ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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オリジナル回、後編になります!

今回は怪獣との戦闘になります!

それではどうぞ!


第30話 祈りし巫女と竜の涙 ー後編

祭り当日になり、神社の周りは人で賑わっていた。

 

夏美「オニナッツ~!あなたの心のオニサプリ!鬼塚夏美ですの~!」

 

夏美は元気よく配信を勤しんでいた。

 

メイ「にしても、賑わってるな……」

舞斗「地元の人曰く、今日は龍玉を出すから学会の人とか来ているみたいだ」

四季「あそこにもいる」

 

そう言って四季が指を指すせば、多くの学者達が意見交換をしていた。

 

メイ「なんでまた……」

舞斗「普段見れない龍玉が出されるんだ……学会連中には一目見れるチャンスなんだろ」

?「その通りだ!」

舞斗・メイ・四季「っ!?」

 

突然声を掛けられ、振り向くとアズズがいた。

 

舞斗「駒込?なんでここに?」

アズズ「それはもちろん。龍玉の調査さ」

舞斗「龍玉の?」

四季「舞斗さん……この人は?」

 

メイと四季は初対面なので誰だかは分からないでいた。

 

舞斗「あぁ……お前らは知らなかったな。駒込アズズ。俺の親父の知り合いなんだ」

メイ「そうなんですか?」

アズズ「所で舞斗はなんでここに?この子ら確か……Liellaの新顔だろ?」

舞斗「よく知ってるな……実はその合宿できてるんだわ。メンバーに1人がここ出身でな」

アズズ「なるほどな……」

舞斗「ところでお前だけか?クラウディア達は?」

アズズ「まぁ特に怪獣案件じゃねぇしにあいつら必要ねぇだろ」

舞斗「……。メイ、四季。少しここ離れるがいいか?」

メイ「ん?別にいいですけど……」

四季「Me too」

舞斗「駒込ちょっといいか?」

アズズ「あ?」

 

そう言って舞斗はアズズを連れて人ごみから少し離れた位置に移動すると、昨日調べた内容をアズズに伝える。

 

アズズ「あ?それ本当か?」

舞斗「正直、俺も信じられないが、資料館にそういうのが残ってるのがな……」

アズズ「確かに気がかりだな……」

舞斗「どう見る?」

アズズ「私も来る時に調べてきたが、首が人の形になったのは初耳だ……」

 

アズズは来る際に龍玉にまつわる伝説を調べたみたいだが、どうやらその資料は出なかったようだ。

 

アズズ「しかし、地元の資料館に残ってるってことは、本当の様な感じがする」

舞斗「だが流石にこんな内容で動けるか?」

アズズ「100%無理だろうな……あいつらが信じても上が信じねぇだろうな」

舞斗「だよな……」

 

こんな話をした事でEGFを出撃など出来るはずも無かったのだ。

 

アズズ「まぁだが、一応いつでも連絡出来るようにしておく」

舞斗「頼むは……」

舞斗(いざとなれば……俺も変身すれば何とかなるか)

 

そう言って舞斗とアズズは祭り会場に戻っていった。

そして祭りはいよいよ龍舞の時間となった。

 

きな子「……ん」

 

きな子が意を決して出てくると、周りの人達は感嘆な声を上げる。

それの様子を夏美の配信をかのんの家の喫茶店から見ていた。2年生やユー達もその姿を見ていた。

 

可可「わぁ……きなきな綺麗デス!」

ユー「えぇ。そうね」

恋「このような服を今度の衣装にと言うのもいいですね」

千砂都「いいね!」

 

そしてきな子は龍舞を披露し始めた。

 

四季「綺麗……」

メイ「そうだな」

夏美「これはいい配信になりますの」

舞斗「……」

 

周りの人々が龍舞に夢中になっている中……

 

輝男「……」

神主「?どうした輝男?」

輝男「っ!なんでもないです!」

神主「?そうか」

輝男(僕に出来ない……きな子ちゃんをみんな襲うなんて……)

 

輝男は3つ首の龍に一体で、長い間、人間と共に暮らし人間の素晴らしさを知ってしまったのだ。

 

輝男「……っ!」

 

そして輝男は龍玉を持ち、このまま神事を終わらせようとした。

 

