ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

50 / 118
昨日公開されたウルトラマンブレーザーの映画。
最速で見に行きました。とても良かった映画です。やはりブレーザーは家族の絆が良く描かれているなと感じました。

そして今回は2期編2話目です。

それではどうぞ!


第25話 2年生と1年生 ー前編

きな子が新しく加入して歓迎会やラブライブの説明を行って、俄然やる気を出して練習に励もうとしたのだが……

 

きな子「ふぁぁあああぁああ~っ!!??」

 

バランスを取らせようとすると、フラフラとし、何とか踏みとどまろうとするが、

 

きな子「んんん……たはぁっ!?」

 

すぐ力尽きて倒れ込もうとしたが、かのんが受け止めた。

 

かのん「大丈夫?」

きな子「しゅいませぇん……」

かのん「初めは誰でもそうなるよ」

きな子「ん!頑張ります!」

 

腹筋をやれば、他のメンバー難なく出来ているが……

 

きな子「はぐぐぐぐぐっ……ふんぬっ……はぁううっ~っ!!」

 

全部上がることが出来ず途中で力尽きる。

ランニングを始めれば……

 

きな子「ふぬぬぬぬぬ……っ……!!」

 

老人用の電動カートに負けてしまい。

ステップの確認をやれば……

 

千砂都「1、2、3、4、5、6、7、8!」

かのん「あれ?」

 

全員綺麗にポーズを決める中……きな子だけが居れず、等のきな子は……

 

きな子「……あ、れぇ……?」

 

Liellaのメンバーとは数メートル離れた場所でポーズを取っていた。しかもメンバーとは違うポーズだった。

 

かのん「……あ、あはは……」

 

かのんは苦笑いをするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『2年生と1年生』

 

 

 

 

 

 

きな子「やっぱり、ダメっす~……」

 

余りにも醜態をさらしたきな子はすっかり自信をなくしてしまい、体育座りをしているが、かのん達が慰める。

 

かのん「ま、まだ初日だから……」

可可「そうデスよ~」

きな子「昔から、運動は苦手で……」

 

そして思い出される昔の思いで、友達と追いかけっこしてる最中、1人だけ遅れて挙句の果てに足を滑らせて雪山に突っ込んでしまう。

 

きな子「いつも1人で…置いてかれてるっす……」

可可「そんな事心配ないデスっ」

すみれ「そうそう、この子なんて入った時腹筋1回も出来なかったんだからっ♪」

 

確かに練習始めたことの可可と比べるときな子はまだましの方だ。しかし、すみれに言われた事が気に入らないのか、反論し始める。

 

可可「それはもう、過去の事っ!可可も必死で……」

 

そこまで言うとすみれが小声で苦言を呈する。

 

すみれ「この子を安心させる為でしょ!話し合わせなさいよ!」

可可「うっ!そうデス。きなきなの方が昔の可可よりずっと凄いデス!」

 

そしてみんなに励ましてもらい何とか持ち直したきな子に、可可は昔自分が行った練習メニューを渡しやる気を出すが、それを見ていた千砂都と恋は

 

千砂都「もう何人か1年生が入ってくれると、良いんだけどね……」

恋「えぇ…やはり、1人では…どうしても自分だけ遅れてるように感じてしまいますよね……」

 

そんなことを話し合っていた。

そしてきな子が階段を降りて、楽しそうに走ってると、後方から謎のメガネと謎のセグウェイドリフトの様な装置でやって来て、きな子の耳元に声をかける。

 

四季「ちょとっ……」

きな子「ひっ、ひえぇぇぇぇ!?」

 

しかしいきなり声をかけられたきな子はビックリしてお尻を付いた。

 

四季「時間ある?」

 

そう言って中庭に移動して、四季が隣の腰掛けの所をトントン叩き、座るよう促す。

 

四季「座って……」

きな子「はい…」

 

そう言って恐る恐るといった様子で座ると、四季は尋ねる。

 

