M421というまた新しい出身のウルトラマンの活躍が待ち遠しいです!
それでは第2話後編です。
どうぞ!
太平山では尚も調査は続いていた。
その中には、一郎とクラウディア、アズズもいた。
一郎「しかし……あれだけの生物の細胞片すらあまりないとは……」
クラウディア「あっても少数……」
アズズ「それだけ凄まじい光線なんだろうな」
そしてアズズの操作してるパソコンでは先日のエクシブの戦闘が映っていた。
クラウディア「アズズ、お前から見てどうだ」
アズズ「現時点ではなんとも……ただ」
クラウディア「ただ?」
アズズ「奴がエクシブである事は間違いないだろうな……」
一郎「勇者エクシブか……或斗博士が調べた伝説が本当になったな」
クラウディア「しかし……1万2千年前の伝説がなぜ今復活したのか……」
一郎「それにあの怪獣のことも……」
アズズ「現時点での細胞片を調べたが、明らかに遺伝子操作された生物なのは間違いない」
アズズがエクシブに倒されたギラルザウルスの細胞片を調べていた。
クラウディア「人工生物か……まさか、アンティカ王国の……」
アズズ「いくらなんでもアトランティス並の伝説の王国が存在するなんて……」
一郎「だが、その可能性も今では否定できない」
伝説の存在だったエクシブが現れたことで、アンティカ王国の存在も否定できなくなった。
アズズ「だがな……いくら高度な文明があっても、こんな生物を作り出すなんて」
一郎「俺達の予想を超えてるってことだろう……」
すると突然……周囲の地面が揺れ始めた。
クラウディア「じ、地震か!?」
アズズ「今度はなんだってんだ!?」
するとすぐ止む。
一郎「怪獣の影響か?」
アズズ「どうだか……」
そこでクラウディアは外である事に気づく。
クラウディア「あれは……」
アズズ「どうした?」
クラウディアは無言で指を指し釣られて一郎とアズズも見ると、まるで地面が移動しているかのように木々が揺れている。
アズズ「おいおい……まさか」
一郎「すぐに連絡する!」
そう言って一郎達が行動を開始する。
一方その頃、舞斗が入院してる病院で……
「キャーーーッ!!」
悲鳴が聞こえ、舞斗が目を覚まし、起き上がる。
舞斗「……なんだ……今の……」
恐る恐る病室を出ると、廊下は不自然に静かだった。
舞斗「静かすぎる……看護師の人の声も聞こえない」
そのまま廊下を歩いていると夜間担当の看護師や医師が倒れていた。
舞斗「ッ!……大丈夫ですか!」
舞斗は駆け寄り揺するが反応なかった。
舞斗「っ!」
まさかと思い、脈を調べて見ると正常だった。
舞斗「眠ってるだけ……?」
?「当然だ……余計な騒ぎは避けたかったからな……」
舞斗「っ!?」
舞斗が振り返ると黒い鎧を纏った男性が立っていた。
舞斗「誰だ……?」
?「貴様が次代のエクシブか……?」
舞斗「はぁ?」
ドルバ「我が名はドルバ……偉大なるアンティカ王国の王だ」
舞斗「それって……父さんの手帳にあった……」
舞斗は或斗の手帳にアンティカ王国の事が書かれている事を思いだした。
舞斗「そんな奴が何しに……」
ドルバ「我が尖兵ギラルザウルスを葬った……次代のエクシブを見に来ただけだ」
舞斗「尖兵って……あの怪獣はお前が!」
舞斗はドルバと向き合うと問いだした。
舞斗「何が目的だ!」
するとドルバは突然語りだした。
ドルバ「我がアンティカ王国は宇宙からとある物質により高度な科学技術を持つ超文明なった」
ドルバ「その科学力はアトランティスを凌ぐほどの……」
舞斗「物質?」
ドルバ「長年世界から隔離されたが、我が王になった時に我は世界を見た……そこで知った」
ドルバ「人類の野蛮さを……」
舞斗「お前だって人だろう!」
ドルバ「我らは宇宙からの物質によって既に人を超えた存在になった」
ドルバ「だからこそ……誰かが導かねばならんと……」
舞斗「それがお前……だと」
ドルバ「そして我は文明の科学力を使い、数々の怪獣や兵器を作り攻撃をした」
舞斗「強い力で支配するってか……そんな考えが許されるかよ!」
ドルバ「あの時も……M78星雲から来た戦士も同じ事を言った」
それは舞斗にとっては気になる事だった。
舞斗「M78星雲?……まさかエクシブの!」
ドルバ「そうだ……先代のエクシブの故郷だ……そして奴の力で我らの文明は滅びた」
ドルバ「だが我は復活した……そして再び世界を見た」
ドルバ「人類は何も変わらなかった……」
