ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回はいきなり戦闘からのスタートになります。

それではどうぞ!


第26話 優勝候補 ー前編

それはとある日の浦賀水道の海岸……

 

 

エクシブRT「デュアッ!?」

 

 

エクシブRTがなにものかに吹き飛ばされていた。

倒れた身体を起こし、目の前の相手に視線を向けた。そこには……

 

 

?「ブギュルルル!!」

 

 

豚の顔のような胸部に長い首にカニの頭が付いた様な見た目と発達した両腕に爪が長く伸びている怪獣がいた。

その近くにはストライクイーグルとグレート・アークが上空を飛んでいた。

 

アズズ「あの怪獣……宇宙細胞を使われている合成怪獣だな」

耀司「とういう事は奴らはまだ持っていることか」

 

 

エクシブRTは立ち上がり、再び怪獣に向かって行く。怪獣もエクシブRTを迎え撃つ、お互い譲れない攻防を繰り広げいるが、エクシブRTは倒立後転をして、一旦距離を置き膝立ち状態になって両腕を胸の前で交差させ、左右の腕をゆっくり体の外へ向けて円を描くようにし、左手を前に出し、右手にエネルギーを集中させる。

 

 

エクシブRT『ブレイジング・スマッシャー!!

 

 

そして、正拳突きの姿勢で、72万度の爆熱光線放つ。

怪獣は避けようとすると、肩に直撃する。

 

 

?「ブギュルルル!?」

 

 

肩に攻撃を受けた怪獣はそのまま地面に掘り逃げ始める。

それを見たエクシブRTは、逃げないように捕まえようとするが、しかし掘り進めるスピードが速いのか、追いつけずそのまま逃げられてしまった。エクシブRTは歯がゆいように、掘った穴を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『優勝候補』

 

 

 

 

 

 

エクシブが怪獣を逃がした次の日……Liella!は今日も練習に励んでいた。

そして現在はランニング中で、2年生が走り終えてる中、遅れてきな子がやって来た。

 

きな子「ハァハァ……さすが東京、暑いっす~」

 

北海道より東京が暑いのか、きな子は暑がっていた。

 

千砂都「さぁひと休みしたら次のセットに入るよ!」

きな子「お願いします!……ん?」

 

そこできな子はあるものを発見する。

それは以前Liella!がまだ、かのんと可可のみでクーカーと言う名前で立ったステージだった。

 

きな子「あれは……ステージっすか?」

かのん「うん。きな子ちゃんは見るの初めて?」

きな子「はい!」

 

そしてみんなでステージの前にやってくる。

 

すみれ「去年はこのステージで歌ったのよ」

可可「歌ったのは可可とかのんデス」

きな子「ここでお二人が……!」

かのん「もう1年か」

 

そう言って懐かしがってると、そこに舞斗達が来る。

 

舞斗「よっ。お前達」

きな子「あ、舞斗さん!」

恋「楓夏さんも」

可可「大学帰りデスか?」

楓夏「そうなんだ~。あっこのステージって」

かのん「うん。1年前に立ったステージだよ」

舞斗「そういえば今年もフェスやるんじゃないか?」

 

すると同時に恋のスマホの通知が鳴り、確認すると……

 

恋「来ました!」

 

そう言って、恋がスマホを見せるとそこには、代々木スクールアイドルフェスティバルの招待のメールだった。

そして、舞斗達と別れて部室で話し合いを行っていた。今年はLiella!が一番最後つまりトリを務めることとSunnyPassionが出演しないとのことだった。

そこまで聞いて千砂都が一言つぶやいた。

 

千砂都「つまり優勝候補ってことだよね」

 

そんな千砂都の言葉でかのんは疑問を投げかける。

 

かのん「でもフェスってラブライブの大会とは……」

千砂都「直接関係はないけど去年そこで1位を取れって言われて大変だったでしょ?」

恋「うっ」

 

そこで恋は当事者のせいか、苦い顔をした。

 

きな子「そうなんっすか?結果は……」

かのん「新人特別賞だった。1位はSunnyPassionさん」

きな子「ほえ~~」

かのん「そう考えてみると実は私たちってまだ勝ったことないんだよね」

 