四季「どんな感じ」

きな子「……と、言いますと?」

四季「スクールアイドル部」

きな子「もしかして、興味あるんっすか?」

四季「うんメイが……」

きな子「メイ?」

 

そう言われ思い出されるのは、いきなり怒鳴られた光景だった。

そしてきな子は「あ~」と言いながら、微妙な顔をしていたが構わず続ける。

 

四季「それで?」

きな子「えっ?」

四季「スクールアイドル部は?怖い先輩とか居ない?」

きな子「先輩はみんな優しいっすよ!……練習は確かにちょっと厳しいっすけど…でも、ラブライブ目指すなら仕方ないっす!」

四季「ラブライブ……」

きな子「?」

 

そう言って立ち上がり、セグウェイドリフトの様な装置を器用に動かしながらきな子の前に立ち一言。

 

四季「お願いがある」

 

地球が夜を迎えてる頃、宇宙の遥か彼方からサメとヤマアラシの様な見た目を併せ持つ宇宙怪獣が地球に向かっていた。

 

 

?「キュオ――ン」

 

 

それを感じとったドルバが反応したのに弦が尋ねる。

 

弦「どうか致しましたか?」

ドルバ「宇宙から…何者かが…迫っている」

弦「ほぅ……では今回それに任せましょうかね」

ドルバ「…どこへ行く?」

弦「少し実験にね……」

 

そう言って場所を離れ、とある場所に来ると、そこにいたのは……

 

弦「おやおや……まだ意識がありますね」

狼我「てめぇ……!」

 

鎖に全身繋がれていた狼我と。

 

豚太「なにするんや~~!?」

 

どこか手術台の様なものに乗せられていた豚太がいた。

 

弦「随分と反抗的ですね」

狼我「俺をこんな目に合わせやがって……どうなるか……!」

弦「どうにもならいと思いますよ」

狼我「なっ!?」

弦「貴方はあの時、ドルバに救われた身。勿論貴方に利用価値があるからですよ」

豚太「わいはどうなるんや~~!?」

弦「それは……」

 

そう言ってゴム手袋をつける。

 

弦「私の実験台になってもらうからですよ」

豚太「いやや―――!?」

 

そして豚太の悲鳴が辺りに木霊するのだった。

翌日…きな子は教室で次の授業の準備をしながら、朝ランニングをした時のかのんの言葉を思い出す。

かのんはきな子ばかりに負担がかからないように他の1年生を加入してほしいと思っているが、現実はそうはいかない。それをきな子もわかっているのか、先ほどから考えていた。

 

きな子「他の1年生か……」

夏美「ナッツ――!?」

きな子「っ!?」

 

すると後方から夏美の謎の叫び声が聞こえ、後方を見ると涙目の夏美を見る。

 

夏美「日経平均全面安!これは想定外ですの!このままでは今月の目標がっ!?マニ~!マニ~!マニィ~!」

 

と嘆いている夏美をしり目にふと扉近くの席に座る四季が視線に入る。

 

四季「……んっ」

 

四季は顎をくいっとやってメイに声を掛けろっと合図を送った。

それを見たきな子は心底嫌そうな顔をしながら……

 

きな子「本当に行くんっすか……?」

 

実は昨日四季はきな子にメイをスクールアイドルに誘ってほしいと言われていたのだ。

しかし、いつまでも動こうとしないきな子を見た四季は。

 

四季「メイ」

メイ「ん?」

四季「あの子、話があるって」

メイ「ん~?」

きな子「へぇっ!?いや……その……」

 

そう言って更に険しい顔をするメイ。それにおびえるきな子だったが、スクールアイドル部の為、かのんの為、意を決して素早くメイの前に立つ。

 

きな子「あ、あなたも……」

 

そう言って右手を前に出し。

 

きな子「あなたもスクールアイドルやってみませんか!」

 

きな子が周りに人がいるのも構わずそんなことを言ったもんだから、周りの1年生がざわざわしだす。

それに耐えられなくなったメイは差し出されたきな子の手を掴む。それを感じたきな子はそれを好印象に捉え、顔をあがる。

 

