ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は8話の内容を前半に後半は戦闘が多めの構成になります

それではどうぞ!


第50話 結ヶ丘VS結ヶ丘 ー前編

学園祭でLiellaとトマカノーテが対決することが決定したことに学校中は大騒ぎだった。

それは千砂都以外のLiellaメンバーも考えていたが、上海での事があったのであまり実感がわかなかった。

 

きな子「結局、対決するんっすね」

すみれ「学園祭のライブですべてが決まる」

可可「ラブライブに出場できるのは1組だけ」

四季「千砂都先輩とかのん先輩が決めこと」

メイ「マルガレーテも冬毬も譲れない目標がある。気持ちはわかるけどさぁ~~」

 

そんな中、夏美は考え事をしていた。

 

可可「?夏美?」

夏美「っ!失礼しましたですの。ちょっと考え事を……」

可可「今、大事な話をしてるんデスよ」

夏美「聞いてましたですの。夏美達と戦うんですのよね……」

 

そこまで言って夏美は顔を伏せる。分かっているが、気持ちがついていけないのだ。

そこに扉が開かけると……

 

舞斗「よっ」

きな子「舞斗さん?」

恋「どうしたんですか?突然」

舞斗「実は……」

 

部室に入って来た舞斗が話した内容はみんなを驚かすのは十分な内容だった。

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『結ヶ丘VS結ヶ丘』

 

 

 

 

 

 

 

マルガレーテ「月面で決闘!?」

 

舞斗が部室に訪れる数時間前、かのんが練習に来る前にマルガレーテと冬毬にバルタン星人レギレスとの事を話していた。

 

冬毬「それはまた随分とスケールが大きい話しですね。しかし、何故月面なんですか?」

舞斗「地上で戦えばEGFが介入してくるかもしれないだから、邪魔が入らない月面で戦おうと」

マルガレーテ「まぁ…確かに宇宙なら邪魔が入らないわね。でもさぁ……」

 

そこで場所は部室に進みLiellaに話している場面で、すみれがマルガレーテと同じ事を言った。

 

すみれ「なんでよりによって、学園祭の時なのよ!」

 

バルタン星人レギレスが指定した日は結ヶ丘の学園祭と同じ日だったのだ。

 

舞斗「そこは俺に言われてもな……」

可可「断れば良かったじゃないデスか!」

舞斗「有無も言わさず一方的に言ってきたんだよ」

四季「それでどうするんですか?」

 

四季がそう言うと舞斗は険しい顔をした。

 

舞斗「正直奴は強い……インフェニックスの力を使っても五分と五分って感じだな」

きな子「そんなに強いんっすか?」

夏美「確かに全力では無かったといえ、舞斗さんが苦戦した宇宙人を一撃で倒すんですから」

舞斗「向き合って見ても、威圧感が今までの奴と比ではなかった」

メイ「それだけやばい奴って事かよ」

恋「それで舞斗さんはこれからどうなさるのですか?」

舞斗「かのん達には喋ったが……身体を鍛え直す事にした」

 

それが舞斗が出した結論だった。そんな中、学園祭で対決するLiellaとトマカノーテの披露する曲のことである要望が出された。それは結ヶ丘の代表として同じ条件で競って欲しいということだった。そこで同じ曲をLiellaとトマカノーテで分けて歌う事になったのだ。そこで歌う曲をどうするという当然の問いが生まれたわけなのだが、そこは新曲を作る事に決めたのだが……

 

きな子「協力して作る?」

千砂都「各グループから2人づつ参加してもらって、4人で曲を作る。それを2年のメンバーに頼みたいんだ」

きな子「きな子達がっすか?」

千砂都「私たちは今年で卒業、次を担うのはみんななんだから」

 

千砂都は3年生が卒業した後の事を考えてきな子達に任せようと言う話になったのだ。そんな中、夏美はある決断をする。そして夕方、曲の話し合いでマルガレーテと冬毬は先に音楽室に来ているのだが、どこか不満気だった。

 

マルガレーテ「なんでこうなるの」

冬毬「私が聞きたいです」

 

どうやらかのんも下級生に任せたようだが、冬毬は帰ろうとしたり、曲作りのメンバーを変えようとしたりしたが、その理由をマルガレーテが指摘する。

 

マルガレーテ「もしかして……Liella側にお姉さんが来るかもって思ってる?」

冬毬「っそれは……」

 

