笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭   作:いつか帰るところ

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ごめんね
メジロマックイーンの名優のグルメが完成したので枝番で追加しとくね。


笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその20の1

笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその20ー1

 

 

 

 メジロマックイーン主演の名優のグルメにケツバットされまくるスペシャルウィーク達、正に名優メジロマックイーン。しかしメジロマックイーン劇場は終わらない。

 

 

マック「わたくしの名前はメジロMcQueen」

 

 

スペ「また始まりました・・・」

 

グラス「何回やるの・・・」

 

 

 画面の奥からトレンチコートを着たメジロマックイーンが歩いてやって来る。場所は閑静な住宅街だった。

 

マック「わたくしはメジロ財閥のウマ娘、今は個人輸入・・・お腹が空きましたわ」

 

スズカ「説明省いたわ」

 

エル「よっぽどお腹が空いていたのデショウカ?」

 

キング「すうぅー・・・はあぁー・・・」

 

 

 マックイーンのお腹がクーと鳴り、マックイーンはボケーと空を見上げる。

 

マック「本当に、本当にお腹が空きましたわ、わたくし本当にお腹が空きましたわ、とは言えここは住宅街・・・お店は駅前まで戻らないと見つからないかしら、あら?」

 

 メジロマックイーンの前に住宅街にポツンと喫茶店が現れる、ランチ有りますとの張り紙もあった。

 

マック「うーん、駅前まで戻るべきか、ここに決めちゃうか・・・住宅街の喫茶店ねぇ、期待できそうにありませんわ・・・でも・・・よし、何も1本道で決めることありませんわ、斜行、斜行も良しですわ」

 

スズカ「いや、ウマ娘が斜行したら駄目でしょう」

 

スペ「ス、スズカ、さん、黙って」

 

 

 住宅街の喫茶店に入っていくメジロマックイーン、薄暗い店内は至るところに講演会やアマチュア劇団、個人アーティストのライブチラシなどが貼られており、無農薬野菜をアピールするかのようなパンフレットも置かれていた。

 

マック「うーん」

 

 席につくメジロマックイーン、メニューを見て店員にランチの鰯カレーの大盛りを注文してお冷やをコクリと飲みながら店内を見回す。

 

マック「なーんか、こういうお店って苦手ですわ、みんなもっと勉強してって言われてるみたいな・・・」

 

スズカ「あぁ・・・」

 

スペ「分かる気がします」

 

 

 マックイーンの脳裏にメジロブライトとの会話が甦っていく。

 

メジブラ「あの手のお店って、時間が止まってる感じがするのですわー、取り残されたと言うか、我関せずと言うか・・・テーブルとかもペタペタしてません?」

 

 

 店内に座るメジロマックイーンは指でテーブルをそっと押して離してみる。

 

マック「ペタペタ・・・してるかも」

 

 

 そしてメジロマックイーンの前に運ばれてくる鰯カレー、ほうれん草の小鉢。マックイーンは先ずはほうれん草の小鉢に箸をつける。

 

マック「ほうれん草ねぇ、これも無農薬とかなのでしょうか・・・ん?!」

 

 ほうれん草を口にしクキクキと咀嚼していたメジロマックイーンの瞳が驚愕に見開かれる。

 

マック「土臭い!これ、昔子供の頃、苦手だった味ですわ!・・・でも美味しい!」

 

 メジロマックイーン、クキクキとほうれん草を食べ終えると鰯カレーをスプーンでパクパクと食べ始める。

 

マック「これはスパイスが効いています!味は辛すぎずスパイスの風味が口に広がっていって、お米も玄米ミックスなのかしら?カレーに合う!・・・これは足りませんわ!すみませーん、鰯カレーお代わりー」

 

 パクパクと鰯カレーを食べながらお代わりを注文するメジロマックイーン。

 

グラス「何か、その、平和な回ですね」

 

キング「これなら大丈夫だわ」

 

 

 と、カランカランと店の扉が開いて新たな客が入ってくる。

 

ジャン!

 客1 スーツ姿のスマートファルコン

 客2 スーツ姿のイクノディクタス

 

 鰯カレーをパクパクするのを止めたメジロマックイーンは流れるような動きでスマートファルコンの背後に回り込むと背後から足を絡ませ腕で首をロックする、ここにメジロ卍固め完成!

 

メジロ「うおおおおん!!」

 

ファルコ「いだーっ!!痛い痛い痛い痛いっ!」

 

イクノ「・・・・・・」

 

全員「「あはははははーっ!あははははははっ!!」」

 

デデーン!

