戦艦三笠、海賊世界であろうとも勝利を手にする! 作:島田愛里寿
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数年後、三笠はかなり威厳のあるしゃべり方になっていた。
エラー娘曰く『多分体と魂がまだうまく適合できていなかったんでしょう。適合できたので三笠らしいしゃべり方になったんだと思います!』とのこと。
「おはようございます!」
「ん、おはよう」
そうして勢力を拡大した彼女らは遠征も近海以外へと拡大させた。
しかし、日清・日露戦時の各国の駆逐艦や水雷艇はかなりの小型艦だったので三笠は艦娘状態での航行を認めて遠征を行った。(アニメ艦これみたいな感じ)
そうして彼女らの活動で近海に接近する海賊は皆無に近くなったが政府艦艇はうろついているので気は抜けない。
そんな中、三笠は春日・日進・松島、そして新規に建造した戦艦敷島とともに艦娘形態でとあるところに向かった。
その場所の名はシャボンディ諸島。
「へぇ~。ここがシャボンディ諸島ですか…なんか楽しそうですね!」
「姉さんはしゃぎすぎですよ?」
「なぜ私がここに…」
「我慢してください松島、拿捕したり引き上げた海賊船に積んであった宝物をため込んでいても仕方ないでしょうが」
そう。三笠はこれまでの活動で沈めた海賊船を引き上げで調査などをしていた際に結構な量の宝物を確保していたのだが、あまりにも確保しすぎで倉庫が一個埋まるほどだったので売りに来たのだ。
「さて、換金所、換金所は‥‥あ、あそこか。姉さんと松島は一緒に来てくれないか?」
「分かったわ」「ああ」
「では私と姉さんは店の外でお待ちしておりますね?」
「ええ。よろしくお願いします」
そう言って三笠は敷島と松島を連れて換金所に入っていった。
換金所 店内
「すみません。換金をお願いできますか?」
「あ、はい。畏まりました!ではこちらに…」
そう言われて彼女たちは女性店員の案内の元、店の奥に案内された。
「では換金されるものは何でしょうか?」
「あら?あなたが鑑定されるのですか?」
敷島は専門の店員がやるものだと思っていたので思わず聞いたが
「はい。全店員が鑑定の資格を持っているので私でも大丈夫なのです!」
「そうでしたか。では松島」
「ああ」
そう言って三笠が松島に宝物類を提供したのだが‥‥
「こ、こここここれはぁぁぁぁ!」
「だ、大丈夫?」
「ちょ~っとお待ちを!!」
そう言って女性店員は大急ぎで席を外して店のさらに奥に走っていった。
「な、なにがあったのでしょうか?」
「さ、さあ?」
そうして数分後、
「お、お待たせしました!」
彼女はオーナーらしき男性とともに戻って来た。オーナーらしき彼は丁寧に宝物一つ一つを確認していったが顔は驚愕に満ちていた。
そして彼が提示してきた金額に三笠らは驚愕した。
「お、お待たせしました!金額は七億です!」
「「「な、七億!?」」」
「ええ。さすがの私も驚いています!こんなに上質な宝物は初めてですから…おいお前!店の外までお見送りしてさし上げろ!」
「はい!」
そう言われた女性店員の案内で金を受け取った三笠らは店を出ようとした所…
「まさかあそこまでの価格になるとは‥‥」
「ええ、私もびっくりですよ」
「まったくですね‥‥ん?」
三笠は店内の他の客たちが顔面蒼白で外を見ているので間から外を見たのだが頭を抱えた。
なんと春日と日進がデブで不細工な男性と口論していたからである。
「はぁ…何をやってるんでしょうかね?あの子らは??止めに行きますよ?」
「はい」「はぁ…まったく」
「あ、まっ待ってください~!」
そうして三人が店を出ていったのだが、ほっとけない性格の女性店員もついていってしまった。
「何事ですか?春日、日進」
「あ、三笠様!実はですね~!!」
春日の言い分はこうだ。待っていたら突然この男が声をかけてきて「我輩の奴隷にしてやるだぇ~」と言ってきたという。
(基本的人権の尊重は!?あ、この世界にそんなのなかったですね)
と三笠が黄昏ながら頭を抱えているとそのデブ男が三笠に近づいてきて話しかけてきた。
「‥‥なんですか?」
「ふ~む。お前はなかなかの顔だな…よし、お前も奴隷にしてや「Mourir!(〇ね!)」ぷぎゃああ!!??」
なんとそのデブ不細工男が三笠をも奴隷にしようとする発言をした直後に人一倍真面目な松島が艤装を瞬時に展開してカネー式32㎝砲をその男の顔面に直撃させてしまったのだ。
(なお松島はフランスで建造されたのでフランス語を時々話す)
そしてその男は数件の家の壁を突き破っていってしまい、それをみた女性店員は三笠のそばで腰を抜かしてしまっていた。
次回 脱出と帰還