ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は第2期の6話の北海道エピソード後編になります

それではどうぞ!


第29話 DEKKAIDOW! ー後編

鬼塚夏美の人生は挫折の連続だった。

幼稚園の頃、オリンピック選手になると言うがかけっこではいつもビリ。

小学生の頃、ノーベル賞取る科学者になると言うが、成績はいつも低い。

中学生の頃、モデルになると言うが、身長が伸びずに断念。

数々の夢を抱きながら叶うことは出来なかった。

 

夏美「はっ!……嫌な夢」

 

そんな昔の夢を見て、憂鬱な気分で目が覚めると。

 

きな子・メイ・四季「え~~!?」

夏美「?」

 

慌てて外に出ると舞斗ときな子達がビデオ通話で話していた。

 

メイ「先輩達と」

四季「同じステップ?」

舞斗「なるほど、昨日の動画を見ての提案か?」

千砂都『うん。もちろん今のままじゃ難しいと思うよ?それは分かってるよね?』

 

きな子達は自覚があるのか顔を暗くする。

 

きな子「はい……」

千砂都『本当はプレッシャーになっちゃうから痕で相談しようかと思ったんだけど、あの動画見て思ったんだ。大丈夫だって』

舞斗「全てはこいつらの頑張り次第ってことだろう?」

千砂都『舞君の言う通り。あとで振り付け送っておくから見て』

かのん『夏休みの間がんばれば学園祭にはきっと間に合うよ』

恋『ファイトです。みんなが同じレベルに達すれば全員の自信になりますし ラブライブへの弾みになると思います』

 

かのん達に励ませれて、やる気を出す1年生達。

 

四季「目標があった方が計画は立てやすい」

メイ「まぁな。ラブライブで優勝目指しているんだもんな」

きな子「分かったっす。やれるだけやってみるっす」

夏美「……」

 

その様子を心配そうに見つめる夏美。

 

かのん「お兄ちゃん。きな子ちゃん達をお願いね」

舞斗『あぁ。できる事はやるよ』

 

そう言って通話が切れる。

 

かのん「ふぅ……」

 

するとかのんたちが練習に行こうとすると突然スマホにメッセージが来る。

 

かのん「お兄ちゃん?」

 

先程通話していた舞斗からだった。その内容は夏美に関することだった。

 

すみれ「舞斗さんなんだって?さっきの通話で話せばいいのに」

かのん「それが……夏美ちゃんのことなんだ」

恋「夏美さんですか?」

かのん「もしかしたら、夏美ちゃん……Liellaに入るかもって」

千砂都「えぇ!そうなの!?」

かのん「分からない。でもそうなったら受け入れてくれって」

可可「おぉ~~!遂にLiellaが神ナインに~~~!!」

かのん「まだ分からないけどね」

 

しかしかのんは、Liella達の新たな可能性に嬉しい気持ちいになった。

そして舞斗はかのんにメッセージを送った後、きな子達と合流しようとするが、きな子達はブランコの所で黄昏ていた。

 

きな子「動画が好評だったのはすごく嬉しいっすけどハードル上がっちゃったっすね……」

メイ「千砂都先輩いきなりすぎるんだよ」

四季「まだ練習始めたばかりなのに」

舞斗「……」

 

見かねた舞斗が声を掛けようとするが……

 

夏美「オニナッツ~!」

舞斗「っ!」

 

突然夏美がスマホで自撮りしながら来て再び物陰に隠れる。

 

夏美「あなたの心のオニサプリ!鬼塚夏美ですの~!今日も引き続きLiellaの練習をお届けしちゃいますの~!」

きな子「へっ!?練習ってまだっすよ!」

メイ「サボってるみたいだろ」

夏美「実際サボってますの」

 

と夏美に痛い所を突いて来る。

 

四季「っ!」

きな子「いやこれは……」

メイ「色々あったんだよ」

 

そこで夏美の表情を変える。

 

夏美「聞いてましたの。外から聞こえてきたので」

四季「じゃあ……」

夏美「超えるのが夢なんでしょ?」

きな子「はっ!」

 

夏美の言葉できな子は昨日、自分が言った言葉だと気づいた。

 

夏美「〝先輩たちのステージを超える"それが皆さんの夢だったはず!だったら責任は持つべきですの!」

メイ「それは……」

夏美「諦めるくらいなら夢なんて語って欲しくない」

舞斗「……」

 

