残 念 ☆
搦め手でした☆
まあ本音を言ってしまえば前回の後書き書くとき異常に眠くてですね、それでこうすればいいやって思いついて今に至ります。
前書きはこんなもので、本編どうもごぉ!?
もごごぉ!もごごごぉ!?
「ゴール!凄、3分5秒!平均よりも2秒も速いよ!これで決まりだね、トレノちゃんの適性は芝の中、長距離。クラシック三冠も十分狙っていけるよ!」
「クラシック三冠…確か一度しか出走できないって先生が言ってました。」
「そう、皐月賞、ダービー、菊花賞の三つで一着を取ると晴れて三冠ウマ娘って言う栄誉ある称号が与えられるんだ。」
「よく分かりませんけど凄いですね。私もそこを目指すんですか?」
トレセンに来たのはいいけど将来の展望とか何もないから何を目指したらいいのかまだ分かんないんだよね。でも一度しか挑戦できないなら…。
「いや、トレノちゃんが目指さないって言ったら出走しない予定だよ?」
「え?でも、私と初めて会った時には三冠狙えるとか言ってませんでしたっけ。」
「確かに言ったけど、それはトレノちゃんがそうしたいって思ってるならだし。最高峰のG1は他にもいっぱいあるしさ。どうしようか?」
確実にあの時の渋川さんじゃない。木こりの泉に放り込まれたに違いない。だってきれいすぎる。まあ聞かれたからには答えは一つ。
「それなら、挑戦してみたいです。一度しか挑戦できないなら挑戦したいです。」
「そう来なくちゃ。その前にもう一本、一応ダート走ってもらおうかな。」
「分かりました。」
「ダートって走りにくいですね…。」
「その割には思った以上にいいタイム出たよ?ダート2000メートル2分8秒、結構いいと思うけど。」
「でも芝と比べちゃうと何とも…。」
「芝とダート両方の適性持ってるウマ娘はそうそういるもんじゃないから。」
時計を見るとそろそろ5時半になる。今日の所はこれで終わりかな。
「やりたいことやれたし今日はこれくらいにしようかな。それでさ、さっき言ってたことだけど聞いてもいいかな。」
「お父さんとのトレーニングでしたっけ。そんなに大したこと無いと思いますけど。」
「それでもいいからさ、聞かせてよ。」
豊田さんがどんなことをやっていたのか気になるし、聞くことでトレーニングのヒントになるかもしれない。
「んー。でも毎日新聞配達してただけですけどね。5年間往復と配るので合わせて9キロ位ですかね。早く帰りたくて行きと帰りは飛ばしてましたね。」
「5年も…。毎日って言ったけど雨の日もなの?」
「雨の日どころか風の日雪の日台風の日、休刊が無い限り毎日ですよ。何度面倒くさいと思ったか分かんないですよ。」
「それは…大変だったね。」
私も1年前くらいまで雨だろうと雪だろうとお構いなしに秋名を攻めてたけど夜にその身一つで走れなんて言われても私は絶対に嫌だ。
「他に何かやってなかった?何か特別なこととかさ。」
「特別なこと…紙コップですかね。」
「紙コップ?何に使うのそれ。」
「紙コップに水を入れてそれをお父さんが作った帽子に付けてその状態で走るんですよ。」
「うーん、荷重移動のコントロール…じゃないな。となると体幹かな?」
トレノちゃんの走りを思い返せば体の中心に芯があるようにぶれるようなことは一度も無かったし、コーナーでの安定感も抜群だった。
「これがめちゃ難しくて最初のころはいくら遅く走ってもバシャバシャ零れるし、零さないで走るのに半年、全力で走れるようになるまでもう半年くらい掛かりましたよ。」
「成程ね…ありがとね。参考になったよ。その豊田さんの作った帽子って学園に持ってきたの?」
紙コップのトレーニングは確かに有効かもしれない。
「持ってきたくは無かったんですけど荷解きしたら入ってました。いつ仕込んだのやら。」
豊田さんありがとう。持って来ているのなら、これからのトレーニングに組み込んでみてもいいかもしれない。
「次のトレーニングからさ、その帽子持って来てくれないかな?もうやり慣れてるとは思うけどいいトレーニングだと思うんだ。」
「分かりました。明日持ってきますね。」
「いや、明日はウイニングライブの練習にしようかな。ダンススタジオに今日と同じ時間に集合でいいかな。」
「良いですけどダンスですか…。やったこと無いですし言っちゃ悪いんですけどダンス教えられるんですか?」
ふっふっふ…。この私を舐めてもらっちゃ困るね。
「専門外だからよく分からない!でも多分きっと99割大丈夫だよ!」
「何なんですかその自信は。あと99割って何ですか。」
「まあ実際よく分からないけどスクールアイドルだけど真似てダンスしたことはあるから基礎的なことなら大丈夫…きっと。」
「分かりました。期待しないでおきます。」
