」

 

グラス「キツかったです、んん!」スパーン!

 

 

 

タマ「もうええか?ほな、タキオンとこ行くで?」

 

スペ「はーい」

 

 

 ダンボール入りのメジロラモーヌを残してアグネスタキオンの研究ラボに向かうスペシャルウィーク一行、そこで待ち構える笑いの刺客達!

 

 

 

タマ「タキオン博士ーっ、失礼すんでー」

 

 タマモクロスはアグネスタキオンの研究ラボに到着すると声を掛けてから研究ラボへと入っていく。

 

 

ジャン!

 白衣姿のアグネスタキオン

 

タキオン「やあやあ、待ちかねていたよ諸君、わが研究ラボへようこそ!」

 

タマ「タキオン博士よろしくお願いします」

 

スペ「あー・・・お願いしまーす」

 

エル「シマース」

 

タキオン「うんうん、任せたまえ」

 

 

 

タキオン「さてさて諸君、今世界は深刻な食糧難に片足を踏み込んでいると知っているかい?」

 

スペ「ぺ?」

 

キング「そうなの?」

 

スズカ「国によって格差があるから、平均で考えたら・・・うーん」

 

タキオン「我々ウマ娘にとって食糧難はかなり深刻なダメージを負う問題だ、それは分かるね?」

 

グラス「まあそうですね、私逹の食事量は人間と比べるとかなりの量になりますし」

 

エル「デスね」

 

タキオン「世の中にはリサイクル、リユースという言葉がある・・・私は考えたのだよ、ウマ娘の食料もリサイクルすれば食糧難を助ける一助となるのではないかと!」

 

スペ「えっとぉ・・・食べ残しを料理し直すとか、ですか?」

 

タキオン「少し、異なるねぇ・・・もっと本格的なリサイクルさぁ!」

 

ドン!

 アグネスタキオンが机の上に置くもの

 綺麗に包装された苺大福・・・

 

 

スズカ「これは・・・」

 

スペ「待機部屋にあったヤツ・・・?」

 

キング「・・・・・・・・・」

 

タキオン「それでは、我が研究成果をご覧あれ!」

 

 アグネスタキオンがリモコンを操作すると研究ラボの大型モニターに映像が流れ始める・・・

 

 

 

~ナレーション(マンハッタンカフェ)

 

【トレセン学園、某日某所、アグネスタキオンの食糧リサイクル研究の被験者がやって来る・・・】

 

スペ「え?シーザリオちゃん?」

 

スズカ「みたいね」

 

【少し、緊張した顔付きのウマ娘、シーザリオ・・・しかしその瞳の奥には食糧難に立ち向かおうとする気高き炎が燃え上がっていた・・・】

 

 学生服姿のシーザリオがアグネスタキオンに何かの資料を渡されて説明を受けているシーンが流れる。

 

【そしてサウナへと誘われるシーザリオ・・・彼女の肌には輝く汗の粒が浮かび上がってくる・・・】

 

 バスタオルを体に巻いてサウナに入るシーザリオ・・・額に、肩に浮かび上がる汗をハンドタオルで拭き取ってはビーカーの中に丁寧に絞って貯めていく・・・

 

【丁寧に、丁寧に、シーザリオは汗を拭いてはビーカーに貯めていく・・・】

 

 サウナから出たシーザリオは美味しそうにフルーツミルクを腰に手を当てゴクゴクと飲んでいく、その前に置かれたビーカーに貯まったシーザリオの汗。

 

キング「・・・・・・・・・」

 

【お疲れ様シーザリオ、後はタキオン博士の出番です・・・博士はシーザリオの汗が貯まったビーカーを熱していきます、丁寧に、丁寧に・・・】

 

 狂った瞳のアグネスタキオンがシーザリオの汗の入ったビーカーをアルコールランプでグツグツと沸騰させ煮立たせるシーンが続く・・・

 

キング「・・・・・・・・・」

 

 やがてビーカーの中のシーザリオの汗は水分が蒸発し、ビーカーの底には少し茶色がかった白色結晶がこびりつく状態になる。

 

【こうして出来た、栄養たっぷりのシーザリオ塩・・・タキオン博士ビーカーから採取します・・・】

 

キング「・・・・・・・・・」

 

 シーザリオ塩を苺大福にパラパラと振り掛けていくアグネスタキオン、そして丁寧に包装されていく苺大福・・・

 そしてアグネスタキオンの手によって、待機部屋に置かれるシーザリオ塩入りの苺大福・・・

 

【こうしてリサイクルは無事に完了しました・・・おいしいねシーザリオ】

 

 

タキオン「と、言う訳さぁ!」

 

キング「・・・・・・・・・えろろろらろろろろろろろろろろろろろろろらろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろ」

 

スズカ「キングさんがリバースしたーっ!」

 

 

 




おいしいね。
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