どうやらマルガレーテの指摘が正しかったようだ。そしてLiella側のメンバーが入ってくる。

入って来たメンバーは……

 

夏美「……」

冬毬「……」

 

メイと夏美が代表メンバーとしてやってきたのだ。

 

メイ「よろしく頼む」

マルガレーテ「あなた達がLiellaの代表?」

夏美「そうですの」

マルガレーテ「頼りない組み合わせね」

メイ「なんとでも言えばいいさ」

冬毬「仕方ありません。時間もないですし、すべてを早く決めて行きましょう。ではまず……」

メイ「その前に一つだけ」

 

そこでメイは曲作りの前にLiellaで話し合って決めた事を2人に話す。

 

メイ「ルールを作りたい。今回の対決に負けたチームは勝ったチームのお願いを1つ必ず聞く」

冬毬「1つ……」

マルガレーテ「なにそれ!ペナルティ?」

メイ「そんなんじゃない。前向きな気持ちで出したアイデアさ」

マルガレーテ「……」

メイ「勝った方の願いが一つだけ叶う、ただ、それだけだよ。不公平じゃないだろう?」

 

そして2人でアイコンタクトを取り、Liellaが出したルールに乗った。

 

マルガレーテ「いいわよ」

 

それを聞いてメイは嬉しそうにする。

 

メイ「決まりだな!じゃあ曲作りを始めよう!必ず勝って3人にお願い聞いてもらわないと!」

マルガレーテ「それはこっちのセリフよ!」

 

そして曲作りが始まったのだが……

 

きな子「じゃあ結局、何も決まらないまま?」

メイ「参ったよ……冬毬もマルガレーテも頑固だし、夏美も不機嫌になるし……」

 

メイはなんとかまとめようと必死になったが、マルガレーテの頑固さ、冬毬の効率的な態度とそれに怒る夏美で思うようにいかなかったのだ。

疲労しているメイだが、明日3人ともう一度話し合うと説得するようだ。そんなようにきな子は泣き言を言う。

 

きな子「うぅぅ……先輩達に頼れない……舞斗さんに助けて……」

メイ「舞斗さんが一番頼れないだろう……とんでもない相手と戦わないといけないんだから」

きな子「うぅぅ……だって~~~」

 

そこで四季はある提案する。

 

四季「行こう」

きな子・メイ「?」

四季「夏美ちゃんと冬毬ちゃんが仲良しに戻らないといい曲はきっと完成しない」

「その意見には賛成ですね」

メイ「あっ」

きな子「朔耶さん」

 

そこに朔耶が近くに来ていた。

 

きな子「朔耶さん。どうして?」

朔耶「舞斗様に頼まれましてね。頼りないかもしれないですが、協力させて頂きます」

 

その頃、鬼塚家では、夏美が冬毬に歩み寄ろうとしてるが、冬毬が頑固に閉ざされているため上手くいかない状況だった。

 

夏美「まだまだ近くて遠いって、感じですの……はぁ~~」

 

すると、玄関のチャイムが鳴り、夏美が出ると2年生と朔耶が立っていた。

 

夏美「っ!?みんな!?それに朔耶さんも!?」

四季「話がある」

夏美「え?」

 

そして外に出て5人で話し合いを始める。

 

夏美「なんですの?いきなり家にまで、帰りの電車逃しても知らないですのよ?」

四季「私たちも協力する」

夏美「え?」

四季「今の2人の関係、上手くいってない」

夏美「っ!いらぬお節介ですの!このくらい私、1人でなんとかしてみせますの」

 

夏美としては姉妹の問題にみんなを巻き込みたくない。だから1人で解決しようとするが……

 

四季「私達は友達」

夏美「ッ!四季……」

朔耶「話は聞いております。冬毬さんは夏美さんが悲しい思いをして欲しくないから、冷たい態度を取ってるだけです。なら夏美さんが笑顔で接すればきっと向き合ってくれます」

夏美「朔耶さん……」

四季「冬毬ちゃんは夏美ちゃんの笑顔が大好き。暗い顔をしないで、夏美ちゃんはいつも楽しく明るくして」

きな子「スマ――イルっす!」

朔耶「大好きだからこそ、見たくないのです。傷つくところも悲しむところも……夏美さん。姉として逃げていてはダメです!喧嘩してでも向き合うべきです。それが姉の勤めだと思います」