ふぐぅ。心にフックが入る。正直期待されても困るけど面と向かって言わなくても良いじゃん…。
「じゃあ片付けては私がやっておくから先上がっちゃっていいよ。」
「ありがとうございます。お疲れさまでした。」
トレノちゃんが更衣室に入っていく。それを見てから飲み物とかバインダーをかごに片づける。と言っても持ってきたのこれ位しかないんだけど。
色々とデータ取れたからこの先のトレーニング計画を立てないと。…その前にダンス勉強しよ。Make debut!何回か見て練習しておこ。
「こんなものかしらね。」
ロータリーの成長は著しい。入部テストの時よりも格段に速くなってる。メニューの組み直しをしているのがその証拠ね。背伸びをするとある物が目に入った。
「榛名のカメラ…そういえばあれから置きっぱなしね。…取りに来てもらおうかしら。」
とおるるるるるるるん、るるるん。
「出ないわね…。トレーニング終わったところは見たんだけど。いつまでもあるのも面倒だし、届けようかしら。」
カメラを持って榛名の部屋に行く。地味に遠いのよね。
「榛名ー。いるかしらー。」
ノックをする。しかし反応は無い。部屋の前に置いてLANEしておこうかしら。
ドタ バタ
「物音?いるんだったら出なさいよ。榛名ー入るわよー。」
「I believe 夢のー先まーでー。うーん、駆け抜けての部分どこまで走るとかあるのかな?自由だったら割と困るんだけど。」
「…。」
扉を開けるとパソコンに向かってダンスしている榛名がいた。make debut!を踊っているのかしら。ダンスの趣味なんか聞いた事無いけれど。
「全体的には何とかなりそうだけど仮に二着三着になった時の振り付けも覚えないと。ちょっと息抜き…かーめー〇ーめー波ー!」
急にかめ〇め波の素振り?を始めた。誰もいないと思って何の躊躇もなく始めたわね。何か気まずくなってきたわね。
「おかしいなーもっと気を集中しないとかなー。かーーめーー〇ーーめーー…え?」
「随分熱心ね、榛名。」
「どこから見てました…?」
「I believeの所からよ。そんなに見てないから安心して頂戴?」
素振りは思い切り見ちゃったけど。
「うわー一番見られたくないところを見られたー!」
「良いじゃない、息抜きなんでしょう?」
「違うんですよ?明日ウイニングライブの練習しようってなった時教えてあげられないと困るかなって思って軽く練習してたんですよ?」
成程ね、ライブの練習を欠かさないのは関心ね。トレノの天を仰ぐ見事な棒立ちは見なくて済みそうね。
「良い心がけじゃない。それよりこれ、感謝祭の時のカメラ。電話に出なかったから届けに来たわ。」
「え、あ、すいません。ありがとうございます。」
「それで、かめ〇めの続きは?そこまでやったなら打てるんでしょう?」
ちょっと面白そうだからからかってみようかしら。
「いや打てませんよ?息抜きにちょっとやっただけで深い意味ないですよ?」
「良いからやってみなさいよ。自分で改善点も見つけてるんだからもうすぐ打てるんじゃない?」
「もー勘弁してくださいよー!東条さんの意地悪ー!」
トレーニングも終わって寮の食堂でお茶を飲む。家でもそうだけどこうしている時間が一番落ち着く。
「あぁ~お茶美味しい。」
いつもこの時間は夜ご飯を作っていたから少し違和感があるけどこうしているのも良いモノだ。でもこういう時ほど大抵こうなるんだよね。
「やあトレノ君!一昨日は軽くあしらわれてしまったが今日は友好的に行こうじゃないか!」
こういうトラブルがパンケーキを持って降ってくる。多分誰もが経験あると思うけどなんでなんだろう。
もごごごぉ!ぶはぁ!ここは何処?
「後書きですよ、作者さん。」
貴方は、今後登場予定のサトノダイヤモンドさんじゃないですか!?どうしたんですか?
「いえ、風の噂で私の出番を決めかねていると耳にしまして。」
ご安心ください。出演自体は確定してるのでお待ちいただければと思います。
「ここにサトノ家の真実を見抜くベルがあります。」
ダイヤさん?それをどうするおつもりですか?
「作者さんは私の質問に答えて下さいね?」
それは良いですけど…。
「ではまず、近く、具体的に5話以内に出演予定がある。」
モチロンありますよ。
チーン
…実の所未定なんです。三期ホームページ見た時にダイヤさん『カペラ』に所属したみたいなこと書いてあって絡ませずらくなったというか。
「では次に、出来るだけ早くに私を出演させようとは思ってる。」
当たり前じゃないですか!
シーン
「少し釈然としませんがここでの尺もありますしこのあたりで打ち止めです。それでは。」
うはー、どうなることかと思いましたよ。ではいち早くダイヤさんが出演できるように頑張りましょうかね。また次回!