全員、アウトー

 

 

スペ「なしてっ!なしてスマートファルコンさんが顔見ただけで、うっ!」スパーン!

 

スズカ「ひどいわ・・・んく!」スパーン!

 

エル「あははははっ!ガッチリ決まってマース!あははははっ!ぎっ!」スパーン!

 

グラス「なんの脈絡もないですよね、これ、んんっ!」スパーン!

 

キング「あはは、ははは、はは、いたいっ!」スパーン!

 

 

 

ファルコ「痛いっ!痛い痛いっ!なんでぇっ!?」

 

イクノ「・・・・・・・・・あの」

 

マック「ふん」

 

 スマートファルコンをメジロ卍固めから解放するメジロマックイーン、ドサリと床に倒れるスマートファルコン。

 そしてメジロマックイーンは流れるような動作でスマートファルコンに覆い被さると腕をスマートファルコンの顔面に背後から巻き付けて締め上げる、ここにメジロヘッドロック完成!

 

マック「うおおおおん!!」

 

ファルコ「ふぬうぅー!痛い痛い痛いっ!」

 

イクノ「・・・・・・・・・」

 

全員「「ぶははははっ!あははははっ!」」

 

デデーン!

全員、アウトー

 

 

スペ「お、追い討ちされてる・・・んたぁ!」スパーン!

 

スズカ「散々ねぇ・・・んんっ!」スパーン!

 

エル「あはは、あはははは、あー・・・うぐっ!」スパーン!

 

グラス「もう!長いですっ!これ、んんんーっ!」スパーン!

 

キング「もう嫌ぁ・・・いだっ!」スパーン!

 

 

 

イクノ「・・・・・・・・・あの」

 

マック「ふん」

 

 メジロマックイーンはスマートファルコンをメジロヘッドロックから解放すると立ち上がりパンパンと衣服の汚れを払い落とす。

 

マック「御主人!お代はこちらに置いておきます、お騒がせしましたわ・・・お釣りは結構ですのでこちらの方のお支払にして下さいまし」

 

 メジロマックイーン、テーブルの上に数万円をトンと置くと颯爽と店を出ていく。

 

スズカ「え?多すぎない?」

 

スペ「めっちゃ格好つけてません?」

 

グラス「イクノさんですね」

 

エル「ナルホド」

 

 

 メジロマックイーンは店を出て歩きながら悲しげな表情で空を見上げる。画面にはイクノディクタスの顔が浮かび上がる。

 

マック「一発やりたいですわ・・・」

 

全員「「ぶふっ!ぶははははっ!あははははっ!」」

 

デデーン!

全員、アウトー

 

 

スペ「あははは、ひどいオチです!あははは、んんっ!」スパーン!

 

スズカ「もー・・・んぐ!」スパーン!

 

エル「もういいデス、もういいデス!ぎゃっ!」スパーン!

 

グラス「叩かれ過ぎてます、本当に叩かれ過ぎです、んんんっ!」スパーン!

 

キング「もう、耐えるの嫌ぁ、無理ぃ、いたぁっ!」スパーン!

 

 

 そしてやっと終わるメジロマックイーン主演の名優のグルメ、ぐったりとするスペシャルウィーク達。

 

スペ「これ・・・キツいです」

 

スズカ「マックイーンが何かブツブツ言って、パクパクして、暴れて、1発やりたいで終わるって・・・それだけよ、これ」

 

グラス「それがこんなに・・・やられました」

 

エル「名優デース」

 

キング「お腹が痛い、お腹痛いのぉ」

 

 

タマ「なんやお前らメシ食って、グルメビデオ見て、好き放題のええ御身分やなぁ?」

 

スペ「代わりましょうか?」

 

タマ「まあええわ、お前らみたいな三下ウマ娘でもちょっとは学園手伝い出来るやろ?風紀委員の手伝いしに行くで!」

 

エル「えー・・・ケツバットやられ過ぎてお尻痛いデース、少し休ませてクダサーイ」

 

タマ「なんやそれくらい、ウダウダ言っとらんとついておいで!」

 

スペ「はあぁ、分かりましたー」

 

 タマモクロスの案内で待機部屋から出ていかされ風紀委員の仕事を手伝いに行かされるスペシャルウィーク一行、当然そこには笑いの刺客達が待ち構えている!

 

 

 

 

 

 




名優のグルメでした。
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