舞斗はその様子を黙って見つめる。

 

夏美「動画撮影していて思いましたの。皆さんの夢は決して実現不可能な夢ではない」

きな子「本当に?」

夏美「えぇ。それはとても素晴らしいことですの。頑張れば手が届くかもしれない。そういう夢があるというのは……」

きな子「夏美ちゃん……」

 

そこまで聞いた舞斗が出てくる。

 

舞斗「3人共、今のを聞いてまだ練習をしないか?」

 

舞斗がそう言うと3人の表情を変えた。それを見た夏美は……

 

夏美「では撮影再開するですの!」

 

そして1年生達は再び練習を始め、夏美と舞斗も撮影の為に同行する。

体幹の練習の時、見てた夏美も一緒にやり始める。最初は驚いた3人だが、すぐにお互い笑顔になり続ける。それを見た舞斗は微笑みながら、その様子を眺める。

その後も4人で協力しながら練習をこなしていき、次第に曇り空が晴れて快晴となっていった。

しばらく走っていると、1人の男の子と会う。

 

?「あれ?きな子ちゃん?」

きな子「あっ!輝男君!久しぶりっす!」

 

輝男と言われた男の子はきな子と親しげに話していた。

 

メイ「誰だあいつ」

四季「きな子ちゃんの知り合いみたいだけど」

夏美「もしかして……彼氏ですの!?」

きな子「え!?」

 

流石にきな子も驚きの声を上げる。

 

きな子「ち、違うっす!?幼馴染っす!?」

舞斗「幼馴染?」

輝男「初めまして、この近くの神社に住んでる輝男と申します」

夏美「なんですの、つまらないですの」

メイ「お前は何を期待してるんだよ」

四季「でもこの先に神社があるの?」

輝男「えぇ。龍神神社といいます」

きな子「行ってみるっすか?」

 

きな子と輝男の案内で来ると、そこに祭りの様な装飾がされてる神社があった。

 

舞斗「こんな神社があったんだな」

メイ「祭りでもあんのか?」

輝男「数日後に龍神祭りが開催されるんです」

夏美「なんと!それは撮りごたえのある話ですの~~!」

きな子「みんなで行くっすよ」

輝男「あ、きな子ちゃん。最近スクールアイドルやってるって聞いて、みんな驚いてたよ」

きな子「えへへ。きな子も驚いてるっす」

輝男「動画とかも見てる。これからも頑張ってね」

きな子「うん!輝男君も頑張ってね!」

輝男「うん」

 

そしてきな子達と別れた後、1人残された輝男は……

 

輝男「ごめん、きな子ちゃん。もう避けることは出来ないんだ」

 

その表情は悲しみに溢れていた。

そしてきな子達はそのまま練習に励んでいった。夜を迎えて夏美は木で作られた露天風呂に入っていた。

きな子は火の番をしていた。

 

きな子「お湯加減大丈夫っすか?」

夏美「ちょうどいいですの。ありがとうですの」

きな子「ううん。お礼を言うのはこっちっす。昼間ありがとうっす」

 

きな子は昼間、夏美が言ってくれた事を感謝した。

 

夏美「別に大したことは言ってないんですの」

きな子「そんなことないっす。きな子思ったっすよ。夏美ちゃんすっごいなって。目標を持ってるってすごいっす」

 

きな子はそう言うが、夏美はそれを否定する。

 

夏美「だからないって言いましたの」

きな子「それは謙遜っす。目標を持ってなかったらCEOなんてやってないっす」

夏美「だから目標なんてないんですの。本当にないからこうしているんですの。マニーを稼ぐくらいしかないんですの」

きな子「でも……」

夏美「あとはひとりでできますので戻っててくださいですの」

きな子「……」

夏美「聞こえなかったんですの?」

きな子「分かったっす」

 

夏美に促され、その場を去るきな子。夏美は風呂に入りながら考えていた。

 

舞斗「本当はあったんじゃないか?」

夏美「っ」

 

突然舞斗の声をが聞こえて、湯船で体を隠す仕草をする夏美。

 

