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まほが生徒会長と機甲科隊長に就任してから早半年。
「撃て!」
黒森峰女学院機甲科は黒森峰女学院学園艦ではアイドルのような存在になっていた。
「まほ様~!!」
「エリカ様~!!」
なにせ艦内でのトラブルはエリカの憲兵隊がすぐに鎮圧するし、対処できない場合は生徒会長であるまほが直々に戦車隊(このころはまだほとんどがⅠ号やⅡ号、Ⅲ号戦車だが)を率いてヴィランを殲滅するのだ。
個性関係でひどい目にあったりしてきた新入生たちからの評価が上がるのは当然ともいえよう。
「エリカ」
「はい隊長」
「みほの警護はしっかりと行っているか?」
「それに関しては赤星が‥‥赤星!!」
「はい!」
エリカに呼ばれて前に出てきたのは三号戦車車長にして生徒会副会長補佐兼憲兵隊副隊長を務めている赤星小梅である。
「現時点まで行ったのみほさんが通っている中学校の調査では中学校自体には特に問題はありません。ただ教師や同級生などには個性ありの方が多く、差別的な扱いを受けている可能性があります」
「そうか‥‥ありがとう。これからも調査と警護を怠らずに頼むぞ?」
「はい!」
そう。彼女は妹であるみほのやさしさと個性差別の現状からいじめを受けていないかを不安視し、調査を命じていたのだ。
「ところで教師はどうだ?いくらうちに入学してくる生徒の調査と選別はできても教師数が少ないからそうそう選べんからな?」
「はぁ…実は問題が少々」
そう。いくら入学生徒の選択ができても教師は個性至上主義となったこの世界でも不足気味であり、文科省経由で送られてくる者を受け入れざるを得ず、トラブルが起きていた。
「うちの機甲科に所属しているソミュアS35に新入生らが搭乗員になって訓練をしていたんですが‥‥」
・ソミュアS35
フランス製の騎兵戦車。第二次大戦初期にフランス陸軍が使用していた快速の騎兵戦車で、1935年に正式採用された。しかし鋳造で製造する工程の難しさや予算などの問題ですべての騎兵師団に配備されず1940年までに430輌程度しか生産できなかった。なお砲塔はシャールB1bisと同じAPX4 砲塔系列の物を使用していたせいで車長が砲手・装填手・指揮をすべてやらなければいけないので批判を受けていた。
しかし1930年代当時のフランス戦車の中では最良と評されるほど基本スペックはいいのでフランス降伏後に鹵獲したドイツ軍からも『改造しなくてもいいフランス戦車』として気に入られドイツに志願した反共フランス人義勇軍と共にもっぱらパルチザンの掃討に使用されたか、北欧に派遣された。一部の車両は独ソ戦前線に送られたが圧倒的なソ連の火力に一日で壊滅し、西部戦線に移動させられた。
この世界での黒森峰女学院では訓練用や警備用に機甲科に配備されており数の少ないⅢ号戦車の代わりを務めている。
そのソミュアS35にて新入生の中でも優秀かつ機甲科への入科を希望した生徒を小島エミが訓練していたのだが、教師が突然やってきてこう言ったという。『こんな物で遊ぶな!お前らは明日から普通科に編入させたからな!!』と
「なんだそれは?」
「新手の嫌がらせですよ。学園長に通達してすぐに取り消しさせましたが‥‥」
「書類の偽装に当たるな。エリカすぐに教師陣の調査も頼む」
「「Jawohl!(了解!)」」
そんな感じで現在機甲科と教師陣は一部を除いて冷戦状態であったが、ついにその冷戦状態が崩壊することになった。
教師陣が艦外から警察とヒーローを呼んで学校の体制を変えようとしたのだ。
これに対してまほ派の機甲科と生徒の大多数は反発。普通科の生徒らも無理やりな教師陣にうんざりしておりヒーローや警察に徹底抗戦の構えを見せた。
「まったく…まさかこんな事態になるとはな‥‥」
「まったくね」
「すみません!!」
まほと母のしほはこの事態に頭を抱えてエリカは平謝りしていた。エリカの憲兵隊が何度も調査をしていたのだがその調査をかいくぐったのだ。
「みほは?」
「はい。一応艦内の某所に避難させましたが」
「そうか…エリカ!機甲科に動員をかけろ!!」
「はい!?」
そうして黒森峰女学院機甲科は初の実戦に挑むことになった。
次回 にらみ合い
ガルパン×ヒロアカモノを三つ投稿していますが一旦一つの小説にまとめて、ルートごとにした方がいいでしょうか?
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しろ!
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どちらでも
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せんでいい!