青い男「遅い!あやつ何をやっている!」

赤い男「人間との暮らしで情でも沸いたか」

青い男「どうする!このままでは我々の悲願が!」

赤い男「考えてある」

 

そう言って2人の男は行動し始めた。

そして輝男は運んだ龍玉を龍舞が行われてる中央に置き、磨き始めた。

 

舞斗「あれが龍玉か……」

アズズ「もう少し大きいと思っていた」

 

そして無事に磨き終わるかと思ったその時っ

 

赤い男「かっ!!」

 

突然、どこからか炎が出てパニックに陥いる。

 

夏美「なっなんですの!?」

メイ「あ!」

 

その時、炎と共に現れた赤い男がきな子を捕らえる。

 

きな子「きゃぁ!」

輝男「っ!きな子ちゃん!」

舞斗「野郎っ!」

 

舞斗が赤い男に向かって行くと、その前を青い男が現れる。

 

舞斗「このっ!」

青い男「むっ!……ふん!!」

舞斗「ぐっぁ!?」

 

舞斗は青い男をどけようとしたが、逆に掴まれ頭突きで吹き飛ばす。

 

メイ「舞斗さん!」

アズズ「大丈夫か?!」

舞斗「なんだあいつ!」

 

すると青い男は輝男を捕まえ、きな子を捕まえた赤い男と共に逃げていった。

 

舞斗「はっ!待て!」

 

舞斗はある程度回復したのか、追いかけ始めてそれにメイと四季と夏美とアズズも追いかける。

そして夏美はそのまま配信してるのか、見ているかのん達は慌てていた。

 

すみれ「ちょっ!どうなってるたらどうなってるの!?」

可可「分からないデス!?」

かのん「それよりきな子ちゃんが!?」

ユー「落ち着きなさい!私達が慌ててもしょうがないわ!」

 

きな子は連れらてる間に気を失っていたのか、目を覚ますとどこか見渡しのいい場所だった。

 

きな子(……ここは?)

赤い男「どういうつもりだ!我らの悲願を忘れたか!」

輝男「ぐっ!」

きな子「輝男君!」

 

目覚めてすぐに見たのは輝男が2人の男に転がされてる光景だった。

 

青い男「ほぉ~起きたか、女!」

輝男「やめろ!この子に手を出すな!」

赤い男「ならば分かってるはずだ」

輝男「……」

 

輝男は観念したのか、龍玉を2人の男の元に持っていく。

 

きな子「輝男君……!」

輝男「……ごめん。きな子ちゃん!」

 

そして輝男が龍玉を地面に置くと、置いた龍玉の上に2人の男の手が乗ると更にその上に輝男の手が重なると、突然、雷雲が発生する。

 

舞斗「なんだ?突然?」

メイ「それより早く!きな子を助けないと!」

 

再び舞斗達は駆け出す。そして2本の雷が3人に当たると爆発が起き、その中から3つ首の龍『三つ首怪獣 ファイヤードラコ』がその姿が現した。

 

 

ファイヤードラコ「キシャー―ゴォ――ン!」

 

夏美「か、怪獣ですの!?」

四季「あ!きな子ちゃん!」

きな子「みんな!」

 

そして逃げてるきな子と合流した舞斗達は急いでその場から逃げ出すが、その前にファイヤードラコの赤い首が火炎放射で攻撃する。

 

舞斗「危ない!」

 

舞斗達が伏せてる。

 

輝男『みんな!?』

きな子「輝男君!」

舞斗「何!」

四季「どいうこと?」

きな子「輝男君が龍になったんっす!?」

メイ「嘘だろ!?」

アズズ「そんなバカな!?」

 

ファイヤードラコは更に近づき始める。

 

夏美「こっちに来ますの!?」

舞斗「俺が引き付ける!みんな逃げるんだ!」

アズズ「おい!舞斗!」

 

そう言って舞斗はファイヤードラコに向かって駆け出して行く。きな子達は渋々といった様子で駆け出して行く。舞斗は誰もいない所で変身しようとしたが、その前に左首の青い首が舞斗に向かって頭突きをする。

 

舞斗「ぐあっ!?」

 

輝男『舞斗さん!』

 

