ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は3期11話の内容にオリジナル回を混ぜた内容になります。

それではどうぞ!


第53話 滅亡(ほろび)のカウントダウン ー前編

東京大会を突破したLiella!。そして初の連覇を期待する声が多くなり、練習中でも多くの人たちがLiella!を声援がかけられていた。

部屋でくつろいでいたかのんの下にマルガレーテがやって来る。

 

マルガレーテ「かのん。貴方に変わってほしいって、私のお姉様からウィーンからよ」

かのん「え?」

 

そう言ってかのんが電話に出ると……

 

かのん「はい……私が?……どちらにお伺いすれば?……ウィーン?……わかりました」

 

そう言って電話を切るかのんにマルガレーテが声をかける。

 

マルガレーテ「行くのね?」

かのん「そうみたい」

 

どうやら入学前に手続き等があるのでウィーンに来てほしいとのことだった。

 

かのん「ど、どうしよう……荷物一旦バラシちゃった……お母さん!ありあ!私、行かなきゃ!」

 

そんな中、太平洋を航行する船舶に向かって何かが迫っていた。そして、ある程度接近すると海面に姿を現すその姿は、海棲哺乳類と海棲爬虫類の合いの子のような姿で、背中の甲羅を背負っている怪獣だった。

 

 

「キエェェェェェ!」

 

 

怪獣は目から光線を放ち航行する船舶を破壊する。それがこれから人類にとっての試練の始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

滅亡(ほろび)のカウントダウン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次期は新年を迎えようとしていた。実家の神社で仕事をしていたすみれに可可がやって来る。

 

可可「新年好」

すみれ「ずいぶん早いわね」

 

どうやらこの後、他のメンバーも集まるようで可可が一番乗りだったようだ。

 

可可「可可は1人暮らしなのデスから」

すみれ「それを言うならきな子だって」

可可「きなきなは北海道に帰り中デス」

 

そう言ってポケットからホッカイロを取り出し、すみれに渡す。

 

すみれ「ありがとう」

可可「いよいよ可可たちにとって最後のラブライブデスね」

すみれ「えぇ……」

千砂都「おーい!お待たせ!」

 

そこにかのんときな子と鬼塚姉妹以外のLiella!と舞斗と朔耶がやって来る。

 

恋「今年も充実した1年を送ることが出来ました。ひとえに皆さんのおかげです」

すみれ「相変わらず硬ッ苦しいわね」

可可「Liella!の成長はまだまだ止まりまセンよ」

メイ「来年も素晴らしいライブが出来ますように」

四季「連覇できますように」

マルガレーテ「私がいるんだもの、絶対優勝よ」

千砂都「頼りにしてるよ」

朔耶「みな様が無事に連覇できますように私も祈らなければなりませんね」

四季「舞斗さんは?」

舞斗「俺は……」

恋「どうしたのですか?」

舞斗「最近悩んでるんだ……ウルトラマンとして生きるってどういうことなんだろうなって」

マルガレーテ「それは、地球を守ることなんでしょ?」

舞斗「地球だけ守っていいのかなって、ゼロから聞いたんだが、ウルトラマンは宇宙全体の平和を守ってる存在だって……」

メイ「舞斗さんやゼロ以外にもウルトラマンいるんだよな?」

可可「他にはどんなウルトラマンがいるのでしょうね」

千砂都「会ってみたいね」

 

そして話をそこそこにお参りを始める。牛久市の神社では鬼塚姉妹が北海道ではきな子がそれぞれLiella!をお願いした。その中にかのんがいない事に可可が気付くが、かのんは現在……

 

かのん「うわぁ……なんだこりゃ……」

 

ウィーンの地にやって来たかのんは街並みに圧倒されていた。そしてかのんは舞斗に電話をする。

 

