今回は他のAqoursメンバーとの出会いを書いています。
それではどうぞ!
舞斗がヌマズに来て、迎えた始めての朝。
用意された布団から起きた舞斗はスマホを確認した。
舞斗「はぁ~やはり圏外か……電気はあるから充電はとりあえずは出来る」
この世界にも電気の概念はあるのか、コンセントもあったので充電は出来た。
舞斗「かのん達に連絡できればいいんだが……とりあえず朝飯だな」
言ってる途中で空腹を覚えたので、起き上がり布団を畳んで部屋を後にした。
階段を下りてると、泊まってる宿の看板娘の一人と会った。
?「あっ。マイトさんおはよう!」
舞斗「おはようチカちゃん」
チカは現在舞斗が泊まってる旅館『
チカ「朝ごはん出来てるよ」
舞斗「ありがとうね。こんな見す知らずの俺を泊めてくれて」
チカ「いいよいいよ。ヨハネちゃんとダイヤさんの紹介だし」
舞斗「本当に2人の信頼度すげぇな」
ここに泊まりに来る時、ヨハネが頼んだらあっさりOK出したもんだから、舞斗は驚愕していた。
チカ「ヨハネちゃんって、結構人見知りなんだ。そんなヨハネちゃんが信頼するんだもんなら大丈夫」
舞斗「そうなんだ」
チカ「所で、今日はマリちゃんに会うんだっけ?」
舞斗「そうだな。なんか呼ばれちゃって……」
チカ「マリちゃんが呼ぶって事は……マイトさんって何か不思議な力があるのかな?」
舞斗「っ!」
舞斗(す、鋭い……)
舞斗はチカに自分が昨日現れたウルトラマンエクシブだって事を話していないが、自分がこことは違う世界の住人だというのは伝えてある。
あの時は緊急事態だったという事もあったが、基本的には自分の正体を明かすつもりはない。
現時点で舞斗の正体を知ってるのはヨハネ、ダイヤ、ルビィ、マリとライラプスだった。マリは特殊な事情だが。
チカ「でも心配だよね……家族と連絡つかないなんて」
舞斗「正直連絡くらいはつけたいが、こことは別の世界だしな」
舞斗(俺がいない間に怪獣が現れ無いといいが……)
チカ「早く帰れるといいね」
舞斗「ありがとう」
チカ「さっ。早くご飯食べよう」
そして舞斗はシマさんが作ってくれた朝ご飯を食べ終えて、旅館の手伝いをしながらヨハネを待っていた。
ヨハネ「マイト~!」
舞斗「?」
そうこうしてる内にヨハネがライラプスと共にやって来る。
《OP:
『幻日の出会い』
ヨハネとライラプスが来たことで舞斗は手を停めて、ヨハネ達と向き合った。
舞斗「2人ともおはよう」
ライラプス『おはよう~旅館の手伝いかい?』
舞斗「まぁな…世話になってる身としてはね……」
ライラプス『偉いね~ヨハネも少しは見習えば?』
ヨハネ「なんで私を引き合いに出すのよ!」
舞斗「ふふ」
舞斗はそんな2人を見て微笑ましく思った。
そして3人はマリに会う為に港の所に着ていた。
舞斗「ここで船に乗るのか?」
ヨハネ「うん。あ、あの船!」
ライラプス『ペラピーと船だ~』
ペラピーがワーシマー島に行く用の船を用意していた。
3人はその船に乗り、ワーシマー島に向けて進み出した。
舞斗「結構霧が濃いな」
ヨハネ「いつもこんな感じよ」
そして、しばらくして港に着くとそこには両側頭部から角が生えてる少女がいた。
ヨハネ「マリ!」
マリ「ようこそ、ヨハネ。それと……」
マリは舞斗に視線をやる。
マリ「初めまして、マイトさん……それともエクシブさんって呼んだ方がいいかしら?」
舞斗「本当に俺の正体知ってるんだな」
マリ「えぇ…この角で町の人達の声が聞こえるから」
舞斗「それが君の一族の力?」
マリ「えぇそうよ……聞きたくもない声も聞こえて来る。最近は特に……」