 

みんなの説得を受けて夏美は決心をする。そして再び夏美は冬毬の部屋に訪れる。

 

冬毬「……しつこいですよ。今は忙しいと伝えたでしょう?お引き取りください」

夏美「っ!」

冬毬「ん?」

 

冬毬が冷たく突き放しても、今度はお構いなくに夏美が部屋に入って来た。

いつもと違う行動に戸惑う冬毬。その後ろには2年生と朔耶が控えていた。

 

夏美「冬毬!」

冬毬「っ!ロスした分の時間、後でマニーを請求しますよ?」

夏美「聞いて、私は冬毬と話がしたい。曲を作るなら、最高な形で冬毬とみんなと一つになって作りあげたいんですの」

メイ「こいつもそうしたいって」

 

そこにマルガレーテもやって来る。

 

マルガレーテ「わざわざ来てあげたんだから、感謝してよね?」

朔耶「そこは素直に言う所ですよ?」

マルガレーテ「う、うるさい」

 

それでも冬毬は意固地になる。

 

冬毬「話したではないですか?曲はそれぞれ持ち寄ってと」

夏美「それだと意味がない」

メイ「2つのグループ。どちらも心が踊る曲を私達が作る」

マルガレーテ「それぞれ別の考え…違いがあっても、お互いに意見を出し合えばいい曲ができるはず」

 

マルガレーテの態度に冬毬が苦言を呈す。

 

冬毬「マルガレーテもLiella側に寄り添う……と?」

マルガレーテ「賛成はしてないわよ。ただ冬毬の言う通り持ち寄って、選ばれた曲が私のじゃなかったら納得いかないもの」

冬毬「アグリーできません」

 

しかし尚も頑固に意固地になる冬毬。

 

朔耶「ですがこのままでは……」

冬毬「そういうことでしたら、曲作りはおまかせします。この部屋から出て行ってください」

 

冬毬の言葉を聞いてついに夏美が我慢の限界を迎える。

 

夏美「っ!……冬毬のバカ!!」

冬毬「っ!?姉者……?」

 

泣き出しバカを連呼する夏美を冬毬が抱きしめる。

 

冬毬「すみません……言い過ぎましたっ!?」

 

そして今度は夏美は冬毬を押し倒す。

 

冬毬「えっ!?何!?」

 

そして泣くのを堪えて夏美は思いの丈を冬毬にぶつける。

 

夏美「冬毬のこと全部受け止めるから……全部受け止めるから心を開いて欲しい

冬毬「姉者……

夏美「っ!

冬毬「わっ!?

夏美「私に何でも話して!冬毬と話ができるなら何時間でも何日でもスクールアイドルと全然関係ない話だって構わない!ずっとずっと……ずっと冬毬と話がしたい

冬毬「あ……

夏美「冬毬の事が大好きなんだから

冬毬「姉者……ぅ

 

夏美の思いの丈を聞いて冬毬もついに思いをぶつける。

 

冬毬「姉者はいつもズルいです……私がどれだけ姉者を心配したと思ってるんですか

夏美「私もずっと苦しかったんだから~~

 

気が済むまで思いの丈をぶつけた姉妹は泣き出した。それに釣られてか5人も泣きそうになっていた。そしてとある山で特訓していた舞斗にもメッセージが来た。それを見て舞斗の表情も緩やかになる。

 

舞斗「雨降って地固まったか……ますます負けられねぇな……!」

 

そして再び身体を動かし始めた。2年生と1年生が曲作りを始めようとしてる様子を眺めてる人物がいた。

 

朔耶「こうなる事、分かってましたか?」

かのん「どうだろう?少なくとも私は超能力は持ってないですよ」

 

どうやらかのんが心配で眺めていたようだ。

 

朔耶「では帰りましょうか?」

かのん「泊まっていかないんですか?」

朔耶「邪魔すべきではありませんから、それはかのんさんもでしょう?」

かのん「うん」

 

後輩達に曲作りを任せてかのんと朔耶は帰宅していった。そして時間は過ぎて決戦の時を迎えた。




いかがでしょうか?

今回は後半を戦闘多めにする為、夏美と冬毬の和解を前半にしました。

次回はエクシブとバルタン星人レギレスとの戦闘になります!

それではまた次回!
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