新たな出会いをした少女達の紡ぐ物語
果たしてその結末は?
それではどうぞ!
第24話 ようこそLiella!へ! ー前編
そこは海底の更に深い所でマグマが流れていたが、通路のような所にはマグマが当たらないようになっていた。
その通路をドルバと、その後ろに弦と豚太が付いてきていた。
豚太「熱っついの~~」
弦「あなたと共に来ないとこれない場所ですね……それで、ここは?」
ドルバ「かつて…ここには…とある文明があった」
弦「文明ですか?」
そしてドルバが語り出したのは、いまいる場所にはユートピア海底王国があったという。
しかし、度重なる地殻変動による影響で王国が滅んだという。
豚太「こんな所に何があるんや~」
ドルバ「ここに眠っている怪獣がいる」
弦「怪獣が?」
ドルバ「王国の守護神としていたが、今も眠りに付いている」
弦「では……どう復活させるのです?」
ドルバ「生贄を使う……」
そしてドルバが止まり見上げ、それにつられて2人も見ると、そこにはカブトムシのような角が岩から生えていたのだった。
《OP:
『ようこそLiella!へ!』
結ヶ丘の屋上では、今日かのん達が練習に励んでいた。ランニングから始まり、発声練習などを行い休憩時に可可が自身のスマホでLiella!のフォローの数を見せた。
可可「フォロアーが倍になりマシタ!」
かのん「え?!」
可可「一部のサイトではLiella!が次回の優勝候補とも……」
すみれ「まっ、当然よね」
かのん「違うよ。これは優勝したサニパさんやさくらさんたちが……」
実は前回の大会で見事優勝を果たしたサニーパッションがLiella!が注目してると言ったことと、サニーピースと月のテンペストと共にライブした事が話題となったからだ。
可可「アリガタキシアワセ~~~!」
と可可が嬉しさで悶えていると、恋が苦言を呈す。
恋「でも…わたくし達、大会でまだ何も結果を残せていないですよね」
千砂都「名前だけ1人歩きしてもね……」
恋の言葉に千砂都が同意すると、かのんが続ける。
かのん「だからこそ、次は絶対結果を残すの。そして……」
かのんが視線を上向けると自分の思いを言う。
かのん「この学校、みんなと喜びを分かち合いたい!」
そのかのんの言葉にメンバーみんながうなずく。
恋「えぇ!」
すみれ「当然ったら当然よ!」
一方とある場所で東京の道を迷ってる少女がいた。
?「あ"ぁ"~……ここは……ここは……どこすか―――っ!!!?!?!?」
展望台みたいなところで叫ぶ少女はそのまま更に街を彷徨い、すみれの神社で休憩を取ってから歩いていると、結ヶ丘の前まで来ていた。それに気づいて足が止まる。
?「もしかして……」
そう言って内ポケットに入っている結ヶ丘パンフレットを見る。
きな子「間違いない!きな子が通う高校っす!」
きな子と名乗った子は、そのまま眺める……
きな子「素敵な高校っすね~~~」
?「うふ…うひひひっ……」
そこに誰かの笑い声が聞こえ、そこに視線を向けると赤髪の少女が木に隠れるみたいに学校を眺めていた。
?「しゅごぉいぃぃぃ!……あの屋上に今、Liella!が……Liella!がぁぁぁ~~~!」
きな子「ん?Liella!?」
そうきな子が言うと、聞こえたのかきな子を見た瞬間、我に返ったように……
?「ぬぁに!見てんだぁ!!」
きな子「うぁ!?す、すまないっす~~っ!!」
?「ふん!」
そう言って早足でその場を離れていった。
それを唖然とした表情で見ていると、どこからか掛け声が聞こえた。
きな子「勝手に入っちゃ…まずいっすよね……でも、このままだと……!」
そして意を決して中に入って行く。
声が聞こえる方に登って行くと、扉が見えた。そして窓になっている所から覗くとそこには……
かのん達が練習している光景だった。それをキラキラした目で見ていると前のめりになり過ぎたのか、そのまま扉を開けて倒れてしまった。
きな子「ふぎゅっ!?」
Liella!「ん?」
きな子「はっ!しまった……」
かのん「あなたは……?もしかして新入生?!」
かのんがそう言い始めたのを皮切りに可可達が詰め寄り始め、挙句の果てに千砂都がLiella!の新しい加入者と勘違いし始め、話が飛躍し始めて留めにかのんが……
かのん「ようこそ!Liella!!」
そこで今まで置いてけぼりのきな子がようやく我に返る。
きな子「違う!違うっスよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
そしてようやく事情を聞いたかのん達は……
かのん「道に迷った?」
きな子「はい……」
千砂都「ごめんね。勝手に勘違いして」
きな子「いえ……」