そして何度か吹っ飛ばされて、転がされてる瞬間に、ブレスレットをエクシブランサーに変える。そして素早く立ち上がり、エクシブランサーの持ち手のボタンが付いてる部分を上げ、中心部から鍵穴の様な物が現れる。懐からエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開して、鍵穴に挿し込んで回す。そして、上げた持ち手を下げる。

すると円弧上に翼の様な形が展開され、クリスタルの剣先が現れる。

 

『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプ』

 

中央のクリスタルが点滅する中、舞斗は両腕を左右に開き、頭上に上げる構えを取りながら口上を挙げた。

 

舞斗「輝き(かがやき)掴め(つかめ)(ひかり)(あらし)

 

そしてそのまま立ち止まり、頭上に挙げたエクシブランサーを両腕で掴む。

 

舞斗「エクシブ

 

そしてエクシブランサーを胸元まで下ろす。

 

舞斗「招来(しょうらい)!!

 

舞斗が持ち手についているボタンを押すと、舞斗の周囲に赤と青の光に包まれエクシブに変身し、赤と青の光の嵐の中から飛び出していく

 

 

エクシブ「ジュアァ!!」

 

 

夏美「エクシブですの!撮影ですの!」

 

そう言って夏美はカメラを構え配信する。

 

ユー「あ。配信になったわ」

かのん「怪獣!?」

千砂都「エクシブもいる!」

 

画面越しで見た光景はちょうどエクシブとファイヤードラコの戦闘が始める瞬間だった。

 

 

ファイヤードラコ「グワアゴアアアアアアアァァァーーーッ!」

 

エクシブ「ジュアッ!」

 

 

エクシブが向かっていき、腹部にキックをするが、左腕の裏拳ですぐに転ばされて素早く立ち上がるが、またすぐ今度は投げ飛ばされる。しかしすぐに立ち上がる。

 

 

ファイヤードラコ「グワアゴアアアアアアアァァァーーーッ!」

 

 

ファイヤードラコは向かって来て左腕を振り下ろすが、エクシブはそれを側転で避けて、ファイヤードラコが振り向いた瞬間に掴みかかり、横っ腹にキックを浴びせるが、しかし再び投げ飛ばされる。しかしまたすぐに立ち上がり、中央の赤い首にパンチを当て、更に左首の青い首にも裏拳を放ち、赤い首に胴締めをする。しかし青い首が肩に噛み付く。

 

 

エクシブ「グゥっ!?」

 

 

エクシブは振り解こうとしたが力が強くそのまま首の力だけで投げ飛ばす。立ち上がるエクシブだが、今度は中央の赤い首から火炎光線を放つが、エクシブはバク転で避けるが、素早く2放射目を放たれエクシブに直撃する。

 

 

エクシブ「グアッ!?」

 

ファイヤードラコ「グワアゴアアアアアアアァァァーーーッ!」

 

 

倒れたエクシブにまるで苦しむ姿を楽しむかのように徐々に近づいてくる。エクシブは立ち上がり、お互いに押し合いになるが、先程のダメージが残ってるのか、すぐに吹き飛ばされる。

そして今度は青い首で頭突きをして、また吹き飛ばされる。追撃するよう赤い首から火炎放射が放たれるがエクシブはその場飛びのジャンプで空中で回転して避けて、一度距離を取る。

 

 

ファイヤードラコ「グワアゴアアアアアアアァァァーーーッ!」

 

エクシブ「ジュッ……!」

 

 

エクシブは構えを執りながらも、迂闊に手が出せない様子に気を良くしたかの様に、ファイヤードラコは徐々に距離を詰めて来る……と、その時。

 

 

ファイヤードラコ「キェッーーーー!?」

 

 

右側の白い首が中央の赤い首に噛み付いたのだった。

 

メイ「なんだ!?仲間割れか!?」

きな子「あの首……もしかして、輝男君っす!」

四季「自分の仲間を攻撃するなんて……」

きな子「輝男君は戦ってるんっす!必死に戦ってるんっす!!」

 

その瞬間、ファイヤードラコの動きが鈍くなり始める。

 

 

舞斗『今だ!』

 

エクシブ「ジュアッ!!」

 

 