そう言ってマリは歩き出し、舞斗とヨハネもついていく。
ヨハネ「それってマイトが言っていた」
マリ「えぇ…正体は分からないけど、とてつもなく負の力を感じる」
舞斗「負の感情を糧に生まれる存在」
ヨハネ「でもそいつが復活した原因の異変は私達で解決したでしょう?」
マリ「もしかしたら……見えてないだけでまだ異変が続いてるのかも」
舞斗「どういうことだ?」
マリ「あの時、私達と町の人達の歌で異変は収まった。でもその時に全てが収まって無かったから」
舞斗「或いは、異変が収まる前にそいつが復活して密かに暗躍していたら」
マリ「その時にある本を見つけたの」
そう言ってマリは自分の屋敷に着いて、扉を開けてそのまま客室に案内する。
客室のテーブルには、とある本が開かれていた。
舞斗「これは……ウルトラマン?」
そこに描かれていたのは、赤と紫と銀の巨人と赤と青と銀色の巨人と赤・銀の巨人と青の巨人が描かれていて、舞斗はそれを見てエクシブとは違うウルトラマンだった。
ヨハネ「でもエクシブじゃないわね?」
マリ「そうよ。一昔前にヌマズの最悪の獣が現れ町を襲い、焼土に変えた」
マリ「そこに4つの光が舞い降り、最悪の獣を封印した……とあるわ」
舞斗「最悪の獣って、怪獣か……」
マリ「多分ね」
ヨハネ「ねぇマリ。このウルトラマン達の名前はあるの?」
マリ「えぇあるわ」
そう言って最初は赤と紫と銀の巨人を指を指した。
マリ「こっちがティガ」
次に赤と青と銀色の巨人を指を指して
マリ「こっちがダイナ」
最後に赤の巨人と青の巨人を指して
マリ「この赤の巨人がガイア、青の巨人がアグルと言われているわ」
舞斗「ティガとダイナとガイアにアグルか……」
ヨハネ「マイトは会ったことある?」
舞斗「俺以外のウルトラマンなんて会ったこともないな……それでその最悪の獣に関することは?」
マリ「それはないわね……まるで存在そのものを消すかのように」
舞斗「それでだけ恐怖の存在だったってことか」
ヨハネ「どんな怪獣だったんだろ」
舞斗「まっ、当分は黒フードの奴をとっ捕まえるしかないな」
ヨハネ「マイトは今日はそいつを探すの?」
舞斗「このままそいつを野放しには出来ないしな……」
マリ「だったら私も探すわ」
舞斗が黒フードを捜索すると言うとマリも同行すると言ってきた。
舞斗「いいのか?危険だぞ」
マリ「町の危機を放ってはおけないわ。それにあらゆる声が聞こえるし」
ヨハネ「だったら私も探す。ライラプスなら匂いで探せるわ!」
ライラプス『僕犬なの?』
そして舞斗達はマリと使い魔達を連れて、ヌマズに戻って来て捜索を始めた。
舞斗「まずは目撃情報がある、人通りが多い所に行ってみるか?」
マリ「残念だけど、そっちの方にあの声は聞こえないわ」
ヨハネ「そうなの?」
ライラプス『なんでいないんだろう~?』
舞斗「何か企んでいるか……」
ヨハネ「何かって……」
?「おーい!ヨハネちゃ~~~ん!!」
ヨハネ「へ?」
ヨハネ達が声をかけられた方に視線を向けると……
舞斗「あれってグライダーか?」
そこにいたのはグライダーの様な物で空から降りてくる少女がいた。
ヨハネ「ヨウ!」
ヨウ「よっとっ!……
ヨウと呼ばれた少女が3人の近くに降りて来る。
ヨウ「ヨハネちゃん!マリちゃん!こんにちは!」
マリ「ヨウはいつも元気ね」
ヨウ「それが取り柄だからね!あれ?貴方は……」
舞斗「俺は舞斗。本郷舞斗だ」
ヨウ「あ~ハナマルちゃんとチカちゃんが言ってた異世界の人だね!」
そう言ってヨウは敬礼ポーズをすると、自己紹介を始めた。
ヨウ「私はヨウ!ヌマズのメッセンジャーだよ!」
舞斗「メッセンジャー?」
