ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回で1期編最終話を迎えます。

それではどうぞ!


第16話 勇者の嵐/Song for All ー前編

エクシブが撤退したその日の夜……EGFの指令室ではイサナギリビンガーが町の中心で活動停止している映像だった。

 

一郎「イサナギリビンガーは現在、活動停止をしているがいつ動くか分からない様子だ」

耀司「狼我からの連絡は?」

一郎「あの宣戦布告してからは何もない……」

 

それはエクシブが撤退したあと、狼我が全国に向けて発信したのだった。

 

狼我『よぉ!愚かな同類達……てめぇらは見ただろう?エクシブとの力の差を』

狼我『俺はこれからこのイサナギリビンガーで全て破壊しつくす……こいつがいつ動くかは伝えないでおくぜ』

狼我『せいぜい……怯えた毎日を過ごすんだな……!』

 

そう言って全国に向けて宣戦布告を始めたのだった。

 

聡「あの野郎……舐めた真似を!」

美緒「来道参謀長は?」

一郎「この一軒で責任追記されている……これでエクシブに不信を抱いている奴らも少しは大人しくなるだろう」

兼続「ならあとはあいつをどうするかですね」

クラウディア「通常の装備で太刀打ちは出来ない……」

峻貴「かと言ってこのまま手をこまねいてはいられない」

宮古「あれ?ところでアズは?」

 

ここで宮古はこの場にアズズがいないことに気づいた。

 

一郎「アズズはあいつに対抗する装備の開発中だ」

耀司「対抗出来る装備があるんですか?!」

一郎「そのためにアズズにあいつの調査を行かせたんだよ」

美緒「なるほど、このためにアズズを行かせたんですね……」

一郎「あぁ……これが現在開発中の装備だ」

 

そしてモニターに映された装備は……

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『勇者の嵐/Song for All』

 

 

 

 

 

辺りに不思議な空間が広がっていた。まるで宇宙空間にいるかの様な感覚にいた舞斗が辺りを見渡していた。

 

舞斗「ここは……俺どうなって……?」

 

すると目の前にとある光が現れ、その光が人の形を作る。その姿は……

 

舞斗「エクシブ?」

 

そこにいたのは紛れもなくエクシブだった。

 

舞斗「エクシブ教えてくれ!どうすればあいつに対抗出来るんだ!どうすれば町を守れるんだ!」

 

しかしエクシブは答えることも無く。ただその場にいるだけだった。

 

舞斗「?……ッ!」

 

答えないエクシブに疑問を向ける舞斗だが、その直後、3つのエクシブキーが宙を舞いエクシブの前にトライアングルを描くように並ぶと、その中心にエネルギーが集中し始める。その中心から新たなキーが誕生し、その瞬間、エクシブの姿も新たな姿に変わる。

 

舞斗「これは……」

 

しかしその瞬間に目の前が強い光に包まれる。

 

舞斗「ハッ!」

 

その瞬間に舞斗が目を覚ますと目の前には天井だった。舞斗がゆっくり起き上り辺りを見るとそこは病室だった。

 

舞斗「ここって……病院か?」

 

すると扉が開かれて、そこにかのん達Liella(リエラ)とユーが入ってくる。

 

かのん「お兄ちゃん!」

千砂都「舞君!」

 

そこで舞斗が起きてる事に気づいたみんなが舞斗に近づく。

 

可可「心配したんデスよ」

舞斗「すまない……所であの伊邪那鬼(イザナギ)は今は……」

すみれ「それが、今はイサナギリビンガーって名前で世界に宣戦布告したのよ」

恋「はい。そして今は活動を停止しています」

舞斗「そうか。俺が寝てる間にそんなことが……」

 

舞斗は自分が寝てる間の出来事を聞いて起き上がろうとした。それを見たかのん達が止めに入る。

 

かのん「ちょっ!お兄ちゃん!」

可可「まだ寝てないとダメですよ!」

舞斗「もう大丈夫だ……それよりも……」

ユー「まだ回復できてないのよ。まだ大人しくしてなさい」

 