舞斗「安心しろ。壁に背を向けてるからそっちは見ていない」

夏美「そうでなくても、突然声を掛けられたらびっくりしますの……覗きかと思いましたの」

舞斗「ごめん、ごめん。夏美ちゃんさ、夢がないって言ってたけど……」

夏美「本当ですの……私はこれまでたくさんの夢を見てきて何も叶わないって分かったんですの」

舞斗「だから、夢がないって?」

夏美「そうですの。かのん先輩達やきな子さん達のような夢を見ていい人とは違うんですの」

舞斗「そうかな?俺にはかのんと夏美ちゃん一緒だと思うよ」

夏美「え?どういうことですの?」

 

そう言った舞斗の言葉にどういうことかを訪ねて話しだした。

 

舞斗「かのんもな小学校の頃、音楽の発表会でな歌えず発表会中に倒れた事があったんだ」

夏美「っ!」

 

それは夏美にとって驚くことだった。みんなの憧れLiellaの中心の存在のかのんにそんな過去があったのだから。

 

舞斗「それからかのんは人前で歌えなくなってな……」

夏美「でも今はそんな素振りがありませんの!?」

舞斗「そう……Liellaのみんながかのんを成長させたんだ。かのんだけじゃない、みんなそれぞれ過去に挫折をしたんだが、それでもLiellaは互いの支えあって今の形を作ったんだ」

夏美「……」

 

夏美にとって驚く話ばかりだった。Liellaが1年生の頃の活躍は映像でしか知らないからだ。

 

舞斗「夏美ちゃんもさ、夢がないならみんなと一緒に同じ夢追いかけてみないか?」

夏美「私は……」

舞斗「そうだ。風呂上り付き合ってくれない?」

夏美「?」

 

そして夏美が風呂が上がり、服を着て舞斗に連れてこられた場所は町の明かりがよく見える丘だった。

 

夏美「いい景色ですの……それで?ここに来た理由は?」

舞斗「俺の真似してみてくれないか?」

夏美「?なんで?」

舞斗「いいから、いいから……」

 

そう言ってある振り付けをする舞斗。それを見て真似する夏美。

 

舞斗「それじゃあ…これは……」

 

そう言ってまた違う振り付けをすると、夏美も同じ振り付けをする。してまた違う振り付けをすると夏美はバランスを崩しかける。しかし何とか持ち直した。

 

夏美「えへへ。貴方こんなに踊ろれるんですのね」

舞斗「伊達にかのん達のそばにいたわけじやないからな。それよりどうだった?」

夏美「え?」

舞斗「これをみんなで息を揃えて決める。気持ち良くないか?応援してくれるみんなの前でな」

 

舞斗がそう言うと丘に咲いてる花がライトアップで色づく。

 

夏美「わぁ…!」

舞斗「夏美ちゃんも見ていいだよ。こんな景色をLiellaみんなと夢を追いかけてみないか?」

 

そう言って夏美に手を差し伸べる。それでも夏美は戸惑っていると……

 

きな子「きな子もっ!」

夏美「っ!?」

 

夏美が振り返るときな子とメイと四季がいた。

 

きな子「夏美ちゃんと夢を追いかけたいっす!何もないなら、一緒に見つけたいっす!」

メイ「私も同じ気持ちだ。一緒にみつけようぜ」

四季「Me too」

夏美「皆さん……」

舞斗「これだけの仲間がいるんだ。きっと夏美の夢だって見つかるさ」

夏美「……っ」

 

そして夏美は舞斗の手を掴むのだった。

翌日かのんが目を覚めるとメッセージが来ていて、確認する。

 

かのん「?……っ。ふふっ」

 

かのんは見た写真には夏美を加えた1年生達が練習に励む姿と゛1年生が増えたぞ、近い内にかのん達を追い抜くかもな”そう言うメッセージが送られていた。それを見たかのんは気合いを入れ直して、今日の練習に向かうのだった。

 

 

 

 

 

《ED:追いかける夢の先で CVLiella!2期メンバー

 

 

 

 

 

舞斗

[Liellaに夏美が加わり、北海道で合宿を励む1年生達。

 

そこできな子ちゃんの地元では3つ首の竜にまつわる伝説が存在し、そのお祭りが行われ、

 

どうやらきな子ちゃんは祭りで舞を踊る、龍巫女として選ばれたようだ。

 

しかし、そこには3つ首の竜の長きに渡る計画が襲いかかる。

 

輝男と赤い大男と青い大男が盗んだ宝玉の封印を解かれし時、3つ首の竜が牙を向く。

 

次回……『祈りし巫女と竜の涙』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!




いかがでしょうか?

次回も北海道編のオリジナル会になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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