笑ってはいけないウマ娘 有馬記念前夜祭 作:いつか帰るところ
笑ってはいけないウマ娘 高松宮記念Ⅱその25
ヘイロー「三女神の・・・祝福?」
バイアリー「そうだ!我々からの祝福だ!」
バルブ「良かったわねぇ」
ハロー「凄いですねぇ!三女神様からの祝福なんて!」
ダーレー「ははは、まったくだ、この罰ゲームは大当たりなのさ!・・・って、どうして君は真っ青に青ざめて、涙を流しながら後退りしているのかな?」
キング「ビンタは嫌、ビンタは嫌、ビンタは嫌、ビンタは嫌、タイキックも嫌、タイキックは嫌、タイキックは嫌、シースルーマイクロビキニも嫌」 ブルブル
バイアリー「いや、だから我々からの祝福だと言ってるだろうがっ!」
キング「ぴいぃっ!」
バルブ「バイアリーターク、そんな大きな声を出したら彼女が怯えてしまうでしょ?」
ハロー「えっと・・・キングヘイローさん?どうしてそんな心を開かない野性動物みたいな目をなさってるの?」
キング「・・・・・・・・・追いかけてくるウマ娘は鬼役のウマ娘なのよ、追いかけてこないウマ娘は訓練された鬼役のウマ娘なのよ」 ブツブツ
ハロー「キングヘイローさんがブツブツ言い始めました」
ダーレー「怯えるな、怯えるな、本当に罰ゲームではない、安心していいから」
バイアリー「うむ!」
バルブ「良かったわね大当たりよぉ」
ハロー「キングヘイローさん!大当たりだそうですよ!女神様の言うことですし、信用しても良いのでは?」
キング「ほ、ほんと・・・?・・・本当なんですか・・・?」
ダーレー「嘘ではない!」
バルブ「しかも今回の祝福はあなたをドーンとパワーアップしちゃうやつよ」
キング「パワー・・・アップ?キングがパワーアップ、するんですか?」
バイアリー「おう、実は先日、ダーレーアラビアンとゴドルフィンバルブもその神技で大幅なパワーアップに成功してな!かく言う私もその恩恵を受けたのだがなっ!」
ダーレー「あれはまさしく神の導き、奇跡の邂逅だった・・・」
バルブ「そんな素敵な恩恵なら、トレセン学園のウマ娘達にも与えないとでしょ?手始めに今回用意したのよ?」
バイアリー「うむ!サプライズだ!」
キング「三女神の祝福・・・本当に、キングが?」
ダーレー「そうさ!では御登場いただこう!」
キング「御登場?」
ジャン!
安心沢刺々美(不審者) セクシーポーズ
刺々美「わ~お、あんしいぃ~ん」
キング「・・・・・・・・・」
刺々美「三女神様の笹針、六連続で成功しちゃった・・・てへ」
キング「・・・・・・・・・」
バイアリー「ふふん、この方は安心沢さんだ、彼女はウマ娘の能力値をアップさせる笹針という針治療の使い手でな、知る人ぞ知る隠れた名匠なのだ!」
キング「・・・・・・・・・知ってる」
バルブ「能力だけじゃなくて、なーんと体力回復や体力増強、果ては魅力アップまで出来ちゃう正に神の手、ゴッドハンド師匠なのよ」
キング「えーっと・・・あのね、女神様」
刺々美「いやぁ、あの時は神掛かってたわー、気持ちえがったー」
キング「あなたは黙ってて!」
ダーレー「彼女は笹針をプスッとな、するだけで全てを実現してしまう奇跡の人なのさ!」
キング「あのぉ・・・そのですねぇ、この人の笹針は、失敗したときの被害が大きいので、えーっとぉ、非常に残念ですが、わざわざご用意頂いて申し訳ないのですが、今回は大丈夫と言いますか、その、辞退させていただく方向で、はい」
バルブ「それになんと、今回は三女神の祝福なので、4つ全ての秘孔を突いて貰えるのです!」
キング「人の話聞いてます?!」
刺々美「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って、待って」
ダーレー「ん?どうかしましたか?先生」
刺々美「えーっとぉ、今、全ての秘孔を刺しちゃうって聞こえたんだけど?」
ダーレー「ええ、そうです」
ダーレーアラビアンの話を聞いた安心沢
刺々美は大きなため息をつく。そして安心沢刺々美は仮面舞踏会風の真っ赤なパピヨンマスクをそっと外し、金髪をなびかせつつキングヘイローの肩にポンと手を置き真摯な眼差しでキングヘイローを見つめる。
刺々美「悪いことは言わないわ、止めておきなさい」 ドシリアス声
キング「ひいいいぃぃっ!」
ダーレー「先生!心配は無用です」
バルブ「なんと言っても我々三女神の祝福を受けながらの笹針ですので、万に1つの間違いも起こりませんわ」
バイアリー「と、言うことだ」
刺々美「えー・・・本当に?・・・あなたどうするの?いいの?」
キング「はぁ?そんなの・・・」
キングヘイロー選択肢
→どうする、キング?
