ヒロアカ×黒森峰女学院   作:島田愛里寿

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お待たせしました!

近々久しぶりにハイスクールDD×四季映姫・ヤマザナドゥの話も更新する予定なのでお楽しみに!

感想お待ちしております!!


政府のむちゃぶり

神野事件直後、黒森峰女学院にある電話が来た。

 

『‥‥‥‥!!‥‥!!…!』

 

「ですから、そのような要請には…脅されるのですか?…いやしかし…」

 

 

まほはその電話の相手に苦慮している様子だ。

 

「え、エリカさん。お姉ちゃんはどうしたの?」

 

「あら?みほに‥‥友達の子たち?」

 

「うん。最近機甲科に入ったみんなだよ、お姉ちゃんに紹介しようと思って♪…ところでお姉ちゃんはどうしたの?あんなに気難しい顔して?」

 

「ああ。政府からの電話らしいんだけど結構面倒な事態になりそうよ?」

 

「ですから‥‥ああもう‥‥とにかく会議してからでないと…即決しろと?あなた方も会議を重ねて決定しているでしょうに‥‥とにかく会議してから返答‥‥それは実質的に命令と同じでは?‥‥はぁ分かりました。とにかく一旦上に上げますからしばらく待っていてください‥‥では」

 

ガチャ

 

「まったく政治家や官僚は自己保身しか能がないのか?‥‥ん?ああ、みほ来ていたのか」

 

「う、うんお姉ちゃん。何かあったの?」

 

 

「いやなにまた面倒な事態になりそうでな。で、後ろにいる者達は?」

 

「あ、友達だよ」

 

「どうも!秋山優花里と申します!」

 

「五十鈴 華と申します。よろしくお願いします」

 

「武部 沙織だよ~!よろしくね!」

 

「冷泉 麻子…よろしく…」

 

あのアンコウチームの面々であった。

 

 

数時間後 会議室

 

「さて、再び皆に集まって、もらったのはほかでもない。政府がまた無茶ぶりをしいてきた」

 

「なにを言ってきたんですか?」

 

「うちの『自警隊か憲兵隊を本土に派遣して治安維持部隊として活動せよ』と、『万が一の場合の要人の収容』、『警官の常駐』だ。なお治安維持部隊の武装に関しても装甲車は認めるが実弾装備は一切認めずゴム弾も不可、警棒等だけと言ってきた」

 

「「「「はぁ!!??」」」」」

 

「そのうえわが校の資産にも監査を入れさせろとも言ってきていてな。徹底的にむしり取るつもりらしい」

 

そう。政府上層部はオールマイトの引退を受けて治安悪化を危惧し、万が一の避難先として黒森峰女学院学園艦を考え、関係性を深めようと圧力をかけてきたのだ。

 

そもそも自警隊や憲兵隊は学園艦内部の治安維持用の兵力。本土での活躍は見込めない上に警棒だけとなると学園艦の治安も保障できなくなるし、ヴィランへの対抗手段がない状態で送り込めばどうなるか容易に想像できるのだ。

 

要人の収容もできなくはないがあれこれ頭ごなしに指図されるのは腹が立つし癪に障る。

 

警察に関してはまぁわからんでもないが資産の監査に関しては問題だ。

 

実は黒森峰女学院としては日本政府に半ば見切りをつけ始めており『シンジュク』経由で本土にあった資産等を金などの貴金属に変えて蓄えており万が一の場合は諸外国(主に欧米)に所属を移転しようと画策していたのだが裏ルートで用意していたので税務署が乗り込んでくればすべて没収の上に多額の税金を要求されかねないのだ。

 

その上黒森峰女学院学園艦には本土で税務署等の役所とのトラブルから逃げる形で移り住んできた住民も一定数おり住民からの反発も容易に想像できる。

 

なにより必死にためた資金などの国民の為に使うならまだしも政治家や官僚たちの懐を温める為に没収されたり税金として持っていかれるのは散々裏切られてきた黒森峰女学院学園艦に住む者たちからすればたまったものではない。

 

(実はすでに卒業した一期生のうち本土に移住した者たちに女学院上層部は万が一の場合は彼ら彼女らの収容を視野に入れておりその場合は望む場合は彼らの家族も収容する計画なのだ)

 

「なんですかそれ!」

 

「我らの部下に丸腰で戦場に行けと言うのか!」

 

当然憲兵隊の隊長であるエリカと自警隊総司令官のアイリスディーナは怒り心頭だ。

 

「‥‥断れば男子校の設立許可を取り下げたうえでヒーローと警察で制圧に踏み込むと脅しをかけてきた」

 

「うわぁぁぁ…うちよりもタチ悪いじゃん」

 

まるでギャングのようなふるまいに『シンジュク』頭領の立花もあきれ返っていた。

 

 

「無論、私もそのまま受け入れるつもりはないがかといって無視するわけにもいかん。この学園も今は日本の領海内にいるからな。だから条件付けとしていく」

 

「で?その条件ってなにさ??」

 

見るからに怒っている角谷は急かす。

 

「これだ」

 

 

そう言ってまほが出した条件は全会一致で生徒会会議を通過し、教員や学園長であるしほも交えた合同会議でも多少もめたものの何とか通過し、政府に返答として提出された。

 

 

返答書

 

・黒森峰女学院への監査は受け入れられないが治安維持部隊の派遣はできなくはない。

 

・しかし部隊への武装はこちらで決定するので指図は不要(暴徒鎮圧用なのでご安心を)

 

・万が一の場合は国民の可能な限りの収容は行う

 

・警官の常駐は本土の情勢が安定してから受け入れるモノとする

 

と言った内容でまほはうまい具合に政府の横暴を退けた。

 

要するに部隊の派遣はするが武装はこっちが暴徒鎮圧の範囲内で好きに決めるから指図するな。監査は無理、万が一の場合は国民の収容は出来る範囲で行う(なお政治家や官僚とは言っていない)、警官の配備はこのご時世でできるはずがないでしょ?と言ったことだ。

 

これには政府も反論できず渋々認めた。

 

こうして治安維持部隊の派遣を検討していくことになった。




次回 治安維持部隊

ガルパン×ヒロアカモノを三つ投稿していますが一旦一つの小説にまとめて、ルートごとにした方がいいでしょうか?

  • しろ!
  • どちらでも
  • せんでいい!
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