全部で4話を予定しています
それではどうぞ!
第17話 幻日の出会い ー前編
かのん達Liella!が東京大会で敗北して、数日が過ぎた。
世間は新年を明けて1月末の辺り、かのんの家の喫茶店では、ユーがのんびりと過ごしていた。
かのん「ただいま」
ユー「あら、おかえり。それといらっしゃい」
そこへかのん達が帰って来た。学校で今まで練習をしていたようだ。
そこですみれがある事に気づく。
すみれ「あら?舞斗さんは?」
ユー「しばらくいないわよ」
恋「どちらかにお出かけですか?」
かのん「うん。お兄ちゃんのお父さんの知り合いに会いに行くんだって」
千砂都「高校からの知り合いで大学まで一緒いた親友だって」
その頃舞斗は1人、バイクを近くに停めて、目的地の建物の中に入っていった。。
そして場所は戻り、かのん達はユーが淹れたコーヒーを飲んでいた。
すみれ「あ~あ。舞斗さんのコーヒー飲みたかったな~」
ユー「私ので悪かったわね」
可可「いえ。これも美味しいデス!」
恋「所で、その親友の方は今どちらに?」
千砂都「え~と……確か……〝沼津"だったかな」
千砂都の言った地名を聞いて、可可が飛び起きるように立ち上がった。
可可「沼津デスと!?」
《OP:
『幻日の出会い』
突然の可可の大声でびっくりするかのん達
かのん「わぁっ!?可可ちゃん!?」
ユー「お客様がいないからって騒がない」
ユーが落ち着かせようとするが興奮が止まらない可可。
可可「これが落ち着いていられマスか!?沼津と言えば、レジェンドスクールアイドル『Aqours』の出身地デスよ!」
すみれ「Aqours?」
恋「ではそこから有名に?」
可可「ハイ。ですが、残念ながら学校を救うことは出来なかったそうデス」
千砂都「え?有名になったのに?」
可可「入学希望者の人数が集まらなず、全国大会の前に統廃合が決まったそうデス」
すみれ「そりゃ…こことは違って田舎じゃなかなか人が集まらないでしょうよ」
可可「デスが!それでもラブライブを優勝して学校の名前をラブライブの歴史に残すことができたのデス!」
かのん「そんなグループもいたんだね」
ユー「ラブライブも奥が深いわね」
同じ頃、舞斗はとある場所の応接室に来ていた。そこである資料に目を通していた。
舞斗「これが父さんの……」
?「えぇ……それが全てだ」
舞斗と向かい合っているメガネをかけた男性、舞斗の父本郷或斗の親友…桜内蓮だった。
蓮「或斗は熱心だったよ。自分の研究に命を掛けていたよ」
舞斗「父さん……」
そう言ってまた資料に視線を向けてから……
舞斗「この資料頂いていいんですか?」
蓮「勿論、私にはさっぱりだからね。君に渡した方が或斗が喜ぶと思う」
舞斗「ありがとうございます!」
そして、話を聞き終えたのか、近くの喫茶店で資料に目を通していた。
舞斗「父さんの残した資料が親友の元にあったなんて」
そう言いながら資料を見る。
舞斗「やっぱりエクシブは3形態以外のタイプは無かったのか……」
舞斗が沼津に訪れた理由はエクシブの事に関する資料を取りに来たのだった。しかし特に気になる内容が無かったのかこのあとどうするか考えていた。
舞斗「……ん?」
すると窓の外のとある山の一部が光ってることに気づく。
不思議に思った舞斗が会計を済ませて店を出て、その山に向かってバイクを走らせる。
そして着いた場所は封鎖されている学校だった。
舞斗「おいおい……学校の怪談じゃないだろうな……浦の星女学院か……」
?「綺麗な学校でしょ?」
舞斗「っ!?」
突然声をかけられて振り返るとそこには白いワンピースを着て、赤い靴を履いた少女だった。
舞斗「君は?」
少女「貴方にある世界を救って欲しいの」
舞斗「どういうことだ?」
少女「私は以前とある世界を〝ウルトラマン"に救ってもらったの」
舞斗「なっ!?」
それを聞いて舞斗は驚いた。自分以外のウルトラマンの事を聞いたのは始めてだったからだ。
舞斗「やっぱり、俺以外のウルトラマンがいるのか?」
少女「うん。その世界に8人のウルトラマン達が倒した者の生き残りが暗躍してる」
舞斗「倒したんじゃないのか?」