舞斗「それでまた支配するつもりか!」
ドルバ「もはや人類に価値はない……故に人類を殲滅する」
ドルバは人類に価値をなくし、殲滅をする事を結論づいたのだ。
舞斗は何か言おうとしたがドルバが先に言う。
ドルバ「その為にも最大の障害である……貴様をここで消す!」
そう言った瞬間、ドルバは持ってる杖を舞斗に向けると杖の先から光弾が放たれた。
舞斗「ッ!」
突然の事で舞斗は反応できず目をつぶった。すると突然横から誰かが来て、シールドを張って舞斗を守った。
ドルバ「っ!?」
舞斗「?……っ!」
舞斗が目を開けると目の前に長い輝く銀髪の少女がいた。
舞斗「君は?」
ドルバ「ユークリウッドっ!……聖なる巫女が!」
舞斗「ユークリウッド……?」
ユークリウッドと言われた少女は舞斗に顔を向けると一言。
ユークリウッド「隠れて……」
舞斗「え?」
ユークリウッド「早く」
ユークリウッドに言われた舞斗は隠れた。
ドルバ「貴様も邪魔をする気か」
ユークリウッド「貴方も懲りない人……」
ドルバ「同じ1万2千の月日をたったというのにな……」
舞斗(この子もエクシブと同じ……)
ドルバ「そんなにエクシブに会いたいのか?」
舞斗「?」
ユークリウッド「エクシブは世界の希望……私はそれを支えるだけ」
ドルバ「それは次代のエクシブも同じか?」
ユークリウッド「それはこれから見定める」
舞斗は2人のやり取りを見ていると、突如として地面が揺れ始める
舞斗「なんだ……?」
ドルバ「大地の獣が動いたか」
ユークリウッド「……」
ドルバ「また会おう……次代のエクシブ」
それだけ言ってドルバは姿が消えた。
舞斗「消えた……」
ユークリウッド「行こう……」
舞斗「はぁ?どこに?」
ユークリウッド「貴方はこの世界の救世主……」
舞斗「ちょっと待てて」
舞斗は一旦病室に戻ると服を着替えて、病院をユークリウッドと2人で出る。
舞斗「どこ行くんだよ」
ユークリウッド「歩くには遠い……」
舞斗「おい……そう言ったって……っ!」
そこで舞斗バイク1台が放置されている事が目に入る。
舞斗はそれに近づき、鍵がある事を確認した。
舞斗「挿しっぱなしかよ……2輪持ってて良かった」
舞斗はそう言って、エンジンを付ける。
舞斗「よし、かかった。……おい!乗れ!」
ユークリウッド「……?……コク」
ユークリウッドは無言で頷くと舞斗の後ろに座り、乗ったの確認した舞斗はバイクをユークリウッドのナビで走らせる。
一方その頃、太平山近くにいる一郎達は地震が強くなっている事に疑問を抱く。
アズズ「流石に地震が激しい過ぎる!震源地は!」
職員A「それが、震源地が段々地表に近づいてきてるんです!」
クラウディア「震源地が地表に?!」
一郎「まさか……!」
そして一郎が外を見ると、地面が盛り上がり、盛り上がった地面から巨大な生物が出てくる。
?「グオォォォォ!!」
出てきた生物は、全身が刺々しく、頭部に2本の角と両腕は鞭の様になっている怪獣だった。
クラウディア「また怪獣か!」
アズズ「あれはグドンか!」
一郎「グドン?」
アズズ「中生代・ジュラ紀に生息していたとされる怪獣だ!」
クラウディア「ということは……地球の怪獣」
アズズ「生きてる奴が居るとはな」
グドンは両腕の鞭を地面に叩きながら、近くに見える街に進行していった。
それを確認して、街には警報が鳴り響く。
かのん「はぁっはぁっ!」
乙葉「みんな急いで!」
それはホテルで泊まっていた、かのん達にも聞こえ、避難をした。
街に進行してるグドンに対して、自衛隊も出撃をした。
戦車隊指揮官「撃て!」
グドン「グオォォォォ!!」
戦車がグドンに砲撃をするが、グドンはビクともせず進行を続ける。
戦闘機パイロット「くらえ!」
グドン「グオォォォォ!!」
戦闘機パイロット「うあぁァァァ!?」
戦闘機も攻撃するが、グドンの両腕の鞭で撃墜せれていた。
そして戦車隊も鞭で吹き飛ばされ、足で踏まれ、防衛線が破れていった。
クラウディア「くっ!やはり戦力不足か!」
一郎「今の俺達に怪獣相手には無力か……」
アズズ「くそ!」
クラウディア達は何もできない無力さに打ちひしがれていた。
それは自衛隊にも言えることで、自分達の戦力が全く意味をなさい事に悔しさを募らせた。
その頃、舞斗とユークリウッドはバイクを走らせて、グドンの姿を目撃する。
舞斗「また怪獣……まさかあいつがっ!」
ユークリウッド「違う……地球に元々いた怪獣……」