かのんがそう言えばみんな悩み始めるが、可可とすみれがみんなの士気を上げる。

 

可可「だからこそここでまずビシッと結果を出すのデスよ!」

すみれ「その通り!ギャラクシーな優勝候補であることを見せつけるのよ!」

可可「リベンジデス!」

恋「そうですね。息の合ってる2人を信じて頑張りましょう」

 

恋がそう言うと不服だったのか、軽く視線を合わせてすぐそっぽを向いた。

その日の夜、かのんはSunnyPassionとチャットで話していた。

どうやらかのんは聞きたい事があったようだ。

 

かのん「どうして私たちのことを一番心躍るグループだとインタビューで答えてくれたのかなって」

 

かのんはずっと疑問だったことを2人に聞いた。

 

摩央「迷惑だった?」

かのん「いえ。ただ私たちってスクールアイドル始めたばかりだし結果も何も出ていないのに」

悠奈「そんなことは関係ない」

摩央「単純に素晴らしかったから。特にあのクリスマスのステージは」

悠奈「ただ私たちはそれでも負けないけどね」

 

その言葉はSunnyPassionとしての宣戦布告だった。

 

摩央「私たちね、もう一度優勝したいって思ってるの」

悠奈「知ってる?ラブライブの歴史上連覇を成し遂げた学校は一つもない」

摩央「もし成し遂げればSunny Passionの名前はラブライブの歴史に深く残っていく、学校の名前も島の名前も」

悠奈「もちろんとても高い壁だというのは分かってるけどね」

 

そこまで言ってかのんは口を開いた。

 

かのん「そんなすごいことを目標にしていたんですね」

SunnyPassion「え?」

かのん「私、応援します!」

 

かのんがそう言えば、笑い始めるSunnyPassionの2人。

 

悠奈「それはとても嬉しいけどいいの?」

摩央「私たちが連覇するってことはあなたたちが負けるってことになるけど」

かのん「えっ……!?」

摩央「ラブライブでまた会いましょう」

悠奈「待ってるよ」

 

そして翌日を迎えて、かのんはいつものように朝にランニングするときな子と会い、一緒にランニングをして、きな子のダンスをチェックして屋上でストレッチをしていた。

 

かのん「よくなったね!きな子ちゃんのダンス!」

きな子「嬉しいです!」

かのん「さては、夜も練習してたでしょ?」

きな子「えへへへっ」

かのん「でもあんまり無理しちゃダメだよ」

きな子「実は……」

かのん「ん?」

きな子「最近クラスの子に言われたっす。スクールアイドルって素敵だねって」

 

それはかのんにとって嬉しいことだった。スクールアイドルを理解してくれる人が増えたということだ。

 

かのん「本当に?」

きな子「はい。高校入って一つ大きなものを目指すっていいなって」

かのん「嬉しい!すごく嬉しい!きな子ちゃんの言った通りだね。一生懸命やっていればその姿はちゃんと伝わる!」

 

そこで今度は千砂都が入って来た。

 

千砂都「ういっす~!2人早いねぇ!」

 

なぜか紙袋を持っていた。その中を確認すると、応援メッセージとドリンクが入っていた。

 

きな子「差し入れっすか?」

千砂都「今来たら部室の前に置いてあって」

かのん「誰からだろう?」

千砂都「さぁ?」

きな子「多分1年生っす!」

 

すると今度はドタドタと駆け足で来る音が聞こえ、可可とすみれが勢い良く扉を開けてくる。

 

きな子「どうしたんっすか!?」

可可「すみれが…競争しようなんて…言うから…!?」

すみれ「アンタが…ムキになるからでしょ…!?」

 

どうやらいつもの流れで始まったようだ。

さて、かのん達に差し入れを届けた件の後輩は……

 

メイ「届いた!やったやった!Liellaに届いた!」

 

メイだった。届いた事に歓喜をしていた。それを遠目で眺めて四季が……

 

四季「ちゃんと渡してくればいいのに」

メイ「うるせぇな!これでいいんだよ!」

四季「………ん」

 

