ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

54 / 118
今回は2期編4話になります。
この回で自分は四季が推しになりましたね~

それではどうぞ!


第27話 科学室のふたり ー前編

季節は夏に近づき、結ヶ丘は衣替えを迎えたある日の事、林の中で四季は1人何か捜索していた。

 

四季「噂ではここのはず……どこいるんだろう?三本角のクワガタ」

 

ここ最近、三本角のクワガタがこの林で目撃されており、実はクワガタが好きな四季はこうして辺りが捜索していた。

 

四季「ん~……あっ」

 

すると四季ある所に視線を向けると、そこには……

銀色の羽の三本角のノコギリクワガタの様な姿をした生物が木に付いていた。

 

四季「見つけた……」

 

そう言ってそろりそろりと近づき、網で捕らえた。

そしてそれを虫篭に入れて、眺めた。

 

四季「本当に珍しいクワガタ……調べがいがある」

?「し~き~。どこだ~?」

四季「ん?メイ」

メイ「ここにいたのか……って、それ……」

 

四季を探しに来たメイが、虫篭に入っているクワガタに視線を向ける。

 

メイ「見つけたのか?」

四季「うん」

メイ「あんまり1人でうろうろするなよ……最近、不明の人の失踪が相次いでいるんだから」

四季「わかってる……帰ろうか」

メイ「おう」

 

そう言って2人で歩き出した。後にこのクワガタがとある事件を起こすとも知れず。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『科学室のふたり』

 

 

 

 

 

 

かのん「部長?」

 

今日も練習に励むLiellaは今度、開かれる部長会の話しをしていたのだが……

 

可可「そういえば決めていませんでシタね……部長」

かのん「そうだよね……」

 

そう今の今まで、スクールアイドル部の部長を決まっていなかったのだ。

その時、かのんは視線を感じて正面を向くと、メンバーの全員がかのんを見ていた。

戸惑うかのんに千砂都が一言……

 

千砂都「決まりだね」

 

こうしてスクールアイドル部の部長が決まっ……

 

かのん「待って!ちょっと待ってよ!」

 

る訳もなく、案の定かのんが待ったをかけるが、現実は無情……

 

千砂都「多数決取る?かのんちゃんが部長に……」

 

なんとしてもかのんが部長にさせようとしていた。そこできな子は当然の疑問を投げかける。

 

きな子「きな子は入った時からかのん先輩が部長だと思ってたっす」

 

そう、今までの事を考えるとかのんが部長と思われてもおかしくないのだ。

それがわかっているのか…みんな、きな子に同意する。

 

すみれ「当然の流れでしょ」

可可「可可もかのんがいいと思いマス」

恋「決定ですね」

かのん「あっさり纏めないで!?」

千砂都「そんなに嫌なの?」

かのん「嫌っていうか……」

 

尚も難色を示すかのんにきな子も説得する。

 

きな子「きな子も賛成っす。恋先輩生徒会がありますし残りの先輩だと部長の候補はだいぶ限られるかと」

すみれ「アンタ…今、さらっとひどいこと言わなかった?」

 

さらっと酷いこと言うきな子にすみれがツッコミを入れる。

そんな様子を双眼鏡で眺めているメイの姿があった。

 

メイ「何話してんだ?」

四季「聞く?」

メイ「ありがと……」

 

そう言って四季から渡されたワイヤレスイヤホンを耳に付けると……

 

千砂都『じゃ部長も決まったところで昨日のステップから』

メイ「部長!?」

 

なぜか千砂都の声が聞こえるが、そんな事を気にせず考察するメイ。

 

メイ「そうか…部長を決めて、誰になった?!やはり澁谷さん!まさかの平安名さん!ダンスの中心である嵐さんとか!いやここは可可さんかも!葉月さんは生徒会がネックになりそう……ん?」

 

そこでメイはこれが盗聴器であることに気づく。

 

メイ「ってこれは何だよ!?」

四季「聞こえづらかった?」

メイ「そうじゃねぇよ!!いつの間にこんなもん仕掛けてきたんだよ!」

四季「別に。たまたま実験で使う集音マイクが屋上に置いてあるだけ。聞きたくないの?」

メイ「うっ……」

 

