ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

60 / 118
今回は北海道編のオリジナル回になります。

今回の怪獣は設定を少し変えた。ウルトラマン80に出てくる怪獣です。

それではどうぞ!


第30話 祈りし巫女と竜の涙 ー前編

これは大昔のきな子が住む場所の話……大昔、この場所は3つの首の竜によって破壊の限りを尽くしていた。しかも、かなりの肉食性の大食漢で、牛や人間を平らげるほどだったようだ。

そんな中、突如現れた剣豪・錦田小十郎景竜によって、酒で酔い潰したすきに三本首を根元から纏めて切り裂くと、傷口から龍玉が零れ落ち、刎ねられた首は山奥へと逃げ去ったようだ。

その後、龍玉は建てられた神社に奉納され、夏の日に龍神祭りを行い、龍玉を祀る祭りが毎年行われるようになったという。

 

赤い男「その情報は確か?」

?「えぇ……100年立つ前に一度、綺麗磨くと」

青い男「くっくっ……ようやく暴れられるぜ!」

赤い男「あぁ……いよいよ復讐の時だ!」

 

2人の男が盛り上がる中、1人の男の表情は暗かった。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『祈りし巫女と竜の涙』

 

 

 

 

 

 

その話は、きな子の家で晩飯を食べてる1年生達も聞いた。

 

メイ「それが龍神祭りの始まりってことか?」

きな子「そうっす。きな子も龍玉は見たことはないっすけど」

夏美「その龍玉……売ればどれくらいのマニーが……」

四季「その龍玉……調べてみたい」

舞斗「君ら……欲望に忠実すぎ……でも首だけの龍が山奥へ逃げるって、そんなことできるのか?」

きな子の母「伝説のなっているからどこまで本当かはわかりませんけどね」

 

そこで舞斗はこの話の核心の話題を振る。

 

舞斗「それできな子ちゃんが祭りの中でやる。龍舞の巫女をやることに?」

きな子「そうなんっすよ」

メイ「スクールアイドルやってるからって、そんな話が来るなんてな」

 

そうなのだきな子は祭りで行われる。龍巫女をやることになったようなのだ。

その理由はきな子がスクールアイドル、しかも優勝候補のLiellaに入っているので大事な年の日にもってこいとのことだった。

 

きな子の母「何せ今年は龍玉を出す。大事な年ですからね」

夏美「今までなんで出さなかったんですの?」

きな子の母「私もそこまでは知らないんです。ただ100年を迎える前に一度出して綺麗にするみたいなんですよ」

四季「きな子ちゃん大丈夫?レッスンもあるのに……」

きな子「龍舞は子供の頃から見ていたので内容はわかるっす」

きな子の母「今日は試しに踊らせてみたんですけど、すごく完璧でした」

舞斗「日頃の練習の成果がちゃんと出てるんだな」

夏美「にゃは~~。祭りの様子を動画に取れば……かなりのマニーが……!」

メイ「お前はそれしかないのか?!」

 

そして夜が更けて朝になると、舞斗と1年達は、2年生達と連絡を取る。

 

夏美「という事ですので、これからよろしくですの」

かのん『うん!大歓迎だよ!』

可可『ハァ~~!嬉しいデス!これでLiellaが神ナインになりまシタ!』

 

夏美が加入した事を改めて報告する2年生達はすんなりと受け入れ……

 

すみれ『てか、オニナッツとの契約はどうなるの?』

 

とういうわけにも行かなかった。

 

可可『いつまで言ってるんデスか!入ってくれる事を喜んでやがれデス!』

すみれ『私はLiellaを心配して言ってるのよ!』

舞斗「まぁ、夏美が加入しから契約なくなるかな。ただ今後も配信活動は続けなきゃいけないが、収益が発生する配信は個人で行うってことでね」

夏美「せっかくの収益が減るのは残念ですが、1年生が今後の配信を手伝ってくれることになったですの」

メイ「そうなりますので……」

すみれ『それであんた達が納得してるならそれでいいわよ』

千砂都『じゃあ、それなりに練習してるの?』

四季「合宿中、撮影の為に一緒にやっていました」

千砂都『わかった。それじゃあ合宿中は一緒のメニューをこなしてくれる』

夏美「わかりましたの」

 

そして話題はきな子の事に変わった。

 

かのん『きな子ちゃんがお祭りで大事な役をやるなんてね』

きな子「はい……少し気恥ずかしいっすが」

恋『いいことだと思いますよ。夏美さんの配信で見てくださる方にLiellaの魅力が更に伝わると思います』

千砂都『きな子ちゃんは、祭りまでの間はそっちの練習に集中した方がいいね』

きな子「いえ、練習もしっかりこなすっすよ!」

かのん『無理は禁物だよ。当日にバテちゃダメだからね』

舞斗「そこは俺らが注意深くみてるよ」

恋『舞斗さん。お願いします』

かのん『私達は夏美ちゃんの配信から応援してるからね』

すみれ『しっかり撮りなさいよったら撮りなさよ!』

夏美「誰に言ってるんですの。任せるですの!」

 

きな子は2年生達にも励ませれて、更に練習に励むようになった。

それでもオーバーワークにならないように舞斗がしっかり見て、龍舞に支障にならないようにした。そして夏美は撮影の時に一緒にやってたこともあったおかげなのか、練習に付いてこれるレベルにはなっているが、ステップに関しては途中で躓いたりしていたがそれでも練習するに連れて徐々に上達して行っていった。