しかし6人掛りで押さえられて、大人しくベットに戻された。

 

ユー「みんなは帰りなさい。舞斗は私が見てるから」

千砂都「ユーさんなら……安心だね」

恋「そうですね……ではユーさんあとはお願いします」

ユー「えぇ……」

 

そしてかのん達Liella(リエラ)は退出した。

その後、舞斗とユーが会話をしていた。

 

ユー「伊邪那鬼(イザナギ)にあんな機能があったなんて私も知らなかった」

舞斗「ならあのパイロット……狼我が見つけたのか」

ユー「多分……動かせる人間がいたのも驚いたけど……」

舞斗「ならユー、エクシブに新たな力はないのか?」

ユー「それはない。エクシブは今の姿で全部よ」

舞斗「え?でも……」

 

そう言って舞斗は先程見た夢でのことを語った。

 

ユー「ありえないわ……そんな力聞いたことない」

舞斗「じゃあ……あの力は一体……」

 

そんな答えの見えない考えを巡らせてる舞斗にユーがある事を伝えた。

 

ユー「そういえば東京大会だけど……」

舞斗「ッ!まさか中止か!?」

 

舞斗は最悪の事を考えたが、ユーはすぐに首を横に振った。

 

ユー「事態が落ち着くまで延期みたい……」

舞斗「そうか……」

 

舞斗は少しだけ安堵をした。しかしすぐ表情を引き締める。

 

舞斗「なら…とっととあいつをどうにかしないとな」

ユー「そのためにも休みなさい……私はアパートに戻るわ」

舞斗「わかったよ……」

 

そう言ってユーが退出した後、舞斗はベットの上で考えていた。

 

舞斗(あの姿、明らかにエクシブ新しい姿だった……でもユーが知らないって言っていた)

舞斗(じゃあ……あの姿は……)

 

そして舞斗は左腕に付いているブレスレットを見る。

 

舞斗「エクシブ……お前は何を伝えたいんだ……」

 

そのまま舞斗は疲れからか、そのまま眠りについた。

 

 

 

 

 

その次の日、EGFのメンバーはアズズに呼ばれて来た場所は倉庫だった。

 

アズズ「おぉ、来たか……」

 

EGFのメンバーに気づき、振り返るアズズは目の隈が凄まじい事になっていた。

 

宮古「アズ~。大丈夫?」

アズズ「大丈夫……言いたいが正直きつい」

耀司「あまり無理するなよ」

アズズ「そうも言ってられなぇ……こいつがようやく出来るんだ」

 

そう言ってアズズが後方に視線を向けるとそこには巨大な超電磁砲の様な物が鎮座していた。

 

美緒「これが開発していた超電磁砲か?」

アズズ「あぁ、それを更に改造してより高い出力で撃てるようにしてる」

兼続「聞いてはいたのだが、しかし、これだけであいつの装甲を貫けるのか?」

アズズ「そこは抜かりない!こいつも一緒にブチ込むからな!」

 

そう言ってアズズがパソコンを操作するとそれは巨大な鉄杭だった。

 

峻貴「これは……まさかパイルバンカーの要領か!」

アズズ「その通りだ!しかも超電磁砲を強力にした奴だから威力は凄まじいぞ!」

クラウディア「なるほど……それなら……しかし何発撃てるんだ?」

アズズ「鉄杭は3発だ」

耀司「3発か……それなら聡、お前が操作するんだ」

聡「俺ですか!?」

 

突然の事に聡は驚愕するが、みんなが肯定する。

 

美緒「射撃の腕は他の誰よりも上なんだ」

クラウディア「私でも君ほどの射撃の腕を持っていない」

峻貴「これは流石にお前しかできないんだ」

聡「峻貴……だが……」

 

聡は未だに責任からか、なかなか決められないが、兼続、宮古も同意する。

 

