今回、心機一転新しい小説を書こうと思いました。
主軸はラブライブ!スーパースター!!で行きます。
最初の2話は本編開始前のオリジナル回となります。
それではどうぞ!
第1話 勇者降臨 ―前編―
夜の森に佇む2体の巨大な影……
一つは爬虫類に近い見た目の四足歩行の生物だが、全身を白い結晶体で覆われた身体に前脚が異常なほどに肥大化しクリスタル状に発達している。まさしく怪獣ということ存在だった。
怪獣「グギャギャ――――!!」
対するもう一体の影は、頭部には額から後ろに伸びるトサカの左右に2本の角を持ち
銀色の体に赤と青のラインに一部黒い模様があり、胸部には金色と一部黒のプロテクターの
中央に四芒星形の中に細長い長円形の形をした青く輝くランプが輝いていた。
その姿は巨人そのものだった。
巨人「……?」
怪獣は巨人に向かって威嚇を続けるが、巨人は自分の腕や体を不思議そうに見つめていたのだった。
「普通の高校生が、巨大ロボットに乗ったり、巨大ヒーローになるのは……アニメや漫画の話だ…と思っていた……」
「でも……今、目の前に見えるのは間違い無く………現実だった」
巨人が怪獣に顔を向ける。
「俺……なんでこんな事になってるんだ?」
《OP:
『勇者降臨』
事の発端は数日前に遡る。
辺り黒で包まれていた、周りを見るが誰もいない……すると目の前が突然光輝く、そこに目を向けると……光輝く巨人が立っていた。
?「はっ……」
そこで一人の青年が目を覚ます。
そのままゆっくり上半身が起きると、スマホのアラームが鳴り響く。
青年はスマホのアラームを切る。
?「また、アラーム前に起きちまった……」
そう言って、くすんだ銀髪の毛先が少し赤みがかかっている髪を細かいウェーブのかかった横にボリューム感のある無造作ヘアの青年はそのまま起き上がり身支度を整える。
舞斗(俺は
舞斗(現在は表参道のアパートで一人ぐらし……)
舞斗(父親は冒険家で遺跡の調査中に死亡、母親は健在だが父親を失ったショックで妹と姉を連れて6年前に失踪した)
舞斗(俺が残された理由は父親の面影が残ってるから……みたいだ……一応仕送りはしてくれてる……)
そして準備を終えた舞斗は部屋を出ると、誰もいない部屋に一言……
舞斗「……いってきます……」
扉の鍵を閉めて歩き出す舞斗は駐輪場にあるスクーター『ヤマハ・ビーノ』を走らせる。
そのまま学校に行かず、とある喫茶店に止めた。
舞斗「おはようございます……」
舞斗がそう言って入ると……エプロンを来てる眼鏡をかけたショートヘアーの少女
ありあ「あっ。舞兄!おはよう!」
舞斗「おぅ。マンマルもな」
マンマル「ポッポ」
ありあの母「あっ舞斗君。待ってね、今出すから……」
舞斗「ありがとうございます」
もう一人の女性はありあともう1人の幼馴染の母親とここで飼っているコノハズクのマンマルである。舞斗はここで昼飯をもらっている。
舞斗「あれ?かのんは?」
かのんの母「まだ寝てるわ……」
かのんとは舞斗の幼馴染でありあの姉である。今年中学3年生である。
ありあ「ギター弾いて歌ってたよ……」
舞斗「そうか……」
すると階段から誰か、降りる音が聞こえた。
かのん「おはよう……」
降りて来たのは明るい茶髪でメガネをかけた少女。
舞斗「よっ」
かのん「お兄ちゃん!来てたんだ!」
舞斗「おぅ」
ありあ「ところで舞兄……なんで制服?まだ春休みだよね?」
舞斗「あぁ……手続きがあるんだ」
かのん「本当に行くの?」
舞斗「もう決めたから……」