きな子「米女さん!…………あれ?」

 

しかし現実は、今にも怒鳴り散らしそうな顔をしながらこう言った。

 

メイ「ちょっと来い!!」

 

まるでヤンキーに呼び出される、そんな構造が出来てしまった。

そして体育倉庫に連れて来られる。

 

きな子「ひぃぃぃ!命だけはお許しを~!お金は今ないんっす!仕送りで暮らしており~!はっ!パン!パンならあるっすよ!カルボナーラパン!今マイブームで……」

 

まるでこれからカツアゲされるのではないか思われそうだが、しかしメイは先程と打って変わり、まるで怒ってないよう感じで。

 

メイ「何も取らねぇよ」

きな子「え?」

メイ「四季に言われたのか?私のことスクールアイドル部に誘えって」

きな子「はい……」

メイ「今後は無視しろ」

きな子「はい……」

メイ「あとみんなでいる時にスクールアイドルの話を私にしてくるな。私はスクールアイドルなんか興味ねぇんだ」

きな子「……」

メイ「次体育だぞ。急げ」

 

それを聞いて動こうとしたが腰に痛みが来た。

 

きな子「いてて……朝張り切りすぎたっすかね……」

 

その頃、きな子達1年生たちが体育の授業が始まっている頃……

 

 

?「キミャ―――!!」

 

 

宇宙からやって来た残酷怪獣ガモスが千葉の人口密集地に着地して暴れて回っていた。

 

 

ガモス「キメャ――――!!」

 

 

口から溶解液の様な物を出し、逃げる人々を次々と殺害していった。

そして駆けつけたEGFは現場の悲惨さを目撃する。

 

聡「野郎っ!なんてことを!」

宮古「ひどい……!」

耀司「直ちに攻撃だ!」

 

ストライクイーグル3機が次々と攻撃して行く、攻撃を受けたガモスは目から光線を放ち牽制して行く。

しかしストライクイーグルが攻撃をかわし、峻貴機が攻撃をするために近づく。

 

クラウディア「待て、峻貴!余り近づくな!」

 

クラウディアの予感が当たったのか、近づいてきたストライクイーグルに対して溶解液を出して攻撃する。

 

峻貴「なっ!?しまった!?」

 

攻撃を受けた峻貴機がそのまま不時着する。

それを見たガモスは隙を見て地面に潜って逃亡した。

 

美緒「くっ!逃げられたか……!」

兼続「この惨状を見るにあの怪獣は人口密集地を狙っているようですね」

耀司「その様だな……人口密集地に警戒を促さないとな」

 

そして不時着したストライクイーグルを回収したEGFは引き返していった。

その日の夕方、早速ニュースが流れていた。

 

キャスター『被害は甚大なものです……』

楓夏「酷いことすね……」

ありあ「こっちに来ないといいな」

舞斗「……」

 

映像の中で子どもが泣いている映像を見て、舞斗は拳を握って密かに怒りをにじませる。

そんな中かのんが帰ってくる。

 

舞斗「お帰り……今日は早くないか?」

かのん「うん。実は……」

 

そう言ってかのんが話した内容は、きな子のため、そして自分達が卒業した後もスクールアイドル部が残るように練習を軽くすることだった。

 

舞斗「なるほど……確かに1年生が入るためならそれが一番だろうが」

ユー「本当にいいの?」

かのん「うん。それにきな子ちゃんの為にもこれが一番だと思う」

舞斗「まぁ…みんながいいならいいだろうけど」

かのん「それじゃあ、上に行くね」

 

そう言って上がっていった。

 

楓夏「なんか無理してない?」

ありあ「でも1年生が入るってためなら……」

ユー「でも逆にきな子って子が気にしそうね」

舞斗「……」

 

舞斗はそれを黙って見ていた。




いかがでしょうか?

今回出てきた怪獣はウルトラマン80に登場したガモスです。
デザイン的に結構気に入っている怪獣です。

次回はガモスとの戦闘です。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。