ヤクザ殲滅作戦から数日後
「まったく…気持ちは分からんでもないが‥‥」
「どうしました?」
「警察‥‥というより公安上層部からの要請が来たんだがな?」
そう。黒森峰女学院生徒会会長兼機甲科隊長のまほに壊理の身柄引き渡しを要求してきたのだ。
「最初は見向きもしなかったくせに個性と経緯を報告したら手のひらを返してよこせだと?都合がよすぎるだろう…」
「まったくです!!」
そう。実は殲滅作戦後に事後報告という形で制圧したと報告を出したのだが最初は『あ、そう』的な対応をしてきたのに壊理の個性の詳細を報告した所このような要請書がきたのだ、怒って当然だ。
「しかもどうやらヒーローと警察が制圧を予定していたようでな?そっちの方から苦情と言うか…なんというか…」
そう。原作で制圧する予定だったサーナイトアイなどを主体としたヒーローや警察は面子丸つぶれの状態でしかも『自分たちが助けるんだ!』という勢いだった雄英生などから『誘拐だ!』(簡潔に言うと)的な意見も出ており、警察も証拠を治安維持部隊が全部学園艦に持って行ってしまったので『引き渡せ!』と言ってきているのだ。
「いやまぁ?証拠に関してはすぐに提出する用意があるから別にいいんだ。だがなぁ学園艦にヒーローをいれて壊理少女を引き渡すというのは…」
「本人の精神状態的に厳しいですよ!!」
そう。ジャンヌからの報告によると孤児院での生活に慣れてきたおかげか多少の安定は見せてきたようだがいまだ警戒心が高く、男の大人への恐怖心が見られヒーローへの多少の不信感があるという。
「そうだな。だから私としては『証拠の提出は予定していたから行うが壊理本人の引き渡しは本人の精神状態などを考慮して実施不能』と返答する気だ。‥‥だが多少嫌な予感がするのは気のせいか?」
「気のせいだといいんですがねぇ…」
翌日
教会 孤児院
ここで黒森峰女学院学園艦での宗教について軽く説明する。黒森峰女学院学園艦は基本日本人が多いが欧州系列の入学者も多数いるので宗教に関しては基本学園艦運営や学業、機甲科の活動等に問題が出ない限り規制されてはいないが場所は指定されている。
何故かと言うと下手に四大宗教や神道系の神社を近くに置くと宗教戦争をやらかしかねないという判断による。
そのため、神社・寺・教会は配置をずらし、教会は市街地に置き孤児院と表に出せない部署を、神社は訓練にも使用している山岳部に配置し巫女や神道系の個性持ちを配置。寺は街はずれと学校の間に置き、僧系の個性持ち…というより下手をすれば最強の一角を担うであろう女僧侶に任せている。
そんな教会の孤児院では孤児同士でいざこざが起きていたが…
「こらぁ~!二人ともやめなさーい!同じ孤児院に住む者同士でいじめ等してはいけませーん!そんな事では天国に行けないどころか立派な大人にすらなれませんよ?」
「し、神父様。ごめんなさい…」
「ふぅぅん…いいですかぁ?暴力をふるってよいのは自らに害を与えようとするものか化け物どもだけです」
ウゥゥゥ~~~!!!!
「ん?さ、皆孤児院に戻りなさい?」
「「は~い!神父様」」
「…どうやら火種がきたようだなぁ?」
黒森峰女学院学園艦 航空管制室
「接近中のヘリ部隊に告げる!こちらは黒森峰女学院学園艦航空管制所!貴隊の官性名を求む!!繰り返す!官性名をって駄目です!応答ありません!!」
「警報を鳴らせ!!高射砲塔にも連絡!!」
ウウゥウウウウウー---!!!
「敵機だー!」
「くそ!いったいどこから!?」
「んなことはいいんだ!迎撃準備急げ!!」
『こちら高射砲塔12.8cm連装高射砲一号砲!目標はどこだ!?』
『こちら航空管制指揮所…奴らはすでに降下した』
『はぁ!?』
「ヒーローと警察だ!捜索令状が出ている!!」
そうして学園艦における第二次防衛線が始まった。
次回 虎出撃
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鬼太郎六期×八雲紫(転生者)
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マブラヴオルタ×現代日本
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ヒロアカ×知波単