舞斗「って!あいつ街に!」
そう言って舞斗はバイクを停めると、バイクから降りる。
舞斗「おい!エクシブランサー!来てくれ!」
エクシブランサーを呼ぶが何も起きない。
舞斗「なんで来ないんだ!今来ないと……みんなを守れないだろ!」
ユークリウッド「……」
舞斗の必死の様子をユークリウッドはただただ見守っていた。
舞斗「頼む!守りたい人達がいるんだ……だから!」
それを見た、ユークリウッドは舞斗に近づく。
ユークリウッド「エクシブランサーは…そのブレスレットになっている……」
舞斗「はぁ?ブレスレット?」
そう言って舞斗は左腕のブレスレットを見る。
舞斗「これか?」
ユークリウッド「そう……貴方の決意をブレスレットに込めれば来てくれる」
舞斗「決意……」
そして舞斗はみんなをかのん達を守りたい思いを込め、左腕を掲げると……
左腕のブレスレットが光、エクシブランサーに変わる。
舞斗はエクシブランサーを掴み、持ち手のボタンが付いてる部分を上げ、中心部から鍵穴の様な物が現れる。懐からエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開して、鍵穴に挿し込んで回す。そして、上げた持ち手を下げる。
すると円弧上に翼の様な形が展開され、クリスタルの剣先が現れる。
『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプ』
中央のクリスタルが点滅する中、舞斗は両腕を左右に開き、頭上に上げる構えを取りながら口上を挙げた。
舞斗「
頭上に挙げたエクシブランサーを両腕で掴む。
舞斗「エクシブ!」
そしてエクシブランサーを胸元まで下ろす。
舞斗「
そして持ち手についているボタンを押すと、舞斗の周囲に赤と青の光に包まれる。
グドン「グオォォォォ!!」
グドンが街に進行する最中、グドンの目の前に突然光輝く竜巻が立ち上げる。
そして竜巻が晴れると、中から……
エクシブ「ジュア!!」
ウルトラマンエクシブが再び姿を現した。
グドン「グオォォォォ!!」
エクシブ「シュア!」
突然現れたエクシブに対して、威嚇するグドンとそれと同時にエクシブも構える。
そしてグドンはエクシブに向かって来る。エクシブも駆け出し、その場飛びのキックを放つ。
エクシブ「ジュア!」
グドン「グオォォォォ!?」
グドン「グオォォォォ!!」
エクシブ「シュッ!……ジュア!」
キックを受けたグドンは一瞬怯んだが、すぐに体制を立て直し、両腕の鞭で攻撃をするが、エクシブはそれを避けてグドンに飛びかかる。
エクシブ「シュッ!ジュア!」
エクシブはグドンに膝蹴りを放ち、グドンの進行を食い止める。
それを街の人達が見守っていた。その中にはかのん達もいた。
かのん「私達を守ってる?」
千砂都「うんそう見える……」
楓夏「頑張って!巨人さん!」
楓夏が巨人に向けて声援を送る。
エクシブは尚もグドンに攻撃を続けるが、グドンはエクシブの腹に頭突きをし、距離が空いた時に鞭で攻撃をした。
エクシブ「グァ!」
グドン「グオォォォォ!!」
エクシブ「グゥォ……!」
そしてエクシブの首に右腕の鞭を巻き付かせ、首を絞める。
すかさずもう片方の腕でエクシブを攻撃する。
エクシブ「グォ!グゥッ!」
ピコンピコンピコン
エクシブのカラータイマーが赤くなって点滅を始めた。
凪沙「何か光ってる?」
ありさ「なんだろう……?」
それは内部の舞斗も再び、とてつもない疲労感が襲ってきた。
舞斗『またか……なんだ……これ……』
エクシブ「グゥ……ジェア!」
グドン「グオォォォォ!?」
エクシブは力を振り絞り、グドンの横腹に蹴りを放ち、グドンをひるませた隙にエクシブは首の鞭を掴み、両腕に力を込める。
エクシブ「……ジュアァァァ!」
グドン「グオォォォォ!?」
無理やり外した鞭を掴んだまま、ジャイアントスイングの要領でグドンを振ります。
そして、グドンを遠くに放り投げる。
エクシブ「シュッ!」
グドン「グオォォォォ……」
立ち上がったグドンはフラフラの状態だった。
更に右腕にエネルギーを溜めて、円盤ノコギリ状にしてグドンに投げた。
エクシブ「シュッ!シュア!!」
グドン「グオォォォォ……!?」
投げつけられた2連続で投げらた円盤ノコギリ状は、グドンの両腕の鞭を切り裂いた。
更にエクシブは両腕を腰部でクロスして、そのまま胸部でもクロスさせた後、両腕を水平に開く