かのん「お兄ちゃん聞こえる?もう大変!」

舞斗『なんだよ突然、迷子になったか?』

かのん「そうじゃないよ!すっごいのお城みたいな建物がいっぱい!日本語全然ないよ!!」

舞斗『それはそうだろう。外国なんだから……』

千砂都『うわぁ~素敵な町!』

かのん「ちぃちゃん!?なんで?!」

千砂都『今、私の家にいるんだ』

かのん「え?なんで?」

舞斗『結果が届くまで傍にいて欲しいと。それよりかのん、それを言うために電話してきたのか?』

かのん「違うよ!私、浮いてる。絶対浮いてる!」

舞斗『そんなこといちいち気にするなよ……』

千砂都『そうだよ。結ヶ丘の代表なんだから、自信持って!』

かのん「とりあえずホテル着いたら、また連絡するね。お兄ちゃん、やばかったらエクシブになってこっち来てよ」

舞斗『怪獣が出てきたらな』

 

ホテルに着いたかのんは、早くも不安でホームシックになっていた。そこにチャイムが鳴り、扉を開けるとそこに立っていたのは、マルガレーテの姉だった。

その頃、千砂都の合格発表を見届けた舞斗は家に戻ると、家にアズズがいた。

 

舞斗「アズズが来るなんてどうしたんだ?」

アズズ「実はあるものが見つかったんだが、或斗先生の資料に似たようなものがあったんだが……」

 

そう言ってアズズが取り出したのは古びたディスク状のものだった。

 

舞斗「これは?」

アズズ「アメリカ本部で見つかったものなんだが……解読が難航しているんだ」

舞斗「だからって俺に持って来られても……」

朔耶「そのプレートは……」

 

コーヒーを持ってきた朔耶がディスクを見ると、急に語り始める。

 

朔耶「コダラーの封印解けし時……」

舞斗・アズズ「っ!?」

朔耶「天よりシラリー舞い降りる。やがて第三の者目覚める。全ては闇に還らん……っ」

 

そう言って朔耶が倒れる。

 

舞斗「おい!朔耶!?しっかりしろ!?」

アズズ「おい!おい!」

 

朔耶が言った言葉に意味がとんでもない事を示していることは、まだこの時にはわからなかった。

アズズが帰った後に、朔耶の事を聞いた千砂都達がやって来た。

 

千砂都「舞君!朔耶さんが倒れたって!?」

舞斗「今は寝てる」

恋「ですがどうして……」

舞斗「アズズが見つけたディスクの書いていた文字を見て突然……」

 

そう言ってスマホで撮った写真を見せる。

 

四季「古いディスク?」

マルガレーテ「なんて書いてあったの?」

舞斗「朔耶曰く……『コダラーの封印解けし時天よりシラリー舞い降りる。やがて第三の者目覚める。全ては闇に還らん』だそうだ」

メイ「どういう意味だ?」

舞斗「分からん……ただやばそうなのは確かな?」

すみれ「もしかして……また怪獣?」

朔耶「えぇ……そうよ」

「っ!?」

 

扉に朔耶が立っていたが雰囲気が違っていた。

 

可可「朔耶さん?どうしました?」

朔耶「可可ちゃん、久しぶりね」

可可「はい?」

舞斗「おい……本当にどうし……」

朔耶「私よ。……ユーよ、今この子の身体を借りてるの」

マルガレーテ以外「え!?」

マルガレーテ「ユーって死んでるんじゃなかったの?」

朔耶「あら?マルガレーテちゃん私は最初から幽霊よ」

 

どうやら朔耶の身体に消滅したはずのユーが入っているのだ。

 

舞斗「それでユーなんで突然?」

ユー「あのディスクに書かれてる内容のことよ」

 

同じ頃、太平洋で謎の赤い藻が漂っていてEGFが調査をしていた。グレート・アーク内では海面に漂っている赤い藻を回収し調べる。

 

美緒「アズズどうだ?」

アズズ「好気呼吸を阻害する毒のようだ」

聡「魚がこんな死にかたをするなんて……」

 

そう言って聡は異形の姿に変貌して死亡している魚を見つめる。すると、海面を飛んでいるストライクイーグルに搭乗している峻貴から通信が入る。

 

