今回の怪獣は特徴でわかる方わかると思います。
最大の特徴は両腕の部分です。
いきなりお気に入り登録が4人になってビックリしてます。
登録してくださった皆様、ありがとうございます。
それではどうぞ!
一夜明けた太平山では戦いの爪後が今も残っていた。そこに自衛隊が調査していた。
自衛隊A「しかし…まぁ…ひでぇもんだな……」
自衛隊B「住宅被害が無いのが救いか?」
自衛隊A「そうは言ったって、観光名所だぞ……」
自衛隊B「それはそうだが……」
自衛隊C「おぉい!次の場所行くぞ!」
自衛隊A「今行く!」
自衛隊の1人に促されて、2人の自衛隊が歩きだす。
そしてその更に深い深い地中の中では巨大な何かが動き出そうとしていた。
「グルルルゥゥゥゥ……」
《OP:
『地底の脅威/決意の光』
ここは病室、そこで一人の青年が目を覚ます
舞斗「ん……んぁ?」
舞斗は目覚めると天井を見て一言。
舞斗「知らない……天井だ……」
?「何言ってるのよ!」
いきなり怒鳴られたのでそこに顔を向けるとかのんと白い髪をシニヨン2つに結んでいるもう1人の少女。
舞斗「かのん?……千砂都も……」
そして反対側を見るとキリっとした美貌な女性とあどけなく可愛らしい容姿でほんわかした少女がいた。
?「良かった~~」
?「舞君、良かった……」
キリっとした美貌な女性は
その2人の顔を見た舞斗は途端に体を飛び起こす。
舞斗「母さん!?姉さん!?……グァッ!」
しかし急に飛び起きた時に体に痛みが走った。
凪沙「まだ寝てなきゃだめよ!」
千砂都「とにかく横になって!」
凪沙と千砂都にゆっくり横にされた舞斗だが、それでも疑問を口にした。
舞斗「なんでかのんや母さん達が?」
かのん「お兄ちゃんが病院運ばれたって聞いて」
乙葉「土砂に巻き込まれたって……それで心配で……」
舞斗「あぁ……」
舞斗は来た理由を聞いて納得してると、不意に乙葉が舞斗にゆっくりと抱きしめた。
乙葉「本当に良かった……今まで…ごめん……ごめんなさい……」
乙葉は泣きながら今までのことを謝った。
舞斗は或斗を失った乙葉の気持ちは分かっていたので、何も言わなかった。
舞斗「あれ?俺の鞄は?」
凪沙「発見された時、なかったって……」
舞斗「そうか……ごめん」
乙葉「え?」
舞斗「父さんの遺品守れなかった……」
乙葉「いいのよ……貴方が無事なら。あの人だってそう思ってるわ」
舞斗「そうか……」
舞斗は或斗の遺品を守れなかった事を悔いていたが、乙葉が励まし、気持ちを切り替えた。
すると病室が開き、3人の女性が入ってくる。2人はかのんの母とありあ、もう1人は。
?「兄さん!」
舞斗「楓夏」
それは舞斗の義理の妹
楓夏「兄さん!起きたんだね!」
舞斗「あぁ……」
ありあ「舞兄~良かったよ~」
かのんの母「下の売店で色々買ってきたわよ。食べる?」
舞斗「うん」
そして舞斗は売店で買ってきた、パンや凪沙から剥いてもらったリンゴを食べていた。
千砂都「良かった。舞斗兄ちゃんと食べれて」
乙葉「えぇ。お医者さんも大した怪我がないって言ってたし」
そこで舞斗は左腕を見ると、ブレスレットの様な物があった。
舞斗「なんだこれ?」
かのん「どうしたの?」
舞斗「いや…左腕に変なのが……」
そう言って左腕を見せるが……
かのん「?何もないよ?」
舞斗「え?」
舞斗はみんな見るが、かのんと同じ反応だった。
舞斗(見えて……ないのか?)
凪沙「本当に大丈夫?やっぱりなにか……」
舞斗「いや、見間違えかもな……あ、ところであの怪獣どうなった?」
かのん「それ今ニュースになってるよ」
わざとらしく舞斗が話題を変えたことに疑問を覚えながら、かのんはテレビをつける。
そこには……
キャスター『昨夜から一夜明けた今日、巨大生物が付けた爪あとは今も残っています』
舞斗(昨夜のことだったんだ……)
キャスター『もう一つの不明な点はあの巨人の存在です』
そして映像にエクシブの姿が映る。
舞斗(あれが……俺?)