そんなメイの様子を、やれやれと言いたげな表情で、眺めていた。

 

 

 

 

 

一方その頃、海底の奥深くでは……

 

ドルバ「ふむ…なかなかの出来だな」

弦「しかし、まだまだ調整は必要ですね」

狼我「てめぇら……」

 

ドルバと弦が振り向き、狼我に視線を向ける。

 

狼我「俺もそうさせるつもりか……豚太のように」

 

 

「ブギュルルル……」

 

 

そう言って視線の先には、怪獣がいた。この怪獣は豚太を例のウイルスで怪獣化させると同時にあらゆる生物を合わせた怪獣だった。

 

弦「そうですね……この怪獣は、合成怪獣トンギルガーと名付けましょう」

狼我「弦!てめぇは裏切ったのか!!」

弦「裏切った?私は元々貴方方の味方になっていませんよ……私にとって価値があると思ったので協力したまでです」

ドルバ「貴様は…一体…何を企んでいる?」

弦「知りたいのですよ…人間の可能性を……そのための実験です」

 

そう言って弦はトンギルガーに視線を向けるのだった。

 

 

 

 

 

夕方、きな子のダンスを今度は千砂都が見ていた。

 

千砂都「ワンツスリーフォー!ファイブシックスセブン!」

 

そしてチェックを終える。

 

千砂都「うん!基礎はバッチリ!よくここまで頑張ったね!」

 

きな子は最初の頃より、かなり上達して日頃の努力が報われ、歓喜して泣いた。

 

きな子「ありがとうございます~~~」

千砂都「ただし今日はもうちゃんと休むこと!ケガしないのも練習のうちだよ?」

きな子「はい!では失礼しますっす~!」

 

そう言って元気良く帰っていった。

きな子が帰った後、かのんと千砂都は話し合っていた。

 

かのん「ねぇ勝てるかな?私たち……」

千砂都「不安?」

かのん「ちょっと。やっぱりSunnyPassionさんや学校のみんなの話を聞いてると結果出したいなって。期待に応えたいなって」

千砂都「分かるよ……」

 

かのんの言葉に千砂都が同意する。

 

かのん「私ねラブライブのステージは本当に素敵だったと思うんだ。全員で一つのステージを作り上げることができた。でも……」

 

そう言ってかのんは、胸の内の言葉言う。

 

かのん「終わった後にあったのはもう少しだったとか、残念だけど仕方ないとかそういう思いばっかりで。だからみんなで喜ぶには勝つしかないんだって……」

千砂都「そう考えると大変だよね。ラブライブって」

かのん「でもそうやって色んなグループと競い合って一つのものを目指して高め合っていくのは楽しい。すごくワクワクする」

千砂都「それでこそかのんちゃんだ」

 

するとスマホが鳴り千砂都が確認すると。

 

千砂都「家からだ。遅くなるって話してくるね」

 

そう言って電話をする傍ら、かのんも自分のスマホを確認する。

 

かのん「もうこんな時間。私も……」

「渋谷かのん」

かのん「え?」

 

かのんが振り返ると、子供用遊具のいちばん高いところに紫色がかったロングのウェーブヘアに、薄緑色の瞳の少女が佇んでいた。

 

かのん「貴方は……?」

「優勝候補なんでしょ?歌ってみてよ」

かのん「えっ?」

 

突然そんな事を言い始める。

 

「できないの?」

 

などと挑発するような態度に呆然と佇むかのんだったが……

 

千砂都「かのんちゃん?」

かのん「っ」

千砂都「どうしたの?」

かのん「え?今……」

 

そう言ってかのんが先程いた少女の方に視線を向けるが、しかし、既に少女の姿がなかった。

かのんは疑問に思いながら、何でもないっと答える。

そして夜、かのんの家で千砂都と別れた後、かのんは自分の部屋でギターを弾きながら今日の出来事を思い出す。

 

かのん「一体何だったんだろうな?あの子……」

 

そして件の少女は家の外からかのんの部屋辺りを眺めていた。




いかがでしょうか?

かのんの前に現れた少女は一体?

そして次回は怪獣との決着になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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