話していたら、かのんの母から昼飯用のサンドウィッチが入った袋を受け取ると、舞斗はお店を出てスクーターで学校に向かった。
学校の駐輪場に着きスクーターを停めて、校内を歩く。春休みだけあって、人は一人もいない。
聞こえて来るのは運動部が練習してる声だけだった。
そして職員室に着き、扉を開く。
舞斗「失礼します」
?「あっ、こちらです」
舞斗に声をかけた女性は、舞斗のクラスの担任の先生
舞斗「手続きについて、来たのですが?」
孝美「分かってます。留学のことですよね?」
舞斗「はい」
そう舞斗は2ヵ月の短期留学の手続きできたのだった。
孝美「バリスタを目指す為に留学ですか……大丈夫ですか?」
舞斗「知り合いのバリスタをしてる人がいますので、その方から学びます」
孝美「始めはお父様と同じ、冒険家になると思いましたが……」
舞斗「俺は父さんのようにはなりませんよ……」
孝美「そんな人は体を鍛えたりはしません」
舞斗「……」
舞斗は体を鍛えており、数々の格闘技を自己流にアレンジした格闘も出来る。
しかし舞斗は不良という訳でも無く、クラスメイトともあまり親しくもしない、一匹狼の様な存在。
それ故か、孝美は舞斗に気に掛かているのだ。
舞斗「言ってるでしょ?幼馴染を守る為に鍛えてたのを続けてるだけです」
孝美「知ってるけど……それでも心配なのよ」
舞斗「生徒の人気者の雁淵先生が、1人の生徒を贔屓していいんですか?」
孝美「そういう皮肉も無ければ……もう少し可愛げもあると思うわよ?」
舞斗「善処します……」
孝美「もう……とにかく留学の手続きはやっておくから、あともう大丈夫よ」
舞斗「はい。失礼します」
そう言って舞斗は職員室から出て行くのを見守る孝美、すると……。
?「大変ですね……雁淵先生」
一人のジャージ姿の男の先生が孝美にコーヒーを渡す。
孝美「ありがとうございます。海堂先生」
男性の名前は
春男「悪い奴じゃ無いのは分かるんですがねぇ」
孝美「そうですね……でもあの子の入れるコーヒーは美味しいですからね」
春男「それは言えてる……」
孝美「ふふふ……」
孝美はもらったコーヒーを口に含むのだった。
職員室を後にした舞斗は外を出たその時……
?「お~い!本郷」
舞斗「……?」
声を掛けられて振り向くと黒髪短髪の体格が良く、メガネを付けた青年がいた。
舞斗「吉井。なんでお前が?」
声をかけたのは
峻貴「剣道部に顔出してたんだよ」
峻貴は剣道部に所属していたのだが……
舞斗「引退したんじゃねぇのか?」
峻貴「落ち着かねぇんだよな……何かしないと」
この学校は3年になると受験や就活のため部活を引退しないといけないのだ。
舞斗「三沢と神崎は?」
峻貴「聡は射撃場。ヴァイスは財閥の集まり」
そして2人とも峻貴の幼馴染である。
峻貴「そういうお前は?」
舞斗「手続きだよ……留学の」
峻貴「あぁ~短期のか……」
?「峻貴先輩~」
そしてまた声を掛けられて2人が振り向くと2人の女子が駆け寄ってきた。
峻貴「お!芳佳にひかりじゃねぇか!」
声をかけたのは舞斗と峻貴の後輩
ひかり「本郷先輩もご一緒でしたか。もしかしてお邪魔でした?」
舞斗「いや大丈夫だ……俺はもう行くし」
芳佳「そうですか。本郷先輩!また新学期に!」
舞斗「あぁ」
そう言って舞斗は歩き出し、後ろから峻貴と芳佳とひかりの話し声を聞きながら歩いた。
そして駐車場に着き、スクーターのエンジンをかける時に電話が鳴る。
舞斗「ん?…………もしもし?」
かのんの母[あ!舞斗君!]
