ヒロアカ×黒森峰女学院   作:島田愛里寿

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やんごとなきお方

第二次攻防戦ののち、黒森峰女学院は大忙しであった。

 

 

一応相手は令状を見せていたというので不法捜査で訴訟できないので保障を取り付けることはできなかったのだ。

 

その上自警隊や憲兵隊、機甲科等が負った損害も多大であった。仮にも相手は本土で治安維持をしているヒーローや警察なので下手な戦力を送るわけにはいかなったので、戦力の大半を投入したまではよかったが…。

 

「なに?手が足りないと?」

 

「ええ。大半の要員が負傷していまして‥‥戦車も四割が大なり小なり損傷しています」

 

そう。憲兵隊は一番最初に正面から戦闘したので八割が負傷。自警隊はヒーローや警察、そしてヴィラン連合から前後から攻撃されて反抗したので四割が重軽症。

 

風紀委員は全員が出動した矢先に数体の脳無に鉢合わせしてしまったので大半が負傷してしまい意識不明になった者すらもいたのだ。『三つの部隊で死者が出なかったのが奇跡よ…』と医務官長官の八意永琳が驚愕したほどであったのだ。

 

機甲科はもっと悲惨であった。戦車には特殊カーボンで内部を加工・補強していたので戦闘不能になっても白旗が上がるだけだがⅠ号戦車からⅣ号戦車までの初期の戦車は八割が修復不能に陥りⅤ号戦車パンターもG型やA型、D型も四割に損害が出ていた。(パンターの場合はすべて点検ができていなかった状態で無理やり運用したせいでのエンジン系統のトラブルだったが…)

 

ヤウズⅠもヴィラン連合を追い返した後にヒーローや警察への対処に向かったが試作段階であったので大半がエンジン部に損傷を負った。

 

その為戦車はティーガーⅠ等の重戦車やパンターF型、駆逐戦車ぐらいしか残っておらず人員はいるが戦車がいないという有様であった。

 

そのせいで治安維持部隊として送った戦車の大半を戻すことになったが政府があれこれ口を出そうとしてくるのでソミュアS35ぐらいしか戻せなかったので機甲科の人員も動員して治安維持に当てたがそれでも足りなかったのだ。

 

 

かといって負った損害は本当に馬鹿にできないのでまほは禁じ手を取った。

 

 

軽犯罪で収容所送りになっていた者の大半に恩赦を与えたのだ。治安維持に協力すれば再度収容所には入れないということで…

 

 

 

そして数日後‥‥

 

「まったく‥‥こっちも手が足りないな?」

 

「まったくです」

 

「みほもすまないな?お前の部隊も忙しいというのに…」

 

 

「ううん。むしろ手伝えてうれしいもん♪」

 

ここでみほの遊撃隊を説明しよう。

 

みほの部隊は黒森峰女学院では特異的な機甲部隊である。

 

その内訳はこうだ。

 

・Ⅳ号戦車H型(D型改)

 

・38t戦車改(ヘッツァー駆逐軽戦車仕様)

 

・Ⅱ号戦車L型

 

・Ⅲ号突撃砲F型

 

・M3中戦車リー(ドイツ鹵獲仕様)

 

・ルノーB1bis(ドイツ鹵獲仕様)

 

・VK4501(P)ポルシェティーガー

 

と言った物だ。

 

この陣容では通常の部隊との共同作戦が難しいので独自の運用を任せられていたのだがあまりに人員が足りないので学園艦の治安維持に動員されていたのだが生徒会の人員も足りないのでみほは生徒会に来ていたのだ。

 

 

そんな感じでまほ・エリカ・みほが穏やかに話ながら書類処理をしていた所…

 

 

プルルルルル!!!

 

 

「ん?外線か?」

 

「あ、私が出ます」

 

外線で電話が来たのでエリカが出たのだが‥‥

 

 

「‥‥!?たったたたった!隊長!!」

 

「ど、どうしたの?エリカさん」

 

「くっくっく宮内省から直々に電話です!!」

 

「「はぁ?」」

 

そう。なんと宮内省現長官の大高弥三郎から電話が来たのだ。

 

その内容は『ぜひとも顔を合わせてお話したい』と…

 

そして暗に『電話ではお話できない内容がある』と言ってきたのだ。

 

これにまほは本土で直に顔を合わせることを決意。

 

 

この世界では超常黎明期以降、宮内省は窓際部署として扱われ天皇家の扱いも忘れられているかのようにされているが宮内省は天皇家や国を思う筋の通った政治家や官僚が集まっていたのだ。

 

そのためまほは『宮内省の人員なら話してもいいか?』と考えて了承した…まではよかったのだが‥‥

 

 

『読み日新聞です!西住まほからのコメントをお願いしたいのですが!!』

 

『武装学生の親玉を許すな!!』

 

 

宮内省に向かう道中でマスゴミや活動家の攻撃に遭い、頭から生卵をかぶって宮内省に入った。

 

「だ、大丈夫ですか?」

 

「‥‥ええ。慣れてますから」

 

大高はまほの惨状に驚き

 

「と、とにかくタオルを!」

 

「はっはい!」

 

そうしてまほが顔を洗ってから大高は切り出した。

 

「今回は政府内の穏健派と良識派を代表してお詫びをしたいのでお呼びしました。今回は大変申し訳ございません!」

 

そう言って彼は頭を下げた。

 

これにはまほも驚いた。

 

実は大高は政府内の良識派と穏健派のトップであり、政治の立て直しを図っていたが政府の大部分は現体制派なので今回の件を止めることはできなかったのだ。

 

その件で謝罪をしたかったのだ。

 

 

「わ、分かりました。その謝意を受け取りましょう…。それで電話でお話できない案件とは?」

 

 

「はい。万が一の場合は陛下と皇族の皆様の救出をお願いしたいのです」

 

それは黒森峰女学院の行く先を左右する案件であった。




次回 まほの答え

今後の展開はどれがいいですか?

  • レオパルド1を出せ!
  • A-10だ!とにかくA-10を出せ!
  • 日本政府代行
  • 独立!
  • ヴィラン連合から本土奪還!
  • お任せします!
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