峻貴『隊長!海中で動く強大な生物を発見!グレート・アークに接近中です!』

耀司「グレート・アーク!緊急浮上!」

 

グレート・アークが浮上すると近くの海面から海棲哺乳類と海棲爬虫類の合いの子のような姿で、背中の甲羅を背負っている怪獣が現れる。

 

 

「グギャアアアア!」

 

 

現れた怪獣は目から光線を放ちグレート・アークを攻撃するが、グレート・アークは回避をしてその間を峻貴が搭乗しているストライクイーグルが攻撃を加えるが全く効果がなかった。

同じ頃、かのんときな子と鬼塚姉妹もリモートで参加して話を聞いていた。

 

かのん『人類を滅ぼす為に、地球が生み出した怪獣!?』

きな子『ど、どうして地球が……!?』

冬毬『人類による環境破壊ですか?』

朔耶「えぇ、人類の環境破壊は減少してるとはいえ、まだ芽吹いています。他にもデストロイアと人類の戦いの影響もあります。」

舞斗「デストロイアまでもが?」

メイ「でも、人類だけが悪いわけじゃねぇだろう!」

朔耶「最終的にトリガーになったのは、こないだのきな子ちゃんの友人が生み出した怪獣」

きな子『キングオブモンス……』

朔耶「地球を破壊するほどの力を望んだ、人類を危険と判断したようです」

きな子『そんな……』

舞斗「それでもユー。俺は人類の為に戦うぞ」

朔耶「舞斗ならその選択をすると分かってます。でもコダラーも今、地球に向かっているシラリーも強大な怪獣です。勝てるかどうかは……」

舞斗「それでも滅ばされてたまるか……確かに人類は地球にとって有害かもしれない。それでも数少ない悪人の為に多くの良い人達を見捨てたりする訳にはいかないんだ」

千砂都「ユーさん私達も何か出来ないかな?」

恋「千砂都さん?!」

かのん『そうだよ!私達だって出来ることがあるはずだよ!』

 

かのんと千砂都の言葉にLiella!も決意を固める。

 

朔耶「……分かったわ。まずはかのんいつ頃戻って来れる?」

かのん『手続きとかはあるけど、すぐ戻るよ!』

朔耶「シラリーが来るまでにはまだ猶予がある。かのんはかのんのやるべき事をやって……舞斗はコダラーが地上に上がってきた時に戦って、勝てる保障はないけど……」

舞斗「分かった」

朔耶「シラリーはこのまま行けば、ラブライブ決勝の前には来る。みんなに協力してもらうのはその時かも」

可可「わかりまシタ!何ができるか分かりまセンが!」

朔耶「みんなには曲を披露してもらうわ」

夏美『曲ってライブですの?』

朔耶「貴方たちの歌で地球に思いとどまらせる。それしかないわ。それでもシラリーとコダラーとは戦う事にはなるけど」

すみれ「もう!こうなったらやってやるったら、やってやろうじゃない!」

メイ「あぁ、ここで尻込みしてるなんて!性に合わねぇ!」

四季「なら2つ作らないと」

恋「決勝用と地球用ですね」

かのん『きな子ちゃん。決勝用はお願いね』

きな子『かのん先輩!?』

かのん『恋ちゃん!』

恋「はい。頑張りましょう!」

朔耶「私は手伝えないけど、朔耶が協力してくれるわ。今この状態でも話は聞いているわ。私はその時まで眠っているわ……」

舞斗・Liella!「っ!?」

朔耶「はっ!皆さん話は聞きましたわ」

マルガレーテ「朔耶さんなの?」

朔耶「はい。それよりも……」

 

そして、地球を説得するために舞斗とLiella!の戦いが始まろうとしていた。

同じ頃、地球に向けて甲虫のような赤い外皮と長い首が特徴のドラゴンのような怪獣 伝説宇宙怪獣シラリーが地球に向けて進撃を開始していた。




いかがでしょうか?

次回は地上に上陸したコダラーとの戦闘になります。

それではまた次回!
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