絶好のチャンスを得たエクシブはその場に飛ぶとそのまま中央の赤い首にキックを放ち、ファイヤードラコは後方に倒れる。エクシブは再び飛び上がり、立ち上がったファイヤードラコに今度は赤い首と青い首を同時に飛び蹴りを浴びせ再び倒れる。

だが素早く立ち上がり、エクシブに向かって行くが、エクシブは避けて振向きざまに背中にキックを放ち、振り向いた瞬間にも腹部にキックを放ち掴みかかるが、ファイヤードラコが右腕を振り下ろして、エクシブを吹き飛ばす。

だがエクシブは素早く体制を立て直して、両腕を合わせて、シューティングショットを発射する。

 

 

エクシブ『シューティングショット!

 

ファイヤードラコ「グワアゴアアアアアアアァァァーーーッ!?」

 

 

身体から火花が散り大ダメージを与え、すかさず両腕を腰部でクロスして、そのまま胸部でもクロスさせた後、両腕を水平に開く

両腕の間にスパークがほとばしっり、エネルギーを溜め、それから両腕をL字に組む。

 

 

エクシブ『エクセリオン光線!

 

 

L字に組んだ右腕全体から放つ青白い莫大な光線が放たれ、青い首から赤い首の順に受けて、そのまま2本の首から火花が出しながら倒れて行き、炎に包まれる。

エクシブは炎に包まれたファイヤードラコに近づき、右腕で何かを掴む動作をして距離を置き、右腕で掴んでいるのを地面に下ろすとそこにいるのは龍玉を持っている輝男だった。

輝男は龍玉を地面に置くと、エクシブに一礼してそのまま山奥に向かって駆け出して行く。

その様子を見届けたエクシブは……

 

 

エクシブ「シュアッ!」

 

上空を見上げて、空高く飛んで行った。

その後、盗まれた龍玉は無事に神社に戻され、龍神祭りは終わった。

そして、きな子達1年生は北海道での合宿を終え、東京に戻る帰りのバスにて……

 

きな子「……」

メイ「まだ気にしてるのか?」

きな子「はいっす……」

 

きな子が落ち込んでいる理由はあの事件から輝男が姿を消したからだ。

 

舞斗「あいつは人と暮らしている内に人の素晴らしさに気づいたんだ。だから最後は仲間に立ち向かったんだ」

四季「でも…本当人間が龍になるんてね……」

夏美「おかげで、エクシブと怪獣に戦闘配信で、マニーが稼げましたの!」

メイ「お前らは気楽だな」

 

みんながきな子を励ますが、きな子は今だに落ち込んでいた。

 

きな子「最後にもう一度会いたかったっす……」

舞斗「……ん?あいつも同じ気持ちらしいぞ」

きな子「え?」

舞斗「ほら」

 

舞斗が外を指、指すとその先には……

 

きな子「輝男君!」

 

輝男がきな子に手を振っていた。きな子は窓を開ける。

 

きな子「きな子!これからも!頑張るっす!!」

 

そう叫び、きな子も手を振り返す。そしてお互い見えなくなるまで手を振り続けた。

輝男が見えなくなると、きな子は席に座り直し先程とは違う表情をしていた。それを見た1年生達も考える事は同じ、そういう表情をしていた。

 

 

 

 

 

《ED:追いかける夢の先で CVきな子・夏美

 

 

 

 

 

舞斗

[北海道での合宿を終えた1年生達と合流したLiellaは文化祭に向けての練習を開始した。

 

他の生徒達も文化祭の準備に勤しんでいた。

 

そんな中、雷光を纏う狼の様な怪獣が深夜の町に出現して暴れ始める。

 

その怪獣の攻撃に苦戦を強いられるエクシブとEGF。

 

果たしてこの怪獣の正体は?

 

次回……『雷狼の咆哮』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!




いかがでしょうか?

今回はウルトラマン80に出てきたファイヤードラコを登場させました。実は候補には同じ3つ首で北海道に出てきたデスギドラを候補にありましたが、きな子の幼馴染をオリジナルで出したかったので、今回はファイヤードラコにしました。

次回は結ヶ丘の文化祭でのオリジナル回になります。文化祭はライブシーンしかなかったのが寂しかった印象があったので、オリジナルで書こうと思いました。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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