兼続「俺もお前が撃つなら賛成だ」

宮古「私も賛成だよ!」

聡「兼続…宮古……ここまで言われたらやらねぇわけにはいかねぇな!」

 

聡がやる気を出した所で、耀司が改めて配置を伝える。

 

耀司「よし!超電磁砲には聡がそばで美緒がサポートをしてくれ」

美緒・聡「了解!」

耀司「ストライクイーグルにはクラウディアと峻貴と宮古が乗り、クラウディアと峻貴がイサナギリビンガーへの攻撃を宮古は超電磁砲の護衛だ」

クラウディア・峻貴・宮古「了解!」

アズズ「クラウディアと峻貴のストライクイーグルに新装備を載せるつもりだ。この資料を呼んでおけ!」

 

そう言ってアズズが渡した資料に目を通すクラウディアと峻貴。

 

クラウディア「私の装備には超電磁砲を改造した弾丸『ティルヴィング』か」

峻貴「俺のは着弾したとこから強力な放電を放つ『スタンニードルミサイル』2門か」

アズズ「2機共もうすぐ完成する。期待しておけ」

耀司「次に俺と兼続は、グレート・アークで超電磁砲の運搬したあと地上から援護をする」

兼続「了解!」

耀司「よし!作戦決行は明日だ!それまで体を休ませておけ!」

美緒・クラウディア・峻貴・聡・兼続・宮古「了解!」

 

そしてEGFのメンバーはそれぞれ体を休ませたり、無理がないように訓練に励んでいた。

 

 

 

 

 

同じ頃……海底ではドルバがイラついた表情を浮かべていた。

 

ドルバ「……」

弦「おやおや、ご機嫌が優れませんねぇ」

 

そこに弦と豚太がやってくる。

 

ドルバ「黙れ…あいつのせいで…我の気が優れぬ」

豚太「そうやろうな……」

ドルバ「貴様らは…なぜあやつと…一緒にいない」

 

ドルバはここにいる弦に豚太がいることに疑問を投げかける。

 

弦「彼とは利害の一致で付き合ってるだけですよ」

ドルバ「利害の一致……?」

弦「私は殺戮が好み…彼は破壊と混沌が求む……その利害が一致してるだけです」

弦「勿論、彼との協力は続けますが、貴方とも協力したほうが更なる殺戮が期待できそうですからね」

ドルバ「変わった奴だ……貴様は?」

 

そう言って豚太に視線を向けると豚太はあっけらかんと言った。

 

豚太「わいは、いい儲けが出来ればそれでかまへんのや。今の狼我はんは、いい儲けとは遠そうやけんな」

ドルバ「…なるほど……」

 

そう言ってドルバは目を閉じた。そんな様子に弦が尋ねた。

 

弦「それで貴方のこのあとのご予定は?」

ドルバ「気に入らないが…今は静観する…これに対する…人間どもの動きが知りたい」

弦「おや…それはちょうどいい。今何かしら動いていますよ」

豚太「わいはエクシブの動きが気になるの~」

ドルバ「エクシブは…あれ以上の…力をもたん」

弦「それはどういうことですか?」

ドルバ「1万2千年前は…あれ以上の…力を持って…いないからだ」

弦「なるほど……しかしそれはどうでしょうね?」

 

弦のその意味が含まれてる発言にドルバが疑問を投げかける。

 

ドルバ「どういうことだ……?」

弦「昔のエクシブならともかく、今のエクシブはどうなのか、とういうことですよ」

ドルバ「……」

 

そんな発言を聞いてドルバは思考を巡らせるのだった。

 

 

 

 

 

そして翌日いよいよEGFの作戦が決行を迎えるのと同時に……

 

舞斗「……よし」

 

病室では自分の準備を終えた舞斗が密か病院を抜け出し、イサナギリビンガーとの再戦に向けて歩き出したのだった。




いかかでしょうか?

次回は戦闘シーンに入っていきます。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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