ヨハネ「手紙を届けてくれるの」
舞斗「ってことは、郵便屋さんか」
マリ「郵便屋さん?」
舞斗「俺の世界のメッセンジャーだ。流石にグライダーに乗って飛んでは無いがな」
ヨハネ「そうなの?大砲で飛ばされないの?」
舞斗「なんで大砲?」
舞斗が異世界の郵便屋に驚いていると、ヨウが尋ねてきた。
ヨウ「所でヨハネちゃん達は何をしてるの?」
ヨハネ「実は……」
ヨハネは大体の事情をヨウに伝えた。
ヨウ「そうなんだ……昨日もおっきい動物や巨人が出てきて、リコちゃんが山に調査に行ってたよ」
ヨハネ「そうなの?リコ…大丈夫かな?」
舞斗「リコって?」
マリ「私達の友達で動物学者なのよ」
ヨハネ「珍しい動物を見ると、周りが見えなくなるの」
舞斗「なるほど、探究心が強いってことか……ところでヨウは誰かに届け物があるんじゃないか?」
ヨウ「このあとのカナンちゃんの所に行くんだ!なんか頼まれごとなんだ」
ヨハネ「私達も行っていい?マイトを紹介したいし……いいよね?」
舞斗「まぁ、探してる奴も見つからないし」
マリ「私も構わないわ」
ヨウ「なら行こう!」
そう言って、ヨウも加わりカナンの元に向かった。
舞斗「所でカナンってどんな娘だ?」
ヨウ「カナンちゃんはね。ヌマズのメカニックなんだよ」
マリ「町の色んな物を直したりしてるのよ」
舞斗「へぇ……」
ヨハネ「あ、着いたわ」
舞斗が視線を向けると、そこには工場の様な建物があった。
舞斗「なんとなく予想通りの建物だな」
マリ「そう?貴方の世界のメカニックってこういう所に住んでるの?」
舞斗「住んでるわけじゃないけど、物作りをする人がいる感じの建物は大体この感じだな」
?「なんだぇ!新顔かぁ?」
舞斗「ん?」
そう言って舞斗が振り向くとカエルの様なロボットだった。
舞斗「なんだこのロボット?」
ヨウ「トノサマだよ!」
舞斗「トノサマ?」
ヨウ「カナンちゃんがガラクタで作ったんだ」
舞斗「ガラクタ?」
ヨハネ「浜辺に落ちているガラクタを使ってるんだ」
?「落ちてる物は天下の回りものってね」
声をかけられて振り向くと、青い髪をポニーテールにしてる少女がこちらに向かって歩いていた。
カナン「やぁ、ヨウ。ヨハネちゃんとマリも良くきたね……それと、貴方がマイトさんだね」
舞斗「ん?俺の事を?」
カナン「チカとハナマルから聞いてるよ。異世界の人なんだって」
舞斗「まぁそうだな」
カナン「まっこれからよろしく」
舞斗「あぁ」
そう言ってカナンが手を前に出し、舞斗もその手を握り握手をした。
ヨハネ「所でカナンはヨウになんの用だったの?」
カナン「あぁ、実はこれと一緒にリコちゃんの所に連れてってもらおうとね」
そう言ってカナンが取り出したのは何か小型のレーダーの様なものだった。
マリ「これは?」
カナン「小型の生物探査機だよ」
ヨハネ「生物探査機?」
カナン「うん。ほら昨日巨大な生物と巨人が出て来たでしょう?それを調べたいから、その痕跡を探す装置だよ」
舞斗「要は昨日出てきた怪獣とかの細胞片を見つけるってこと?」
カナン「んん~リコちゃん的には生きてる状態で見つけたいみたい」
ヨハネ「あんな生物。他にいるなんて嫌よ!」
ヨウ「でも、もしかしたら友好的なカイジュウもいるかもよ?」
舞斗「まぁ……そうだな」
舞斗は元の世界でも怪獣を倒して来てきた。それはどの怪獣も町を脅かす存在だったからだ。
だが、もしかしたら友好的な怪獣もいるかもしれない。そんなことを考えてしまう。
舞斗「んで、そのリコだっけ?彼女は今は?」
カナン「確か出来たら、カイジュウと巨人が出た山に来て欲しいって……」
そう言ってカナンも連れてリコが居る山に向かった。