四季がそう言うと、一瞬だけ戸惑うがすぐに顔をうつむいて……

 

メイ「き、聞きたいわけないだろ……」

 

などと嘘をつくメイに四季が追及する。

 

四季「じゃあどうして毎日見ているの?」

メイ「それは……ほら ここじゃ特にすることないし単なる暇潰しだよ」

四季「そう。じゃあ……」

メイ「あっ!」

 

そう言ってスマホの画面を見せてきた。そこには……

そこには先日のライブで興奮してるメイの写真、そこからスライドしてすっかり顔が蕩けてるメイの写真、そして止めに号泣してるメイの写真を見せる。

 

メイ「何勝手に撮ってんだよ!」

四季「すごく可愛かった」

メイ「可愛いとかじゃない!ライブ見ている自分の顔は世界で一番見られたくない顔って万国共通で決まってんだ!!」

四季「そうなの?」

メイ「とにかくこれはたまたまだ!たまたまやっていたから見てただけで……」

 

そう言って四季は歯医者で奥歯を見る時に使う鏡を大きくしたバージョンでメイの顔を映す。

 

四季「顔真っ赤」

メイ「うるせぇなぁ!」

四季「このまま時間が経ったら入るタイミングを失う。ほんとにそれでいいの?」

 

そう言ってメイを諭す四季だが、メイは……

 

メイ「別に入るつもりなんてねぇよ。それに私がいなくなったらただでさえ薄暗いここがもっと暗くなっちまうだろ」

 

そう言って『科学愛好会仮部室(かがくあいこうかいかりぶしつ)』と書かれた張り紙が貼られている扉から出ていく。

それを見た四季が視線を机に向ける。

 

四季「君はなんなんだろうね」

 

そう言って先日捕まえたクワガタに語りかける。

そして翌日、きな子は練習の為に教室を出ようとした時、クラスメイトが話しかけた。

 

1年生「きな子ちゃんは今日も部活?」

きな子「もちろんっす!興味があったらいつでも来てくださいっす!屋上で待ってますっす!……」

 

その背後でメイがきな子を見ていた。怒ってる顔で……

 

きな子「また教室でスクールアイドルの話を……ごめんなさい…ごめんなさいっす~!

メイ「あっ!」

 

そして逃げ出すきな子。

 

メイ「おい!別に怒っていな…………ん」

 

呼び止めて誤解を解こうとしたが、そのままきな子は行ってしまった。そこでメイは四季の席に視線を向けるとそこに四季がいなかった。

 

メイ「ったく。もういないのかよ」

 

そして昨日いた部屋の扉を開けると窓を見てる四季に声をかける。

 

メイ「おい四季 少しはクラスに馴染もうとしろよ。このままだと中学の時と同じになるぞ」

四季「……」

 

しかし四季から反応がない。

 

メイ「なんだよ怒ったのか?春休みに言ってただろ。高校入ったら少し頑張ってみるって」

四季「……」

 

しかし尚も反応がない四季にメイが近づく。

 

メイ「おい!聞いてるのか!」

 

そう言って肩を掴むと、肩が落ちて、青色の髪が落ちるとそこには……化学室にあったであろう、ガイコツの骨格があった。

 

メイ「う、うぉぉおおおおっ!!??」

 

しかし何とか持ち直し、倒れそうなガイコツの骨格を支えて再び立たせる。そこで双眼鏡が首に掛かってる事に気づく。

 

メイ「ったく。なんだ?」

 

ガイコツの骨格に掛かってる白衣を整えてから双眼鏡を覗き込むと、そこにはかのん達Liellaと一緒にいる四季がいた。

 

メイ「え!?」

 

実は昨日、かのんと千砂都が部長のことで話している時に四季が話しかけたのだ。

 

かのん「では自己紹介をどうぞ」

四季「若菜四季です」

かのん「四季ちゃんはこの前のライブを見て興味を持ってくれたみたいなんだ」

恋「ありがとうございます。今日はスクールアイドルを体験してみてください」

四季「ん」

 