・強いウマ娘になれる秘孔を狙う
・レースで勝てる秘孔を狙う
・元気で健康になれる秘孔を狙う
・魅力アップの秘孔を狙う
・不安なのでやめておく
キング「・・・・・・・・・」
満面の笑みでキングヘイローを見守る三女神とライトハロー。
・強いウマ娘になれる秘孔を狙う
・レースで勝てる秘孔を狙う
・元気で健康になれる秘孔を狙う
・魅力アップの秘孔を狙う
→不安なのでやめておく ピッ
ダーレー「遠慮など不要だよ?」
キング「へ?」
キングヘイロー選択肢
どうする、キング?
・強いウマ娘になれる秘孔を狙う
・レースで勝てる秘孔を狙う
・元気で健康になれる秘孔を狙う
・魅力アップの秘孔を狙う
→不安なのでやめておく ピッ!
バイアリー「ふん、選び損ねたのか?もう1度だけチャンスをやろう!」
キング「・・・・・・・・・」
キングヘイロー選択肢
どうする、キング?
・強いウマ娘になれる秘孔を狙う
・レースで勝てる秘孔を狙う
・元気で健康になれる秘孔を狙う
・魅力アップの秘孔を狙う
→不安なのでやめておく ピピッ!!
バルブ「大丈夫、どれを選んでも三女神の祝福で、全秘孔の選択にしてあげるから」
キング「3回選んだのにたづなさんが来てくれないっ?!」
ダーレー「さっきからどうしたんだい?仕方ない、我々がナイーブ子猫ちゃんの背中を押してやるか」
ダーレーアラビアンが片手を上げるとキングヘイローの体が7色のレインボーカラーのオーラに包まれ、ゴドルフィンバルブ、バイアリータークもそれに続くとキングヘイローを包み込むレインボーオーラが輝きと濃さを増していく!
キングヘイロー(三女神)選択肢
どうする、キング?
→強いウマ娘になれる秘孔を狙う ピッ!
→レースで勝てる秘孔を狙う ピッ!
→元気で健康になれる秘孔を狙う ピッ!
→魅力アップの秘孔を狙う ピッ!
・不安なのでやめておく
三女神「「「さぁ!今こそ!」」」
そして安心沢刺々美、覚悟を決めたのか、スチャリと両指の間に挟み込んだ笹針を扇の様に広げると目を細めてキングヘイローと対峙する。
刺々美「・・・・・現在、過去、未来を司る女神の力・・・別に誰かを想ってじゃなくてもいい、ただ一日の嬉しかった事悲しかった事・・・そんな事を日記の一行を埋めるように刺し込んでいけばいい、その中に誰かへの思いが入っていたなら、その笹針は温もりに溢れているはずよね・・・ケイイ、ごほんごほん、キングさん、私は貴方とここにいたいっ!」
ハロー「ノリノリですねぇ」
刺々美「あ、プスッとな!」
プスススススススッ!プスススススススッ!プスススススススッ!!プスーッ!!!
キング「ぴぎゃあぁぁーーっっ!!!」
7色のレインボーオーラに包まれたキングヘイローのシルエットに無数の笹針が突き刺さっていく!
バイアリー「おお!」
バルブ「やったわね」
ダーレー「ふ・・・」
キング「ぎゃああああーあ・・・あ、あ?んん?あれ?」
体に無数の笹針を受けたキングヘイローだが、痛くも痒くもなく叫ぶ悲鳴も尻切れトンボになってしまう。
キング「あれ?痛くない?・・・んん?何か変わったの・・・?」
ダーレー「どうなった?」
バルブ「全てパワーアップしたのでは?」
バイアリー「私達の時とは異なるな・・・」
刺々美「ん・・・これは・・・」
安心沢刺々美は呆然とするキングヘイローの体を隅々まで確認し、三女神が見守る中、1つの結論にたどり着く。
刺々美「これは、担当トレーナーに対して性欲が爆発する体になっているわ!」
キング「何してくれてんのよぉーっ!!」
ダーレー「産駒の心配は無しだなっ!」
バイアリー「うむ!」
バルブ「あらあら、うふふ」
タマ「ほな、オチもついたとこで捕まってはいけない鬼ごっこ、しゅ~りょ~っ!皆さんお疲れ様でした!スペらはチャチャっとシャワー浴びて着替えといで!」
笑ってはいけないトレセン学園、捕まってはいけない鬼ごっこ、ここに終了!大円団!
ちなみに鬼ごっこの最中、画面端に緑の何かと白い帽子のような何かが写り込んだ瞬間、画面が乱れる放送事故が発生しましたが、些細なことです。