ヒロアカ×黒森峰女学院   作:島田愛里寿

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異能解放戦線とは?

「何?異能解放戦軍?」

 

ジェントルとラブラバの件から数週間後。

 

まほは黒森峰女学院生徒会長室でエリカからの報告を受けていた。

 

「はい。どうも超常黎明期にデストロという人物が率いていたようですが本人は『異能解放戦線』という自伝を獄中から出版した後に自害。今は息子のリ・デストロが引き継ぎ『異能解放軍』を再結成して大企業等に構成員を送り込むなどして勢力を拡大しているようです」

 

「ふむ…で?それがどうしたんだ??」

 

「はい、実は‥‥」

 

エリカの報告を受けてまほは頭を抱えた。

 

その異能解放軍に死柄木一派のヴィラン連合が合流したこと、そしてヒーローや警察が制圧を考えていること、そして何よりも頭を抱える事案があった。

 

その支部がいつの間にか学園艦の市街地の一角に建てられていたのだ。

 

「つまり何か?いつの間にかその思想団体…いやテロ組織の方があっているな。そのテロ組織が学園艦においてその思想の蔓延行為を行って死柄木の準備が整い次第決起すると?」

 

 

「ええ…まぁ…はい…」

 

これには頭を抱えた本土だけならまだいいが学園艦において思想を元にしたテロなんて考えたくもないからだ。

 

「‥‥エリカ」

 

「はい?」

 

「奴らを今すぐにとらえられる口実はあるか?」

 

「あ~。まぁないこともないかと‥‥って!まさか制圧するんですか!?」

 

「当然だ。下手に思想を蔓延されたら内乱状態になるぞ?今すぐにだ!急げ!!」

 

「はっはい!!」

 

そうして異能解放軍の学園艦支部はすぐさま制圧された。

 

まほが危惧した思想に感化された生徒や住民についてはほぼいなかったので杞憂で終わったが決起計画書等が発見されたので不幸中の幸いでもあったが‥‥

 

 

その後構成員に何をたくらんでいたのかを尋問したが何も口を割らないのでとうとう最終手段の自白剤を投与することになった。

 

 

特定思想への狂信ほど他の者からの反感を買うものはない。(元ネタは銀英伝)

 

 

そしてようやく発覚したのは死柄木らが合流したことによって結成された『超常解放戦線』の野望。

 

全国主要都市襲撃を行ってその後に心求党が政界へ進出、その後政府主導権さえも意のままに操るというモノであった。

 

さらにこの制圧作成によって数日前から行方知れずだった自警隊員数名が保護された。実はこの数名はこの支部の調査を自主的に行っていたのだが見つかってぼこぼこにされて満足な治療や食事も与えられていなかったという。

 

 

これに激怒したまほは治安維持部隊にとある車両を増派した。

 

それこそがシュトルムティーガーである。

 

シュトルムティーガー

 

ドイツ軍が第二次大戦中にティーガーⅠの車体を流用して海軍用の38㎝ロケット臼砲を搭載することで開発した自走砲である。

 

生産数はそれほど多くなく、整備にも多くのマンパワーを取られ、砲弾も重すぎと言う批判が多いがそれでも威力は絶大でトーチカを吹き飛ばすほどの威力であった。

 

 

これをもって万が一の場合は超常解放戦線を建物ごと吹き飛ばせと命じたのだ。

 

 

安斎も流石にまほのこの意向には引いたがわからないでもないというスタンスだったので即応状態で待機させることにした。

 

こうして黒森峰女学院治安維持部隊は撤収の準備を進めながら臨戦態勢を取ることで有事に備えていった。




次回 制圧戦

近々ヒロアカ×妖怪の山の最終話も出しますのでお楽しみに!!(少々手間取ってますが…)

黒森峰×ヒロアカの後に書くとしたらどれがいいですか?

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