電話の相手はかのんの母だった。
そして何やら慌ててる様子だった。
舞斗「どうしました?」
かのんの母[実はね…………]
舞斗「っ!?」
その内容は舞斗にとっては運命の始まりの瞬間だった。
同じ頃……海底深くの場所では何やら赤黒く点滅してる光があった。
その中心では海底の底に対して海水が無く、何やら祭壇のようなものがある空間が広がっていた。
祭壇の上にはまるで玉座のよなうなものがあり、そこにミイラ化した何かがいた。
すると突然ミイラがゆっくりではあるが身体を動かし始めて、中央の赤黒く点滅してる場所に向かう。
「■■■■■……」
何やら中央で呪文のようなものを唱えると、ミイラ化した身体が徐々に消え去り、人の姿をした。
そして体に黒い鎧を纏った姿になった。
「我らの国が蘇る時が来た……」
「光の巨人も……目覚めるか……」
そして中央の赤黒く光る場所の近くに行く。
「我が求めに応じよ……」
そう言うと赤黒く光が更に強くなってくる。
ドルバ「ドルバの名のもとに命じる……かの巨人を葬れ!」
そして空間の外ではその求めに応じるかのように深海に次元の割れ目が生じ、そこから巨大の影が出てくる。
「グギャ――――!!」
出てきたのは、爬虫類に近い見た目の四足歩行の生物だが、全身を白い結晶体で覆われた身体に前脚が異常なほどに肥大化しクリスタル状に発達している。
ドルバ「ゆけ……結晶爬虫獣ギラルザウルス」
ギラルザウルス「グギャギャ――――!!」
ドルバの指示に従うように海中を動き始めるギラルザウルス。果たしてその目的地は……
そして場所はかのんの喫茶店に戻り、カウンター席ではかのんが物思いに更けていた。
かのんの母「かのん。心配なのはわかるけど……」
かのん「分かってるでも……」
ありあ「私も心配だよ……」
かのん「お兄ちゃん……今、電車かな?」
その頃、舞斗は寝台列車に乗っていた。
舞斗「秋田か……なんで父さんの遺品がそこで……」
かのんの母からの内容は舞斗の父親の遺品が見つかったとのことだった。
舞斗「母さんも結局来ないんだろうな……」
実は最初は舞斗の母に連絡行ったのだが、行きたく無いが為に、かのんの母で経由で舞斗に伝えられたのだった。
舞斗(今更思い出したくないんだろうな……まぁいいけど)
そして、舞斗は寝台で眠りにつくのだった。
翌朝舞斗は秋田駅を後にして、警察署に向かったのでした。
警察官「見つかったのはこれでした」
舞斗「……」
舞斗が遺品を見てると確信してしまう。
舞斗「間違いありません。これは父さんのです……」
警察官「そうですか……」
舞斗「このお守り、妹が手作りで作ったんです。俺はそれを見てました」
遺品を一つずつ確認して、父親の物を確認した。
舞斗「それでこれはどこで……?」
警察官「太平山です」
舞斗「太平山?父さんが調査してたの馬場目岳のはずですよ?」
警察官「しかし実際見つかったのはそこです。死体は既に白骨化しておりまして……」
しかし舞斗はどこか腑に落ちない表情をしていた。
舞斗「あの……その場所に行けますか?」
警察官「え?それは……」
?「もちろん構いませんよ」
舞斗・警察官「?」
そして扉を開けて入って来たのはサングラスを付けた無精ひげの男性だった。
舞斗「貴方は?」
警察官「部外者は立ち入り禁止ですが?」
?「あぁ失礼……私は関係者でこういう者です」
そう言って名刺を出して受け取る。
舞斗「
一郎「いわゆる古代文明の研究機関です。私は
舞斗「その方がなぜ?」
一郎「職場の同僚ですよ」
舞斗「は?……父は冒険家のはずですが?」
一郎「冒険家だった貴方のお父さんをスカウトしたんです」
舞斗「父からは何も……」
一郎「国家機密機関な者で」
すると警官とは違う人が入ってきた。
金髪の長いストレートヘアが特徴の少女だった。
クラウディア「里見さん。移動の準備ができました」
一郎「了解。あぁ、彼女は私と同じZ-ONEの関係者でクラウディア・ブラフォードです」
紹介されてクラウディアは頭を下げた。
そして2人に連れられ、車に乗り移動してる中、父の事を聞いた。
舞斗「1万2千年前の文明?」
一郎「そう。君のお父さんはその中である物を見つけたんだ」
一郎「それが……その手帳に書いてる物です」
そう言って舞斗は手帳を見ると最後のページに視線をやる