少女「奴らは負の感情から生まれた邪悪のエネルギー集合体……負の感情が高まって復活したの」
舞斗「じゃあその世界が負の感情が?」
少女「はい。とある異変の影響により、負の感情が高まったのです」
舞斗「じゃあその異変を何とかすれば……」
そう言って少女を首を横に振る。
少女「その異変はその街に住む人々の手で何とかしなければなりません……貴方はその鍵を握る少女を守って欲しいの」
舞斗「少女?」
少女「もう時間がない……貴方を早速その世界に!」
舞斗「は!?そんないきなり……っ!?」
そして有無も言わず少女が手を掲げるとその手が光り出し、舞斗が顔を覆う。
舞斗「くっ!…………?……っ!?」
光が収まり、周りを見ると見知らぬ森の中だった。
舞斗「え?ここ…どこだよ……」
舞斗が目的も無く歩き出した。
舞斗「後ろにあった学校も無かったし……スマホも圏外だし……マジで別の世界なのか?」
そしてしばらく歩いてると、どこからか歌声が聞こえる。
舞斗「歌?………こっちか」
舞斗は歌が聞こえる方にしばらく歩いていると、開けた場所でステージくらいの大きさの切り株の上で歌っているゴスロリチックの格好に右側頭部にシニヨンを作り、長く伸ばした艶のある黒髪少女と大人程の大きさの狼がいた。
舞斗(この世界の子かな?それにしても……綺麗な歌声だ。かのんと同じくらいだ)
すると気配を感じたのか、少女が歌うのをやめる。
少女「誰!そこにいるの!」
舞斗「っ!あ~待って待って!怪しい奴じゃないから!」
そう言って慌てて出てくる舞斗の姿を見た少女は若干警戒をしながら尋ねる。
少女「貴方……だれ?」
舞斗「俺は本郷舞斗…‥知らない間にここに来ていて……」
少女「ホンゴウ……マイト?変わった名前ね」
狼『ヨハネ、あの人が名乗ったんだから自分も名乗らなきゃ』
ヨハネ?「うるさいわよ!ライラプス!」
ヨハネと名乗る少女とライラプスと言われた狼と会話していた事に舞斗は驚いた。
舞斗「はっ!?その犬喋るのか!?」
ヨハネ?「え?貴方、ライラプスの言葉が分かるの!?」
舞斗「え?普通分からないの?」
ライラプス?『普通の人に声が聞こえないよ』
舞斗「そうなのか……所で君はヨハネでいいのかな?」
ヨハネ「えぇ……私はヨハネって名前よ」
これが舞斗とヨハネの奇妙で運命の出会いだった。
その頃、人が行き交う町の路地裏に黒いフード付きのマントを着た人影がいた。
?「邪魔者が…来たか…人々の心を…絶望の淵に…叩き込まなければ…」
そう言うと黒い波動が体から出るとそのまま山の方に行く。
そして闇の波動はそのまま地中深くに行くとそこから形が作られ始めた。
?「誰にも…邪魔は…させん」
そう言ってから煙のように姿が消えた。
そして一方でお互いに自己紹介を終えた舞斗とヨハネはライラプスと共に町に向かって歩いていた。
道中、舞斗はここまでの経緯をヨハネに話していた。勿論自分がウルトラマンエクシブである事を隠して。
ヨハネ「じゃあ、マイトはその女の子に連れてこられたってこと?」
舞斗「どうやらそうみたいだ」
ライラプス『別の世界があるって……不思議だね~』
舞斗「俺から言わせれば、君が喋る方が不思議だからね」
ヨハネ「ねぇねぇ!貴方の知ってる世界ってどんな所?」
舞斗「どんな所って……俺はまだこの世界に来たばかりだし、町も見てないから分からないな」
ヨハネ「あっ。そうよね」
ライラプス『町にならもうすぐだよ……ほら』
そう言ってライラプスが鼻を前の方にちょっと突き出して、舞斗が前方を向くとそこには町が見えた。
舞斗「あれが……」
ヨハネ「そうよ。あれがヌマズよ!」
そして町に入った舞斗はヨハネの案内で町の見て回った。
ヨハネ「どう?違いある?」
舞斗「俺の世界より劣ってるのもあるけど、発展してるのもあるから、まぁ余り変わらないかな?」
ヨハネ「そうなの?」
舞斗「でもここの町の人達はみんないい顔をしてる……活気に溢れてるっていうか」
ヨハネ「まぁそこがこの町のいい所かな……」
ライラプス『お。珍しく素直だね』
ヨハネ「うるさい!」
そう言ってしばらく歩いていると川が流れてるとこに巨大なブタの様なイノシシの様な生物と一緒に屋台を開いてる少女と出会った。