両腕の間にスパークがほとばしっり、エネルギーを溜め、それから両腕をL字に組む。
エクシブ『エクセリオン光線!』
L字に組んだ右腕全体から放つ青白い莫大な光線が放たれ、光線を受けたグドンは後ろに倒れこみ、倒れた瞬間に大爆発を起こした。
かのん「やった!」
楓夏「すごぉい!!」
怪獣が倒された事で、人々から歓喜の声が上がる。
エクシブはその声を聞いて、後ろを振り返る。
そこから舞斗が見た光景はかのんや千砂都たちが無事な姿だった。
舞斗『良かった……』
そこで体力の限界が来たのか、エクシブの体は透け始めその場から消えた。
そしてエクシブが立っていた場所では、舞斗が膝立ちの状態で肩で息をしていた。
そこにユークリウッドがやってきた。
舞斗「はぁ…はぁ…君は……」
ユークリウッド「まずは及第点って……ところかな」
舞斗「知ってるのか……エクシブを……」
舞斗の質問にユークリウッドは頷いて肯定する。
ユークリウッド「貴方は……この世界の救世主」
舞斗「……俺が……?」
ユークリウッド「そして私はその巫女……」
舞斗「巫女……?」
ユークリウッド「…………」
舞斗「…………とりあえず……説明してもらいたい」
ユークリウッド「わかった……」
こうして舞斗とユークリウッドの出会いが起きたのだ。
そして同じ頃、クラウディア達も今後の事を話していた。
アズズ「今回も何とかなったな……」
クラウディア「あぁ……しかし、このままってわけにも行かない」
一郎「そうだな……今回の事で上の方も重い腰をあげただろう……」
クラウディア「それでは……」
一郎「あぁ……我々が動く時だな……」
一郎達もある計画の為に動き出したのだ。
そしてそれから月日が流れた。
その後は、怪獣の出現等は無く、世間は平和そのものだった。
その間も舞斗は自分の夢を叶える為に勉強や留学をしてる間に少しでも力を使えるように深夜にエクシブに変身して、練習を重ねていた。
家族とのいざこざも決着をつけて、今では離れて住んでるものの交流はしている。
ユークリウッドもあれから舞斗の住んでるアパートに居候している。
家族や幼馴染にどう説明しようか悩んでいる間に、ユークリウッドの能力でスムーズに済んだ……
舞斗「おい……洗脳とかしてないだろうな?」
ユークリウッド「大丈夫……生き別れた妹……という暗示をかけた……」
舞斗「そこは親戚でもいいだろう!」
そして父方の親戚で本郷優という事になった。
そして世界も変わり始めた。
まずは怪獣災害に備えての防衛隊の発足、自衛隊の遥かに超える攻撃手段を有し、最新鋭の機体等も保有している組織EGF(Earth Guardian Force)である。
司令官は里見一郎だった。Z-ONEが防衛隊に繰り上げされたのだった。
その際、舞斗もスカウトされたのだが、自分の夢があったので、入隊は断った。
そして一年の月日が流れた。
舞斗は高校を卒業して、大学に入学、かのんの家の喫茶店で働いていた。
その際ユーも一緒に働いている形だった。
舞斗「それじゃ、大学行ってくる」
ユー「ん。私はかのんの家に行く」
舞斗とユーは一応一緒に住んでいる形になっている。
そして舞斗は大学に向かって歩いてる最中、かのんの事を思い出す。
舞斗「そういや……かのんと千砂都も高校生か……」
かのんと千砂都も無事志望校には受かったのだが、かのんは希望した学科を合格することはできなかった。
舞斗「普通科か……制服似合ってる、は……流石にタブーだよな」
???「待ってクダさい~っ!!!」
???「怖い怖い怖い~っ!」
舞斗「ん?」
知ってる声が聞こえたので視線を向けると……
幼馴染のかのんがグレーと薄紫の二色が混在した髪色の少女に追いかけられてる光景だった。
《ED:始まりは君の空》
舞斗
[俺がウルトラマンになって一年がたった。
世界は変わり始め、怪獣に対する防衛隊が設立されるようになった。
そして、かのん達にも出会いと運命が始まろうとしていた。
更に宇宙からの脅威にエクシブの新たな力が目覚める。
次回……『まだ名もないキモチ』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!]
次回はいよいよラブライブスーパースター本編に行きます。
それではまた次回!
次回作の原作アニメは?
-
ラブライブ!ニジガク
-
ラブライブ!蓮ノ空
-
アサルトリリィ
-
リコリス・リコイル(本編終了後)