こくりと頷くと同じ1年生が入ったことに感激して涙を流すきな子。

 

きな子「1年生っす……!きな子と同じ1年生っす……!」

 

そんな様子を見ていたメイは、ただただ驚いていた。

 

メイ「どういうことだよ?なんでお前がそこに……」

 

すると……わかっているのか、四季は見ているメイに煽り立てるようにピースをする。

 

メイ「なっ!?」

 

煽られたメイは急いで屋上に向かおうとするが、再びバランスを崩しそうになったガイコツの骨格を支えてから屋上に向かう。

そして屋上の扉を軽く開けて様子を見ると、丁度柔軟をやっていた。

 

可可「はい いいですよ…!可可くらい体は柔らかいみたいですね!」

 

プルプルと震えながら、まだ固い可可に対して四季は余裕に伸ばしている足のつま先に付いている。

 

四季「割と余裕」

千砂都「今日はせっかく来てもらったので軽いステップとフォーメーションを体験してもらおっか」

恋「いいですね」

きな子「みんなと一緒に踊るのは本当に楽しいっすよ!」

 

するとそこで四季が扉にいるメイに気づく。メイは四季を手招きをしてる。

 

メイ「一旦こっち来い!」

 

しかし四季はお前が来いと手招きをする。

 

メイ「なんでだよ!」

 

そこに手招きをしてる四季に千砂都が声をかける。

 

千砂都「どうかした?」

四季「あそこに……」

メイ「いっ!?」

 

咄嗟に隠れるメイ。

 

かのん「何?誰かいるの?」

千砂都「さ、始めるよ」

四季「はい」

 

呆れながら四季は立って、メンバーと並ぶ。それを眺めたメイは……

 

メイ「わぁ……!一緒に並んでる!」

 

そこに背後から近づく存在が……

 

メイ「羨まっ……」

?「何してんだ?君は……」

メイ「うわぁっ!?あっ!」

 

突然声をかけられた事にビックリして勢い余って扉から倒れ込む。

 

Liella「ん?」

メイ「はっ!?」

すみれ「誰?なんかデジャブね」

きな子「うっ」

舞斗「さっきから扉の前にいたが知り合いじゃないのか?」

 

そこに舞斗が袋を持ってやって来る。

 

千砂都「舞君!それは?」

舞斗「差し入れ……それよりも……」

メイ「い、いやあの……あの……」

 

さっきからあわあわしているメイに四季が変わりに答える。

 

四季「メイ。1年生」

かのん「友達?」

四季「ん」

可可「もしかしてスクールアイドルにご興味が?」

メイ「い、いや…そそそそそ…」

舞斗「なんだ新入生か……だから扉の前にいたのか」

メイ「いっ!」

可可「つまり興味津々ということデスね」

恋「ちょうどよかったです」

かのん「もしよかったらちょっとだけ体験してみない?スクールアイドル」

メイ「私が?スクールアイドル……」

かのん「うん」

メイ「私が……?」

 

すると四季の顔を見た瞬間、四季が視線を背いた事に気づく。

そして視線を鋭くして四季に尋ねる。

 

メイ「四季はどうするんだよ?本当にスクールアイドル始めるのか?」

四季「私はまだ決めてない」

 

それを聞いたメイは何か確信したのか……

 

メイ「嘘つくな」

可可「ほえ?」

メイ「帰る」

舞斗「え?」

 

メイは立ち上がる。それを引き留めようする千砂都だが……

 

千砂都「そんな せっかく……」

メイ「帰るって言ってんだよ!!」

 

そう怒鳴りながら去っていく。

 

舞斗「お、おいっ……!」

かのん「メイちゃん……」

四季「……」

 

そのメイの背中を悲しそうに見つめる四季であった。

そして科学愛好会仮部室では四季が拾ったクワガタが角を合わせると間に閃光が走り光線が放たれる。




いかがでしょうか?

今回の怪獣は宇宙から来た昆虫怪獣になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。