それから数日立ち……祭りが明日に迫った朝。

 

夏美「おはようですの~」

メイ「おう。遅い目覚めだな」

夏美「練習が休みの時くらいゆっくり寝たいですの~~」

きな子「おはようっす。夏美ちゃん朝食っす」

夏美「ありがとうですの~」

 

今日は練習が休みなのか、みんなのんびりモードとなっていた。

 

夏美「おや?舞斗さんと四季さんがいないですの」

きな子「2人なら資料館に行ったっす」

夏美「資料館?」

メイ「なんでも龍神祭りに出てくる龍について調べるんだと。それよりきな子いいのか?時間」

きな子「あ!そうっす行ってくるっす!」

 

そう言ってきな子も出かけて行った。

 

夏美「きな子さんはどちらに?」

メイ「龍舞の巫女の衣装合わせ」

夏美「ぬぁんと!それは撮影の……」

メイ「行かせる訳ねぇだろ」

 

そう言って飛び出そうとする夏美の服の裾を掴む

 

夏美「何するですの!」

メイ「てめぇはやることあんだろ!」

 

そう言ってメイは問題集を出す。どうやら夏休みの宿題のようだ。

 

夏美「うぐっ……」

メイ「私もやるんだから、お前もやれ!」

夏美「くっ!これも祭り当日のマニーのため~~!!」

 

そう言ってメイと夏美は宿題の残りをやり始めた。

その頃、資料館では舞斗と四季が資料を読み漁っていた。

 

四季「ん?これは……」

舞斗「あったか?」

四季「多分」

 

そう言って見せたのは龍神祭りに関する資料だった。

 

舞斗「特に変わった事は書いてないな……」

四季「でも、ここ見て」

舞斗「ん?……これは……!」

 

そこに書かれていたのは『首だけとなった龍は人の姿となり、山奥へと逃げ去った』と書かれていたのだった。

 

舞斗「首が人の形を……!?そんな事が……」

四季「私もありえないと思う……でも相手が怪獣ならそんな不思議な事が起きてもおかしく無いと思う」

舞斗「仮にそれが本当だとして……もし保管されてる龍玉が出されるタイミングで」

四季「狙われる可能性はあるかも……でもこんな話、誰も信じないと思う」

舞斗「だな……EGFでも流石にこの話をしても信じないと思うな」

 

怪獣の首が人間になったなど、誰も信じる話ではない。いくら相手が怪獣だからと言ってそんな事はありえない話だからだ。

 

舞斗「まぁ何事もないことを祈るしかないな」

四季「それ……フラグになりません?」

舞斗「……言うな」

 

そして一方きな子の方は……

 

友人A「わぁ―。きな子ちゃん、似合ってるよ!」

きな子「そ、そうっすか?」

 

きな子は龍舞で着る。巫女服に身を包んでいて、地元の友達と確認していた。

 

友人B「でもさ~きな子はスクールアイドルやるなんてビックリだよ」

きな子「えへへ……それはきな子もっすよ~」

友人C「動画とか見たよ。すごく良かったよ!私、ファンになったよ!」

きな子「嬉しいっす!」

メイ「おーい。きな子、いるか?」

きな子「メイちゃんっす。いるっすよ~」

 

扉を開けると、メイと四季と夏美が入ってくる。

 

メイ「おぉ……!」

四季「きな子……可愛い……」

夏美「ナッツ~~。カメラを持ってくれば良かったですの~~」

 

3人はきな子の姿を見ると思い思いの感想を言った。

 

きな子「えへへ……ありがとうっす!あれ?舞斗さんは?」

四季「屋台の手伝いに行ってるよ」

 

舞斗は現在、明日の祭りの準備が出来て無い屋台やトラブルを起こしている屋台等の手伝いをしていた。

 

友人A「そう言えば、北海道にも昔いたよね。スクールアイドル」

友人B「あ!私も聞いたことある」

きな子「そうなんっすか?」

友人A「うん。きな子ちゃんが始めてから調べてたんだ。確かラブライブの決勝まで行ったグループだって、確か……」

メイ「Saint Snow(セイント スノー)か?」

友人B「そうそう!姉妹グループなんだって」

四季「流石…メイ。詳しい……」

メイ「べっ、別にいいだろう……///」

夏美「北海道にもそこまで行ったスクールアイドルがいたんですのね」

友人B「ただ、優勝は出来なかったみたい」

きな子「やっぱり。厳しいんっすね……ラブライブは……」

友人A「でも私達、きな子ちゃん達なら優勝出来るって思ってるよ」

きな子「え?」

友人C「うん!私達、応援してるから!」

四季「ありがとう……」

きな子「頑張るっす!」

 

その後、衣装を着た状態で龍舞のリハーサルをやって、その日は終わった。

そして辺りは夜になった頃、祭りが行わる神社では……

 

輝男「いよいよ明日か……」

 

輝男が月を見ながら呟いていた。

 

輝男「本当はこんな事……したくない。人間として生きたかった……」

 

そんな月で出来た輝男の影は龍の首が写っていた。

 

青い男「くっくっ!いよいよ明日だな!」

赤い男「あぁ……長年の復讐を果たす時!復活した手始めに龍巫女を喰ってから、この町の連中を残さず喰ってる!」

 

そして夜は明けて、祭り当日を迎えた。




いかがでしょうか?

次回は怪獣との戦闘になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。