かのん「もしかして、東京始めて?」
そうかのんが聞くと慌てたように東京に詳しいことをアピールするきな子だったが、その様子を見たかのん達は……
千砂都「どうやら送ってあげた方が良さそうだね」
かのん「私が行くよ。住所わかる?」
きな子「はい……」
そこでようやく観念した声が上がった。
そして学校前で
そのままかのんは自分の家で休憩をするために来ていた。
舞斗「はい。どうぞ」
きな子「お~~。なんてハイカラな……これが東京……」
ユー「いやいや、これが東京の味じゃないわよ」
舞斗「でも北海道から遥々良く来たね。ゆっくりしていくといいよ」
かのん「飲み終わったら、家まで送るよ」
きな子「何から何まで……」
かのん「い~え」
きな子「あの……」
かのん「ん?」
きな子はそこで気になっている事を伝えた。
きな子「さっきのスクールなんとかって言うのは……?」
かのん「スクールアイドル」
きな子「スクール…アイドル…」
かのん「すっごく楽しくて、やりがいがあるよ」
ユー「といってもかのんも始めて1年だけどね」
かのん「あはは……けど、私はスクールアイドルと出会って人生が変わったんだ」
舞斗「かのんは前向きになるようになったし、多くの人たちが応援されてる気持ちになってるんだ」
きな子はそれ黙って聞いていた。それを見てかのんはきな子に伝えた。
かのん「興味があったら部室に来てよ」
その夜、かのんに案内してもらい自分の家に着いたきな子は、かのん達の東京地区予選のパフォーマンスをスマホで食い入るように見ていた。
そしてかのん達も今日の事をリモートで話し合っていた。
可可「もしかして6人目のLiella!の誕生!」
かのん「気が早いよ……でもちょっと不思議な感じ、私この5人で優勝を目指すと思っていたから」
かのんの言葉に恋も同意する。
恋「わたくしもです。大会を終わった直後はこの5人で勝ちたいって……」
千砂都「じゃあ2人は入って欲しくないの?1年生?」
千砂都がそう言うと、恋は即座に否定して、かのんも……
かのん「私もきな子ちゃんと話してる内に思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって……」
かのんのその言葉を聞いて、恋も同意する。
恋「えぇ。そうやって、一つの紐と紐が結ばれて繋がって行く。それが母の願いでもあると思いますから」
それを聞いて、かのんも明日の方針を伝える。
かのん「じゃあ、明日から新しい仲間を見つけられるよう、改めて頑張って行こう!」
Liella!「おう!」
その頃、きな子は自分の卒業アルバムを見ていた。
きな子「私が……アイドル?」
そうつぶやいたのであった。
同じ頃、ユートピア海底王国の跡地では、祭壇にあるものが祀られていた。
弦「まさか、先日に現れたバルファルクのつがいの死骸があるとわ思いませよ」
ドルバ「このために…巣から…連れ去ったのだ」
豚太「おかげで、つがいの一体があっちこちに飛び回るとわな~~」
弦「ですが、エクシブが倒してくれて、助かりましたね」
ドルバ「では始めるぞ……」
そう言ってドルバが管のような物を出現させるとバルファルクの死骸と角の生えた地面に突き刺すと、管からエネルギーが吸われていった。
そして迎えた翌日……
可可「よ~~し!完成!!」
可可は結ヶ丘の校門に『第2回入学式!!』と書かれた看板がデカデカと校門前に作られていた。
それに対してすみれが文句を言う。
すみれ「何、こんなバカでかいもん作ってるのよ!!」
可可「他校に負けてナイと伝えるためデス!」
舞斗「だからって、なんで俺まで……」
ユー「あなたはこの時間予定ないでしょ?」
なぜか手伝いに借り出された舞斗がぼやき、ユーが小言を言ってると。新入生の子2人がすみれに声をかけた。
新入生A「あの」
すみれ「ん?」
新入生B「すみれさんですよね?」
すみれ「えぇ……」
新入生A「ファンです!サインください!」
すみれ「ふあぁぁ////」
舞斗「おぉ……!」
ユー「あら、良かったわね」
可可「すみれ、ずるいデス!」
同じ頃、かのんの方でも
新入生C「一緒に写真いいですか!」
新入生D「これにサインを!」
新入生E「応援しています!」
かのん「あ、ありがとう……////」
入口で新入生に囲まれていた。それは恋と千砂都も同じで廊下で新入生に囲まれていた。
恋「ご入学、おめでとうございます……」
千砂都「新入生にファンがいっぱい……!」
恋「ビックリです……」
そして入口から校門までの通路で……
?「にゃは~!オニナッツ―!!」
スマホの自撮りで動画を録ってる少女がいた。
?「貴方の心のオニサプリ!
