戦艦三笠、海賊世界であろうとも勝利を手にする!   作:島田愛里寿

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ONEPIECEはあまり知りませんが頑張ります!


プロローグ 

大海賊時代。それは海賊ゴール・D・ロジャーが死に際に放った言葉より始まった。

 

 

「おれの財宝か…?欲しけりゃくれてやる……」

 

「探せ!!!この世の全てを置いて来た!!!」

 

これに触発された人々は海に駆り立てられ海賊になり、大海賊時代への突入となった。

 

 

そうして世界は天竜人などを中心とする世界政府及び世界政府・世界貴族と市民を守る海軍と自由を謳歌し、犯罪行為を行う海賊に勢力図は二分されていた。

 

 

そんな世界に本来この世界に生まれることとない人物が現れた。

 

彼女はのちに第三の勢力を立ち上げ、海賊や世界政府に干渉されない勢力を築き上げることとなる。

 

 

その人物の名は

 

 

戦艦艦娘 三笠

 

 

 

 

「‥‥どういうことでしょうか?」

 

ここは新世界洋上。

 

そこにはこの世界にはあるはずのない鋼鉄艦が当てもなく航行していた。

 

その艦の船体はクルップ・セメンテッド鋼で構成されており、帆は出されておらず煙突らしき構造物を二つ搭載してそこから黒煙をだして航行している。

 

船体各所には大小さまざまな大砲が搭載されており、副砲として40口径15センチ砲14門と補助砲として40口径7.6センチ砲20門を搭載。

 

そして船体の前後に二基づつ40口径30センチ連装砲を搭載している。

 

そして船首には黄金に塗装された菊花紋章が堂々と鎮座していた。

 

 

そうこの艦こそ、現実の世界において日本に唯一残存していてかつ世界的にも現存しているのが珍しい前ド級戦艦である戦艦三笠である。

 

その艦橋の上にある露天艦橋にて水平線を眺めながら茫然としている彼女こそこの戦艦三笠の艦娘である三笠であり、この物語の主人公である三笠である。

 

 

「いやほんとにどうなってんですか?確か私は男だったはずですし、ついさっきまでは家の部屋のベットで寝ようとしていたはず‥‥それがなんでかの有名な戦艦三笠の露天艦橋でしかもかの東郷平八郎提督がおられた場所に立ってるんですか?それになんで姿がニコ〇コやpi〇ivとかで始まったオリジナル艦娘の三笠になってるんですか??」

 

そう。彼女は本来は男であった。しかも戦艦三笠が好きなだけの大学生であったのだ。断じて艦娘ではなかったし深海棲艦も存在しない普通の現実世界出身者であった。

 

「はっ!そうですよ!これは夢です!私がかの戦艦三笠の露天艦橋の上で立ってるのもなんでか姿が艦娘の三笠になってるのも夢ですよ!頬をつねれば…っていたたた!ゆ、夢じゃないんですか…」

 

『あ、あの~』

 

夢じゃないかと悩んでいた、三笠だったが声をかけられてそちらを見たら艦これを知っている者ならだれでも知っている人物?がいた。

 

「あ!あなたは悪名高いエラー娘!」

 

『そんなに悪名高くないですよ!ひどいですね!!』プンスカ!

 

とまぁ茶番をしつつもエラー娘が話始めた。

 

『と、ともかく!本当にすみません!!』土下座!!

 

「へ?」

 

彼女曰く彼が艦娘三笠に転生したのには訳があった。

 

実は艦これ世界と現実世界は同じ神が管理していたそうなのだがその神が極めて無能でエラー娘たちに仕事をすべてやらせていてつい最近になってようやく他の神から叱責を食らって無期限謹慎処分に。

 

そして代理の神が引き継いだのだがその際のゴタゴタで死亡者リストに彼の書類が入ってしまって彼は寝てから心臓発作で急死したのだという。

 

代理の神はすぐさま気づいたがすでに後の祭り。とにかく彼の親の今後の人生は明るいものにして彼には別の世界への転生と艦娘の体と艦これ世界の提督としての知識・経験・才能・鎮守府候補地を与えることにしたらしいが艦これ世界の艦娘の数を減らすわけにはいかないので彼の世界で人気のオリジナル艦娘の中から艦これ世界に干渉しない者を選び決めたのが三笠であったという。

 

『本当にすみません!!』

 

「い、いえいえ構いませんよ。事故なら…」

 

まぁそう言われた三笠は自身の不運を呪ったが好きな戦艦の艦娘になったので「災い転じて福となす」の精神でやっていくことにした。

 

「と、ところでこの世界は?」

 

『あ、はい。ONEPIECEの世界だそうです!!』

 

「うわぁ…」

 

彼女は前世であまりONEPIECEを知らなかったが海賊関係であることは知っていたために不安しかなかった。

 

『元気出してください!この海図を渡しておきます!』

 

「これは?」

 

『鎮守府候補地になっている島への航路が書かれてあります!そこに行ってこれからの艦娘生を楽しんでください!では!!』

 

そう言ってエラー娘はどこかに転移していった。

 

「はぁ…まぁ向かいましょうかね」

 

「了解しました!」

 

「うん?」

 

そうしてぼやいていた彼女の隣から声がしたのでそっちを向くと艦これの装備妖精さんがいた。

 

「あなたは?」

 

「副長妖精です!艦長!これからよろしくお願いします!」

 

「…はい。よろしくお願いしますね。とにかく本艦は鎮守府予定地らしい島へ向かいます!機関全速!」

 

「了解しました!機関全速!」

 

そうしてONEPIECEの世界に来てしまった戦艦三笠はこの世界では桁違いの速度である18ノットで島へと向かった。

 




主人公の見た目はMMD作品でブラスターBが作成された、三笠(オリジナル艦娘)をイメージしてください。

次回 鎮守府設置、泊地?
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