さて、まほが機甲科の全力出動を決めた頃。
学園艦甲板上の一区画では‥‥
『今すぐに武器を捨てて指示に従いなさい!!』
「うるさい!いっつも自分たちの都合で干渉してくるくせに!」
「そうだそうだ!!」
ヒーロー・警察と学院に続く道にバリケードを築いた女学院生徒らが一触即発の状況に陥っていた。
ヒーロー・警察は女学院を一旦制圧して、文科省や政府が主導して改革して機甲科を廃止させヒーロー科を創設させて西住まほの身柄を公安預かりにしようとしていたのだが(公安の件は政府の独断)そんなのを生徒らは納得できるはずがない。
そもそもこの学校に入学を希望し、憲兵隊や機甲科の審査を通って入学を認められた生徒たちは元々個性を持っていなかったり弱小個性持ちだったり親がヴィランだったりでいじめを受けたことのある生徒で、さらには公にされなかったがヒーローの活動で被害を受けたり親が冤罪で捕まって職も失ったりしたのに保証を受けられなかった者がほとんどだったからだ。
そんな彼女らはこの黒森峰女学院に入学してからすべてが変わったという。
何人かいじめをしていた者も入学してきていじめをしようとしてきたことがあったがそんなときは生徒会副会長の逸見エリカが主導する憲兵隊がすぐに鎮圧して収容所送りにしてくれるし、相談所の生徒も親身になって聞いてくれて親の職も斡旋してくれるのだ。
さらに親がヴィランであってもまほの『親は親、子は子』のスタンスであったので特に差別はなくむしろ何かと援助できることはしてくれるので『卒業後もこの学園艦の都市で生活したい!』と思う生徒が多かったのだ。
その為、彼女らからすれば学園艦外からいきなり来て体制をすべて変えてトラウマに近いヒーローにさせるための科を作らせようとするヒーローや警察・政府に協力する気は毛頭起きないのだ。
とはいえいきなり突入してきたので機甲科や憲兵隊の到着まで時間がかかる。そこで彼女らは憲兵隊が万が一の事態用に用意していた武器を武器庫から勝手に持ち出して武装したのだ。
彼女たちが持ち出した武器は
・MG42
・MP40
・パンツァーファウスト
・MG08
・パンツァーシュレッグ
・StG44
というえげつない物だった。
(ちなみにまほも把握してない物もあったので後でエリカを問い詰めたとか…)
とはいえ双方ともに幸いだったのは用意されていた弾が暴徒鎮圧用のゴム弾や催涙ガス弾だったのことだが…。
「う~む。まいったね、どうにか説得できないのかい?」
「おそらくそれは無理ですね。生徒らしきメンバーを陸で補足してから何度か接触して説得を試みてますが、そもそもヒーローにトラウマを抱えていたであろう子供を重点的に入学許可を出していたようなのでオールマイトを呼んでも逆効果になるかと‥‥」
そんな準戦闘地帯寸前の場所に雄英高校の根津校長と相澤は頭を抱えていた。
刑事の塚内からオールマイト経由で協力を頼まれて校長は説得、相澤は個性使用への対策で呼ばれたのだが生徒の大半は無個性な上に銃器を持って抵抗の意思満々なので説得の余地もなさそうなのだから…。
「大変です!あれを!!」
「‥‥」「まずいね‥‥」
そこにまほが指揮する機甲科の戦車隊が到着した。
陣容は
・Ⅰ号戦車
・Ⅱ号戦車
・Ⅲ号戦車E型・F型
・四号戦車D型
・NbFz(ノイバウファールツフォイク)
・Pz.Kpfw.35S 739(f)(要するに鹵獲ソミュアS35)
・Panzerkampfwagen B-2 740(f)(鹵獲シャールB1bis)
・Panzerkampfwagen 35R 731(f)(鹵獲ルノーR35)
というそうそうたるものでまほは三両しかない四号戦車で先頭に立って到着した。
「さて、どうしたものか…」
次回 和解?
ガルパン×ヒロアカモノを三つ投稿していますが一旦一つの小説にまとめて、ルートごとにした方がいいでしょうか?
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しろ!
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どちらでも
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せんでいい!