舞斗はそこで始めて変身した自分の姿を見たのだった。
ありあ「でも…あの巨人なんだろうね?」
楓夏「味方かな?」
舞斗「勇者……エクシブ……」
かのん「え?」
舞斗が呟いた言葉にみんな耳を傾ける。
千砂都「エクシブ?」
舞斗「父さんのメモ帳に書かれていた……宇宙からの使者って」
凪沙「宇宙からの使者……」
舞斗「そうだ。母さん」
乙葉「何?」
舞斗に突然声をかけられた乙葉は驚きながらも耳を傾ける。
舞斗「Z-ONEって、わかる?」
乙葉「Z-ONE?聞いたことがないわ」
かのん「何そのZ-ONE?って」
舞斗「父さんがそこで仕事してたみたいなんだ……」
乙葉「え。聞いたことがないわ」
かのんの母「私も……」
舞斗「母さんにも言ってないんだ……」
?「それは機密機関なんでね」
突然別の声が聞こえたので、そこに視線を向けると、1人の男性と2人の少女がいた。
舞斗「里見さん、ブラフォード、駒込」
アズズ「元気そうじゃねぇか」
クラウディア「本当に奇跡だな」
かのんの母「あの……貴方方は?」
一郎「はじめまして……こういう者です」
そう言って名刺を出し、乙葉とかのんの母が受け取る。
一郎「一応……或斗博士の同僚です」
凪沙「お父さんの?」
舞斗「どうやらそうみたいなんだ」
乙葉「あの……あの人から何も聞いてないんですが?」
クラウディア「機密機関なので……家族にもその存在は伏せているのです」
アズズ「そしてうちは、或斗博士の一番弟子だ!」
アズズが胸を張って威張るが、全員どこか疑う目をしてる。
舞斗「あれで17歳だそうだ」
かのん「嘘!年上!?」
楓夏「同い年!?」
アズズ「悪かったな!!」
一郎「それより……」
一郎が遮り、舞斗に視線を向ける。
一郎「舞斗君……土砂に巻き込まれたはずだよね?」
舞斗「はい……そう聞いています」
一郎「しかし……君は巻き込まれた割には外傷が1つもない」
アズズ「明らかにおかしい。あの時何があったんだ?」
舞斗(俺がエクシブになったって言っても、ややこしくなるよな……)
舞斗「……それがよく分からなくて……」
クラウディア「分からない?」
舞斗「土砂に巻き込まれそうになった時、穴に落ちたのは覚えてるんだが……」
舞斗は少し誤魔化して切り抜けようとした。
一郎「穴か……しかし、なんでそんな物が?」
アズズ「おそらく、あの怪獣の地響きで起きた穴かもしれねぇな」
クラウディア「まぁ……何はともあれ無事で良かった」
一郎「今日は大事をとって、入院する事になるが、検査次第では明日には退院できますので」
舞斗「はぁ…。ところで母さん達は?」
そう言ってかのん達に視線を向け、かのん達が答えた。
かのん「私達はホテルを予約してるけど……」
乙葉「私だけでも残ろうと思うけど……」
舞斗「俺は1人でも大丈夫だから……ホテル行きなよ」
乙葉「でも……」
舞斗「いつでも会えるだろ?」
乙葉「…………そうね」
舞斗にそう言われ、乙葉は渋々納得した。
しかし、検査等もあるのでそれまではいるようだ。
そして検査も無事に終わり医師の話を乙葉と共に聞いていた。
医師「検査の結果は特に以上はありません。健康そのものです」
乙葉「そうですか……」
舞斗「……」
医師の話を聞きながら、舞斗は左腕に視線を向く。
舞斗(検査にも引っかからなかった……本当になんだこれ?)