ヨハネ「ハナマル~」
ハナマル「ヨハネちゃん!」
ハナマルと言われた少女はヨハネを見つけると元気良く手を振った。
舞斗「知り合いか?」
ライラプス『幼馴染だよ』
ハナマル「その人は新しいお友達ズラ?」
ヨハネ「実は……」
そう言ってヨハネはハナマルに事情を説明する。
ハナマル「そうなんだ~。ダイヤさんには?」
ヨハネ「これから行く所。マリの所にも」
舞斗「納得するの早くない!?」
ハナマルの説明だけで納得した事に舞斗が驚くが、ハナマルは当たり前のように……
ハナマル「だって、ヨハネちゃんが嘘つくわけないし」
ヨハネ「///」
当たり前の如くヨハネを信頼してるハナマルにヨハネは照れるような様子をする。
舞斗「仲いいんだな……」
ライラプス『前までは素直じゃ無かったんだ』
ヨハネ「ちょっと!ライラプス!!」
ハナマル「はいはい。喧嘩したらダメ、ズラ」
ライラプスに噛み付くヨハネを嗜めるハナマル。その手にはパンがあった。
舞斗「そのパンは?」
ハナマル「マルが作った、ハナマルパン、ズラ」
ヨハネ「すごく美味しいわよ」
舞斗「そうなんだ」
そう言って舞斗は財布からお金を出すが、それを見てみんな首をかしげる。
ヨハネ「それは?」
舞斗「え?お金だよ。パンを買うんだから……」
ハナマル「マル達の知ってるお金じゃないズラ」
舞斗「え?」
そして場所は変わり、ヌマズ行政局と言われた場所に来た舞斗とヨハネとライラプスは……
ダイヤ「なるほど……別の世界からですか……」
目の前には舞斗が出した硬貨をまじまじと見つめる、黒と赤の軍服の様な格好にモノクルを左目にかけた黒髪の少女行政執務官ダイヤとその肩には人の手に乗る程小さく羽が生えてる妖精族の末裔ルビィがいた。
ヨハネ「そうなんです」
ダイヤ「確かにこの硬貨は
ルビィ「うん。そうだねお姉ちゃん」
ちなみにハナマルパンはサービスという事でハナマルからもらった。
ダイヤ「にわかには信じ難いですが、その少女がおしゃっていた異変と言うのは既に解決されています」
舞斗「そうなのか?」
ルビィ「うん。ヨハネちゃんのおかげだよ」
ヨハネ「ううん……私1人じゃ出来なかった」
舞斗はヌマズで起こった異変の事を聞いてそれの事だと思っていたが、それは既に解決されていると聞いて予想が外れていた。
舞斗「てなると、問題は……」
ダイヤ「その少女がおしゃっていた。闇の集合体ですね」
ダイヤがそう言うと、後ろに控えていた少女コハクがとある資料を机に置く。
そこには黒いフード付きのマントを着た人影が映った写真だった。
舞斗「こいつは?」
コハク「正体は不明ですが、最近ヌマズで目撃されています」
ダイヤ「捜索をしてるいるんですが、目撃されたら煙のように消えるのです」
コハク「ですが、その者が現れた時には何かしらトラブルが起きるのです」
ヨハネ「トラブル?」
舞斗はそれを聞いて資料を見ると規模は小さいが、下手をすると人が死ぬ様な案件だった。
舞斗「まるで、人々の恐怖の感情を集めてるようだ」
ダイヤ「とういう事は、自分の力を高める為に?」
舞斗「恐らくは、更なる力を高めて何かとてつもない事を……」
そこまで言うと何やら地響きの様な事が起き始めた。
ヨハネ「なっ!何!?」
ルビィ「じ、地震!?」
ダイヤ「これは……地面から?!」
舞斗「まさか!!」
すると、地面から巨大な生物が出てくる顔が小さいに反して、体が大きくガッシリとした怪獣、超古代怪獣ゴルザⅡだった。
ゴルザⅡ「グオオオオオォォォ!!」
それを遠目から見ていた黒いフード付きのマントを着た人影が呟いた。
?「恐ろ……!恐ろ……!」
そんな事をつぶやきながら町の様子を見ていた。
いかがでしょうか?
今回は前半でいきなり怪獣が出てきました!ゴルザⅡなのは、自分的に一番好きなゴルザだからです!
次回はゴルザとの戦闘になります。
それではまた次回!
次回作の原作アニメは?
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リコリス・リコイル(本編終了後)