作者は受験から何からで忙しく感覚が麻痺しておりました。
この話を書くにあたって頭のなかではベル君なら【イシュタル・ファミリア】に入ったとしてもこういう風に行動するだろうなぁとか流れが出来てはいるのですが上手く文に出来ておりませんでした。
そこで私はもう開き直ろう(何回目でしょうね…)と思いましてね。
次回からハッチャケ作者願望マシマシで行きます!
ベルが気を失ってから程なくして男は歓楽街に着いた。通常、夜になるまで扉は閉ざされ歓楽街だと気づかないハズ…なのだが男はスラスラと裏道を通り中へと入っていった。しばらく歩くと目的地の
「俺だ、今日は上玉だと上のに伝えてくれ」
男は門番にそう伝えて【イシュタル・ファミリア】のホームの中に通された。
◆ ◇ ◆ ◇
「……!ほらっ…起きな」
(う~ん、…あれ?僕どうして…あっ!)
ベルは誰かに身体を揺さぶられ徐々に意識が覚醒し始める。
「!!うわっ!」
ベルは自分におきたことを思いだし急いで身を起こした。
「急に大きな声出すんじゃないよ」
そしてキレイに頭を叩かれた。ベルは頭を押さえながら声の主を見る。そこには褐色の美麗な踊り子のような衣服をまとったアマゾネスが見下ろすように立っていた。
「うぅ、ごめんなさい…」
大きな声を出してしまったことに謝罪をしながら俯く。
「はぁ、あんた、名前は?私はアイシャ」
「えっ、えっとベルです。ベル・クラネル」
「ベルか、とりあえずあんたは今日から【イシュタル・ファミリア】で働いて貰うことになった」
「・・・?はい?【イシュタル・ファミリア】?」
ベルは自分の身におきたことをアイシャから聞かされた。自分が売られたということ。売られた場所が【イシュタル・ファミリア】という歓楽街を納めるファミリアだということ。そして自分は主神の側仕え等ではなく娼婦側の仕事に就くということ。
「ちょっちょっと、待ってくださいっ!売られたってどういうことですか!?」
「言葉の通りの意味だよ。あんたはやり手に売られたんだ」
ベルは食料を分けてくれた男の事を思い出す。よく考えてみれば分かることだ。オラリオは暗黒期といわれるように治安がまだ安定していない。そんな中で金のためならなんでもする犯罪者は数えきれない。ベルのような健康的な子どもは格好の餌食だ。
「……あの人が、僕を」
「そうだよ、まったくバカだねあんたは。ただで食料を分けてくれるやつなんざ裏があるに決まってるだろ」
「うぐっ」
痛いところをつかれ言葉に詰まってしまう。
「はぁ、まあ見たところかわいい顔してるじゃないか」
「かっかわいい?」
「ああ、如何にも40こえたオッサンが好きそうな見た目だねぇ。というかよく生き残れたね今のオラリオで、一段落したとはいえまだ子供一人で出歩くのは危ないよ」
「うっ…おっしゃるとうりです」
2人の間に気まづい空気が流れる。
そして先に話し出したのはアイシャだった。
「はぁ、とりあえずあんたには私について貰うよ」
「働くってことですか?」
「勿論さね、なんたってやり手にはもう代金が払われちまってるんだ。その分きっちり働いて貰わなきゃ困るよ、何せ人手はいくらあってもここでは足りないくらいだからね」
「僕知らない人に売られちゃったんだ…」
「メソメソするんじゃないよ!ベル。不本意だろうがようこそ【イシュタル・ファミリア】へ、さあしっかり働いとくれ」
「そっそうなるんですか…」
ベルはアイシャにつれられ部屋を後にした。
次回からはベル君目線がメイン、場面切り替えでたの人目線で行きますねイエーイ!【イシュタル・ファミリア】if増えろ!