舞斗(いつの間にエクシブランサーもないし……エクシブキーは服と一緒に置いてあったが……)
そう考えながら医師の話を聞いていた。
そして、大事をとって今日は入院する事になったのだった。
そして海底の赤黒い空間では、ドルバが1人瞑想していた。
ドルバ「………………やはり、地中の獣も目覚めたか……」
そして瞼をゆっくり開ける。
ドルバ「エクシブ……早めに消す必要があるな……」
そう言って、右腕を横に上げ手のひらを広げると、どこから杖がやって来た。
それを手に取ると、杖に力を込め始める。そして目の前の空間が歪め始める。
ドルバは迷うこと無く、その空間に飛び込むとドルバの姿がなくっていたのだった。
そして石像のエクシブがあった洞窟内では、1人の少女が佇んでいた。
長い輝く銀髪に人形のような青い瞳が特徴だった。
少女はそのまま地面に手を置くと何かを感じ始めた。
?「動いた……」
少女はゆっくり立ち上がると洞窟内を歩きだす。
?「次代のエクシブに会いに行かねば……」
少女がそう呟くとそのまま歩き去った。
そこから更に深い地中では巨大な何かが動き出していた。
?「グロォォ!」
頭部に2本の角に、両腕は鞭の様になっていて、両腕の鞭で岩を砕き、粉砕した砂の中を泳いでいるように移動している。
?「グロォォォ!」
両腕の鞭を駆使して地上を目指して掘り進む。
そして場所は戻り病室では舞斗とかのん、千砂都、凪沙、楓夏、ありあが話していた。
楓夏「兄さんが何事も無くて良かった」
ありあ「本当だよ……病院に運ばれて心配したんだよ?」
舞斗「それは悪かったって……それにしても千砂都も来るなんてな……」
かのん「ちぃちゃんは私が誘ったんだ」
舞斗「本当にごめんな?2人は受験だっていうのに……」
かのんと千砂都は中学3年となり今年受験なのだ。
千砂都「まぁ……勉強もしてるけど、大事なのは別だし……」
凪沙「確か……新しく出来る学校だっけ?」
かのん「うん。結ヶ丘女子高等学校の音楽科に……」
楓夏「かのん……大丈夫?」
楓夏が心配そうに尋ねる。それにかのんの表情を暗くする。
凪沙「楓夏……!」
楓夏「あ、ごめん……」
かのん「ううん……大丈夫だよ」
舞斗「まぁ……俺も人の事は言えんがな……」
ありあ「舞兄は大学行くの?」
舞斗「一応は……」
凪沙「バリスタの勉強の為にバイトもするんだよね?」
舞斗「かのんの所にな……まぁ、大学はそれなりにかな」
凪沙「舞君、後でお母さん達と話し合おう?」
6人はそのまま話していたら、乙葉とかのん母がやって来た。
かのんの母「みんな、そろそろホテルに行くわよ」
かのん「うん。わかった」
乙葉が舞斗に近づき抱きついた。
乙葉「舞斗君、また明日ね」
舞斗「あ、あぁ……それよりもう子供じゃないんだから」
乙葉「心配なのよ……」
そう言って乙葉は名残惜しいそうに離れて行くと、かのん達と病室から退出する。
舞斗「はぁ……寝るか」
そう言って布団を被った。
そしてホテルに着いた各々は部屋でくつろいでいた。
凪沙「ごめんね。3人にも来てもらって……」
千砂都「いえ大丈夫です」
ありあ「舞兄が心配だからね」
楓夏「私達も兄さんに会いたかったんだよね」
凪沙「そうね……」
かのん「私達も同じですしね」
楓夏「幸せなんだね……兄さん……」
ありあ「あれ?お母さんと乙葉さんは?」
凪沙「別の部屋で話しているわ?」
そして乙葉とかのんの母は別の部屋で話していた。
かのんの母「貴方が来るとは思わなかった……」
乙葉「私は……」
かのんの母「貴方の気持ちは分かっているから、責めるつもりはないわ」
乙葉「それでも私は母親失格よ……」
乙葉「血が繋がらないとはいえ……あの子に寂しい思いをさせたわ」
かのんの母「あの子は分かっていたわ」
かのんの母「それでどうするの?」
乙葉「できれば……一緒にまた住みたいわ……でも」
かのんの母「……」
乙葉「あの子の夢を聞いて、それを目指して頑張っているのを聞いたら」
かのんの母「言ったの失敗した?」
乙葉「聞かなかったらごねてたかも……だから一応言うつもり」
かのんの母「それでダメだったら諦める?」
乙葉「えぇ‥…」
そして病室では舞斗が左腕を見ながら呟く。
舞斗「勇者……エクシブ……」
舞斗「なんで俺なんだ……」
答えが出ずにそのまま眠りにつくのだった。
その頃、太平山の後始末をしている自衛隊は作業しながらある違和感を感じ始めた。
自衛隊A「ん?なぁ、なんか地面揺れてないか?」
自衛隊B「あ?気のせいじゃないか……」
そう言って少し静かにするが何もない。
自衛隊C「何もないぞ」
自衛隊A「あれ?」
自衛隊B「ほら、作業に戻るぞ」
自衛隊の隊員が作業に戻る時、少し木々が揺れ始めていた。
いかがでしょうか?
次回は怪獣との戦いになります。
それではまた次回!
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