そこはエクシブとゴルザⅡが戦った場所だった。
舞斗「本当にここにいるのか?」
ヨハネ「リコならここにいると思うけど……」
ヨウ「ん~?どこだろう~?」
しばらくリコを捜索してると……
?「きゃ~~~~!?」
舞斗「っ!今の声!」
カナン「リコちゃんの声だよ!」
マリ「急ぎましょう!」
そう言って全員が声が聞こえる方に走り出した。しばらくすると……
ヨハネ「これって……!」
広がった光景はまるで何かが地底を掘り進んだように地面の凸凹としていた。
舞斗「これは……」
ライラプス『あっ!いた!』
ヨハネ「え?」
ライラプスが声を上げると、舞斗とヨハネがライラプスが見ている方向に目を向けると、角帽子を付けた少女が倒れていた。
その少女を見てヨハネが……
ヨハネ「リコ!」
と名前を呼んだが、リコは反応が無かった。
ヨハネ「大変行かないとっ!」
舞斗「待てヨハネ!」
ヨハネ「でも!」
舞斗「俺が行く!……カナンちゃん!ヨウちゃん!」
名前を呼ばれた2人が反応して振り向く。
ヨウ「見つけたの?!」
舞斗「あぁ。今から降りるからロープを持って来てくれ!」
カナン「わかった」
舞斗「よし」
指示を出した後、舞斗は斜になっている場所を上手く使い下に降りていく。
マリ「大丈夫なの?」
舞斗「あぁ、問題ない。このまま降りる」
そう言って舞斗はズルズルと滑っていった。
そしてリコの元にたどり着き、リコの口元に手を近づける。
舞斗「息はしてる……気を失ってるだけか」
ヨハネ「マ~イ~ト~!リコは~!」
舞斗「大丈夫だ!気を失ってるだけだ!」
舞斗がそう言うと安堵したヨハネとマリ、するとヨウとカナンがロープを持ってきた。
カナン「お~い。ロープ持って来たよ!」
舞斗「先端をこっちに!」
カナン「わかった!」
すると、ライラプスがロープの先端を咥えるとそのまま降りて行った。
ヨハネ「ライラプス!」
ライラプスは軽快な足取りで降りていく。
ライラプスが舞斗の近くまで降りてきた。
舞斗「お前が来たのか?」
ライラプス『僕が背中に乗せて行った方が安全だよ』
舞斗「それもそうか……」
そう言って、リコをライラプスの背中に乗せて、ロープをライラプスに胴体にくくりつける。
舞斗「よし……そっちはどうだ?!」
ヨウ「言われた通り、木に括りつけたよ!」
舞斗「よし。これからそっちに行く!ライラプス、頼む」
ライラプス『わかった』
そして舞斗もライラプスの背に乗り、ライラプスは斜面を登って行く。
難なくたどり着いて、リコをヨハネ達の元に下ろす。
舞斗「怪我は無いが、もう一度確認してくれ」
マリ「わかったわ」
そう言ってヨハネ達がリコの具合を確認して、起こしにかかる。
ヨハネ「リコ、起きて!」
リコ「うっ、う~ん」
マリ「起きたわ」
リコ「ヨハネちゃん……マリちゃん……?」
ヨウ「リコちゃん大丈夫?」
カナン「どこか痛めて無い?」
リコ「ヨウちゃん…カナンちゃん?……はっ!怪物は!?」
ヨハネ「怪物?!」
リコは完全に意識を取り戻すと突然、声を上げる。
リコ「私見たの!大きな生物が地面を掘り進んでるのを!それを追おとして」
舞斗「それで落っこちたと……」
リコ「貴方は……?」
ヨハネ「彼はマイト。この前喋ってた人」
リコ「貴方が……」
舞斗「それでそいつは……」
?「皆さん、そこで何をしてるんですの?」
舞斗たちが振り返るとそこにとある人物がいた。
いかがでしょうか?
次回は怪獣の登場と戦闘になります!
それではまた次回!
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