夏美「今日は、ぬぁんと!私、ついに高校入学をガチ決めたんですの~~!」
夏美「プライド大公開!!」
すると夏美の後方にきな子が興味深そうに見ていた。それに気づいた夏美は振り返る。
夏美「ん?何か?」
きな子「いや……もしや、LTuberっすか?芸能人っすね~~ザ・都会って感じっす~~!」
そんなきな子を見て、夏美は『こいつ、田舎者か』と思ってそうな表情をしていた。
夏美「まぁ…ともあれ、チャンネル登録よろしくですの!」
そう言ってきな子の後方に回り込み。
夏美「今の動画を明日公開!毎週日曜はライブ配信を実施中!」
そう言って内ポケットからとあるものを取り出し、きな子に渡す。
夏美「投げ銭。追い銭。プレゼント。何でも結構ですの~では~~!」
そう言ってご機嫌の如く去っていった。残されたきな子は渡された物を見る。
そこには、『株式会社オニナッツ』と書かれていた。
きな子「C・E・O?」
そして場所は1年の教室に変わり、昨日、結ヶ丘を見ていた赤髪の少女が席に着いて隣を見ていた。
?「
そう呼ばれた青髪の少女が答える。
四季「おはよう、メイ」
メイ「なんで、お前がそこに?」
四季「平等なランダム配置によって導き出されたもの、つまり偶然」
目を瞑りながらそんな風に語ると、メイと呼ばれた少女は不貞腐れた表情で、机に肘を付く。
メイ「たくっ、これじゃあ中学と変わんねー」
そして数時間が経ち、舞斗とユーがかのんの家にて今日の出来事を話していた。
舞斗「いや……まさか、かのん達があそこまで人気があったなんて知らなかったよ」
楓夏「へ~それなら、新入生いっぱいくるんじゃない?」
ユー「それはどうかしら……」
ありあ「どういうこと?」
ユー「私の予想だと多分……」
その頃、結ヶ丘の廊下でメイがスクールアイドル部のポスターを輝いた目でみたいた。
メイ「スクール……」
きな子「アイドル」
メイ「うわぁ!?」
そこにいつの間にかいたきな子にビックリしたが、きな子は構わず。
きな子「これって、かのん先輩達がやってる部活っすよね!」
メイ「っ!澁谷さんと知り合いなのか?!」
きな子「はい。家まで送ってくれて、スクールアイドル部にも誘ってくれたっす」
メイ「スクールアイドルに……誘われた!?」
きな子が言った事にメイが驚愕して、それが周りに聞こえたのか、周りがざわざわと騒がしい始める。
一方かのん達は新入生を迎えようと意気揚々としていたのだが……
かのん「はは……」
新入生は誰一人として、スクールアイドル部の所に集まっていなかった。
かのん「え、え!?どうして!?どうしてぇぇぇ!?」
そんなかのんの戸惑いの言葉が辺りに響くのだった。
そして同じ頃、バルファルクの死骸からエネルギーをもらっている怪獣が目覚めようとしていた。
?「グェェェッ!ピィィィィィ!!」
いかがでしょうか?
今回登場する怪獣はゴジラ作品に登場した怪獣です
それではまた次回!
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