舞斗「宇宙からの使者……勇者エクシブ?」
クラウディア「古代にアトランティスよりも文明を持った王国があったんだ」
一郎「それがアンティカ王国です」
クラウディア「そこの王が高度な文明を持ったことで地球の全土を侵略しようとした」
舞斗「それをこの宇宙から来た使者が止めたと?」
一郎「そう。今回お父さんが調査していたのは使者に関することだったんです」
そしてしばらく車を走らせると目的の場所に着いた。
その頃には辺りは夕方頃になっていた。
舞斗「父さんはそのエクシブ?に付いて他には?」
クラウディア「その使者が光を纏う巨人ということしか……」
舞斗「巨人って……アニメや漫画みたいにヒーローみたい感じですか?」
?「うちらはウルトラマンと呼んでるがな」
会話をしてると割り込んでくる人物が来る。
白衣を着て、白髪のウェーブがかったセミロングにサイドテールが特徴の少女だった。
舞斗「子供?」
?「なっ!子供だと!うちは17歳だ!!」
舞斗「年下じゃねぇか……」
?「あのな……!うちは
しかし舞斗はどこか疑う様な目で見ていた。
クラウディア「事実だ……人類最高の頭脳と言われてる」
舞斗「マジで……」
自分で言うならともかく他の人が認めるなら事実と認めざる得なかった。
そしてアズズは顔を得意気にして更に宣言する。
アズズ「そして、本郷
舞斗「っ!父さんの?」
本郷或斗とは舞斗の父親の名前である。
舞斗「……それでそのウルトラマンというのは?」
一郎「我々の中で、超人に対するコードネームですよ」
舞斗「そうですか……」
そう言って舞斗は大きな洞窟がある場所に視線が行き、近づく。
そして洞窟に入口に入りながら舞斗は尋ねた。
舞斗「この中で見つかったんでしたっけ?」
アズズ「そうだ……しかしなんの迷いも無くそこに入るとは……流石は本郷博士の息子だ」
舞斗「俺は父さんとは違うよ……それに高度な文明とか、宇宙からの使者とか、現実的では……」
一郎「この世界には現実では測りえないことがありますよ」
舞斗「それなら是非お目に掛かりたいね……ん?行き止まりか」
中に進むと数メートルで行き止まりに来た。
舞斗「距離は短いんだな……」
クラウディア「明日からその先を調査する為に掘る予定だ」
一郎「もしかしたら遺跡がその先にあるかもしれないので……」
舞斗「それは大変なことだな……」
そして後ろで一郎とクラウディアとアズズの会話を聞きながら辺りを見ていた。
そこで足元で一箇所だけ小さな穴の様なものがあった。
舞斗「……ん?」
舞斗はそこに吸い寄せられるように、穴に右手を突っ込む。
しばらく中を探っていると、右手に何かが当たる。
舞斗「っ!」
当たった物を掴み引っ張ると棒のような形の石器だった。
舞斗「これは…………っ!」
その瞬間、舞斗の頭にとあるビジョンが入ってくる。
それは巨人が迫り来る何かと戦ってる光景、ある時は双剣の様な物で切り裂き。またある時は打撃をする時に炎を纏わせたり、更には超能力の様な力を使っていたり、最後は両腕をL字に組み、青白い莫大な光線を放つ光景を見た瞬間に意識が途絶えた。
舞斗「はっ!」
クラウディア「大丈夫か?」
舞斗が目を覚めたのはテントの中だった。
舞斗「ここは?」
アズズ「驚いたぞ。お前洞窟内で倒れてたんだぞ」
舞斗「倒れてた?……(あの光景は一体……)」
一郎「所で……」
一郎が舞斗にある物を見せる。それは先程拾った石器だった。
一郎「倒れてた君はこれを持っていた……これは?」
舞斗「あの洞窟で拾ったんだ……そこから先からの記憶が……」
すると突然。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
大地が揺れ始めた。
アズズ「じ、地震か!?」
クラウディア「いや…これは地下から何か来る!」
すると地面が盛り上がり、盛り上がった地面から巨大な影が現れた。
ギラルザウルス「グギャ――――!!」
それは海底から地中の中を進み、太平山近くまで来たギラルザウルスだった。
いかがでしょうか?
本編とは別にウルトラマンエクシブの設定も近いうちに投稿します
そちらもお楽しみに
それではまた次回!
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